こんにちは、ナビセブ編集部の山崎いおりです。セブ島留学を経験しました。留学の記事を担当しています。
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ナビセブはセブ島の情報メディアで、留学エージェントではありません。この記事に出てくる会社から、掲載料・紹介料・アフィリエイト報酬を一切受け取っていません。本文中のリンクはすべて通常のリンクです。
この記事は、2026年9月に起きた語学学校2社の閉校をきっかけに書いています。感情的な話ではなく、各社の公式発表・利用規約・各国の救済制度の原文だけを材料にしました。会社名が出てくる箇所は、すべてその会社が自分で公開している文書からの引用です。「意見」は最後の章にまとめ、それ以外は事実だけを書いています。
掲載情報は2026年9月25日時点のものです(9月25日に続報を追加)。確認できなかった項目は「確認できず」と明記しています。「確認できなかった」は「存在しない」という意味ではありません。記事中の写真はイメージで、本文に出てくる学校とは関係ありません。
先に結論:EC English倒産で分かったこと
学校が倒産したとき、あなたのお金を守ると契約で約束している留学エージェントは、規約を調べた18社のなかに1社もありません。
9月14日、マルタ発祥の語学学校チェーンEC English(イーシー・イングリッシュ)が7カ国25校を即日閉校しました。その4日後の9月18日、カナダ最大級の語学学校ILAC(アイラック)が破産を申し立て、同じく即日で授業を止めました。どちらも創業30年を超える大手で、学費を全額払い終えた学生が、合わせて数千人います。
この2つの事件で、次のことがはっきりしました。
- 学費は現金では戻っていません。ECの規約には「ECがプログラムを中止した場合、支払済みの全額を返金する」「返金は60日以内」と書いてありました。それでも倒産すれば、学生は債権者の一人として並ぶだけです。ECの閉校声明には、返金についての具体的な記載がありません。9月25日時点でも、返金が行われたという発表は見当たりません。バンクーバー校の学生だけは、州の基金に請求できる可能性が出てきました(続報)。
- 学生を助けたのは、留学エージェントではなく「学校の業界団体」でした。マルタでは加盟13校が4週間分の授業を無償で引き受け、英国とカナダでは業界団体が転校先を手配しました。ただし、それは「別の学校の席」であって、お金ではありません。滞在費・空港送迎・航空券は、確認できたどの制度でも補償の対象になっておらず、カナダの制度は「滞在費」と「エージェントへの手数料」を対象外とはっきり書いています。
- 日本の留学エージェント18社の規約を読み直しても、学校の倒産時に「学費を補償する」「自社の取り分を返す」と書いた会社はゼロでした(うち2社は規約そのものが非公開で、何が起きるか分かりません)。倒産を正面から書いている唯一の会社(StudyIn)の条文は、「一切の責任を負いません」です。
- エージェントも、倒産を事前に知りませんでした。ECが代理店に送ったのは、閉校4日前の「予期せぬ運営上の事情で、今週末の新規到着を受け入れられない」という通知だけです。台湾では、空港へ向かう3時間前になって授業停止の連絡を受けた学生がいます。
つまり、「エージェントを通せば、何かあったときに守ってもらえる」という安心は、いちばん必要な場面で、調べた18社の契約のどこにも存在しません。この記事では、その根拠を全部並べます。最後に、どうやって自分でお金を守るかを書きます。
| 誰が | ECとILACの学生に、実際に何をしたか | お金は |
|---|---|---|
| 学校(EC/ILAC) | 即日閉校。ECは「各国の手続きが確定次第、追って連絡」。ILACは「次のステップは影響を受ける方に直接連絡」 | 返金の具体的な記載なし。破産手続きへ |
| 学校の業界団体 (FELTOM/English UK/Languages Canada 等) | 加盟校への転校先を手配。マルタは13校が4週間分の授業を無償提供(少なくとも200人)。カナダはECの学生444人(9月18日時点)、ILACの学生430人以上(9月21日時点)を加盟校に配置 | 現金ではなく「席」。滞在費・送迎・航空券は対象外 |
| 日本の留学エージェント | 学生への連絡、転校先の提案。1社(ワールドアベニュー)がILACの件で滞在費と送迎費の自社負担を発表 | 契約上の義務ではなく、その会社の判断。学費本体の補償を約束した会社はなし |
| あなた(学生) | 書類を集め、期限内に転校先を決め、管財人に債権を届け出る | 未消化の学費は「債権」。配当があるかは手続き次第 |
→ 続報(10月8日更新) / 何が起きたか(時系列) / 誰が学生を救ったか / 日本のエージェント18社の規約 / 自分のお金の守り方 / セブ島の場合
続報:EC English・ILACのその後(10月8日更新)

この記事の公開(9月23日)のあとに出た発表と、新しく分かったことを、新しい順に足していきます。出典は記事末の「主な出典」にまとめています。
9月28日時点で分かっていること
- 現金が戻る道が出てきたのは、カナダのバンクーバーだけです。BC州(バンクーバーがある州)の監督機関が、ILAC系4校とECバンクーバー校の学生は、州の学費保護基金に請求できる可能性があると発表しました。トロント(オンタリオ州)の語学コースについて、同じ発表は見当たりません。
- 業界団体の救済は、引き続き「席」です。カナダの業界団体は「eCAPは保険でも、学費の払い戻し制度でもない」と改めて書きました。英国の業界団体は、学生のお金を保険や第三者の預かりで守る仕組みを検討し始めました。裏を返せば、今はその仕組みがありません。
- ILACは「立て直し」ではなく「清算」です。管財人KPMGの書類では、ILACはカナダの破産法49条による破産で、最初の債権者集会は10月8日です。
- 日本の留学エージェントから、新しい補償の発表は出ていません。9月20日のワールドアベニュー(滞在費・送迎費の自社負担)のあと、学費を補償すると発表した会社は、私たちが確認した範囲ではありません。
| 日付 | 発表した人 | 分かったこと |
|---|---|---|
| 10月8日 | ナビセブの確認 | 9月28日以降、ECとILACの管財人、カナダ・英国の業界団体から、学費の返金についての新しい公式発表は見当たりません。ILACの最初の債権者集会は10月8日12時(電話会議)の予定です。結果が公表されたら、この表に足します |
| 9月28日 | ナビセブの確認 | 9月25日以降、ECとILACの管財人、カナダ・英国の業界団体から、学費の返金についての新しい公式発表は見当たりません。Languages Canadaは、オンラインで受講していた学生の転校手配を9月28日から始めると案内していました。次の大きな予定は、10月8日のILACの最初の債権者集会です。発表が出たら、この表に足します |
| 9月25日 | Winning English Academy(セブ島の語学学校。CEBU21掲載のお知らせ) | ECまたはILACに在籍中、もしくは登録済みだった人を対象に、入学金と授業料4週間分を無料にする支援を発表。先着10名、適用期限は2026年12月31日。在籍証明とコース未消化の証明書が必要で、宿泊費・食費・現地費用は自己負担 |
