こんにちは、ナビセブ編集部の山崎いおりです。セブ島留学を経験しました。留学の記事を担当しています。
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CEBU21は、フィリピン留学を専門にする老舗のエージェントです。26社を「契約前に条件を自分で確かめられるか」で採点したところ、50点・16位でした。契約条件の開示だけなら30点中28点で、26社の上位です。この記事は、その規約の中身と、看板になっている「90日間学費返金保障制度」の条件を書きます。
掲載情報は2026年10月4日時点で、CEBU21の公式サイト・規約・特定商取引法に基づく表記・国税庁法人番号公表サイト等から取得したものです。確認できなかった項目は「見当たらない」と書いています。「存在しない」という意味ではありません。記事中の写真はイメージで、CEBU21とは関係ありません。
結論:解約の条件は良いほう。看板の「返金保障」は、対象外になる条件を先に読む

① 26社の採点では50点・16位。ただし契約条件の開示は30点中28点。申し込みから8日以内なら解約は0円、申し込み内容の変更は3回まで無料です。渡航後にやめた場合の控除は一律3万円で、返金額の20〜35%を引く他社より、長期の人には軽い条件です。
② 「90日間学費返金保障制度」には、対象外になる条件が8つあります。出席率95%未満、定期テストを1回でも欠席、定期テストで1分野でもレベルが上がった、一般英語以外のコース、など。申し出は留学終了日から10日以内・書面のみです。
③ 第三者の裏づけは0点です。J-CROSS認証・JAOS加盟・旅行業登録のいずれも記載がありません。資本金は非公開。法人番号の指定は2023年2月で、サイトの「創業2005年」とは年が離れています。記載されているフィリピンの拠点は、セブではなくクラークです。
| 採点項目(26社共通) | CEBU21 | どこで点を取り、どこで落としたか |
|---|---|---|
| A 契約条件の開示 /30 | 28 | 規約を公開。8日以内は無料。解約料を明記。為替は「差益・差損は当社に帰属」と書くが、上乗せ率は非公開(−2) |
| B 第三者の裏づけ /20 | 0 | J-CROSS認証・JAOS加盟・旅行業登録・国際的な認定のいずれも記載なし |
| C 会社の中身 /20 | 8 | 資本金は非公開。会社概要に「設立」欄がなく「創業」表記のみ。事業年数は長い |
| D サポートの中身 /20 | 11 | フィリピンに拠点(クラーク)。国内に対面の相談拠点 |
| E 選択肢の広さ /10 | 3 | 取扱校数は限られる。対応国はフィリピンのみ |
| 合計 /100 | 50 | 26社中16位(平均57.1点)。採点の中身と19項目の配点は、比較記事で全部公開しています |
この点数は「サービスの良し悪し」ではなく、「契約する前に、自分で条件を確かめられるか」だけを測っています。
契約条件の開示が28点もあるのに合計が50点なのは、第三者の裏づけが0点だからです。条件は読める。ただし、その会社を外から審査している機関がない。これがCEBU21の点数の読み方です。
関連記事フィリピン留学エージェントおすすめ比較|セブ島留学の10社と全26社を、解約料・為替・倒産リスクで採点【2026年10月】
CEBU21とは:会社の基本情報を、登記と公式サイトで確かめた

| サービス名 | |
| 運営会社 | 株式会社CEBU21(法人番号7011101101860) |
| 創業 | 2005年5月(サイトの表記) |
| 法人番号の指定 | 2023年2月15日(新規)。会社概要に「設立」欄がなく「創業」表記のみ |
| 資本金 | 非公開 |
| 認証・登録 | J-CROSS認証・JAOS加盟・旅行業登録のいずれも記載なし。CALA(セブ英語学校協会)公認第1号、NPO留学協会に加盟 |
| フィリピンの拠点 | クラーク(アンヘレス市)。セブではない。国内は東京(西新宿)・渋谷・横浜 |
| 手数料 | 無料 |
| 無料で解約できる期間 | 8日 |
| 申し込み内容の変更 | 3回まで無料 |
| 為替レート | 請求は申込日の三菱UFJ銀行TTS。差益・差損は当社に帰属(規約第6条d) |
| 口コミサイト | みん評に掲載ページなし |
「創業2005年」と「法人番号の指定2023年」が離れているのは、事業を別の法人に移した場合などに起こります。それ自体は珍しいことではなく、問題があるという意味でもありません。ただ、いま契約の相手になる法人は、2023年に番号が指定された法人です。20年の実績は、ブランドとしての実績だと理解しておいてください。
規約で確かめた①:「90日間学費返金保障制度」の8つの除外条件

