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留学エージェントおすすめ比較26社|解約規定・為替・倒産リスクまで全部読んで採点【2026年9月】

留学エージェントのおすすめを選ぶ前に。26社を100点満点で採点し、解約料が0円になる期間、為替レートの上乗せ、資本金・認証、倒産したときの扱いまで、全社の規約を実際に読んで比較しました。相談窓口に届いた事例と契約した人の投稿も掲載。2026年9月時点。

留学エージェントおすすめ比較26社|解約規定・為替・倒産リスクまで全部読んで採点【2026年9月】

この記事に、広告・紹介料・アフィリエイトは入っていません

ナビセブはセブ島の情報メディアで、留学エージェントではありません。この記事に掲載している会社から、掲載料・紹介料・アフィリエイト報酬を一切受け取っていません。本文中のリンクはすべて通常のリンクです。

だからこの記事は、エージェントには書けないことだけを書いています。

  • 自社の解約規定を、他社と同じ表に並べること。「うちは出発29日前から15%、A社は無料です」とは書けません
  • 為替レートの上乗せ率を、全社横断で比べること。26社中24社が率を公開していない理由を、当事者は説明できません
  • 「そのケースなら、うちを通さず学校に直接申し込んだほうが安い」と書くこと。自社の売上がゼロになります
  • 自分が載っているランキングが、どうやって作られているかを説明すること。報酬が設定されているから載っている、とは書けません
  • 「エージェントが倒産しても、あなたのお金は戻ってきません」と実例つきで書くこと。契約前の相手に言える会社はありません

この5つは、送客で収益を得ている会社が書いた瞬間に自分の首を絞めます。だから書かれない。そして26社を実際に調べた結果、この5つこそ、留学費用を払うと決める前にいちばん知っておくべきことでした。

公平のために書いておくと、例外はあります。留学タイムズは「自社もエージェントである」ことをランキング記事で開示していますし、アルクは評価基準を別ページで全公開しています。それでも、26社の契約条件を横に並べた記事は、調べた限り1本もありませんでした。

この記事は、業界にとって気持ちのいい内容ではありません。それでも出すのは、サービスを受ける半年前にまとまったお金を前払いする側が、判断材料をほとんど持っていないからです。

掲載情報は2026年9月23日時点で、各社の公式サイト・利用規約・約款・特定商取引法に基づく表記・国税庁法人番号公表サイト等から実際に取得したものです。確認できなかった項目は「未確認」と明記しています。「確認できなかった」は「存在しない」という意味ではありません。記事中の写真はイメージで、本文に出てくる会社・学校とは関係ありません。

「留学エージェント おすすめ」の上位記事は、どれも同じ6社を推しています

「エージェントが書けないことがある」というのは、印象論ではありません。「留学エージェント おすすめ」で上位に出てくる記事を8本、見出しから比較表の列まで全部分解しました。結果がこれです。

社名8本中の登場率
スマ留8本(100%)
夢カナ留学8本(100%)
StudyIn8本(100%)
スクールウィズ7本
タビケン留学7本
ラストリゾート7本
留学ジャーナル・ISA・ICC などの老舗/有料系4本以下

タイトルの数字は「9選」「12選」「18選」「22選」「25選」「27選」とバラバラなのに、中身の上位は同じ顔ぶれです。創業50年を超える会社が4本以下しか出てこない一方で、設立10年前後の会社が全記事に載っています。

そして、この6社にはいずれもアフィリエイト報酬が設定されています。確認できたものだけ挙げると、スクールウィズ5,000円、夢カナ留学8,250円(税込)。スマ留はA8.netの導入事例企業として、担当者がこう話しています。

「最初に復活したのがアフィリエイト広告でした。弊社では最も費用対効果が高いチャネルだったので」
「アフィリエイト広告でどれくらいの獲得ができそうかを元に、他のチャネル構成を組み立てていく」

企業としてはまっとうな判断で、批判すべきことではありません。ただ、読み手が知っておくべき事実ではあります。「人気ランキング」は、実のところ、報酬が設定された会社のリストになりやすい。

→ 「比較サイト」の一部を競合エージェント自身が運営している件は、こちらで詳しく

結論:留学エージェント26社を100点満点で採点した結果

先に結論を置きます。26社を調べて出た答えは、3つだけです。

留学エージェントの選び方は、3つしかありません

①セブ島に行くなら、学校に直接申し込む。手数料も為替の上乗せもゼロで、学校にとってあなたが「自分の顧客」になります。日本にオフィスがある日系校(QQ English・MeRISE・Brighture・3D ACADEMY・First English・Howdy)は、申し込みも留学中の相談も日本語で完結します。→ 第2部:セブ島・フィリピン留学

②エージェントを使うなら、手数料を払っても条件が全部読める会社。1位の留学ジャーナル(申込金3万円/長期はプログラム費8.8万円)と2位のウィッシュインターナショナルは有料です。そのぶん、約款・信託保全・為替の上乗せ率まで公開しています。

③無料だが、条件が読めない会社は避ける。「無料」の学費には、学校がエージェントに払う紹介料と為替の上乗せが入っています。規約が非公開の会社が26社中4社、無料で解約できる期間がない会社が9社。「無料で評価の低い会社」より「有料で条件が読める会社」のほうが、結果として安く済むことがあります。

採点の中身も、なぜこの順位が他の比較記事とまったく違うのかも、採点表の下で全部説明します。採点しているのは次の5つで、合計100点です。

採点項目配点見ているもの
A 契約条件の開示30規約を公開しているか/何日前まで無料で解約できるか/解約料を書いているか/為替の上乗せ率を出しているか
B 第三者の裏づけ20J-CROSS認証/JAOS加盟/旅行業登録/国際的な認定
C 会社の中身20資本金/従業員数/事業年数/登記とサイト表記が一致しているか
D サポートの中身20現地拠点/24時間対応/渡航前の英語学習/対面拠点/相談チャネル
E 選択肢の広さ10取扱校数/対応国数

→ 19項目すべての配点はこちら

#社名手数料点数評価ひとことで言うと
1留学ジャーナル有料(申込金3万円/長期8.8万円)96★★★★★約款も信託保全も公開。判断の基準にできる
2ウィッシュインターナショナル有料(渡航手続代行料。金額は非掲載)93★★★★★為替の上乗せ率を公開している唯一の会社
3留学ワールドDEOW無料(一部の大学・専門学校を除く)83★★★★☆認証の数はトップ。ただし渡航後の控除35%
4ISS留学ライフ有料(手続き料金7万円)80★★★★☆12週以下なら31日前まで取消料0円
5フィリピン留学センター無料75★★★★☆認証はDEOWと同じ。ただし約款が自社サイトに無い
6成功する留学有料(金額は公式サイトに非掲載)73★★★★☆サポート料金が公式サイトに金額として無い
7ワールドアベニュー無料(24時間サポートは有料オプション)71★★★★☆条件書は公開。解約規定は消費者団体と裁判で争った末に改定
8スマ留無料(旅行業務取扱料金は別途)68★★★☆☆クーリングオフを唯一明記。選べる学校は少ない
9留学情報館語学・ワーホリは0円(大学進学等は有料)67★★★☆☆解約料が時期で変わらず、分かりやすい
10StudyIn無料(一部の学校・期間で発生)57★★★☆☆学校の倒産を規定した唯一の会社
11セブ島留学マスター無料54★★☆☆☆フィリピン系で唯一の旅行業登録
12スクールウィズ無料52★★☆☆☆掲載校数は最多級。無料解約期間が無い
12留学タイムズ基本無料(2週間以内は2万円など)52★★☆☆☆45ヵ国5,000校。申込金5万円は戻らない
14タビケン留学無料(有料オプションあり)51★★☆☆☆最低価格保証の条件を全文公開。無料期間は6日
15CEBU21無料50★★☆☆☆返金保障の除外条件が8つある
16ネイティブキャンプ留学無料49★★☆☆☆英会話6ヶ月無料。規約の記載は薄い
17海外留学EF直営校(登録料4万円+入学金4万円)45★★☆☆☆直営校は世界最大級。無料解約期間はなく、初日から8万円
18ウインテック留学センター申込金あり(金額は非公開)43★★☆☆☆条件書はあるが、解約料は「申込金+実費」とだけ
19セブ島留学センター無料42★★☆☆☆無料解約期間なし。返金はバウチャー
20ラストリゾート無料39★☆☆☆☆旅行業登録があるのに約款が非公開
21CEBRIDGE無料(特商法に0円と明記)38★☆☆☆☆フィリピン単体なら解約料1.1万円で最軽量
22beo有料(登録料2万円/プレミアム44万円)36★☆☆☆☆英国進学の専門。約款は「原則、返金請求できない」
22iae留学ネット原則無料36★☆☆☆☆解約料55,000円はFAQにだけ。数字の食い違いが多い
24夢カナ留学非公開(カウンセリングは無料)35★☆☆☆☆規約が無い。契約した人の投稿では8日以内でも違約金10万円
25ぼくらの留学有料(28.8万〜103.2万円)29★☆☆☆☆無料型ではなく28.8万〜103.2万円の有料型
26ClassLive留学無料26★☆☆☆☆韓国サイトには規定があるが、フィリピンサイトには無い

この点数は「サービスの良し悪し」ではありません。「契約前に、自分で条件を確認できるか」だけを測っています。

1位・2位はどちらも手数料を取る会社です。「無料」と書いている会社のなかで上位に入ったのはDEOW(3位)とフィリピン留学センター(5位)ですが、両社とも渡航後にやめた場合は返金額の35%が引かれます。手数料の列は「エージェントに払うサポート料」で、学費に乗る紹介料や為替の上乗せは含みません。

点数が低い会社=悪い会社、ではありません。たとえば世界最大級の語学学校を直営するEFは45点ですが、これは無料で解約できる期間がなく、申し込んだ初日から登録料と入学金の8万円が戻らない契約だからで、授業の質とは別の話です。英国進学専門のbeoが36点なのも、語学留学向けの物差しで測っているからです。この表は、順位で1社を選ぶためのものではありません。候補を3社に絞ったあと、それぞれに何を聞けばいいかを知るために使ってください。

→ 解約したらいくら取られるかの26社比較 / A〜Eの内訳と、どこで差がついたか / 上位10社の詳細 / 目的別にどこを選ぶか


ここから先は、なぜこの順位になったのかの話です。

留学エージェントの比較記事を何本か読んだあとで、たぶんこう思ったはずです。

「どれも同じことしか書いていない」

その感覚は正しくて、理由もはっきりしています。

「比較サイト」の一部は、競合エージェント自身が運営しています

これも確認できた事実だけを挙げます。

  • 成功する留学(GIO CLUB株式会社)は、自社ドメイン内で「留学エージェント比較 おすすめ人気ランキング」を運営しています。自社を含む10社をランキングし、記事冒頭の比較表で自社が先頭に置かれています。同ページには「中立的な立場で情報を発信するため」と書かれている一方、本文には執筆者が自社所属のカウンセラーである旨も書かれています。
  • 留学タイムズを運営する株式会社国際教育交流センターは、自社ドメイン ieec.co.jp で競合であるISS留学ライフのレビュー記事を運営しています。比較表では他社が「A社」「B社」と匿名化され、「ISS留学ライフの無料相談はこちら」というボタンのリンク先はISS公式サイトではなく第三者のリード獲得フォームでした。そのページ上に、運営者が競合エージェントである旨の開示は確認できませんでした。
  • DEOWは「フィリピン留学センター」「大学留学留学センター」「フランス留学センター」など、国別に独立したドメインのサイトを複数運営しています。CEBRIDGEも「オーストラリア留学ネット」「ECヴィレッジ」「留学mate」「マルタ留学メイト」を自社運営と明記しています。
  • 夢カナ留学は自社ドメインで競合他社の「やばい?」系の記事を出稿しています。