| 9月25日 | The PIE News(業界メディア) | ILACの学生の取材記事。授業料として約1万4,000カナダドル、約1万3,000カナダドルを払っていた学生の例。航空会社の払い戻しは運賃の約30%分のクレジットだけ、という例も。オンタリオ州には職業系の学校向けの基金(Training Completion Assurance Fund)があるが、ILACについての案内は9月24日時点で出ていない |
| 9月24日 | English UK(英国の業界団体) | まだ授業が始まっていなかったEC生(予約済みの学生)への対応に移ると発表。学費・渡航・滞在の費用をすでに払った人が多いとして、加盟校と支援の方法を探っている。あわせて、学生緊急支援を「学生のお金をより強く守る」ものにするため、保険やエスクロー(第三者が学費を預かる仕組み)などを検討中。滞在費は原則として支援の対象外 |
| 9月23日 | Languages Canada(カナダの業界団体) | ILACの件で「eCAPは保険でも、学費の払い戻し制度でもない」と改めて説明。エージェントが転校先の学校を指定して受け入れを求めることはできない、加盟校以外に移ると学業やカナダでの在留資格に影響しうる、と注意。オンラインで受講していた学生の転校手配は9月28日(月)から。滞在費は対象外 |
| 9月21日 | Languages Canada | 対面で通っていた1,362人のうち430人以上の転校先を確保(9月21日時点。25日までに新しい人数の発表はなし)。ホームステイの手配会社の1社が登録料250ドルを免除 |
| 9月21日 | アイルランドの地元紙(Irish Examiner) | 35年以上続いた語学学校 Limerick Language Centre が閉校。留学生ビザで受け入れられる課程の国のリスト(ILEP)から外れたため。学生の保護の仕組みで転校を進めていて、最長3週間かかる見込み。EC・ILACとは別の学校です |
| 9月19日 | 英国の地元紙(Brighton and Hove News) | ECブライトン校(2003年から運営)の閉校を報道。ピークの週には400人以上の学生が在籍。地元の取引先約30社のうち1社だけで1万5,000ポンド以上の未払い |
| 9月19日 | ILACの日本語窓口(LALALA Plus株式会社) | ILACへの新規申し込みを全停止。「すでに納入された学費の取り扱いや返金手続き等について、ILACおよび破産管財人からの公式な発表はございません」。会社を装った不審な連絡に注意を呼びかけ |
| 9月18日 | KPMG(ILACの管財人) | ILACはカナダの破産法(Bankruptcy and Insolvency Act)49条にもとづく破産。会社を立て直す手続きではなく、財産を処分して債権者に分ける手続きです。事件番号 31-3425631。最初の債権者集会は10月8日12時(電話会議)。学生を含む債権者の問い合わせ先は ilac@kpmg.ca |
| 9月18日 | BC州の私立教育機関の監督機関(PTIRU) | ILAC International College、International Language Academy of Canada、Tamwood Careers、Tamwood Language Centres の4校が州の認定を返上(9月18日付)。認定プログラムに在籍していた学生は、州の学費保護基金(Student Tuition Protection Fund)に請求できる可能性がある。学生向けの説明会を開く予定 |
| 9月18日 | English UK | 英国4校で影響を受けたEC生は328人(閉校時の報道では約370人)。18日夕方までに317人に振替先を提示し、加盟68校が受け入れた |
| 9月16日 | BC州の監督機関(PTIRU) | ECバンクーバー校が州の認定を返上(9月16日付)。在籍していた学生は、同じ基金に請求できる可能性がある |
| 9月16日 | Languages Canada | ECの学生について「影響を受けたすべての学生を転校させられる見込みのため、学費の返金は行わない」と説明 |

BC州の学費保護基金は、誰が使えるのか
BC州には、州が認定した私立の教育機関が閉じたときに、条件を満たす学生へ学費を払い戻すための州の基金があります。今回、州の監督機関は「認定プログラムに在籍していた学生は、請求できる可能性がある」と書いています。語学コースが対象になるか、いくら戻るかは、個別の審査で決まります。バンクーバーのILAC・Tamwood・ECに在籍していた人は、州の案内と説明会の情報を確認してください。トロントのILACの語学コースについて、同じような州の発表は見当たりません。
請求の期限は1年です。BC州の監督機関の案内では、学校が州の認定を返上した日から1年以内に請求しなければなりません。ILAC系4校は9月18日付、ECバンクーバー校は9月16日付で認定を返上しているので、期限はそれぞれ2027年9月中旬です。請求には決められた様式と、払った記録(領収書・振込の記録・入学許可書など)が必要です。
ILACやECに払った人が、いまやること
- ILACに学費を払った人は、管財人(KPMG)に債権を届け出る準備をする。問い合わせ先は ilac@kpmg.ca、最初の債権者集会は10月8日です。
- バンクーバー校(ILAC・Tamwood・EC)に在籍していた人は、BC州の学費保護基金の案内を確認する。
- エージェント経由の人は、「いくらを、いつ、学校に送金したか」を書面でもらう。基金も管財人も、学校に届いた金額しか見ません。
- 「管財人」「窓口」を名乗る連絡に、口座番号やパスポートを送らない。ILACの日本語窓口も、会社を装った連絡に注意を呼びかけています。
この章は、新しい発表が出たら日付つきで追記します。
関連記事語学学校が倒産したら、払った学費は戻る?国別の制度と過去の倒産事例から、戻る人・戻らない人の違いをまとめた
EC English倒産・全校閉校とILAC破産:9月10日〜21日に何が起きたか

時系列で並べます。日付はすべて各社の公式発表と、業界団体の声明によるものです。その後に分かったことと新しい発表は、続報にまとめています。
| 日付 | EC English(マルタ発祥・7カ国25校) | ILAC(カナダ・トロント/バンクーバー) |
|---|---|---|
| 9月10日(木) | 提携エージェントに通知。「予期せぬ運営上の事情により、今週末はEC各校で新規の学生到着を受け入れることができません」。理由の説明はなし。エージェントには「学生に直ちに連絡し、出発を止めてほしい」と要請 | — |
| 9月11日(金) | 英国の業界団体English UKが「ECは9月12〜13日の週末、世界的に新規到着を停止した」と公表。「経営陣と連絡を取り、状況を注視している」 | — |
| 9月12〜13日 | 新規到着の受け入れ停止 | — |
| 9月14日(月) | 全25校の即日閉校を発表。授業は同日で終了、寮の滞在は9月19日(土)まで、新規予約は受け付けない。9月15日に最小限のスタッフを残す。同日、マルタでは約100人の従業員に解雇通知 | — |
| 9月15日(火) | マルタ校の学生が登校すると校舎は閉まっており、現地スタッフが「今後ECでの授業は行われない。転校先はFELTOMと調整中」と説明(現地エージェントの報告) | — |