CEBU21の看板は、13週間以上の申し込みで、英語力が伸びなかった場合に最大13週間分の学費が返る、という「90日間学費返金保障制度」です。規定を読むと、対象外になる条件が8つあり、ひとつでも当てはまると適用されません。そのうち、とくに当てはまりやすいものを挙げます。
| 対象外になる条件 | 現実に起きること |
|---|---|
| 授業の出席率が95%未満 | 13週間で授業を数日休むと下回る。体調を崩しやすい最初の1か月が危ない |
| 定期テストを1回でも欠席 | テストの日に熱を出したら対象外 |
| 定期テストで1分野でもレベルの上達が確認された | 聞く・話す・読む・書くのうち、1つでも上がれば「伸びた」ことになる。13週間通えば、どれか1つは上がる人が多いはず |
| 一般英語(ESL)以外のコース | TOEICやIELTSなどの試験対策コースは対象外 |
残りの4つは、申し込み時の留学期間が12週間以下、学校の報告書や講師のフィードバックで上達が認められた、制度の対象外の学校への申し込み、虚偽の申請です(規定 第12条)。
さらに、申し出は留学終了日から10日以内・書面のみです。電話・FAX・メールでは受け付けられません。返金の対象は学費だけで、寮費・食費・入学金・送金手数料は戻りません。
この制度が嘘だ、ということではありません。条件はすべて規定に書いてあります。ただ、13週間まじめに通った人ほど、「1分野でも上達した」に当てはまって対象外になる作りです。「伸びなかったら返ってくる」を理由に申し込むのは、やめたほうがいい。この保障は、無いものとして学校とコースを選んでください。
関連記事悪質な留学エージェントの手口12パターンと見分け方|相談事例・裁判・倒産・26社の規約から【2026年10月】
規約で確かめた②:解約の条件は、26社の中で良いほう

| 項目 | CEBU21 | 他社との比較 |
|---|---|---|
| 申し込みから8日以内の解約 | 0円 | 26社のうち10社は無料期間がない |
| 9日目以降〜渡航前の解約 | 3万円+学校の解約料金 | セブ島留学マスターは申込金2万円+1万円+実費から |
| 申し込み内容の変更 | 開始30日前まで、最大3回無料 | 変更の無料回数を書いている会社は少ない |
| 渡航後にやめた場合 | 返金から一律3万円を差し引く | フィリピン留学センター35%、セブ島留学マスター30%、スクールウィズ20% |
| 為替 | 差益・差損は当社に帰属 | 同じ趣旨を書いているのは26社中4社 |
渡航後の「一律3万円」は、長く申し込む人ほど有利です。たとえば学校から30万円が返ってくる場合、35%なら10万5,000円、30%なら9万円が引かれますが、CEBU21は3万円です。逆に、返金額が小さい短期の人には、割合で引く会社のほうが軽くなることがあります。
為替については、円高に振れて会社側に差益が出ても利用者には戻らない、という意味です(円安で損が出ても追加請求されない、という意味でもあります)。請求書のレートに最初から何%乗っているかは、書かれていません。
関連記事留学エージェントのキャンセル料・返金はいくら?26社の規約を時期別に一覧にした【2026年10月】
「CEBU21」なのに、拠点はセブではなくクラーク