つまり、読者が「複数の独立した比較サイト」だと思って読んでいるものの一部は、同一の事業者か、競合エージェント自身が書いています。

冒頭で触れた「例外」を、もう少し具体的に。

留学タイムズはランキング記事にこう書いています。「留学タイムズも留学エージェントの一社です。自社は比較対象に含めず、提携各社への相談のお取次ぎで紹介料を受け取る場合があります」「掲載順は、利用者数や満足度に基づく人気順位ではありません」。自社もエージェントの一社であることと、掲載順が人気順ではないことの両方を書いているのは、調べた範囲でここだけでした。

アルクは評価基準を別ページで全公開しています。調査期間(2025年5月)、4段階の調査手順、各項目1〜5点の定義まで出ており、記事制作ポリシーのページも持っています。この記事の採点表は、ここを参考にしています。ただしアルクも、その記事で自社がどう収益を得ているかまでは書いていません。

そして、誰も比較していないことが6つありました

分解した8本のうち、次のことを各社横断で比較していた記事は1本もありませんでした。

調べたこと8本中
解約したらいくら取られるかを、各社横断で比較0本
為替レートの上乗せを、各社横断で比較0本
J-CROSS認証・JAOS加盟の◯×一覧0本
資本金・企業規模・倒産リスクの比較0本
エージェントを使わない場合の実務手順0本
その記事がどうやって収益を得ているかの説明0本

「契約書は必ず確認しましょう」と書いている記事は5本ありました。でも、各社の契約書を実際に読んで並べた記事は0本です。

「契約書は必ず確認しましょう」で終わっている記事と、26社の契約書を実際に読んで並べた記事は、読み手にとってまったく価値が違います。この記事の中身は、ここから先です。

この記事の評価方法(100点満点・配点を全部公開します)

「⭐4.7」のような、どこから来たのか分からない数字は使いません。誰が採点しても同じ点になる項目だけで100点満点にしています。配点は全部載せるので、気になる会社は自分で検算できます。

大項目配点採点の中身
A. 契約条件の開示 30点 ← 誰も比べていないので、いちばん重くしました
A-1 規約の公開10Webページまたはテキストが読めるPDFで公開 10/画像PDFのみ、または特定商取引法の表記や運営元サイトに一部だけ 5/非公開(よくある質問の一文だけ、を含む) 0
A-2 無料で解約できる期間88日以上 8/6〜7日 5/なし 0
A-3 解約料の明記7時期別の料率を表で公開 7/一部のみ 4/不明 0
A-4 為替レートの開示5上乗せ率を数値で公開 5/基準レート名のみ 3/記載なし 0
B. 第三者による裏づけ 20点 ← 自社調べではない項目だけ
B-1 J-CROSS認証8認証あり 8/なし 0
B-2 JAOS加盟5正会員 5/アソシエイト等 3/なし 0
B-3 旅行業登録5第1種(観光庁長官登録)5/第2・3種(知事登録)3/記載なし 0
B-4 国際的な認定2ICEF/IALC/Quality English 等が1つ以上 2/なし 0
C. 会社の中身 20点 ← 倒産しにくさの目安
C-1 資本金71億円以上 7/1,000万〜1億円 5/公開のみ 3/非公開 0
C-2 従業員数の公開5公式サイトに人数記載 5/公的データのみ 3/不明 0
C-3 事業年数520年以上 5/10〜20年 3/10年未満 1/不明 0
C-4 登記とサイト表記の一致3一致 3/不一致 0
D. サポートの中身 20点
D-1 現地サポート拠点6直営あり 6/提携のみ・都市非公開 3/なし 0
D-2 24時間の緊急対応5無料で提供 5/有料・条件付き 3/なし・未確認 0
D-3 渡航前の英語学習4無料提供 4/有料 2/なし 0
D-4 国内の対面拠点33拠点以上 3/1〜2拠点 2/オンラインのみ 1
D-5 相談チャネル2対面+オンライン+LINE 2/2種 1/1種 0
E. 選択肢の広さ 10点
E-1 取扱校数61,000校以上 6/100〜1,000校 4/100校未満 2/非公開 0
E-2 対応国数410ヵ国以上 4/5〜9ヵ国 3/1〜4ヵ国 1

採点しなかった3つのこと

  • 利用者満足度:各社が出している「満足度95.7%」「98.4%が就職」などの数字は、確認した範囲ですべて自社調べでした。比較に使える数字ではないので採点から外しています。
  • Googleのクチコミ:26社すべて取得できませんでした。取れていないものを「なかったこと」にはしません。口コミサイト「みん評」の評価と、契約した人の投稿は別の記事にまとめました。点数には入れていません。
  • カウンセラーの質:公平に測る手段がありません。

なぜ「情報開示」を軸にしたのか。

留学は、サービスを受ける半年〜1年前に、まとまったお金を前払いする買い物です。セブ島に3か月なら50万円前後、アメリカやカナダに1年なら200万円前後です。そして相手は、国の許認可を必要としない業種です。手元にある判断材料は、契約前に公開されている情報しかありません。「対応が親切だった」「カウンセラーが留学経験者だった」は、お金を払ったあとでしか分かりません。だからこの記事は、払う前に確認できることだけで採点しています。

【本題1】解約したらいくら取られるか、26社を全部調べました

セブ市の住宅地と中心部
セブ市の住宅地と中心部。解約規定を読むときは、授業料だけでなく、滞在費や送迎費が返ってくるかも確かめてください。

留学エージェント選びで、いちばん金額が動くのはここです。それなのに、どの比較記事にも載っていません。

各社の「利用規約」「約款」「旅行条件書」「特定商取引法に基づく表記」を実際に探して、条文を読みました。サイト内をひと通り探しても見つからなかった場合は、その事実をそのまま書いています。

先に、分かったことを3つ

分かったこと社数
そもそも利用規約・約款・条件書を公開していない4社
無料で解約できる期間が「ない」9社
無料期間が「8日」ではなく「6日」1社

規約そのものを公開していない会社が4社あります

夢カナ留学(株式会社Jstyle)

利用規約・約款・特定商取引法に基づく表記が、サイト上のどこにもありませんでした。フッターには「利用規約・プライバシーポリシー」というリンクがありますが、開いてみると中身は個人情報の取り扱いについての方針だけで、「キャンセル」「解約」「返金」「申込金」という言葉が本文に1つも出てきません。よくある質問のページにも記載はありませんでした。

したがって、申込金がいくらか、何日前まで無料で解約できるのか、途中でやめたらいくら返るのかは、契約前に公開情報から知ることができません。

ただ、契約した人が書き残したものはあります。Yahoo!知恵袋に2022年2月13日、合計70万円のプラン(渡航前のオンライン英会話6ヶ月+マンツーマン3ヶ月、ビザ申請、現地トラブル対応、帰国後の就活支援)を契約した人の投稿があり、そこにはこう書かれています。

「8日以内の解約であると、10万円のキャンセル料がかかる」
— 契約書の規定として質問者が引用。まだ支払前で「なんのサービスも受けていない状態」だが払う必要があるか、という相談

みん評にも2026年5月19日付で「プランのカスタマイズができると聞いたので交渉前提で話を聞きました」が実際は3パターンだけで、「10万円の違約金でサヨナラ」という投稿があります(★1)。時期の違う2人が同じ10万円という数字を書いています。公開されていないだけで、8日以内でも10万円を取る規定が契約書にはある、と読むのが自然です。他社が「8日以内なら無料」で横並びのなかで、これは大きな違いです。

ラストリゾート(株式会社ラストリゾート)

こちらは少し性質が違います。同社は観光庁長官登録旅行業第2133号を持ち、日本旅行業協会(JATA)にも加盟しています。それなのに、旅行業約款・旅行条件書・利用規約のいずれもサイト上にありませんでした。サイト内のページを一覧で洗い出して確認しましたが、該当するページは1つも見つかりません。

唯一の記載は、よくある質問にあるこの一文だけです。

「通常申込後8日以降出発の30日前までの申し出で2万円のキャンセル料が発生します。」

つまり、30日前を切ってから解約した場合いくらかかるのか、出発後はどうなるのかは、公開情報からは分かりません。

iae留学ネット(iaeグローバルジャパン株式会社)

規約・約款のページはなく、よくある質問にこの一行があるだけです。

「iae留学ネットを通してご手配した留学を取り消される場合は、弊社に対するキャンセル料 55,000 円(税込)が発生いたします。」

無料期間の記載はありません。申し込んだ翌日に取りやめても55,000円なのかは、この文からは読み取れません。同社は「留学業界初!全額返金保証付き留学」を掲げていますが、こちらは適用条件が6つあります。「12週間以上の一般英語コース」「出席率95%以上」「宿題をすべて期限内に」「週ごとの復習をすべて」「すべての試験を時間内に」「追加サポートをすべて活用」。ひとつでも欠けると対象外です。

ClassLive留学(フィリピン)

同じ会社の韓国留学サイトには申込規定のページがあり、申込金13,200円、費用を受け取ってから1週間以内なら手配費用を返金、と書いてあります。ところがフィリピン留学のサイトには、手続きページに「申込金30,000円」とあるだけで、取消料の規定が見当たりません。同じ運営会社で、国によって開示の度合いが違います。

無料で解約できる期間が「ない」会社が9社あります

14社は「申込から8日以内なら無料」という契約上のルールを設けています。ただし次の9社は違います。契約した瞬間から、お金が確定します。

社名内容
セブ島留学センター申込金20,000円が契約と同時に発生。30日前までに解約しても20,000円。ただし返金は現金ではなく「2万円分バウチャー」で、再予約した場合のみ実質無料になる
CEBRIDGEフィリピン留学のみの場合、規約に「解除日にかかわらずデポジットの金額」と明記。つまり契約した時点で11,000円が確定する
スクールウィズ契約成立日から15,000円。8日間の猶予に相当する条項は規約内に見当たらない
海外留学EF出発61日前より前に取り消しても「登録料40,000円+入学金40,000円+書類郵送料+デポジット」は戻らない。初日から8万円超で、9社のなかでいちばん重い
beo約款に「原則として、お客様のご都合により契約を取り消し、返金をご請求いただくことはできません」。登録料20,000円
ウインテック留学センター取消料は「申込金およびその他の諸費用(実費)」。無料期間の規定はなく、申込金の額も「別途料金表」で条件書には書かれていない
留学タイムズ申込金は受入機関1つにつき一律5万円で、ほとんどの解約局面で返らない。8日間の無料期間の規定はない
iae留学ネットキャンセル料55,000円。時期による区分も無料期間の記載もない
ぼくらの留学「30日以内にキャンセルを申し出た場合、80%の返金」。つまり初日でも20%(28.8万円のプランなら約5.8万円)は戻らない。31日を過ぎると返金なし

そしてタビケン留学は、無料期間が「申込から6日以内」です。他社が8日のなかで、ここだけ2日短くなっています。残る2社(夢カナ留学・ClassLive留学)は規約が非公開なので、無料期間があるのかどうか自体が分かりません。

渡航してから辞めた場合、返金額から20〜35%が引かれます

これは見落とされがちですが、取られる金額がいちばん大きくなりうるところです。体調を崩した、家庭の事情ができた、学校が合わなかった——理由が何であれ、学校から返金があったとしても、その一部がエージェントの手数料として引かれます。

社名渡航後にやめた場合、受入機関からの返金額に対する控除
留学ワールドDEOW/フィリピン留学センター35%
成功する留学30%(返金自体が例外事由に限られる)
セブ島留学マスター30%(同上)
スクールウィズ20%(返金額5万円未満は別途5,000円)
CEBU21一律30,000円
海外留学EF米国以外:8週間前までに申請すれば「退学日後の授業料と残りの学生サービス料の50%」を返金。期限を過ぎると返金なし

多くの会社は、そもそも渡航後の返金について「権利を放棄したものとみなし返金しない」と書いています。返金の道が用意されているだけ、上の各社はまだ良心的です。ワールドアベニューは出発7日前以降の取り消しで返金0%と条件書に書いてありますが、渡航後については条文がありません。