| 9月17〜18日 | マルタの語学学校協会FELTOMが、加盟13校で週20レッスン×4週間の無償授業を発表。少なくとも200人が転校 | 9月18日(金)午後、破産を申し立て、即日で全授業を停止。学生には「校舎には立ち入れない」とメールで通知。管財人はKPMG。影響を受ける留学生は約1,362人 |
| 9月19日(土) | 寮の滞在期限 | カナダの業界団体Languages Canadaが声明。「カナダ最大の語学学校の、突然で無秩序な閉鎖」と表現し、救済制度で転校を手配すると発表 |
| 9月21日(月) | — | Languages Canadaが、対面で通っていた1,362人のうち430人以上の転校先を確保したと発表。滞在費は制度の対象外と明記 |
ECは1991年創業、ピークの2019年には年間4万5,000〜5万人を受け入れていた、業界で最大級のチェーンです。閉校時に校舎にいた学生だけで、英国328人(English UKの発表)、米国202人、マルタ少なくとも200人。カナダでは9月18日までに444人の転校先が決まりました。ILACも創業30年を超え、2019年からは投資会社が筆頭株主でした。「大手だから潰れない」は、この1週間で終わりました。
EC Englishの学費は返金される?規約には「全額返金」と書いてありました
ECの利用規約(閉校の時点で公式サイトに掲載されていたもの)は、こう定めています。
「ECが学生の入学後にプログラムを中止した場合、ECは、ECに支払済みの全額を返金する」
「すべての返金は、現地の法律に別段の定めがない限り、取消から60日以内に行う」
— EC English 利用規約(英・アイルランド・マルタ・南アフリカ・UAE版)第3条「返金と取消料」より訳出。第14条にも「ECが取り消した授業は全額返金の対象になる」とある
同じ規約の不可抗力の条文には、「ECセンターの閉鎖」も不可抗力の一例として書かれています。そして9月14日の閉校声明には返金についての具体的な記載がなく、「各国の手続きが確定し次第、学校・学生・従業員に追って連絡する」とだけ書かれています。
規約に「全額返金」と書いてあることと、実際に返ってくることは、別の話です。会社が支払不能になれば、学生は数ある債権者の一人になります。税金や従業員の未払い給与が先に支払われ、残った財産があれば、その後で配当されます。これは日本の破産手続きでも同じです。
出発3時間前に、連絡が来た
台湾の報道によると、EC閉校の影響を受けた台湾人学生の中には、空港へ向かう3時間前になって授業停止の連絡を受けた人がいました。別の学生は、出発の約1週間前にエージェントから新規受け入れの停止を知らされています。多くの学生は、学費と滞在費をすでに全額払っていました。
ILACでは、カナダで就学中の留学生が閉校当日の記録を日本語で残しています。金曜の午後3時に学校から「事業停止、授業中止、校舎立ち入り禁止」のメールが届き、エージェントに連絡したが、対象の学生が1,500人以上いるため、当日中に返答はなかったとのことです。
エージェントを責めたいのではありません。学校自身が閉校の4日前まで受け入れを続けていたのですから、エージェントに知りようはなかったはずです。ただ、この局面で「エージェントを通していたから守られた」学生がいたという情報は、今回確認できませんでした。各社が実際にやったこと——連絡と転校先の提案——は、この後で見ていきます。
学生を救ったのは、エージェントではなく「学校の団体」でした

ここが、この記事でいちばん大事なところです。閉校後に学生の転校先を用意したのは、各国の語学学校の業界団体です。日本のエージェントが提供した救済制度は、確認できた範囲で1つもありません。
| 国 | 誰が | 何をしたか | お金の扱い |
|---|---|---|---|
| マルタ | FELTOM(語学学校協会)加盟13校 | マルタ国内にいる学生に、週20レッスン×4週間の授業を無償で提供。参加校が自主的に、対価なしで引き受け。少なくとも200人が転校 | 5週目以降は不明。滞在費は、現地報道によると「必要な場合は緊急の滞在先を手配」とのみ。学費を守る公的制度は確認できず |
| 英国 | English UK(業界団体) | 「学生緊急支援」を発動。加盟校で追加費用なしの振替コースを提供。閉校翌日に4校すべてにスタッフを配置。9月18日夕方までに、影響を受けた328人のうち317人に振替先を提示(加盟68校が受け入れ) | 現金の返金ではなく振替。国の学費保護制度はなし |
| カナダ(EC) | Languages Canada(業界団体) | 「教育完了保証プラン(eCAP)」を発動。加盟校への転校を手配。9月18日時点で444人を加盟校に配置。コース終了が2週間以内の学生を優先 | 転校先で「追加学費なし」。現金の返金は「転校先が見つからない場合のみ」「未消化学費の最大25%」「先着順で、基金が尽きたら終了」。滞在費・ホームステイ・エージェントへの手数料は対象外。申請期限は閉校から30営業日。Languages Canadaは「全員を転校させられる見込みのため、学費の返金は行わない」と説明。ECバンクーバー校の学生は、BC州の学費保護基金に請求できる可能性がある(州の監督機関、9月16日) |
| カナダ(ILAC) | Languages Canada(業界団体) | ILACの閉校を「突然で無秩序な閉鎖」と呼び、同じ制度で転校を手配。9月21日時点で、対面で通っていた1,362人のうち430人以上の転校先を確保。オンライン受講生の転校手配は9月28日から | 転校先で追加学費なし。滞在費は対象外と明記。ILACの高校課程とキャリアカレッジ課程は語学コースではないため、この制度の外。9月23日には「eCAPは保険でも、学費の払い戻し制度でもない」と改めて説明。バンクーバーのILAC系4校の学生は、BC州の学費保護基金に請求できる可能性がある(州の監督機関、9月18日) |
| 米国 | EnglishUSA(業界団体) | 加盟校と連携して受け入れ先を調整 | 詳細は未発表 |
| 南アフリカ | English South Africa(業界団体) | 加盟6校で受け入れ | 詳細は未発表 |
| アイルランド/UAE | — | アイルランドは業界団体が声明を出しているが、本記事では内容を確認できず | 確認できず |
共通しているのは、「席は用意する。お金は返さない」ということです。カナダのeCAPは制度としてもっとも整っていますが、その規定書にははっきりこう書いてあります。
「転校先が見つかった場合、学生には支払済みの残りの授業料に相当するクレジットが、同等のプログラムに充てる形で提供される」
「返金は先着順で、基金が尽きるまでに限られる」
「転校先の学校は、影響を受けた学生と影響を受けたエージェントの間で未払いになっている手数料などについて責任を負わない」
— Languages Canada「Education Completion Assurance Plan」規定書より訳出
最後の一文に注目してください。エージェントの取り分は、救済制度の外側にあります。カナダの留学生向けに書かれた実務ガイドも、「州の基金もeCAPも、実際に学校に届いた授業料しか認めない。エージェントが別に受け取った手数料は対象にならない」と念を押しています。
では、日本のエージェントは何をしたか
公開されている範囲で、事実だけを並べます。
- フィリピン留学・マルタ留学のエージェント(イングリッシュバード)は、閉校当日に状況をまとめ、出発済みの学生にはマルタ国内の転校先を提案し、出発前の学生には留学先の変更に対応すると案内しました。