社名は「CEBU21」ですが、サイトに記載されているフィリピンの拠点は、ルソン島のクラーク(アンヘレス市)です。セブ島ではありません。セブとクラークは飛行機で移動する距離です。
セブ島の学校に留学して、現地で困ったとき、クラークのスタッフがすぐ来てくれるわけではありません。フィリピン留学では、現地で実際に動くのは学校のスタッフであることがほとんどです。それなら、学校に日本人スタッフが常駐しているか、学校の日本オフィスに直接連絡できるかのほうが、エージェントの拠点よりも効きます。
口コミサイト「みん評」には、CEBU21のページがありません(2026年9月23日時点)。「悪い口コミがない」のではなく、「口コミがない」という状態です。Googleマップのクチコミは取得できませんでした。「CEBU21 口コミ」で検索して出てくる記事の多くは、紹介料を受け取る比較サイトか、別の留学エージェントが書いたものです。本人の投稿が集まる場所に投稿がない以上、判断材料は規約しかありません。だからこの記事は、規約に書いてあることだけで書いています。
フィリピン留学を扱う10社の中で、CEBU21はどこにいるか

26社のうち、フィリピン留学を専門にしている会社と、フィリピン留学も扱っている主な会社の10社を、点数順に並べました。
| 会社 | 点数 | 無料で取り消せる期間 |
|---|---|---|
| 80 | 8日(渡航30日前〔ピーク時は40日前〕以降の申し込みは、8日を待たずに取消料) | |
| 68 | 8日(特定商取引法の表記に明記) | |
| 59 | 8日(渡航30日前以降の申し込みは除く。9日目からは申込金2万円+1万円+実費) | |
| 52 | 8日 | |
| 52 | なし(契約成立日から1万5,000円) | |
| 50 | 8日 | |
| 50 | 8日 | |
| 42 | なし(無料なのは予約確定の通知前だけ。確定後は2万円) | |
| 38 | なし(契約した時点でデポジットが確定) | |
| 31 | 分からない(フィリピンのサイトに取消の規定が見当たらない) |
出典:各社の利用規約・約款・条件書・特定商取引法に基づく表記(2026年10月4日に再確認)。点数は26社比較の採点(100点満点)。
CEBU21は10社の中で6位です。8日の無料期間があり、渡航後の控除も一律3万円で、解約の条件だけなら10社の中で良いほうです。点数が伸びなかったのは、認証がひとつもなく、資本金が非公開だからです。
そして、為替の上乗せ率を数字で公開している会社は、この10社に1社もありません(26社で見ても3社だけ)。学校に直接申し込めば、この表にあるエージェントの解約料や控除は、どれもかかりません。かかるのは学校の規定だけです。
関連記事フィリピン留学エージェントおすすめ比較|セブ島留学の10社と全26社を、解約料・為替・倒産リスクで採点【2026年10月】
CEBU21が向く人・向かない人

向く人
- フィリピンに13週間以上の長期で行く人。渡航後にやめた場合の控除が一律3万円で、割合で引く会社より軽い
- 申し込んだあとに、日程やコースを変える可能性がある人。変更が3回まで無料です
- エージェント経由でしか申し込めない学校に行きたい人
向かない人
- 「伸びなかったら返金」を理由に申し込もうとしている人。対象外の条件が8つあります
- 第三者の認証がある会社を選びたい人。J-CROSS認証があるフィリピン専門は、フィリピン留学センターです
- セブ島の現地に、エージェント自身のスタッフがいてほしい人。記載の拠点はクラークです
- TOEICやIELTSの試験対策コースで行く人。返金保障の対象外です
- 行きたい学校が、日本にオフィスのある日系校に決まっている人。学校に直接申し込めます。手数料も為替の上乗せもゼロで、留学中の相談も学校の日本オフィスに日本語で直接できます
エージェントは、海外の学校と自分で交渉できない人のために生まれた業種です。セブ島の日系校の多くは日本にオフィスを持ち、申し込みも見積もりも留学中の相談も日本語で直接できます。直接話せる学校に、エージェントは要りません。値段が同じでも、学校にとってあなたが「自分の顧客」になる分、対応は良くなります。学校ごとの申し込み窓口は、要否記事にまとめています。
フィリピン留学専門のエージェントが役に立つのは、①エージェント経由でしか申し込めない学校(EV Academy・CIA・Philinterなど)を選ぶとき、②欧米と組み合わせた2カ国留学にするとき、③学校を10校以上から比べて選びたいとき、の3つです。どれにも当てはまらないなら、まず行きたい学校に直接問い合わせてください。
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契約前にCEBU21に聞く7つの質問