「無料で解約できる期間」は、会社によってここまで違う 横軸は時間の流れを表した模式図です(間隔は実際の日数に比例していません) 契約日 6〜8日 出発30日前 出発日 渡航後 無料期間がない 9社 契約した時点で 11,000〜80,000円超が確定 6日 1社(タビケン留学) ここまでなら無料 8日 14社(最も多い) ここまでなら無料 出発31日前まで ISS留学ライフ(12週以下) ここまでなら無料 渡航後 返金額の 20〜35%を控除 ※ 残り2社(夢カナ留学・ClassLive留学)は規約そのものが非公開のため、無料期間があるかどうかも分かりません
図:解約料が無料になる期間の比較(2026年9月22日時点・各社の利用規約および約款より作成)。「8日以内なら無料」は法律で決まった権利ではなく、各社が自主的に設けた契約上のルールです。

「手数料0円」でも、解約時には別のお金が出てきます

ここがいちばん分かりにくいところです。具体例を挙げます。

留学情報館は語学留学・ワーホリの手数料0円を掲げていますが、規約にはこう書かれています。

「運営費とは、お申込先のマーケティング費用になり、留学情報館へ支払われる紹介料になります」

入金後に解約した場合、33,000円に加えてこの「運営費」が差し引かれて返金されます。つまり「無料」の元手になっている紹介料を、解約のときは利用者が払うことになるわけです。これを規約に書いている点はむしろ誠実で、他社は同じ仕組みでもここまで説明していません。

留学タイムズは「手数料0円」ですが、申込金が1つの受入機関につき一律5万円で、ほとんどの解約局面で返ってきません。事実上、最低5万円が解約コストになります。

CEBRIDGEは特定商取引法の表記に「留学手配のサポート料は無料です(0円)」と明記していますが、2カ国留学や学生ビザの案件では、入学29日前以降の解約でデポジット+請求金額の40%がかかります。フィリピン留学単体なら上限11,000円で、これは調べた26社のなかでいちばん軽い設定です。同じ会社でも、商品によって条件が大きく違います。

クーリングオフは、留学契約には基本的に適用されません

ここは誤解が多い部分なので、公的機関の記載をそのまま引用します。

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)は、留学あっせん業者についてこう書いています。

「これらのサービス全体を包括的に規制する法律などはなく、業者には国や自治体の許可や登録は必要ありません」
「基本的にはクーリングオフが適用されません」

特定商取引法の「特定継続的役務提供」には語学教室が含まれますが、これは国内の教室の話で、海外留学のあっせん契約は対象外です。

つまり、各社が書いている「8日以内なら無料」は、法律で保障された権利ではなく、各社が自主的に設けた契約上のルールです。だから会社によって6日だったり、そもそも無かったりします。

調べた26社のうち、法定のクーリングオフに相当する記載を自ら書いているのはスマ留だけでした。特定商取引法に基づく表記に「契約締結の申込日から起算して8日を経過するまでは、申込みの撤回及び契約の解除をすることができます。その場合、キャンセル料金のご負担はありません」と明記されています。

では、高すぎる解約料を請求されたらどうするか。

消費者契約法第9条により、平均的な損害の額を超える違約金条項は、超える部分が無効になります。消費者庁も「キャンセル料が法外な場合は、消費者契約法により、合理的な金額を超える部分について、その契約は無効となります。消費生活センター等に相談しましょう」と書いています。

また、留学分野には法務大臣認証のADR機関(裁判外紛争解決手続)が1つあります。特定非営利活動法人 留学協会(認証番号第32号/2009年6月19日認証)で、申立費用は1万円です。

【本題2】為替レートの上乗せは、ほぼ全社が非公開です

セブ市内のコンビニ
セブ市内のコンビニ。現地の物価はペソでそのまま見えますが、エージェントに払う留学費用は「どのレートで円に直したか」が見えにくいままです。

海外の学校に学費を送るとき、エージェントは円を外貨に換えます。このときのレートに数%を上乗せして請求することがあります。

これ自体は珍しいことではなく、レートが動いたときの損を会社がかぶらないための、よくあるやり方です。ただし、その率がいくらなのかは会社によってまったく違い、しかもほとんど公開されていません。

消費者庁は2010年の注意喚起で、はっきりこう書いています。

「事業者から海外の受入先に入学金等を外貨で支払う場合には、為替変動のリスクがあるため、為替レートに一定のパーセントを上乗せして請求されることがありますが、そのパーセントは事業者によって様々です。事業者の説明資料などにより、為替レートの取扱いをしっかり確認しましょう。また、自ら送金手続きを行うのも一つの方策です。」

同資料には、こういう相談事例も載っています。

「見積書の為替レートについて、自分で計算してみてもおかしな金額であり、書面にも為替レートの説明がなく、不審に感じる」

26社の開示状況

開示のレベル社数該当
上乗せ率を数値で公開1社ウィッシュインターナショナル
選択制の特約として率を提示1社留学情報館(+4.98%を選べる)
基準となる銀行レート名や「当社所定のレート」とだけ書いている(率は非公開)13社留学ジャーナル/スマ留/DEOW/タビケン留学/留学タイムズ/セブ島留学センター/EF/beo ほか
「差益・差損は当社に帰属」と明記4社スクールウィズ/CEBU21/ワールドアベニュー/ウインテック留学センター
記載なし7社ISS留学ライフ/ネイティブキャンプ留学/ラストリゾート/夢カナ留学/iae留学ネット/ぼくらの留学/ClassLive留学

率を数値で書いている唯一の会社

ウィッシュインターナショナルの「海外語学留学条件書」第14条第5項には、こう書かれています。

「当社の換算レートは毎月1日、11日、21日(銀行休業日の場合は、翌銀行営業日)の三菱UFJ銀行TTSレートに4%を乗じたレートとなります」

4%という数字自体は、業界水準から見て特別高くも安くもありません。重要なのは「書いてある」ことです。上乗せ4%は、セブ島3か月(50万円)なら2万円、欧米1年(200万円)なら8万円に相当します。この金額が見積書のどこにも現れないまま処理される会社が大半だ、ということです。

「差益・差損は当社に帰属」の意味

スクールウィズの申込約款第10条2項にはこうあります。

「請求書発行日から振込期日までの為替変動に伴う差益又は差損は当社に帰属するものとし、請求又は払い戻しは致さない」

CEBU21にも同じ趣旨の記載があり、ワールドアベニューの条件書は「差益、差損は原則として当社に帰属」、ウインテック留学センターの申込条件は「外国貨幣の為替レートは当社の社内レートを適用」「差益もしくは差損は当社に帰属するものとし、その清算はいたしません」です。これは円高に振れて会社側に差益が出ても、利用者には戻ってこないということです(逆に円安で損が出ても追加請求されない、という意味でもあります)。ウインテックの「社内レート」は、何を基準にしたレートなのかも書かれていません。

一方でセブ島留学センターは「見積り時と申込み時にレート変動がある場合、お客様にとって、得になる方のレートを採用いたします」という制度を設けています。

確認すべき一言

相談のときに、この一言だけ聞いてください。

「見積書の為替レートは、どの銀行の、いつの、何のレートですか。そこに御社の手数料は何%乗っていますか」

答えられない、もしくは「為替レートで調整しています」で終わる場合は、書面でもらってください。消費者庁が書いているとおり、自分で送金するという選択肢もあります。

為替レートの上乗せ率を、数値で公開している会社 2社 / 26社中 上乗せ率を数値で公開(2社) 公開していない(24社) 内訳:レートの決め方までは書いているが率は非公開=17社/為替の記載そのものが無い=7社
図:為替レートの上乗せ率の開示状況(2026年9月22日時点)。唯一数値を公開しているのはウィッシュインターナショナルで、条件書に「三菱UFJ銀行TTSレートに4%を乗じたレート」と明記。留学情報館は選択制の特約として+4.98%を提示しています。上乗せ4%は、セブ島3か月(50万円)なら2万円、欧米1年(200万円)なら8万円に相当します。

【本題3】JAOS・J-CROSS・旅行業登録は、それぞれ何を保証しているのか

セブ市街の眺め
セブ市街。学校の経営が傾いていても、外から見て分かることはほとんどありません。EC EnglishもILACも、閉校の知らせは突然でした。

各社のサイトにはロゴやバッジがたくさん並んでいます。ただ、それぞれが何を審査していて、何を審査していないのかを説明している記事は見当たりませんでした。

まず大前提:留学あっせん業に、国の許認可はありません

JASSOと消費者庁の両方が明記しています。免許も登録も不要で、誰でも今日から留学エージェントを名乗れます。だから、業界団体や認証マークが、信用の目安の代わりになっています。

それぞれの守備範囲

制度何をしているか保証していないこと
JAOS
(海外留学協議会)
1991年設立の業界団体。正会員41社。入会には実績3年以上+会員2社の推薦が必要。入会金20万円・年会費10万円 自主的な業界団体への加入。財務審査は入会要件に明示されていない
J-CROSS
(留学サービス審査機構)
2011年設立。認証は18社のみ。有効期間1年。公認会計士が直近3年分の財務諸表を審査。契約後8日の無条件解除、出発30日前まで違約金なし解除、渡航90日前より前の学費請求禁止などを認証条件として要求 自ら明記:「認証事業者の不適切な行為や倒産等の財務トラブルが認証期間中に一切発生しないことを保証するものではない」
旅行業登録 第1種(観光庁長官登録)は基準資産3,000万円以上・営業保証金7,000万円以上。第3種は300万円/300万円 留学あっせん行為そのものは旅行業法の規制対象外。航空券や企画旅行の部分だけが対象
ST Star Awards 英StudyTravel社の業界内投票アワード。投票するのは取引先である語学学校・教育機関 第三者による監査・財務審査・消費者被害調査ではない。送客量と業界内の取引関係を反映した人気投票
ICEF / IALC / Quality English 海外の学校側がエージェントを「取引相手として適格か」確認する仕組み。ICEFは約2,500社/130カ国 ICEF公式が明記:「適格性と透明性の確認であって、規模・成果・商業的成績ではない」

J-CROSS認証を受けているのは、この18社だけです

アイエスエイ/ISS留学ライフ/アーク・スリー・インターナショナル/アチーブゴール/ECC海外留学センター/ウィッシュインターナショナル/エスティーエートラベル/EDICM/オーシャンズ国際サポートセンター/海外教育研究所/近畿日本ツーリスト グローバル教育センター/SEKAIA/日本国際交流振興会/日本アジア文化センター/日本青少年育成協会/留学ジャーナル/留学ワールド(DEOW)/ワールドアベニュー

JAOS正会員41社のうち、J-CROSS認証は約半数です。そして、冒頭で挙げた「どの比較記事にも必ず出てくる6社」のうち、J-CROSS認証を受けているのは1社もありません。

これは「その6社が危ない」という意味ではありません。認証を取るかどうかは経営判断です。ただ、「ランキング上位=第三者に審査されている」ではないということです。

認証があっても、契約の中身が公正とは限りません

逆の例もあります。上の18社に入っているワールドアベニューは、J-CROSS・JAOS・JATA・ICEF・IALC・観光庁第1種と、この記事で数えた認証を全部持っています。その会社が、契約条項をめぐって適格消費者団体に訴えられています。

申し入れ2010年12月、消費者機構日本が「申込金は理由の如何を問わず不返還」「途中帰国時の支払済み費用は不返還」の2条項と、看護留学の勧誘で「必要な語学力の要件という不利益な事実を告げずに契約させていた」ことを問題にして改善を申し入れ
提訴2011年9月14日、差止請求訴訟を提起。改定後の規定(8〜19日目で取消料105,000円、20〜29日目で210,000円、30日目以降は申込金全額)も「平均的な損害を超えた違約金」で消費者契約法9条1号の不当条項にあたる、と主張。看護師向けプログラムの申込金は315,000円
和解2012年11月5日、裁判上の和解。取消料は「8日目まで0%/9日目以降10%/61日目以降30%/90日目以降50%/出発60日前以降70%/30日前以降80%/7日前以降100%」に
いま2026年2月1日版の条件書に載っている数字は、この和解の内容とほぼ同じ