- マルタ留学のエージェント(マルタスタディドットコム)は、ECから「教育サービスを即時停止する」というメールを受け取ったことを公表し、「当初の希望に近い条件で続けられるよう、代替校の確認・提案を進めている」としました。
- 留学情報サイト(ココア留学)は、「エージェント経由で申し込んだ方は、担当エージェントからの正式な通知を優先して確認を」と書いています。
- ILACの件では、ワールドアベニューが9月20日、「9月25日以降に渡航予定の方については、滞在費用や空港送迎費用などが補償の対象とならない」というILACの発表を受け、「今回の措置によって補償されない滞在費用および送迎費用については、当社にて負担することを決定いたしました」と発表しました。
ワールドアベニューの対応は、確認できた中で唯一、エージェントが自分のお金を出した例です。ただし同社の条件書にそういう義務が書いてあるわけではなく、今回の判断です。次に別の学校が潰れたとき、同じ対応が取られるという契約上の約束はありません。そして負担するのは滞在費と送迎費であって、学費本体ではありません。
ほかの各社がしたのは、連絡と転校先の提案です。それは大事な仕事ですが、マルタでも英国でもカナダでも、転校先そのものは学校の団体が無料で用意しました。エージェントを通していなかった学生も、同じ席を得ています。
関連記事留学エージェントのキャンセル料はいくら?26社の規約で「いつから・何割」を一覧にした【2026年9月】
日本のエージェント18社の規約は、倒産のときに何を約束しているか

私たちは2026年9月、日本の留学エージェント26社の利用規約・約款・条件書を実際に読んで比較しました。その中で条文単位まで調べた18社について、「学校が閉鎖・倒産した場合」の条文を、もう一度全部読み直しました。結果がこの表です。
| 社名 | 学校の閉鎖・倒産について規約に書いてあること | 倒産時に、自社の取り分(申込金・サポート費・紹介料)を返すと書いているか |
|---|---|---|
| StudyIn | 第15条3項「教育機関が予告なく閉鎖(倒産)をした場合、当社は、授業料その他費用に関する責任を含め、一切の責任を負いません。もっとも、当社は、努力義務として…転校等ができるように努めます」 | 書いていない |
| ウィッシュインターナショナル | 第16条2項(5)で「学校・宿泊機関などのサービス提供の中止」を免責事由に列記 | 書いていない |
| 留学タイムズ | 第14条1項で学校閉鎖・ビザ不許可等を不可抗力の免責事由として列記。返金の規定はなし | 書いていない(申込金5万円は、規約上ほとんどの解約局面で返らない) |
| CEBRIDGE | 第14条2項「天災地変、戦乱、暴動、海外教育機関の閉校又は休校」の場合は損害賠償責任を免除 | 書いていない |
| セブ島留学センター | 第18条7項で「病気や疫病、地震や水害等の天災地変、戦争テロ、校内事故の影響により休校及び渡航停止となる場合」を免責。倒産の言葉はなし | 書いていない |
| 成功する留学 | 専用の条文なし。第12条の免責で「各機関の都合によって内容や条件が変更される場合や実施できない場合」に責任を負わない、とのみ | 書いていない |
| 留学ジャーナル | 専用の条文なし。第12条の免責で「予告なしに変更される場合や定員に満たない等の理由…実施されなくなる場合」に「一切その責任を負いません」 | 書いていない(沿革に「2010年 前受金の信託保全を導入」とある。対象の範囲は公開されていない。自社が預かったお金の話で、学校の倒産には効かない) |
| スクールウィズ | 専用の条文なし。第12条の免責に事由の列記のみ | 書いていない(かつてあった「学校倒産保証(フィリピン留学のみ)」は2022年7月31日で終了) |
| スマ留 | 専用の条文なし。第14条で不可抗力と「希望留学先やコースが定員に達せず授業が開講されない場合」を補償の対象外と規定 | 書いていない |
| ISS留学ライフ | 標準旅行業約款の範囲。個別の条文なし | 書いていない(13週以上の申込金7万円は「返金できません」) |
| 留学情報館 | 記載なし | 書いていない(解約時は「運営費=留学情報館へ支払われる紹介料」を差し引くと明記) |
| 留学ワールドDEOW | 条件書に明示的な記載なし | 書いていない |
| タビケン留学 | 専用の条文なし。第17条で研修機関・渡航先の都合による変更の可能性のみ | 書いていない(入学金相当額15,000円は「いかなる場合でも…返金は出来かねます」) |
| ネイティブキャンプ留学 | 学校の閉鎖という言葉はなし。会社の責任を外す条項と、話し合いで内容を変える条項があるだけで、返金の決まりはない | 書いていない |
| セブ島留学マスター | 専用の条文なし | 書いていない(申込金2万円は「理由にかかわらず一切返金いたしません」) |
| CEBU21 | 記載なし | 書いていない |
| 夢カナ留学 | 規約そのものが非公開 | 不明 |
| ラストリゾート | 規約そのものが非公開 | 不明 |
出典:各社の利用規約・約款・条件書・特定商取引法に基づく表記(2026年9月22日取得)。条文番号は各社の文書のもの。
まとめると、こうなります。
| 18社のうち | 社数 |
|---|---|
| 学校の「閉鎖」「倒産」「提供中止」「閉校」という言葉を規約に書いている | 4社(StudyIn/ウィッシュ/留学タイムズ/CEBRIDGE) |
| そのうち、内容が「責任を負わない」「免責」 | 4社(全部) |
| 倒産時に学費を補償する、または自社の取り分を返すと書いている | 0社 |
| 規約そのものが非公開で、何が起きるか分からない | 2社 |
誤解のないように書いておくと、これは各社が不誠実だという話ではありません。学校の倒産は、エージェントにとっても取引先の倒産です。学校に送金してしまった学費をエージェントが自腹で返す、という義務は18社の規約のどこにもなく、返せる体力もたいていありません。規約に「責任を負わない」と書くのは、会社としては当然の防衛です。
問題は、その事実を規約の免責条項以外の場所で説明している会社が、調べた範囲で見当たらないことです。「万が一のときもサポートします」「現地に日本人スタッフがいます」という言葉と、「学校が倒産したら一切の責任を負いません」という条文は、同じ会社の中に同居しています。読み手が知っているべきなのは後者のほうです。
唯一「正面から書いている」StudyInの条文を、もう一度読んでください
「教育機関が予告なく閉鎖(倒産)をした場合、当社は、授業料その他費用に関する責任を含め、一切の責任を負いません。もっとも、当社は、努力義務として…転校等ができるように努めます」
この条文は、18社のなかでいちばん誠実です。なぜなら、他の17社が書かずに済ませていることを、はっきり書いているからです。そしてこの条文が示す「エージェントにできること」は、今回ECやILACで各社が実際にやったこと——連絡と転校先の提案——と、ぴったり一致しています。
「認証があるから安心」も、学校の倒産には効きません
留学業界の第三者認証であるJ-CROSS(留学サービス審査機構)は、公認会計士がエージェントの直近3年分の財務諸表を審査します。審査されているのはエージェントの財務であって、そのエージェントが送客している学校の財務ではありません。J-CROSS自身も「認証事業者の不適切な行為や倒産等の財務トラブルが認証期間中に一切発生しないことを保証するものではない」と明記しています。