- 「90日間学費返金保障制度」の対象外の条件を、8つ全部書面でください
- 過去に、この保障で実際に返金を受けた人は何人いますか
- 契約の相手になる法人の、正式な名前と設立年を教えてください
- 渡航後に途中でやめた場合、学校からの返金のうち、いくらが手元に戻りますか
- 請求書の為替レートは、どの銀行の何のレートで、上乗せは何%ですか
- セブ島の学校で困ったとき、誰が、どこから対応しますか
- この学校に直接申し込んだ場合と、金額は同じですか
高すぎる解約料を請求された場合、消費者契約法第9条により、平均的な損害の額を超える違約金は、超える部分が無効になります。記録の残し方から消費者ホットライン「188」までの順番は、別の記事にまとめました。
関連記事留学エージェントと解約・返金でもめたら|188・消費者契約法・支払停止の抗弁・ADRまで、やることを順番に全部書いた
ナビセブ編集部の結論|解約の条件で選ぶなら悪くない。返金保障は、無いものとして考える

CEBU21は、規約を公開し、8日以内は無料で解約でき、変更も3回まで無料で、渡航後の控除は一律3万円です。解約の条件だけを見れば、フィリピン留学を扱う10社の中で良いほうに入ります。
一方で、看板の「90日間学費返金保障制度」は、13週間まじめに通った人ほど対象外になる作りです。これを理由に申し込まないでください。そして、J-CROSS認証もJAOS加盟も旅行業登録もなく、資本金も非公開です。まとまったお金を前払いする相手として、どこまで納得できるかは、読む人が決めることです。
そして、どのエージェントを選ぶかより、どの学校を選ぶかのほうが、留学の満足度に効きます。日本語で直接話せる学校なら、この記事に書いた費用の大半は、そもそもかかりません。
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よくある質問
Q. CEBU21は信頼できますか?
規約を公開し、解約の条件も明記しています。26社の採点では50点・16位で、契約条件の開示は30点中28点でした。一方で、J-CROSS認証・JAOS加盟・旅行業登録のいずれも記載がなく、資本金は非公開です。
Q. 「90日間学費返金保障制度」は本当に返金されますか?
条件を満たせば返金されます。ただし対象外になる条件が8つあり、出席率95%未満、定期テストの欠席、定期テストで1分野でも上達、一般英語以外のコース、などが含まれます。申し出は留学終了日から10日以内・書面のみです。
Q. キャンセル料はいくらですか?
申し込みから8日以内は0円です。渡航後にやめた場合は、学校からの返金から一律3万円が差し引かれます。
Q. 口コミはどうですか?
みん評に掲載ページがなく、本人の投稿は見当たりませんでした。「悪い口コミがない」のではなく「口コミがない」状態です。
Q. セブ島留学でも使ったほうがいいですか?
必須ではありません。セブ島の日系校の多くは日本にオフィスがあり、日本語で直接申し込めます。エージェントが役に立つのは、エージェント経由でしか申し込めない学校、2カ国留学、学校を10校以上から比べたい場合です。
この記事の情報源と調査方法
調査日:2026年9月22〜23日、10月4日(公式サイト・規約・団体の会員一覧を開き直して再確認)/調査対象:CEBU21の公式サイト・利用規約・「90日間学費返金保障制度」の規定・会社概要、国税庁法人番号公表サイト。
調査方法:各ページを実際に開いて、条文と投稿を転記しました。投稿は投稿日と投稿先を明記し、要旨にまとめています。投稿は削除・変更されることがあるので、リンク先で原文を確かめてください。会社側の言い分は確かめていません。投稿者が本当に利用者かどうかも確かめられません。確認できなかった項目は「見当たらない」「記載なし」と書いています。これは「存在しない」という意味ではなく、公開情報から確認できなかったという意味です。
主な出典:CEBU21 利用規約・返金保障制度の規定/CEBU21 会社概要/JASSO 留学あっせん業者について/消費者庁 留学等あっせんサービスをめぐるトラブルと消費者へのアドバイス(2010年7月15日)/国税庁 法人番号公表サイト
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