つまり、いまワールドアベニューの条件書に書いてある段階表は、会社が自主的に作ったものではなく、裁判で争われた末に決まったものです。認証は「団体の基準を満たしているか」を見ますが、個々の契約条項が消費者契約法に照らして妥当かどうかまでは見ていません。この件は消費者機構日本のサイトに提訴から和解まで全部残っています。認証マークの数と、契約書の公正さは別のものだと思ってください。

旅行業登録があっても、留学費用は守られません

これを示す実例があります。株式会社ゲートウェイ21の破綻です。

事業停止2008年9月26日
破産申立2008年10月1日 東京地裁/負債 約12億6,500万円
未渡航者約1,330人/約9億5,000万円
破産時の海外滞在者約1,000人
同社の登録第3種旅行業者かつJATA会員。弁済限度額900万円
結果契約の大半が留学契約だったため、弁済の対象外

破産管財人は「債権者に配当できる可能性が極めて低く、返金が見込めない状況」と報告しています。旅行業登録もJATA加盟もあったのに、留学費用は1円も保護されませんでした。

そして、これは一度きりではありません。2年後の2010年7月、同じことがもう一度起きています。株式会社サクシーオ。第3種旅行業の登録があり、2008年6月期の売上は約26億円あった会社です。7月4日に事業を停止して翌日に破産を申し立て、負債は約8億円。渡航予定者435名が行けなくなり、すでに現地にいた約750名のうち205名は、学校への学費が払い込まれていませんでした。仕組みはゲートウェイ21とまったく同じで、集めた学費を学校に送らずに運転資金に回し、新しい申込者の入金で前の人の学費を払っていました。日本旅行業協会はこのとき「弁済業務保証金制度にあてはまらない契約が多い」とコメントしています。

ゲートウェイ21の破綻は、消費者庁の相談件数にも表れています。2008年度のPIO-NET相談件数は1,021件で、前後の年(500〜600件台)の倍近くに跳ね上がりました。

なお、2010年以降の「留学」に限った公的な相談件数統計は見つかりませんでした。国民生活センターの相談統計にも消費生活年報にも、留学の独立カテゴリがありません。現在参照できる最新の公的統計は、2010年7月の消費者庁資料です。「最近はトラブルが減った」という意味ではなく、集計されていないということです。

前受金を守っている会社もあります

ゲートウェイ21の教訓に対して、具体的な手を打っている会社もあります。

  • 留学ジャーナル:2010年に「留学費用(前受金)分別管理のため信託保全制度を導入」と沿革に記載
  • 留学ワールドDEOW:条件書に「出発日の90日前までは、申込者に受入機関への授業料等のお支払いを請求していません」と明記
  • 成功する留学:同様に「出発日の90日前まで」と条件書に記載
  • StudyIn:規約第15条3項で学校の倒産を正面から規定した唯一の会社。「教育機関が予告なく閉鎖(倒産)をした場合、当社は…一切の責任を負いません。もっとも、当社は、努力義務として…転校等ができるように努めます」

他社はすべて、免責事由の列挙にとどまっていました。

学校の倒産は、この記事を書いている最中にも起きました

2026年9月14日にEC English(7カ国25校)が即日閉校し、その4日後の9月18日には、カナダの大手語学学校ILAC(トロント・バンクーバー)が破産保護を申請して即日で全授業を止めました。管財人はKPMG。公式の案内は「関係する規制当局と協力して学生が必要な支援を受けられるようにする」とあるだけで、返金の話は出ていません。業界団体Languages Canadaが加盟校への転校を仲介していますが、ホームステイなどの滞在費は補償の対象に入っていません。

では、ILACを扱っていた日本のエージェントは何をしたか。閉校から5日後の9月23日に、各社のILAC紹介ページとお知らせを開いて確認しました。

社名9月23日時点で確認できたこと
ワールドアベニュー9月20日付でお知らせを掲載。「渡航直前だったお客様について、滞在費用および送迎費用については、当社にて負担することを決定」と明記し、Languages Canada加盟校への転校を打診中と告知(公式)
留学ワールドDEOWILACトロント校のページ上部に「【重要】ILAC 全校閉鎖のお知らせ」の枠を掲載。料金表と相談ボタンは残っている
スクールウィズ学校ページ上部に「こちらの学校は閉校しております」と表示。無料相談ボタンは残っている
StudyIn9月23日午前の時点ではILACトロント校のページが通常の学校紹介のまま(料金・相談ボタンあり)で、閉校の記載なし。同日昼に再確認するとページ自体が削除されていた。トップページにも閉校のお知らせは見当たらず
留学タイムズ9月4日公開の記事でILACを「Co-op留学に力を入れている語学学校」として紹介したまま。9月23日時点で更新なし

同じ学校の閉校に対して、費用を自分で持つと宣言した会社から、公開情報ではページが消えたことしか確認できなかった会社まであります。「学校が倒産したときに誰が動くか」は、規約にはほとんど書いてなく、会社の姿勢で決まります。そして、上の各社の規約を読み返すと、学校の閉鎖は免責事由です。ワールドアベニューの負担も、規約上の義務ではなく会社の判断です。次に同じことが起きたときに同じ対応がある保証は、どこにもありません。この2校の閉校で何が起きたか、各国の救済制度と18社の規約、自分のお金の守り方は、別の記事に書きました。

あなたが払う留学費用のうち、制度で守られるのはどこか あなたが払う留学費用の総額(セブ島3か月50万円〜欧米1年200万円) 航空券など 学費・滞在費・入学金 = 費用の大部分 旅行業登録で 守られうる どの制度も、この部分の保全は保証していない 旅行業登録 航空券・企画旅行の部分が対象。 留学あっせん行為そのものは 旅行業法の規制対象外 J-CROSS(18社のみ) 公認会計士が3年分の財務を審査。 ただし「倒産等の財務トラブルが 発生しない保証ではない」と自ら明記 JAOS(正会員41社) 業界団体への加入。 財務審査は入会要件に 明示されていない 実例:ゲートウェイ21(2008年破綻) 第3種旅行業者・JATA会員・弁済限度額900万円。それでも契約の大半が留学契約だったため、弁済の対象外でした。 未渡航者 約1,330人・約9億5,000万円が返らないまま破産手続きへ。
図:各制度の守備範囲(各団体の公式資料および観光庁・JASSOの公表資料より作成)。留学あっせん業に国の許認可はなく、留学費用そのものを保全する公的な仕組みは存在しません。前受金を出発直前まで請求しない会社や、信託保全を導入している会社を選ぶことが、現実的な対策になります。

【本題4】会社の規模と登記情報を並べてみました

セブ市中心部のビル群
セブ市の中心部。会社の大きさは、サイトの雰囲気ではなく登記情報で確かめます。

ここは書き方に気をつけないといけない章なので、先に断っておきます。

以下は公開されている情報(各社公式サイト・国税庁法人番号公表サイト・gBizINFO)で確認できた事実です。ここから「実体がない」「信用できない」と決めつけることはしません。「登記上はこうなっている」という事実を並べるだけです。gBizINFOの従業員数は社会保険適用事業所の数値なので、グループ内の別法人が雇用主の場合は実態と離れます。

資本金を公開している会社と、していない会社

社名資本金
留学ジャーナル2億5,440万円
スマ留(リアブロード)1億1,000万円
成功する留学(GIO CLUB)1億円
ウィッシュインターナショナル1億円
スクールウィズ8,876万円
留学ワールドDEOW/フィリピン留学センター2,000万円
留学情報館2,000万円
留学タイムズ1,600万円
夢カナ留学(Jstyle)1,000万円
iae留学ネット(iaeグローバルジャパン)1,000万円
セブ島留学マスター(SRD)940万円
非公開:ISS留学ライフ/ラストリゾート/StudyIn/タビケン留学/ネイティブキャンプ/ぼくらの留学/セブ島留学センター/CEBU21/CEBRIDGE/beo/ウインテック/ワールドアベニュー/EF/ClassLive留学

26社のうち14社が資本金を公開していません。従業員数にいたっては、公式サイトに人数を書いているのは4社だけでした(留学ジャーナル100名/ウィッシュ60名/夢カナ150名または180名/ClassLive留学 約450名)。

なお夢カナ留学は、自社の2つのサイトで従業員数が「150名(2025年4月現在)」と「180名(2025年6月現在)」に分かれています。資本金1,000万円に対してこの人数です。

登記上の本店と、サイトに書かれている住所が違う会社

社名サイトの表記国税庁の公表データ
ラストリゾート 創業1998年3月/本社 東京都品川区 法人番号指定は2023年11月28日(新規)で変更履歴なし。本店は神奈川県川崎市幸区鹿島田。gBizINFOの従業員数は3人
CEBU21 CEBU21創業 2005年5月 法人番号指定は2023年2月15日(新規)。会社概要に「設立」欄がなく「創業」表記のみ。さらに、記載されているフィリピン拠点はセブではなくクラーク(アンヘレス市)
タビケン留学 日本本部=福岡県福岡市 登記上の本店は2026年3月まで兵庫県(芦屋・神戸の住宅地の住所)
留学タイムズ 東京都新宿区西新宿(H.I.S.新宿本店9階) 本店は新宿1-5-6 御苑ビル4F。4年で本店3回移転(大阪→初台→新宿4丁目→新宿1丁目)
CEBRIDGE 大阪府大阪市西区新町 登記上の本店は堺市堺区北庄町。2025年3月に吸収合併(消滅会社)が公表されたが、登記記録の閉鎖は記録されていない

本店の移転回数

社名移転期間
夢カナ留学(Jstyle)5回2016年12月〜2023年7月(2018年は同年内に2回)
スマ留(リアブロード)4回2016年12月〜2022年11月(直近4年は同一)
成功する留学(GIO CLUB)本店3回+商号2回旧「地球の歩き方T&E」→「エキサイトT&E」→現社名(2019年10月まで地球の歩き方を冠していた)
StudyIn(ブルード)3回2015年12月〜2022年8月
留学ジャーナル0回変更履歴なし
ネイティブキャンプ0回新規指定のみ
スクールウィズ1回2020年2月

これをどう読むべきか

移転が多い=危ない、ではありません。成長して手狭になれば移転します。実際、スマ留は直近4年間同じ住所です。

読み取るべきなのは、「まとまったお金を前払いする相手として、自分が納得できる情報が公開されているか」という一点だけです。資本金も従業員数も規約も非公開で、登記と表記も違う——その状態を許容できるかどうかは、最終的には読む人が決めることです。

【本題5】「留学が本業ではない」会社が、けっこうあります

セブ市ダウンタウンの通り
セブ市ダウンタウンの通り。看板に「留学」と書いてあっても、本業が別の会社があります。

これも比較記事には出てこない話です。プレスリリースと事業内容を見ていくと、留学事業が会社の中でどういう位置にあるかは、会社によってかなり違います。

社名どういう会社か
ネイティブキャンプ留学本業はオンライン英会話(累計380万ユーザーと自社発表)。プレスリリース200件のうち留学関連はほぼ皆無
タビケン留学
(Morrow World)
プレスリリース29本のうち、2024年以降はほぼ全てが英語コーチング「イングリード」関連(小野伸二をアンバサダーに起用、JR山手線中づり、タクシーサイネージ)。イングリードは月額15.37万円+入会金5.5万円
スクールウィズプレスリリース・公式ニュースとも直近はほぼ英語コーチング「TEPPEN ENGLISH」関連
夢カナ留学
(Jstyle)
「事前英語教育(夢カナEnglish)→ 留学斡旋 → 人材紹介(夢カナキャリア・有料職業紹介 13-ユ-315531)」の三段の流れ
スマ留
(リアブロード)
有料職業紹介 13-ユ-317882を保有。2025年に留学経験者特化の就職エージェント「yuino」をリリース
セブ島留学マスター
(SRD)
事業区分は「旅行/留学/物販/WEB制作」の4つ
CEBRIDGEの親会社2026年6月に株式会社Calyx Capitalへ商号変更し、PE投資・M&A仲介・不動産資産運用・民泊運営へ事業拡張