実際、今回ILACの件で自社負担を発表したワールドアベニューはJ-CROSS認証事業者ですが、それは認証の効果ではなく、同社の判断です。逆に、認証を持たない会社が同じことをしても構わない。認証と、学校が潰れたときにあなたのお金がどうなるかは、無関係です。
フィリピン留学については、あるエージェントがはっきり書いています
フィリピン留学を扱うエージェント(留学ドットコム)は、よくある質問「万一語学学校が倒産した場合どうなりますか?」に、こう答えています。
「欧米留学では、各国の公共組織が学校倒産時に学生を保護」し、「同等の金額と内容でコースへの転校振替という救済措置」がある。一方、フィリピン留学には「こうした欧米留学では当たり前の組織がございません」。したがって「フィリピン留学の場合、万一語学学校が倒産した際には補償はないと考えて頂き、予防するしかございません」。だから同社は「万年空席の語学学校は避ける」「異常に相場を逸脱した学校は避ける」、そして「経営者ともよく会うようにして細かい部分を出来るだけ把握するようにしております」——
ここまで書いているエージェントは珍しく、この姿勢は評価できます。ただし裏を返せば、フィリピン留学では、学校が潰れたときの救済制度が業界にも公的にも存在しない、ということです。この点はセブ島の章でもう一度書きます。
「手数料無料」の正体と、その手数料の行き先

日本の留学エージェントの多くは「手数料無料」を掲げています。無料で成り立つ理由は各社が自分で説明していて、学校があなたの学費の中からエージェントに紹介料を払っている、という意味です(留学タイムズ「各学校へ留学生をご紹介することによる手数料で収益を立てており」、StudyIn「学校からの紹介料だけで経営を実現しています」、留学ワールドDEOW「学校から生徒様を送った分頂ける紹介料を利益としています」)。その率は日本に統計がなく、海外の調査では初年度学費の10〜17.4%、語学学校では2〜3割とされます。仕組みと、無料の会社でも利用者が払うお金(為替の上乗せ・申込金・解約時の控除)は、別の記事にまとめました。
関連記事留学エージェントの手数料はいくら?「無料」の正体と有料の相場を、26社の規約と海外の統計から書いた【2026年10月】
ここで、倒産の話とつながります。
その紹介料は、学校が潰れても戻ってきません。カナダのeCAPの規定書が「影響を受けた学生と影響を受けたエージェントの間で未払いになっている手数料などについて、転校先は責任を負わない」と書いているのは前に引用したとおりです。実務ガイドが「州の基金もeCAPも、実際に学校に届いた授業料しか認めない」と念を押しているのも同じ意味です。あなたが払った200万円のうち、エージェントの取り分になった部分は、少なくともカナダの救済制度では対象外と明記されていて、ほかの国でそれを守る制度も確認できませんでした。
それだけではありません。同じ学校でも、学生の都合で途中でやめる場合、いくつかの会社は学校からの返金額から、さらに自社の手数料を引きます。留学ワールドDEOWは返金額の35%、成功する留学とセブ島留学マスターは30%、スクールウィズは20%(規約より)。学校の倒産にこの条文がそのまま使われるかどうかは書かれていませんが、「学校からお金が戻る場合、エージェントの手数料はそこから引かれる」という設計であることは、規約に書いてあるとおりです。
学校が倒産したとき、あなたが払ったお金は誰が守るのか
2026年9月のEC・ILACの事例と、各国の救済制度の規定書から作成
授業(未消化分)
席は用意される守ったのは学校の業界団体(FELTOM/English UK/Languages Canada)。ただし「別の学校の席」であって、現金ではない。カナダの現金返金は、転校先がない場合に最大25%・先着順
滞在費・空港送迎・航空券
制度の対象外カナダの制度は「滞在費は対象外」と明記。マルタは現地報道によると「必要なら緊急の滞在先」のみ。ワールドアベニューが自社負担を発表したが、契約上の義務ではなく今回の判断
エージェントの取り分(紹介料・申込金・サポート費)
制度・規約とも対象外カナダの制度は「学生とエージェントの間の未払い手数料に、転校先は責任を負わない」。規約を調べた18社のうち、倒産時に自社の取り分を返すと書いた会社は0社
未消化の学費を「現金で」取り戻す
債権届出管財人に債権を届け出て配当を待つ。税金・未払い給与が先。ECの規約には「全額返金・60日以内」とあったが、倒産すればその条文は「債権」に変わる
※ カード払いで学校に直接払っていた場合は、カード会社への申し立てという別の道がある(自分のお金の守り方)
エージェントも、倒産を知りませんでした

「エージェントを通せば、危ない学校は避けてもらえる」——そう思っている人は多いと思います。今回、それが成り立たなかったことを示す材料が3つあります。
1つ目。ECが代理店に送った通知には、理由が書かれていませんでした。閉校4日前の9月10日、ECは提携エージェントに「予期せぬ運営上の事情により、今週末はEC各校で新規の学生到着を受け入れることができません」「ご迷惑と不安をおかけすることを深くお詫びします」とだけ伝え、「状況が確定次第あらためて連絡する」としました。閉校の予告も、財務状況の説明もありません。閉校を事前に知らされていた代理店があったという情報も、確認できませんでした。
2つ目。学校の財務を第三者が審査する仕組みは、少なくとも日本のエージェント業界にはありません。J-CROSSが審査するのはエージェントの財務であって、送客先の学校の財務ではないのは前に書いたとおりです。ECは2019年に年間4万5,000〜5万人を受け入れ、ILACは投資会社が筆頭株主でした。外から見て、いちばん潰れそうにない2社です。ECのマンジオン会長は、グループが「長年にわたり深刻な財務圧力にさらされてきた」こと、「既存株主や外部投資家による追加出資がこれまで複数回行われ」たことを閉校後に説明しています(台湾メディアの報道)が、その話が代理店に事前に共有されていた形跡はありません。
3つ目。閉校当日、エージェントは学生と同じ立場でした。ILACの学生が「エージェントに連絡したが当日中に返答はなかった」と書いているのは前に引用したとおりです。1,500人分の問い合わせが同時に来れば、返答できないのは当然です。ただそれは、エージェントが学生より先に情報を持っていたわけではないということでもあります。
「経営者ともよく会うようにして細かい部分を出来るだけ把握するようにしております」と書いているエージェント(留学ドットコム)もあります。そういう会社もあるでしょう。ただし、それを規約や契約で約束している会社は、18社の中にはありませんでした。
なぜ、比較記事はこのことを書かないのか

「留学エージェント おすすめ」で検索して出てくる上位8本の記事を9月に分解しましたが、「学校が倒産したらエージェントは守ってくれません」と書いてあるものは1本もありませんでした。理由は、記事の作られ方にあります。
その8本には、どれも同じ6社が載っていました。スマ留・夢カナ留学・StudyInは8本中8本、スクールウィズ・タビケン留学・ラストリゾートは7本。そしてこの6社には、いずれもアフィリエイト報酬が設定されています。確認できたものだけで、スクールウィズ5,000円、夢カナ留学8,250円(税込)。スマ留はアフィリエイト事業者の導入事例で、担当者が「弊社では最も費用対効果が高いチャネル」と話しています。
