こんにちは、ナビセブ編集部の田口じゅんです。セブに住んで10年以上になります。暮らしとエリアの記事を担当しています。
セブに3泊4日で旅行するなら、スーパーで買うものは水、お菓子、お土産くらいかもしれません。しかし2週間、3週間、1か月と滞在するなら、スーパーの使い方が変わります。パン、卵、牛乳、果物、米、鶏肉、水などの一部をスーパーで買えば、毎日レストランへ行かなくても、朝食や軽い夕食を部屋で済ませることができます。
では、一人がセブで7日間過ごすための食料をスーパーで買うと、いくらくらいになるのでしょうか。2026年9月時点のセブ市の公開価格データを使って、実際に1週間分の基本バスケットを作ってみます。結論から言えば、最低限の食材と水だけなら約₱2,300前後、コーヒー、お菓子、インスタント食品などまで加えるなら、約₱2,800〜₱3,300程度を一つの目安にできます。
ただし、これは「セブのスーパーなら必ずこの金額」という意味ではありません。店舗、ブランド、セール、輸入食品の割合によって大きく変わります。
ナビセブ編集部のまとめ
最初に押さえたいこと

一人7日分の基本バスケットは約₱2,300です。コーヒーやお菓子も含めるなら約₱2,800〜₱3,300を目安に、外食と組み合わせる予算を考えます。
一人7日分の基本バスケットは、公開平均価格で計算すると約₱2,257です。追加分を含めて約₱2,800〜₱3,300を目安にし、外食との割合で調整します。
一人7日分は、3食自炊ではなく外食と併用する条件

一人7日分でも、毎日3食を自炊する想定ではありません。朝食と軽い食事を用意し、一部はレストランやデリバリーを使います。
今回のバスケットは、一人が7日間セブに滞在することを想定します。毎日3食すべてを自炊するためのバスケットではありません。朝食と軽い食事をスーパーで用意し、昼食や夕食の一部は外食する長期滞在の旅行者を想定しています。つまり、レストランを完全にやめるための買い物ではなく、毎食レストランへ行かなくてもいい状態を作るためのバスケットです。
別の記事で書いた「外食+スーパー+デリバリーを混ぜる生活」のうち、スーパーの部分だけを具体的な数字にしてみます。
2026年9月のセブ市では何がいくら?
2026年9月のセブ市の公開価格データでは、牛乳1Lが約₱159、食パン1kgが約₱172、米1kgが約₱72、卵12個が約₱137となっています。鶏むね肉(フィレ)1kgは約₱347、バナナ1kgは約₱111、りんご1kgは約₱245、トマト1kgは約₱137です。1.5Lのペットボトルの水は平均約₱45というデータがあります。
もちろん、これは特定店舗のレシートではなく、セブ市の公開平均価格です。実際に店舗で調べるなら、店舗名と購入日を決めてレシートの価格を出すのが最も正確です。
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基本バスケットの内訳と合計約₱2,257

牛乳・パン・卵から始め、キッチンがあれば米と鶏肉を加えます。水の用意もバスケットの大きな部分です。
朝食7日分は何を買う?
まずは朝食です。牛乳2L、パン1kg、卵12個、バナナ1kgがあれば、これだけでもかなりの朝食を作れます。現在のセブ市の平均価格で計算すると、牛乳約₱317、パン約₱172、卵約₱137、バナナ約₱111で、合計は約₱737です。毎朝同じものを食べる必要はありません。パン+卵の日、バナナ+牛乳の日、外のカフェへ行く日を混ぜれば、7日間なら十分使えます。
米と鶏肉があると軽い食事も作れる
キッチンのある宿泊先なら、米と鶏肉を加えます。米2kgなら現在の平均価格で約₱145、鶏むね肉(フィレ)1kgなら約₱347です。合わせて約₱492になります。これで毎日夕食を作る必要はありません。今日は鶏肉+ご飯、翌日は外食、残ったご飯は別の日に使う、というくらいでいいと思います。
1か月しか滞在しない旅行者が、毎日日本と同じ料理を作ろうとすると食材や調味料が増えます。長期滞在では、簡単に作れるものだけスーパーで買う方が現実的です。
果物と野菜も少し入れる
果物はバナナだけでもいいですが、少し変化をつけるならりんごを500g程度加えます。セブ市の平均ではりんご1kgが約₱245なので、500gなら約₱122です。トマトを500gなら約₱69、じゃがいもを500gなら約₱76、玉ねぎを250gなら約₱39になります。
レタスも1個約₱95という価格データがあります。この程度を加えると、レストランだけでは不足しやすい果物や野菜を部屋でも取れるようになります。
意外に一番大きいのが水
セブ滞在で忘れてはいけないのが飲み水です。公開価格データでは、1.5Lのペットボトルの水が平均約₱45です。1日2本、7日で14本買うと、約₱625になります。つまり今回のバスケットでは、水だけで全体のかなり大きな割合を占めます。
実際の長期滞在では、ホテルの無料の水、ウォーターステーション、詰め替えできる容器などを使える場合があるため、毎日1.5Lのペットボトルを2本買う必要があるとは限りません。だから水の費用は、宿泊先によって大きく変わる項目です。
基本バスケットを合計すると約₱2,300
ここまでをまとめてみます。
| 食材 | 量 | 本文の概算 |
|---|---|---|
| 牛乳 | 2L | 約₱317 |
| パン | 1kg | 約₱172 |
| 卵 | 12個 | 約₱137 |
| 米 | 2kg | 約₱145 |
| 鶏肉 | 1kg | 約₱347 |
| バナナ | 1kg | 約₱111 |
| りんご | 500g | 約₱122 |
| トマト | 500g | 約₱69 |
| じゃがいも | 500g | 約₱76 |
| 玉ねぎ | 250g | 約₱39 |
| レタス | 1個 | 約₱95 |
| 水 | 1.5L×14本 | 約₱625 |
キッチンの有無や宿泊先の水の環境によって、買うものと量は変わります。店舗の実際のレシート価格ではありません。
2026年9月のセブ市の平均価格を当てはめると、合計は約₱2,257になります。つまり、かなり基本的な一人7日分のバスケットなら、約₱2,300前後が一つの基準になります。
追加の予算込みなら約₱2,800〜₱3,300