これ自体は問題ではありません。ただし読み方として、無料の留学サポートが、有料の英語コーチングや人材紹介への入口になっている場合があることは知っておいて損はありません。

分かりやすい例があります。スクールウィズは自社サイトで「基礎が不十分なまま渡航し、思ったより伸びず後悔した…という人が89.2%」とうたっています。出典は「※弊社調べ 204人によるアンケート調査」で、その直後に有料の事前英語サービスに申し込むボタンがあります。

ついでに:各社の「実績数値」はほぼ全部が自社調べです

「渡航から3.1週間で98.4%が希望職種に就職」「留学口コミ・体験談数No1」「従来の最大半額」。注釈まで読むと、対象を絞った自社集計だったり、調査機関が自社だったり、比較した社数が書かれていなかったりします。さらに、成功する留学・iae留学ネット・StudyIn・夢カナ留学・タビケン留学・留学タイムズ・セブ島留学マスター・ラストリゾート・ウインテック・ワールドアベニューの10社は、自社サイトの中で実績や拠点数の数字が食い違っています。注釈の原文と食い違いの一覧は、口コミ検証記事にまとめました。

口コミと評判は、別の記事で検証しました

ここまでは、規約と登記から分かることを書いてきました。その規約の先で実際に何が起きているかは、みん評の投稿231件、Yahoo!知恵袋の37スレッド、従業員の口コミ(OpenWork)8社ぶんを読んで、別の記事にまとめました。この記事の点数には入れていません。

先に要点だけ書いておきます。口コミの評価点はどの会社も2.7〜3.4に収まっていて、点数では会社を選べません。いちばん口コミが多い2社は、口コミサイトの[PR]先でもあります。そして会社が違っても、低い評価に書かれているのは同じ4つでした。契約した瞬間に返事が来なくなる/滞在先が説明と違う/「無料」「保証」の条件があとから出てくる/急かされる。どれも、規約を読めば契約前に分かることです。だからこの記事は「規約を公開しているか」をいちばん重く採点しています。

もうひとつ。「学校に直接申し込んだほうが安かった」と金額つきで書く人が、会社をまたいで出てきます。この話は第2部と、その次の「自分で申し込む」の章に続きます。

スコアの内訳:どこで差がついたのか

冒頭に出した点数を、A〜Eの5項目に分解したものです。合計点より、こちらのほうが実用的です。たとえばワールドアベニューは合計71点ですが、認証(B)だけなら20点満点で、会社の中身(C)は8点。逆にスクールウィズは掲載校数(E)が9点なのにサポート(D)が5点です。自分が重視する列だけを見てください。

#社名A 契約条件
の開示
/30
B 第三者の
裏づけ
/20
C 会社の
中身
/20
D サポート
の中身
/20
E 選択肢
の広さ
/10
合計評価
1留学ジャーナル281820201096★★★★★
2ウィッシュインターナショナル30202019493★★★★★
3留学ワールドDEOW28201318483★★★★☆
4ISS留学ライフ25181117980★★★★☆
5フィリピン留学センター23201314575★★★★☆
6成功する留学2381519873★★★★☆
7ワールドアベニュー2820812371★★★★☆
8スマ留2871316468★★★☆☆
9留学情報館3071314367★★★☆☆
10StudyIn285615357★★★☆☆
11セブ島留学マスター233914554★★☆☆☆
12スクールウィズ207115952★★☆☆☆
12留学タイムズ2051071052★★☆☆☆
14タビケン留学255311751★★☆☆☆
15CEBU21280811350★★☆☆☆
16ネイティブキャンプ留学250412849★★☆☆☆
17海外留学EF20359845★★☆☆☆
18ウインテック留学センター173811443★★☆☆☆
19セブ島留学センター202910142★★☆☆☆
20ラストリゾート125810439★☆☆☆☆
21CEBRIDGE200411338★☆☆☆☆
22beo17284536★☆☆☆☆
22iae留学ネット408141036★☆☆☆☆
24夢カナ留学001616335★☆☆☆☆
25ぼくらの留学90412429★☆☆☆☆
26ClassLive留学07810126★☆☆☆☆

※ 平均55.4点。フィリピン留学センターはDEOWのフィリピン専門ブランドで、運営会社は留学ワールドDEOWと同じです(スコアが違うのはサポート項目と取扱校数の評価による)。

採点してみて分かったこと

項目満点0点
為替レートの上乗せ率を公開している2社7社(記載なし)
J-CROSS認証を受けている6社20社
資本金が1億円以上4社14社(非公開)
従業員数を公式サイトに書いている4社17社
無料で解約できる期間が8日以上14社11社(無料期間なし9社+規約非公開2社)

26社のうち11社、4割強の会社には、無料で解約できる期間がありません。これが、この業界のいまの状態です。

26社中、この情報を「公開していない」会社の数 2026年9月22日時点・各社の公式サイトおよび利用規約を実際に確認した結果 0社 10社 20社 為替レートの上乗せ率 24社 従業員数 17社 資本金 14社 24時間サポートの有無 15社 解約が無料になる期間 11社 取扱校数 12社 利用規約そのもの 4社
図:26社中、公開情報から確認できなかった項目の件数。「公開していない」は「存在しない」という意味ではありません。あくまで、契約する前に読み手が自分で確かめられるかどうかを数えたものです。

上位10社を、もう少し詳しく

1位 留学ジャーナル(96点)

強み:1971年創業で本店移転ゼロ。資本金2億5,440万円・従業員100名は26社中最大級。KDDIグループ。約款を7種類PDFで全面公開し、取消料は「申込日から8日目まで無料/9日目〜31日前 30,000円/30日前〜前日 50,000円/当日以降 全額」と数字で書いてあります。2010年に前受金の信託保全制度を導入しており、ゲートウェイ21のような破綻に備えて、具体的に手を打っている数少ない会社です。24時間365日の日本語緊急電話、6,000校の取扱い。

注意点:手数料は有料(短期は申込金30,000円、長期はプログラム費88,000円)。為替は「当社所定レート」で上乗せ率は非公開。

口コミ:みん評2.80(13件)。「一週間ほど待っても連絡がない」という投稿もあります。契約の条件が読める会社であることと、担当者の返事が早いことは別です(口コミ検証記事)。

向く人:初めての長期留学で、費用より確実性を取りたい人。保護者が納得できる材料が必要な人。

2位 ウィッシュインターナショナル(93点)

強み:26社で唯一、為替の上乗せ率を数値で公開しています。条件書第14条第5項に「毎月1日、11日、21日の三菱UFJ銀行TTSレートに4%を乗じたレート」と明記。条件書を6種類PDF公開し、契約書面をいつ渡すかまで条文に書いてあります。資本金1億円・従業員60名。1987年創業。海外13ヵ国23都市に日本人スタッフ常駐。J-CROSS認証+JAOS正会員+観光庁第1種+IALCプレミアムエージェントで、認証面は満点です。

注意点:海外語学留学の条件書には「当プログラムは、旅行業法が規定する『旅行業』には該当いたしません。従いまして、旅行業法に基づく弁済業務保証金の対象にはなりません」と自ら明記しています(正直な記載ですが、意味は理解しておくべきです)。取消料とは別に渡航手続代行料が上乗せされる条項があります。来店できるのは新宿・梅田の2拠点のみ(名古屋・横浜は電話対応)。

向く人:見積の内訳を1円単位で納得したい人。ホームステイの質を重視する人。

3位 留学ワールドDEOW(83点)

強み:第三者認証の数が26社中トップ(J-CROSS+プライバシーマーク+IALCプレミアムパートナー+Quality English+ICEF+JAOS+観光庁第1種)。海外直営12オフィス。条件書に「出発日の90日前までは授業料等の支払いを請求していません」と明記しており、出発の3か月前までは大きなお金を預けずに済みます。無料オンライン英会話が最大週7回。

注意点:渡航後にやめた場合、受入機関からの返金額の35%を控除——これは26社中いちばん高い率です。また、契約締結から8日の無料期間には例外があり、「渡航日の30日前(ピーク時40日前)以降の申し込みの場合、8日間を待たず取消料が発生」します。国別に独立したドメインのサイトを多数運営しているため、別会社だと思って比較すると同じ会社だった、ということが起きます。

向く人:複数国を比較したい人。認証や実績を重視する人。

4位 ISS留学ライフ(80点)

強み:Z会ホールディングス100%子会社。26社でもっとも明確に標準旅行業約款に準拠しており、12週間以下の留学なら出発31日前まで取消料0円(ピーク時は41日前)。これは26社の中で利用者にいちばん有利な条件です。J-CROSS認証、観光庁第1148号。1,200校以上、13ヵ国21都市のサポートオフィス、24時間日本語アシスタンス。

注意点:13週間以上の長期は「手続き料金(お申込金)70,000円」が返金されません。31日前にキャンセルしても7万円は戻りません。為替レートの扱いは約款に記載がありません。資本金は非公開。

向く人:12週間以内の留学を考えている人(この条件はかなり強い)。中高生の留学を検討する保護者。

5位 フィリピン留学センター(75点)

強み:DEOWのフィリピン専門ブランド。フィリピン国内150校以上を扱い、最低価格保証・24時間緊急電話・回数無制限の無料オンライン英会話・学費保証制度。運営会社がJ-CROSS認証と観光庁第1種を持っているので、認証面ではフィリピン系で突出しています。

注意点:社名に「フィリピン留学センター」と冠していますが、公式の会社概要にある海外オフィス一覧にフィリピン拠点がありません(掲載はNY・LA・ハワイ・バンクーバー・トロント・ロンドン・オークランド・シドニー・メルボルン・パース)。渡航後の控除35%はDEOW本体と同じです。もう一つ。約款・条件書へのリンクが、フィリピン留学センターのサイトのどこにもありません。フッターにあるのは個人情報保護方針とカスタマーハラスメント指針だけで、解約料を読むには運営元DEOWのサイトまで自力でたどり着く必要があります。同じ会社なので中身はDEOWと同じですが、「契約する前に自分で条件を読めるか」という点で、DEOW本体より5点下げています。

向く人:フィリピン留学で、認証のある会社を選びたい人。2カ国留学を考えている人。

6位 成功する留学(73点)

強み:サポート費の取消料表と、受入機関の取消手数料表が完全に別建てになっており、エージェントに払う分と学校に払う分の区別が、26社でいちばんはっきりしています。1984年の留学事業開始から25万人以上。ST Star Awards 5回受賞・殿堂入り。24時間緊急電話、渡航前の無料英会話レッスン。

注意点:サポートの基本料金が、公式サイト上に金額として見当たりません。掲載されているのは付帯費用(大学附属校手配11,000円、米学生ビザ代理申請22,000円など)と割引の但し書きだけです。条件書は公開されていますが、テキストではなく画像1枚のPDFで、検索もコピーもできません。最低価格保証は「学校通学期間5週間以上」かつ「弊社が契約している学校」が条件で、4週間以下は対象外。J-CROSS認証はなし。旅行業は東京都知事登録第3-8117号(第3種)です。また、自社ドメインで競合10社のランキング記事を運営している点は、本記事の冒頭で触れたとおりです。

向く人:オーダーメイドで長期プランを組みたい人。対面でじっくり相談したい人。

7位 ワールドアベニュー(71点)

強み:認証だけなら20点満点(J-CROSS・JAOS・JATA・ICEF・IALC・観光庁長官登録第1種)。1995年創業で、オーストラリアの高校留学と看護留学に強い会社です。条件書(2026年2月1日版)を公開していて、取消料の段階が全部書いてあります。契約成立から8日目までは全額返金、9日目以降は取扱料金の10%、61日目以降30%、出発90日前以降50%、60日前以降70%、30日前以降80%、7日前以降は返金なし。