さらに、「比較サイト」の一部は競合エージェント自身が運営しています。成功する留学は自社ドメインで自社を先頭にしたランキングを、留学タイムズの運営会社は競合のレビュー記事を運営しています。
送客で収益を得ている人が、「エージェントを通しても、倒産のときは守られません」とは書けません。書いた瞬間に、自分の収益の根拠が消えるからです。これは陰謀ではなく、ただの仕組みです。だから、この話は送客で収益を得ていない人しか書けないし、私たちはそのために書いています。
反論に、先に答えておきます

「エージェントは何もしなかったわけではない」
そのとおりです。連絡、転校先の提案、ビザや滞在先の相談——今回、多くのエージェントがそれをやりました。ワールドアベニューは滞在費と送迎費を自社負担すると発表しました。ここに書いてあるのは「エージェントが無能だ」という話ではなく、「お金については、調べた規約と制度のどれも守っていない」という話です。連絡と転校先の提案は、エージェントを通さなかった学生にも、学校の団体から届いています。
「学校に直接申し込んでも、倒産すれば同じではないか」
学費本体については、そのとおりです。直接申し込んだ学生も、ECとILACでは同じ立場に置かれています。違うのは3つです。払う時期・払う量・払う手段を、自分で決められること。エージェントの取り分(どの制度からも外れる部分)が発生しないこと。そしてカード払いなら、カード会社への申し立てという道が残ること。この3つは次の章で書きます。
「留学ジャーナルには信託保全がある」
同社の沿革に「2010年に導入」と書かれています(対象の範囲は公開されていません)。ただしそれは、留学ジャーナル自身が預かった前受金を守る仕組みで、2008年のゲートウェイ21(未渡航者約1,330人・約9億5,000万円が返らず破産)のような「エージェント自身の倒産」に備えたものです。送金先の学校が倒産した場合に効くものではありません。同社の規約でも、学校側の都合でプログラムが実施されなくなる場合は免責です。
「大手2校が潰れたのは今回だけ。滅多に起きない」
2025年10月には英国の老舗Bell Englishが3校を閉じ、2026年9月には2社が1週間で消えました。9月21日には、アイルランドで35年以上続いたLimerick Language Centreも、留学生ビザで受け入れられる課程の国のリストから外れて閉校しています。ECの閉校声明が挙げた理由は「近年の厳しい財務・市場環境」、ILACは「過去3年間の重大な規制変更」です。各国の留学生ビザの締めつけは、まだ続いています。頻度が上がっているのか下がっているのかを判断する材料はありませんが、「起きない」と言える状況ではありません。セブ島でも、9月19日に語学学校の1つ(EV Academy)が「財務基盤はコロナ禍当時より強化されている」という運営状況の説明を出しました。学校側が、聞かれる前に説明しなければならない空気になっています。
では、自分のお金をどう守るか

守ってくれる人がいないなら、自分で守るしかありません。やることは5つで、どれも申し込む前にできます。
1. 払う時期を、できるだけ遅らせる
半年先の留学の学費を今払うのは、半年分の倒産リスクを自分が引き受けるということです。ECの学生の多くは、9月14日の時点で全額を払い終えていました。
- エージェントを使うなら、出発90日前まで学費を請求しない会社を選ぶ。留学ワールドDEOWと成功する留学は条件書に明記しています。J-CROSSの認証基準も「渡航90日前より前の学費請求禁止」を条件にしています。
- 学校に直接申し込むなら、「入学金(デポジット)だけ先に払って、残りは開始の何日前まで待てますか」と聞く。
- 「今払えば割引」は、割引と引き換えに倒産リスクを前倒しで引き受ける取引です。金額を比べて決めてください。
2. 前払いの量を、最小にする
- 長期留学でも、最初の4〜12週分だけ払い、残りは現地で延長する形が取れないか、学校に聞く。延長を受け付けている学校は多くあります。
- 滞在費(寮・ホームステイ)は、確認できたどの国の救済制度でも対象外です。eCAPは「滞在費は対象外」と明記しています。滞在費の前払いは、学費以上に短くしてください。
- 航空券は自分で手配する。学校やエージェントの倒産と切り離せます。
3. 払う手段で、取り戻す道を残す
| 払い方 | 学校が潰れたときに取れる手段 |
|---|---|
| クレジットカードで学校に直接払う | カード会社に「サービスが提供されなかった」として申し立てる道があります(いわゆるチャージバック)。カナダの実務ガイドは「多くのカード会社は取引から120日以内などの期限を設けている」と書いています。日本の割賦販売法には「支払停止の抗弁」という仕組みもありますが、分割・リボ払いで4万円以上などの条件があり、一括払いと2回払いには使えません。必ず使える手段ではありませんが、少なくとも道はあります |
| 銀行振込で学校に直接払う | 送金後に取り戻す手段はほぼありません。管財人への債権届出だけです |
| エージェントに日本円で振り込む(もっとも一般的) | あなたのお金はエージェントの口座を経由して学校へ送られます。学校に届いた後は、上と同じで債権届出だけ。カード会社への申し立ての道は、この払い方では最初からありません。送金前に学校が潰れた場合に全額戻るかどうかは、エージェントの規約次第です |
カード決済に手数料を上乗せする学校もあります。それでも、200万円を守る道が1本残るなら、数万円の手数料は安い保険です。判断は金額を見て決めてください。
4. 申し込む前に、この3つを書面で聞く
「学校が閉校・倒産した場合、御社は何をしてくれますか。それは規約の何条に書いてありますか」
「私の学費は、いつ学校に送金されますか。送金する前に学校が閉校したら、全額戻りますか」
「学費と滞在費は、何週分ずつ払えますか」
1つ目の答えが「一切の責任を負いません」でも、それは正直な答えです。問題なのは、「大丈夫です」「しっかりサポートします」と答えて条文を示さない場合です。答えは必ずメールでもらってください。
5. 行き先の国に、学費を守る制度があるかを知っておく
今回の2つの事件で分かったとおり、学校が潰れたときに何が起きるかは、エージェントではなく、行き先の国の制度で決まります。確認できた範囲で並べます。
| 行き先 | 学校が潰れたときの仕組み | 現金は |
|---|---|---|
| オーストラリア | 政府が運営する学費保護制度(TPS)。学校が閉鎖した場合、別の学校への転校か、未消化学費の返金を受けられる。確認できた中で唯一、国が現金の返金まで担っている | 戻る道がある(未消化分。滞在費・保険・ビザ費用は対象外) |
| カナダ | 業界団体Languages Canadaの加盟校ならeCAPで転校。BC州には州の学費保護基金があり、今回、州の監督機関はILAC系4校とECバンクーバー校の学生が請求できる可能性があると発表。オンタリオ州の基金はキャリアカレッジの登録課程のみ | 転校が原則。現金は転校先がない場合に最大25%・先着順。BC州は州の基金に請求できる可能性 |
| 英国 | 業界団体English UKの任意の緊急支援。加盟校で追加費用なしの振替 | 戻らない(振替のみ)。国の制度はなし |
| マルタ | 公的な学費保護制度は確認できず。今回は業界団体FELTOMの加盟13校が自主的に4週間分を無償提供 | 戻らない。5週目以降は不明 |
| 米国 | 業界団体EnglishUSAが受け入れ先を調整 | 詳細は未発表 |
| フィリピン | 公的制度も業界の共済も確認できず。エージェント自身が「補償はないと考えてほしい」と明記 | 戻らない |
| アイルランド/ニュージーランド/韓国 ほか | 本記事では制度の原文を確認できていません | — |
出典:豪州政府教育省(TPS)/Languages Canada(eCAP規定書)/English UK/BC州の私立教育機関の監督機関(PTIRU)/FELTOM関連報道/留学ドットコムFAQ。2026年9月25日時点。
それでも学校が潰れたら、最初の1週間でやること
- 書類を全部保存する。契約書・見積書・領収書・送金記録・入学許可書・学校とエージェントとのメール。学校のポータルは閉じると二度と開きません。スクリーンショットでも構いません。
- エージェント経由なら、「いくらを、いつ、学校に送金したか」を書面でもらう。救済制度も管財人も、学校に実際に届いた金額しか認めません。
- 期限を先に確認する。カナダのeCAPは閉校から30営業日、カード会社への申し立ては取引から120日前後が目安、BC州の基金は1年。期限は制度ごとに違い、しかも起算日が「閉校日」とは限りません。
- 管財人からの正式な通知を待ち、債権を届け出る。ただし「管財人を名乗るメール」に銀行口座やパスポートを送らない。公式の窓口で確かめてから。
- 転校先探しと、お金の手続きを、同時に進める。順番にやると期限を落とします。
- ビザは学校閉鎖の特例に頼らない。カナダでは「閉鎖から150日は休学扱いになる可能性」が言われていますが、その手続きには学校の承認が要り、閉じた学校は承認できません。新しい入学許可書を先に取ってください。
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セブ島・フィリピン留学の場合

ここからはナビセブの本拠地の話です。フィリピン留学は、上の表でいちばん厳しい列にいます。
フィリピンには、学費を守る仕組みが見当たりません
確認できた範囲で、フィリピンには、学校が潰れたときに学費を守る公的制度も、業界団体の共済もありません。エージェント自身が「フィリピン留学では万一語学学校が倒産した際には補償はないと考えてほしい」と書いているのは、前に引用したとおりです。かつてスクールウィズには「学校倒産保証(フィリピン留学のみ)」——学校が完全停止した場合に代替校を紹介し、それが無理なら残存期間の授業料と滞在費を返金する制度——がありましたが、2022年7月31日で終了しています。私たちが調べた範囲で、いま同じ制度を持つエージェントはありません。
そしてセブ島の語学学校は、入れ替わりが激しい業界です。26社の比較記事でも触れましたが、比較記事に載ったまま営業していない学校があります。サウスピークは公式サイトのトップに「現在閉校中です。」と書かれており、NILSは2020年3月から休校、2021年3月以降は全サービス停止です。コロナ禍では多くの学校が閉じました。
9月19日には、セブ島の語学学校EV Academyが「2020年に返金を希望した学生には返金手続きを行った」「現在はコロナ禍当時よりも財務基盤を強化して運営している」という運営状況の説明を出しました。ECとILACの閉校を受けたものです。学校が自ら財務の話を始めるのは、それだけ聞かれているということです。
9月25日には、セブ島のWinning English Academyが、ECまたはILACに在籍・登録していた人を対象に、入学金と授業料4週間分を無料にする支援を出しました(先着10名、2026年12月31日まで。宿泊費・食費・現地費用は自己負担)。業界団体の救済と同じく、戻るのはお金ではなく「授業の席」です。渡航費と滞在費がかかる点も変わりません。条件はCEBU21に掲載されたお知らせで確認してください。
だからセブ島では、「誰に払うか」より「どう払うか」です
セブ島の日系・日本資本の学校の多くは、自社で日本語サイトを持ち、直接の申し込みを受け付けています。エージェントを通しても直接でも、学校が潰れたときの結果は同じです。違いが出るのは、上の5つ——払う時期・量・手段・確認・制度——だけです。学校に直接聞くなら、質問はこの4つです。
「学費と寮費は、何週分ずつ払えますか。現地で延長する形は取れますか」
「クレジットカードで払えますか。手数料は何%ですか」
「学校の都合で授業ができなくなった場合の返金規定を、書面で見せてください」
「開校は何年で、いまの在籍者は何人ですか」
4つ目は、学校の経営を外から見るための質問です。前に引用したエージェントが「万年空席の語学学校は避ける」「異常に相場を逸脱した学校は避ける」と書いているのと同じ考え方で、極端に安い学校と、いつでも空きがある学校は、それだけで判断はできませんが、理由を聞く価値はあります。
ナビセブでは、セブ島の11校14キャンパスを24項目で比べたデータと、学費+現地費用の総額シミュレーターを公開しています。学校選びの材料はそちらを使ってください。
セブ島留学そのものを迷っている人へ
学校が倒産することもあると知って、「そもそもセブ島留学はやめたほうがいいのか」と迷った人は、先に弱点を確認してください。セブ島留学が「おすすめしない」と言われる理由を7つに分けて、向いている人と向かない人を書いた記事があります。
関連記事セブ島留学は「おすすめしない」と言われる7つの理由|向いている人・向かない人を紹介する
ここからは、私たちの意見です
ここまでは、公式発表と規約と制度の原文だけを書いてきました。最後に、それを全部読んだうえでの私たちの意見を、はっきり書きます。
学校が潰れる局面で、留学エージェントはあなたのお金を守りません。守ると約束した会社は、調べた範囲で1社もありませんでした。
「手数料無料」の裏で、あなたの学費の一部は紹介料としてエージェントに渡っています。その紹介料で買っているはずの「何かあったときの安心」は、いちばん必要な場面で、調べた契約と制度のどこにも存在しませんでした。学生を救ったのは学校の業界団体で、戻ってきたのは現金ではなく席でした。エージェントの取り分は、確認できた救済制度の外側にあります。
お金を守るという意味では、留学エージェントは意味がありません。これは、今回の2つの事件と18社の規約を読んだ私たちの結論です。
エージェントの価値は、手配の手間を肩代わりすることです。学校とのやりとりを日本語で済ませ、書類を代わりに出し、転校先を提案する。それは本当の価値で、それを買うのは正しい選択です。ただ、それ以上のものを買っていると思って払っているなら、その分は払いすぎています。
「エージェント経由なら安心です」と言われたら、聞いてください。「学校が潰れたら、御社は何をしてくれますか。規約の何条ですか」。答えが「一切の責任を負いません」なら、それが正解です。少なくとも、その会社は正直です。
よくある質問
Q. EC Englishのように語学学校が倒産したら、払った学費は戻りますか?
現金では、ほぼ戻りません。学校の規約に「全額返金」と書いてあっても、倒産すればその条文は「債権」に変わり、税金や従業員の未払い給与の後で配当があるかどうか、という話になります。今回のECの規約には「ECがプログラムを中止した場合は支払済みの全額を返金する」「60日以内」とありましたが、閉校声明には返金の具体的な記載がありません。戻る可能性があるのは、行き先の国に制度がある場合(オーストラリアのTPSなど)と、カードで学校に直接払っていた場合の申し立てです。