注意点:この段階表には経緯があります。2011年9月、適格消費者団体の「消費者機構日本」が同社を相手に差止請求訴訟を起こしました。問題にされたのは「申込金は理由の如何を問わず不返還」という規定で、看護師向けプログラムでは申込金が315,000円でした。同団体はこれを消費者契約法9条1号に反する不当条項だと主張し、2012年11月5日に裁判上の和解で決着しています。いま公開されている条件書の数字は、この和解で決まった内容とほぼ同じです。同団体は申し入れの段階で、看護留学の勧誘について「必要な語学力の要件という不利益な事実を告げずに契約させていた」ことも指摘していました。認証を6つ持つ会社でも、契約条項は裁判で争われて初めて変わった、という実例です。為替は「差益、差損は原則として当社に帰属」。24時間サポートの手厚い版は有料オプションです。対応国数が自社の2つのサイトで7ヵ国と4ヵ国に食い違っています。

向く人:オーストラリアのワーホリ・看護留学。認証の多さを重視する人。ただし条件書は、自分の目で読んでから申し込んでください。

8位 スマ留(68点)

強み:26社で唯一、特定商取引法の表記に法定クーリングオフ相当を明記しています(「申込日から8日を経過するまでは申込みの撤回及び契約の解除ができ、キャンセル料の負担はありません」)。観光庁第2166号+JATA加盟、資本金1億1,000万円。365日24時間の緊急コール。為替は「前月末のTTSレート」と基準を明示。

注意点:選べる学校が絞られています。オーストラリアのページで選択できる語学学校は5校です。またパッケージの滞在費には上限があり、料金ページには「※36週間・48週間の場合、含まれる滞在費用は8週間分となります。」と明記されています。12週間以上のプランについては「含まれる滞在費用の期間は国によって異なります。詳しくはスマ留の無料カウンセリングにてご相談ください」とあり、Web上では何週間分含まれるか確認できません。長期になるほど自己負担が増える仕組みなので、ここは見積時に必ず週数で確認してください。宿泊は「プラン内の宿泊形態は『シェアハウス』になります。別途料金で『ホームステイ』に変更する事も可能です」と記載。J-CROSS認証・JAOS加盟の記載はありません。

口コミ:みん評3.38(231件)で、件数は26社中で圧倒的に多いです。新しい順に30件読むと19件が★1で、内容は「滞在先が説明と違う」「契約後に返事が来ない」に集中しています(口コミ検証記事)。

向く人:短期〜中期で、費用の上限を先に決めたい人。学校の選択肢より価格を優先する人。

9位 留学情報館(67点)

強み:契約条件の開示は30点満点。解約料が時期で上がらず一律(入金前も入金後も33,000円)で、26社でいちばん分かりやすい決め方です。為替も「支払日当日の三井住友TTS/返金はTTB」と基準を明示したうえで、+4.98%のリスクヘッジ特約を選択制で提示しています。渡航まで通い放題の無料英会話。現地サポートデスク7ヵ国18都市+LAオフィス。JAOS正会員(理事)+ICEF認定。

注意点:入金後の解約では33,000円に加えて「運営費」が差し引かれます。これは規約で「お申込先のマーケティング費用=留学情報館へ支払われる紹介料」と定義されています。金額は案件によります。旅行業登録・J-CROSS認証の記載はありません。

向く人:解約条件を単純にしておきたい人。カウンセリングに時間をかけたい人。

10位 StudyIn(57点)

強み:学校の倒産を正面から規定した唯一の会社(規約第15条3項)。責任は負わないとしつつ、転校の努力義務を明記しています。お金の流れを自社ブログで「学校からの紹介料だけで経営を実現」と具体的に説明。2カ国留学(フィリピン+欧米)に強く、レアジョブ英会話を週3回無料。海外4オフィス、国内3拠点。

注意点:「手数料は一切いただいておりません」に「※一部の学校や留学期間により手数料が発生する場合があります」という注釈が付いています。実際、規約ではフィリピン3週間未満は20,000〜40,000円。資本金・従業員数とも非公開。J-CROSS認証・旅行業登録の記載なし。

口コミ:みん評3.31(65件)。新しい順に20件読むと19件が★1で、「為替レート+2円」「既読すらつかない」「資料請求した瞬間に電話」が繰り返し出てきます。「+2円」は本題2の為替の上乗せがそのまま出た例です(口コミ検証記事)。

向く人:2カ国留学を考えている人。SNSでの情報収集が中心の人。

11位以下の16社は、こう見てください

点数が低い=悪い、ではありません。「何が公開されていないか」と「だから何を聞くべきか」をセットで書きます。

#社名いちばんの強み契約前に必ず聞くこと
11セブ島留学マスター
54点
フィリピン系で唯一旅行業登録(大阪府知事第3-2458)を持ち、航空券手配まで自社で完結できます。セブに日本人スタッフ2名が常駐。契約解除料が「9日目〜31日前 申込金2万円+1万円」から段階的に上がる仕組みを明示。70校以上を扱い、12週以上なら事前学習サポート無料申込金20,000円は「理由にかかわらず一切返金いたしません」と明記。「キャンセル時も手数料は0円」という記述と「開始29日前まで20,000円」という取消規定が同じサイトの中に併存しています。返金時にもTTS(売相場)を使うと書かれていて、これは他社(TTB=買相場)と逆です。約款PDFは画像なのでテキスト検索ができません
12スクールウィズ
52点
掲載校数が桁違い(米791/英459/豪371/加340/比225校)。JAOS・ICEF・JELCA・留学協会の4団体正会員。本店移転1回のみ8日間の無料解約期間がありません。契約成立日から15,000円が発生します。「いつから解約料が発生しますか」を必ず確認。為替差益は当社に帰属と規約に明記
12留学タイムズ
52点
45ヵ国5,000校で26社中最多。H.I.S.提携で航空券込みのパッケージ。「なぜ手数料0円か」を収益源まで明言している申込金5万円が事実上の最低解約コストです。「5万円はどういう場合に返ってきますか」。「最低価格保証」は差額返金ではなく「学校の正規価格をそのまま出す」という意味です
14タビケン留学
51点
最低価格保証の適用条件を6項目、全文公開。ここまで書いている会社は他にありません。豪州に強い。JAOS正会員無料解約期間が6日(他社は8日)。最低価格保証は「4週間以上」「提携校のみ」が条件で、短期は対象外。登記上の本店は2026年3月まで兵庫県でした
15CEBU21
50点
フィリピン専門の老舗。申込8日以内の解約0円、申込内容の変更が3回まで無料。CALAセブ英語学校協会 公認第1号「90日間学費返金保障制度」の除外条件。13週間以上の申込で最大13週間分の学費が返る制度ですが、対象外となる条件が8つあり、そのうち一つでも当てはまると適用されません。「授業出席率が95%未満」「定期テストを1回でも欠席」「定期テストで1分野でもレベル上達が確認」「ESL以外のコース(試験対策等)」など。申し出は留学終了日から10日以内・書面のみ(電話・FAX・メール不可)。寮費・食費・入学金・送金手数料は返金対象外。また、記載されているフィリピン拠点はセブではなくクラーク
16ネイティブキャンプ留学
49点
オンライン英会話が最大6ヶ月無料(回数無制限)。本店移転ゼロ。費用に含まれないものを明記。14ヵ国対応規約にキャンセル料の表以外がほぼ空白です。申込金・契約書面・為替・中途帰国・学校閉鎖のいずれも記載なし。提携校は100校以上で、選択肢は限定的
17海外留学EF
45点
1965年創業、100を超える国と地域で直営の語学学校を運営。学校とエージェントが同一なので、間に紹介料が挟まりません。条件規約(2025年1月28日版)を日本語で公開し、取消料の段階も途中退学時の返金も書いてあります無料で解約できる期間がありません。出発61日前より前に取り消しても「登録料40,000円+入学金40,000円+書類郵送料+デポジット」は戻らず、31〜60日前でプログラム費用の30%、8〜30日前で50%、7日前以降は全額です。J-CROSS・JAOS・旅行業登録のいずれもなし
18ウインテック留学センター
43点
ST Star Awards 通算5回受賞・殿堂入り。24時間のエマージェンシーデスク。東京・神戸・札幌の3拠点。申込条件のページは公開していますその申込条件に、取消料は「申込金およびその他の諸費用(実費)」とあるだけで、いくらなのか、何日前ならいくらなのかが書かれていません。無料期間の規定もなし。為替は「当社の社内レートを適用」「差益もしくは差損は当社に帰属」。「旅行業法にて定める営業保証金による弁済適用外」とも明記しています
19セブ島留学センター
42点
法人番号を自社サイトに明記(26社では稀)。旅行業を営まないことを特商法に明示。見積時と申込時で得な方のレートを採用する制度あり無料解約期間がありません。申込金2万円が契約と同時に発生し、返金は現金ではなく「2万円分バウチャー」です。最低価格保証の規約に「弊社の判断で他社と同等以下の金額に致しかねる場合がございます」「お客様に通知することなく中止・条件変更ができる」と明記
20ラストリゾート
39点
全国43拠点は26社中最多。海外直営オフィス。NOVAホールディングスグループ観光庁登録旅行業を持ちながら、旅行業約款を公開していません。「30日前を切ってから解約するといくらですか」「出発後はどうなりますか」を書面で。最安値宣言にも保証条件の記載がありません
21CEBRIDGE
38点
フィリピン留学単体なら解約料の上限11,000円で26社中もっとも軽い。「掲載実績のみ・広告枠は載せません」と自ら宣言しているただし無料期間はありません(契約時点でデポジット確定)。2カ国留学・学生ビザ案件は入学29日前以降で請求金額の40%。2025年3月の吸収合併が公表されていますが登記記録は閉鎖されていません
22beo
36点
UCAS英国入試機構 登録番号S48880を持つ英国大学・大学院進学の専門。ラッセルグループ合格1,200人以上。サポート料金を金額で明示(登録料2万円/プレミアム44万円)。基本約款を公開(2025年11月5日改定)その約款に「原則として、お客様のご都合により契約を取り消し、返金をご請求いただくことはできません」とあります。返金がある場合も取消手数料5,000円と海外送金手数料4,000円が引かれます。正規留学専門なので語学留学向けの項目(24時間サポート・現地拠点)では点が伸びません
22iae留学ネット
36点
世界60オフィスのネットワーク。1,500校。TESOL保持者による学習アドバイス。奨学金制度。資本金1,000万円(iaeグローバルジャパン株式会社)規約・約款はなく、解約料はよくある質問に「弊社に対するキャンセル料 55,000円(税込)」と一行あるだけです。無料期間の記載はありません。「留学業界初!全額返金保証付き留学」を掲げていますが、適用条件は「12週間以上の一般英語コース」「出席率95%以上」「宿題をすべて期限内に」「週ごとの復習をすべて」「すべての試験を時間内に」「追加サポートをすべて活用」の6つで、ひとつでも欠けると対象外です。対応国数・提携校数・実績人数・海外オフィス数は公式サイト内で食い違っています
24夢カナ留学
35点
JTBグローバルアシスタンス提携で24時間365日サポート。渡航前の英語研修(夢カナEnglish)が組み込まれている利用規約・約款・特定商取引法に基づく表記のいずれも公開されていません。ただし契約した人の投稿は残っています。Yahoo!知恵袋には2022年2月、70万円のプランを契約した人が「8日以内の解約であると、10万円のキャンセル料がかかる」と書かれていて払う必要があるのか、と相談した投稿があります。みん評にも2026年5月「10万円の違約金でサヨナラ」という投稿があります。つまり公開されていないだけで、8日以内でも10万円を取る規定が契約書にはある、と読むのが自然です。「実質0円」の注釈は「現地での就労で留学費用の回収を目指す留学」です
25ぼくらの留学
29点
365日24時間サポート、TOEIC点数UP保証。料金を金額で公開している(同業の多くが「要問い合わせ」のなかで、金額を出しているのは珍しい)手数料無料型ではなく有料コンサル型です。288,000円〜1,032,000円。ただしこの料金表はトップページやプランページではなく特定商取引法のページにのみ記載されています
26ClassLive留学
26点
(旧フィリピン留学ドットコム)
セブ市に直営オフィス。JAOS正会員+ICEF。従業員約450名(自社表記)。タイ・マルタ・韓国にも展開ブランドが「フィリピン留学ドットコム」から移行済みです。韓国留学のサイトには申込規定(申込金13,200円、費用受領から1週間以内なら手配費用返金、など)があるのに、フィリピン留学のサイトには申込金30,000円という一行しかなく、取消料の規定が見当たりません。設立年も会社概要にありません

【第2部】セブ島・フィリピン留学は、少し事情が違います

セブ市の海沿いの空撮
セブ市の海沿い。セブ島には、日本のエージェント経由で行く道と、学校に直接申し込む道があります。

ここからはナビセブの本拠地の話です。セブ島には、日本のエージェント経由で行く道と、学校に直接申し込む道があります。そして後者が、欧米留学よりずっと現実的です。

エージェントが要る理由の筆頭は「留学中に相談できる人がいない」でした

エージェント各社が自社を使う理由として最初に挙げるのは、「留学中に何かあったときに、日本語で相談できる人がいる」ことです。欧米の学校の多くでは、これは本当です。日本語の窓口がなく、日本にオフィスもない学校がほとんどで、だから間に入る会社が必要でした。エージェントは、海外の学校と自分で交渉できない人のために生まれた業種です。

セブ島の日系校は、ここが違います。多くの学校が日本にオフィスを持ち、日本語のスタッフがいます。申し込みも、見積も、留学中に困ったときの連絡も、学校の日本オフィスに直接できます。直接話せる学校に、エージェントは要りません。間に会社を1つ挟む分だけ、伝言は遅くなり、内容は変わります。口コミ検証記事で拾った投稿にある「これ以上この件に関してのお問い合わせは受け付けないと言われて」(スマ留、2026年8月)、「学校の住まいを相談できる方のところへ行きましたが寮は希望すればいくらでも延長は可能だと言っていました」(StudyIn、2026年2月)は、伝言が間に挟まったときに起きることです。

値段が同じでも、直接申し込んだほうが対応は良くなります。理由は単純で、学校にとってあなたは「自分の顧客」になるからです。エージェント経由なら、学校の顧客はエージェントです。何かあったとき、学校が先に守るのはどちらか。そして「無料」のエージェント経由の学費には、学校がエージェントに払う紹介料と、為替の上乗せが乗っています(本題2)。直接話せることは、何にも勝ります。これが、ナビセブが26社を採点したうえでの結論です。

日本にオフィスがあり、日本語で直接申し込めるセブ島の学校

各校の公式サイトの会社概要とお問い合わせページで確認しました(2026年9月23日時点)。エージェントではないので、この記事の点数は付けていません。

学校名日本のオフィス直接申込根拠
QQ English東京・西新宿(株式会社QQEnglish、完全日系資本)日本語の問い合わせ・カウンセリング予約あり会社概要
MeRISE留学(ミライズ)東京・西新宿(MeRISE株式会社)日本語の申込ページあり会社概要
Brighture東京・神保町(株式会社ENLink)日本語の問い合わせフォーム経由会社概要
3D ACADEMY東京・調布(日本代表法人 留学JP株式会社)日本語の申込フォームあり学校紹介
First English Global College横浜・港南区(スタディツアージャパン株式会社。親会社は株式会社三春情報センター、日本人資本)日本語の問い合わせあり会社概要
Howdy English Academy和歌山(本社)・大阪(株式会社ハウディ)日本語の問い合わせあり会社概要

※ 日本にオフィスはないが、日本語の申込フォームやLINEで学校に直接申し込める学校(NexSeed、Genius English、TARGET Global English Academy など)もあります。逆に、PhilinterやEnglish Fellaのように「代理店経由で申し込んでください」と公式に書いている学校もあります。学校ごとの申込窓口は、必ず公式サイトで確かめてください。

セブ島には「学校が自分で日本人を集めている」ケースが多い

欧米の語学学校はエージェント経由の送客が前提ですが、フィリピンの日系・日本資本の学校は自社で日本語サイトを持ち、直接申し込みを受け付けているところが多くあります。代表例を3校挙げます。

学校名形態特徴備考
QQ English学校直営
(完全日系資本)
セブに2校(ITパーク校・ビーチフロント校)。日本人スタッフ常駐入学金21,750円+海外送金手数料4,350円。セブ校の開校年が公式内で2009年と2011年に分かれている
ミライズ留学
(MeRISE)
学校直営社会人特化で社会人率90%超。TESOL公認講師。マンツーマン中心セブ校舎の住所・加盟団体・手数料体系がいずれも公式で確認できず
Brighture学校直営ビジネス英語・発音矯正・読み書きに強い。マンダウエ市閉校ではありません。2026年4月の「レッスン提供終了」告知はオンライン版の一部科目のみで、セブキャンパスは継続。料金・累計生徒数は非公開

※ 上の3校は「学校が直接申し込みを受け付けている」形態の代表例で、セブ島の全校を網羅したものではありません。学校ごとの比較は11校14キャンパスの24項目比較をご覧ください。

これらはエージェントではないので、26社のスコアには含めていません。手数料がそもそもなく、解約規定も学校の規約に従うためです。

すでに閉校・停止している学校があります。フィリピン留学業界は入れ替わりが激しく、比較記事に載ったまま実際には営業していないケースがあります。今回の調査で確認できた例:

  • サウスピーク:公式トップに「現在閉校中です。」と明記
  • NILS:2020年3月から休校、2021年3月以降 全サービス停止中。問い合わせ窓口も閉鎖

古い比較記事を見つけたら、まず公式サイトが更新されているかを確認してください。

セブ島の学校を、エージェントを通さずに比べる

ナビセブでは、セブ島の11校14キャンパスを24項目で採点したデータを公開しています。エージェントの「おすすめ」ではなく、料金・立地・食事・寮・国籍比率などを項目ごとに並べたものです。

セブ州庁舎
セブ州庁舎(セブ市)。日本にオフィスがある日系校なら、困ったときに学校へ日本語で直接連絡できます。

結局どこを選べばいいのか(目的別)

セブ周辺のビーチ
セブ周辺のビーチ。目的が「英語と休暇の両方」なら、学校を選ぶ基準も変わります。

点数の高い順に選ぶ必要はありません。自分の条件で絞り込んでください。

3つの質問で、候補は3社まで絞れます Q1. 行き先はセブ島・フィリピン? はい いいえ 学校に直接申し込む エージェントを挟まなくても 日本語で完結する学校が多い Q2. 留学期間は12週間以内? はい いいえ ISS留学ライフ 出発31日前まで取消料0円。 予定が動く社会人に効く Q3. 総額の上限を先に決めたい? はい いいえ スマ留 パッケージ型で総額が先に 分かる。含まれる週数は要確認 留学ジャーナル/ウィッシュ 約款も為替も公開。保護者に 説明する材料がそろう
図:候補の絞り込みチャート。3問で外れた会社が悪いという意味ではありません。ここで残った会社に、記事末尾の4つの質問をぶつけてください。
あなたの状況候補理由
12週間以内の留学ISS留学ライフ出発31日前まで取消料0円。この条件は26社で唯一。予定が変わる可能性がある社会人に効きます
初めての長期留学/保護者を説得する必要がある留学ジャーナル/ウィッシュインターナショナル前受金の信託保全、約款の全面公開、24時間対応。「何かあったときどうなるか」が全部書面にあります。どちらも有料で、その費用で「何かあったときどうなるか」を買うと考えてください
見積の内訳を1円まで納得したいウィッシュインターナショナル為替の上乗せ率(TTS×4%)を公開している唯一の会社
予算の上限を先に決めたいスマ留パッケージ型で総額が先に分かる。ただし滞在費が8週間分までという上限あり。滞在先が説明と違ったという投稿が複数あるので、部屋の条件は書面で
学校を自分で比べたいスクールウィズ/留学タイムズ掲載校数が桁違い(数百〜5,000校)。ただし両社とも解約条件は要確認
ワーホリで現地就労が目的ワールドアベニュー/タビケン留学どちらも豪州に強い。認証はワールドアベニューが上。無料解約期間はワールドアベニュー8日、タビケン6日。ただしワールドアベニューの解約規定には裁判で争われた経緯がある(本題3)
2カ国留学(フィリピン+欧米)StudyIn/フィリピン留学センター両国の手配を一社で完結できる。StudyInは学校倒産時の規定あり
英国・米国の大学/大学院に進学beoUCAS登録窓口を持つ専門。本記事のスコアは語学留学向けの基準なので、ここでは参考になりません
セブ島・フィリピン学校に直接申し込む(日本オフィスのある日系校)学校の日本オフィスに日本語で直接申し込め、留学中の相談も直接できます。エージェントを挟む理由がありません。学校を10校以上比べたい場合だけ、フィリピン留学センターのような専門エージェントが早いです

エージェントを使わずに、自分で申し込む

セブ市の旧市街に残る古い門
セブ市の旧市街に残る古い門。直接申し込むと、質問の答えは担当者を挟まずにその場で返ってきます。

どの比較記事にも「エージェントを使わない方法もあります」と1行だけ書いてありますが、具体的な手順を書いた記事はありませんでした。書きます。

手順は5つです

  1. 学校を探す。学校名で検索し、公式サイトに日本語ページか「Apply」ページがあるか見る。フィリピンの日系校はほぼ日本語で完結します
  2. 見積をもらう。学校の問い合わせフォームか下のメール文面を送る。返信は1〜3営業日
  3. 内容を確認する。授業料・滞在費・入学金・教材費・空港送迎・SSP等の現地費用が、どこまで含まれるか
  4. 支払う。海外送金(手数料 数千円)かクレジットカード。自分で送金すれば、為替の上乗せは発生しません
  5. ビザ・保険・航空券を手配する。ここが自分でやる部分です

学校に直接送るメール文面(そのまま使えます)

Subject: Inquiry about course and accommodation (from Japan)

Hello,
I am considering studying at your school. Could you please send me a quotation with the following details?

– Preferred start date: [YYYY/MM/DD]
– Duration: [ ] weeks
– Course: [General English / Business / IELTS など]
– Accommodation: [single room / shared room / homestay]

I would also like to confirm:
1. What is included in the price, and what must be paid locally?
2. What is your cancellation and refund policy?
3. Do you handle the student visa / SSP application?
4. What payment methods do you accept, and are there any transfer fees?