Q. ILACの破産で、払った学費はどうなりますか?
語学コースの学生については、カナダの業界団体Languages Canadaが加盟校への転校を手配しています。9月21日時点で、対面で通っていた1,362人のうち430人以上の転校先が決まりました。転校先で追加の学費はかかりませんが、戻ってくるのは現金ではなく「席」で、滞在費はこの制度の対象外と明記されています。ILACの高校課程とキャリアカレッジ課程は語学コースではないため、この制度の外です。現金を取り戻す道は、管財人(KPMG)への債権届出と、学校にカードで直接払っていた場合のカード会社への申し立てになります。ILACの破産は会社を清算する手続きで、最初の債権者集会は10月8日、問い合わせ先は ilac@kpmg.ca です。バンクーバー校に在籍していた人は、BC州の学費保護基金に請求できる可能性があります(州の監督機関の発表)。
Q. 留学エージェント経由なら、学校が倒産しても守ってもらえますか?
調べた範囲では、契約上守られません。日本の主要エージェント18社の規約を読み直しましたが、学校の倒産時に学費を補償する、または自社の取り分を返すと書いた会社は0社でした。倒産を正面から書いている唯一の会社(StudyIn)の条文は「一切の責任を負いません。もっとも…転校等ができるように努めます」です。今回、ワールドアベニューがILACの件で滞在費と送迎費の自社負担を発表しましたが、それは契約上の義務ではなく同社の判断です。
Q. クレジットカードで払っていれば戻りますか?
必ずではありませんが、道はあります。学校に直接カードで払っていた場合、カード会社に「サービスが提供されなかった」として申し立てる方法があり、多くは取引から120日以内などの期限があります。エージェントに日本円で振り込んだ場合、この方法は最初から使えません。日本の割賦販売法の「支払停止の抗弁」は、分割・リボ払いで4万円以上といった条件があり、一括払いと2回払いには使えません。
Q. 海外旅行保険で学費はカバーされますか?
一般的な海外旅行保険の補償は治療費・携行品・賠償責任などが中心で、学校の倒産による学費の損失は通常の補償項目に入っていません。留学向けの保険で特約がある場合もあるので、加入している保険の約款で「学費」「留学中断」といった言葉を探してください。
Q. J-CROSS認証のエージェントなら安全ですか?
J-CROSSが審査するのはエージェントの財務で、学校の財務ではありません。認証があっても、送客先の学校が倒産したときにお金を守る仕組みにはなりません。ただし、J-CROSSは「渡航90日前より前の学費請求禁止」を認証条件にしているので、払う時期を遅らせるという意味では役に立ちます。
Q. セブ島の語学学校が潰れたらどうなりますか?
確認できた範囲で、フィリピンには学費を守る公的制度も業界の共済もありません。エージェント自身が「補償はないと考えてほしい」と明記しています。学費と寮費を短い単位で払い、現地で延長する形にする、カードで払える学校を選ぶ、学校都合で授業ができなくなった場合の返金規定を書面でもらう、の3つが現実的な対策です。
Q. 学校が潰れたら、まず何をすればいいですか?
書類の保存(契約書・領収書・送金記録・入学許可書・メール)、エージェント経由なら「いくらをいつ学校に送金したか」の書面の入手、各制度とカード会社の期限の確認、管財人からの正式通知の待機、転校先探しとお金の手続きの同時進行、の順です。ビザは学校閉鎖の特例に頼らず、新しい入学許可書を先に取ってください。
この記事の情報源と調査方法
調査期間:2026年9月22〜25日(9月25日に続報を追加)/調査対象:EC English・ILACの公式発表、各国の業界団体の声明と規定書、日本の留学エージェント18社の利用規約・約款・条件書(9月22日取得分を再読)、報道
調査方法:学校の公式声明と利用規約、業界団体の声明と救済制度の規定書は原文を取得して読みました。日本のエージェントの規約は、9月22日の比較記事の調査で取得した条文をもとに、「学校の閉鎖・倒産」に関する条文だけを全社分読み直しました。エージェント各社の対応は、各社が自社サイトで公開した記事・お知らせに限って引用しています。
確認できなかったもの:ECの管財人(9月25日時点で公表を確認できず)。アイルランド・UAEの救済制度の内容。マルタでの5週目以降の扱い。米国・南アフリカの救済の詳細。ILACの発表原文(ワールドアベニューの記事経由で確認)。日本のエージェント各社が今回、個々の学生に実際に何をしたか(公開情報以外は分かりません)。これらは「存在しない」ではなく「公開情報から確認できなかった」という意味です。
主な出典:
EC English「EC English Language Centres to wind down」(閉校声明)/EC English 利用規約(PDF)/The PIE News「EC English halts new student arrivals worldwide this weekend」(2026年9月10日)/同「EC English closes all global schools」(9月14日)/English UK ニュース(9月11日)/Languages Canada「Statement on EC English」/Languages Canada「Education Completion Assurance Plan(eCAP)」規定書(PDF)/Languages Canada「Statement on ILAC Closure」(9月19日〜23日の更新)/The Business Picture「EC students to receive month’s free tuition」(9月17日)/The Malta Post(9月17日)/風傳媒日本語版「『EC English』が世界25校を閉鎖」/留学のひろこ(イングリッシュバード)note(9月14日)/マルタポータル「EC English(ECマルタ)が全校閉鎖」/マルタスタディドットコム/ココア留学(9月15日)/The PIE News「ILAC Education Group in Canada files for bankruptcy」(9月19日)/ILAC「Notice: ILAC has ceased operations effective immediately」/Insolvency Insider「ILAC files for bankruptcy protection」/Refdesk.ca「ILAC’s Sudden Bankruptcy: A Practical Guide to Refunds」/K2 Canada「ILAC破産・閉鎖 — 在籍学生が今すぐ確認すべきこと」(9月20日)/LEAP note「学校が破産!!!破産から最初の3日間の記録」/ワールドアベニュー「ILAC倒産に伴うお客様への対応について」(9月20日)/The PIE News「Bell English to close after 70 years」(2025年10月)/StudyIn 利用規約/留学情報館 規約/スクールウィズ「学校倒産保証(フィリピン留学のみ)」(終了告知)/留学ドットコム「万一語学学校が倒産した場合どうなりますか?」/サンフレンズ留学センター「EV Academyの経営状況」(9月19日)/J-CROSS 認証基準/JASSO 留学あっせん業者について/豪州政府教育省「Tuition Protection Service」/東京法律事務所「語学学校の倒産に対する受講生の法的手段」/帝国データバンク 倒産速報(ゲートウェイ21)/ICEF Monitor(OBHE報告・紹介料率)/同(AIRC調査 2026年)/A8.net 導入事例(スマ留)/Affisearch 留学エージェントのアフィリエイト報酬/English UK ニュース(9月18日)/English UK ニュース(9月24日)/KPMG「International Language Academy of Canada」(破産手続きのページと選任証明書)/BC州 Private Training Institutions Regulatory Unit(ECバンクーバー校・ILAC系4校の告知)/ILAC日本語窓口「ILAC閉校のお知らせ」(9月19日)/Irish Examiner(9月21日、Limerick Language Centreの閉校)/各社公式サイトおよび利用規約・約款・条件書
※ 本記事は各社・各団体の公開情報にもとづく事実の記載と、それに対する当編集部の意見を明確に分けて書いています。特定の事業者の評価・信用を毀損する意図はありません。記載内容に誤りがある場合はお問い合わせよりご指摘ください。速やかに確認・訂正します。
写真(続報の章):(撮影:Testet95/CC BY-SA 4.0)。Wikimedia Commonsより、トリミング・縮小して使用