Thank you.
[your name]

自分でやると、何が発生するか

項目自分でやる場合エージェント経由
学校とのやりとり英語(フィリピンの日系校は日本語可)日本語
為替上乗せなし。銀行の送金手数料のみ(数千円)会社によってTTS+数%
ビザ・SSP自分で申請、または現地の学校が代行代行(有料の場合あり)
海外旅行保険自分で比較して加入提携先を案内される(代理店手数料が発生する会社あり)
航空券自分で手配(最安を選べる)手配可の会社あり
現地でトラブル欧米校:自分で学校と交渉
セブの日系校:学校の日本オフィスに日本語で直接連絡
エージェントの担当者→学校、と一段階挟む。契約後に返事が来ない投稿が多い項目
学校が倒産したら自分で対応ほぼ全社が免責を規定。結局は自分で対応

最後の行が重要です。「エージェントを通せば守られる」という部分は、契約上はほとんど存在しません。各社の規約を読むと、学校の閉鎖・倒産はすべて免責事由に並んでいます(StudyInだけが転校の努力義務を書いています)。

向く人・向かない人

  • 直接申込みが向く人:フィリピン・セブ島に行く(日本オフィスのある日系校なら日本語で完結)/短期(1〜8週間)/2回目以降の留学/英語のメールが書ける/費用を1円でも下げたい/学校と直接話したい
  • エージェントが向く人:欧米の長期留学で、学校に日本語窓口も日本オフィスもない/学生ビザが必要/学校を10校以上から選びたい/複数国をまたぐ/保護者への説明が必要

そもそも留学エージェントとは

セブ市とマクタン島を結ぶ橋
セブ市とマクタン島を結ぶ橋。留学エージェントは、海外の学校と自分で交渉できない人の代わりをする仕事として生まれました。

無料と有料の違い

無料エージェントは、学校から紹介料(コミッション)を受け取って運営しています。各社の公式説明を並べると分かりやすいです。

  • 留学タイムズ:「各学校へ留学生をご紹介することによる手数料で収益を立てており、お客様からは余分なお金を一切いただいていない」
  • StudyIn:「提携先の学校から紹介料をもらいます。StudyInは少数精鋭メンバーで運営しており、立地を考慮しオフィスの賃料を抑え、学校からの紹介料だけで経営を実現しています」
  • セブ島留学センター:「広告費で運営されている公式デスクです」
  • DEOW:「学校から生徒様を送った分頂ける紹介料を利益としています」

コミッション率について、日本の業界の公的統計・業界統計は存在しません。JAOS・J-CROSS・消費者庁・JASSOのいずれも公表していません。参考値として海外の調査があります。

調査対象料率
AIRC調査(2026年3〜4月)米国61機関1人あたり固定額 $2,000〜3,500(48%)/ネット学費の10〜15%(39%)
OBHE報告(2012年)7カ国181高等教育機関初年度学費の10%〜17.4%

これは米国の高等教育が中心の数字で、日本の語学学校向けの実態を直接示すものではありません。ただ、「無料」の裏側でどのくらいのお金が動いているかの目安にはなります。

無料エージェントで起きがちなこと

  • 提携校からしか選べない。紹介料が発生しない学校は提案されません
  • コミッション率の高い学校が優先される可能性がある。これは仕組みとしてそうなりうる、という話で、実際にそうしているという意味ではありません
  • 「無料」はサポート料のことで、付随サービスは有料。ビザ代行・空港送迎・ホームステイ手配は別料金の会社が多くあります

有料エージェントは、この利益相反が小さくなります。そのぶん費用は上がりますが、上がった費用で何を買っているかは条件書に書いてあります。選ぶ順番は、直接申し込める学校 → 有料でも条件が全部読める会社 → 無料でも条件が読める会社。無料で条件が読めない会社だけは避けてください。

悪質なエージェントを見分ける7つのチェック

「悪質エージェントの見分け方」はどの記事にも載っていますが、たいてい抽象的です。今回26社を実際に調べて、判断材料として本当に効いたものだけを挙げます。

  1. 利用規約・約款がサイトにあるか。探して見つからなければ、それ自体が判断材料です。26社中4社が非公開でした
  2. 「何日前まで無料で解約できるか」を即答できるか。口頭でいいので聞いて、そのあと書面でもらう
  3. 為替レートの根拠を説明できるか。「どの銀行の、いつの、何のレートで、御社の手数料は何%ですか」に答えられるか
  4. 学校の正規料金表を見せてくれるか。消費者庁も「学校のオリジナルパンフレットにある価格表を見せてくれる」を良心的な対応として挙げています
  5. 見積の内訳が分かれているか。学費・滞在費・入学金・送金手数料・エージェント料が区分されているか。「一式」で来たら分けてもらう
  6. 支払いを急かされないか。「今日中なら割引」は要注意。消費者庁の相談事例にも「支払いを急かされた」が挙がっています
  7. 担当者が変わらないか。渡航後も同じ人が見るのか、現地は別会社なのかを確認する

逆に、判断材料としてあまり当てにならなかったものも書いておきます。

  • 受賞歴:ST Star Awardsは取引先である学校側の投票です
  • 「実績◯万人」:ほぼ全社が自社集計で、同じサイト内で数字が食い違っている会社が10社ありました(一覧は口コミ検証記事)
  • 「満足度◯%」:確認した範囲ですべて自社調べでした
  • 比較サイトでの順位:冒頭に書いたとおりです

よくある質問

Q. 結局、無料と有料どちらがいいですか?

「無料」の会社は、学費の中に学校からの紹介料と為替の上乗せが入っています。手数料を取る会社は、そのぶん約款・為替率・信託保全を公開しています。比べるのは「無料か有料か」ではなく「払うお金の内訳が全部読めるか」です。同じ学校・同じ期間で2〜3社から見積を取れば、その会社が学費に何を乗せているかが分かります。セブ島なら、学校に直接申し込めばどちらの問題も起きません。

Q. 契約したあとにキャンセルしたら、お金は戻りますか?

会社と時期によります。多くの会社は「申込から8日以内なら無料」という自主ルールを設けていますが、法定のクーリングオフではないので会社ごとに違います。26社のうち9社は無料期間がなく、1社は6日、2社は規約そのものが非公開で分かりませんでした。契約前に「何日前まで、いくらですか」を書面で確認してください。高すぎる解約料は、消費者契約法第9条により超過部分が無効になる可能性があります。

Q. エージェントが倒産したら、払ったお金は戻りますか?

エージェントが倒産した実例では戻っていません。2008年に破綻したゲートウェイ21は、第3種旅行業者でJATA会員(弁済限度額900万円)でしたが、契約の大半が留学契約だったため弁済の対象外となり、未渡航者約1,330人・約9億5,000万円が返らないまま破産手続きが進みました。2010年に破綻したサクシーオも同じで、第3種旅行業の登録がありながら、日本旅行業協会は「弁済業務保証金制度にあてはまらない契約が多い」とコメントしています。「旅行業登録があるから安心」は成り立ちません。対策としては、前受金を出発直前まで請求しない会社を選ぶ、信託保全制度がある会社を選ぶ、といった方法があります。

Q. J-CROSS認証があれば安全ですか?

J-CROSS自身が「認証事業者の不適切な行為や倒産等の財務トラブルが認証期間中に一切発生しないことを保証するものではない」と明記しています。ただし、公認会計士が直近3年分の財務諸表を審査し、契約後8日の無条件解除や渡航90日前より前の学費請求禁止を認証条件にしているので、何も審査されていない会社との差は大きいと言えます。認証は18社だけです。ただし、認証があっても契約の中身まで公正とは限りません。認証事業者のワールドアベニューは「申込金は理由の如何を問わず不返還」という規定をめぐって消費者機構日本から差止請求訴訟を起こされ、2012年の和解で規定を改めています。

Q. 相談はいつから始めればいいですか?

短期(1〜8週間)なら2ヶ月前でも間に合うことが多いですが、人気校は埋まります。学生ビザが必要な長期留学は、遅くとも半年前。大学・大学院進学は1年前です。フィリピン留学は比較的直前まで手配できますが、部屋タイプの選択肢は早いほど広くなります。

Q. 複数のエージェントに同時に相談してもいいですか?

問題ありません。むしろ同じ学校・同じ期間・同じ部屋タイプで2〜3社から見積を取るのが、いちばん確実な比較方法です。金額が違えば、その差が各社の上乗せか、含まれる項目の差です。多くの会社が「最低価格保証」を掲げているので、他社見積は交渉材料にもなります(ただし適用条件は各社バラバラで、「4週間以上」「5週間以上」「提携校のみ」といった条件が付いています)。

Q. セブ島留学もエージェントを通したほうがいいですか?

必須ではありません。セブの日系校の多くは日本にオフィスがあり、日本語で直接申し込めます。留学中に困ったときも、学校の日本オフィスに直接連絡できるので、エージェントを挟む理由がそもそもありません。直接申し込めば為替の上乗せも発生しません。エージェントのほうが早いのは、学校を10校以上比べたい場合や、2カ国留学にする場合くらいです。

まとめ:チェックするのは、この4つだけでいい

セブ周辺の島と海
セブ周辺の海。契約前に確かめるのは4つだけ。あとは現地で英語に集中してください。

26社を調べた結論として、契約前に確認すべきことは4つに絞れます。

  1. 利用規約はどこにありますか(見つからない会社が26社中4社ありました)
  2. 何日前まで、いくらで解約できますか(無料期間がない会社が9社、6日の会社が1社)
  3. 見積の為替レートに、御社の手数料は何%乗っていますか(数値で公開しているのは1社だけ)
  4. この学費は、いつ学校に送金されますか(出発90日前まで請求しない会社があります)

この4つに即答できて、書面をくれる会社なら、あとは相性の問題です。答えをはぐらかす会社は、点数が何点であれ候補から外していいと思います。

選ぶ順番は、冒頭に書いたとおりです。①セブ島なら学校に直接申し込む。②エージェントを使うなら、手数料を払っても条件が全部読める会社。③無料でも条件が読めない会社は避ける。

そして、どのエージェントを選ぶかより、どの学校を選ぶかのほうが、留学の満足度に効きます。日本語で直接話せる学校なら、エージェントは要りません。エージェント選びで消耗しすぎないでください。

26社を比べても決められなかった方へ

ナビセブはセブ島の現地メディアです。セブ島の11校14キャンパスを24項目で採点した実データと、学費+現地費用の総額シミュレーターを無料で公開しています。それでも迷う場合は、お問い合わせから気軽にご相談ください。


この記事の情報源と調査方法

調査期間:2026年9月(2026年9月23日に再確認)/調査対象:留学エージェント26社(ほかに、日本にオフィスがあり直接申し込める例としてセブ島の学校6校、学校直営の例として3校)

調査方法:各社の公式サイト、利用規約・約款・旅行条件書・特定商取引法に基づく表記を実際に取得して読み、条文単位で記録しました。企業情報は国税庁法人番号公表サイトおよびgBizINFOから取得しています。認証・加盟状況は各団体の公式一覧と突き合わせました。公的データは消費者庁・JASSO・観光庁・国民生活センターの公表資料を参照しています。

確認できなかったもの:Googleマップのクチコミ件数・星評価は26社すべて取得できませんでした。売上高は全社について確認できていません。為替レートの上乗せ率は24社が非公開です。口コミは、投稿者が本当に利用者かどうかを確かめる手段がありません。これらは「存在しない」ではなく「公開情報から確認できなかった」という意味です。

主な出典:
J-CROSS 認証事業者一覧/J-CROSS 認証基準/JAOS 会員一覧/JASSO 留学あっせん業者について/消費者庁 留学等あっせんサービスをめぐるトラブルと消費者へのアドバイス(2010年7月15日)/観光庁 旅行業法の概要/国税庁 法人番号公表サイト/gBizINFO/帝国データバンク 倒産速報(ゲートウェイ21)/同(サクシーオ)/トラベルビジョン「留学手配のサクシーオが業務停止」(2010年7月7日)/消費者機構日本「株式会社ワールドアベニューに対して差止請求訴訟を提起」(2011年9月14日)/同「裁判上の和解結果のご報告」(2012年11月)/同「約款の改定作業等を現在進めています」(2010年12月24日)/国民生活センター「増加する『留学等斡旋サービス』トラブル」(2005年5月10日)/みん評 留学エージェントの口コミランキングおよび各社ページ(2026年9月22日閲覧)/Yahoo!知恵袋(2022年2月13日投稿)/ワールドアベニュー 海外留学サービス条件書(2026年2月1日版)/EF 条件規約(2025年1月28日版)/beo 基本約款(2025年11月5日改定)/ウインテック留学センター 海外留学のお申込条件/ILAC「community message」(2026年9月18日)/ワールドアベニュー「ILAC倒産に伴うお客様への対応について」(2026年9月20日)/セブ島各校の公式サイト会社概要(QQ English・MeRISE・Brighture・3D ACADEMY・First English・Howdy、2026年9月23日閲覧)/各社公式サイトおよび利用規約・約款・条件書

※ 本記事は各社の公開情報にもとづく事実の記載であり、特定の事業者の評価・信用を毀損する意図はありません。記載内容に誤りがある場合はお問い合わせよりご指摘ください。速やかに確認・訂正します。

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