基本バスケットのほかにコーヒー、お菓子、調味料などを選ぶと、追加の予算が必要です。何を買うかによって変わる目安として考えます。
スーパーへ行くと、普通はこれだけでは済みません。コーヒー、紅茶、ジュース、お菓子、インスタント麺、缶詰、ソース、調味料、ヨーグルト、デザートなども買いたくなります。
約₱2,300 + 約₱500〜₱1,000 = 約₱2,800〜₱3,300
基本バスケットに、コーヒー・お菓子などの追加の予算を加えた旅行者向けの目安です。追加分は固定価格ではなく、選ぶものによって変わります。
₱3,000 ÷ 7日 ≈ ₱429/日
一週間のスーパーの予算を₱3,000とした例です。一日約₱430と考えられます。
ただし、これだけで1日3食すべてを賄う計算ではありません。朝食、水、果物、お菓子、一部の昼食や夕食をスーパーで用意し、残りをレストランやデリバリーにする想定です。別の記事で書いたように、長期滞在では外食か自炊かの二択ではなく、両方を組み合わせる方が現実的です。
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ブランド・キッチン・人数・店舗でバスケットが変わる

ブランド、食べ方、キッチンの有無、家族構成、店舗によってバスケットは変わります。誰もが同じ価格になるわけではありません。
スーパーでは、ブランドによる価格差もかなりあります。地元ブランド、ストアブランド、輸入ブランドでは、同じ商品でも価格が違います。特に牛乳、シリアル、チーズ、お菓子、コーヒーなどは、輸入品を多く選ぶとバスケット全体が高くなりやすくなります。
DTIは生活必需品・主要商品(Basic Necessities and Prime Commodities)についてSRP Bulletinを公開し、消費者が最新の希望小売価格(Suggested Retail Price)を確認できる仕組みを設けています。長期滞在で費用を抑えたいなら、「日本で知っているブランド」だけを選ばず、地元の商品も比較する価値があります。
輸入食品を増やすと簡単に高くなる
例えばチーズです。2026年9月のセブ市の平均では、地元産のチーズでも1kg約₱857というデータがあります。りんごもバナナよりかなり高く、1kg約₱245です。輸入シリアル、日本食、ヨーロッパのチーズなどを加えれば、₱3,000のバスケットは簡単に₱4,000、₱5,000へ上がります。
だから「セブで1週間の食料はいくら?」という質問には、何を買うかによって答えが変わることを前提にした方がいいと思います。
| 食べ方 | 組み合わせの例/費用への影響 |
|---|---|
| 米中心 | 組み合わせの例:米、卵、鶏肉、バナナ、地元の野菜 費用への影響:比較的費用を抑えやすい組み合わせです。 |
| 洋風の朝食中心 | 組み合わせの例:牛乳、チーズ、シリアル、輸入パン、りんご、ヨーグルト 費用への影響:多く選ぶと価格が高くなる場合があります。 |
セブだから何でも日本より安い、と単純に考えない方がいいと思います。食べ方によっても違います。
料理をしないホテルでもスーパーは使える
キッチンがないホテルなら、米や鶏肉は必要ないかもしれません。その代わり、パン、果物、牛乳、ヨーグルト、そのまま食べられる食品、水、お菓子を中心にします。するとバスケットの内容そのものが変わります。
つまり1週間の食料品の費用は、ホテルかサービスアパートメントかによっても違うということです。
家族なら単純に人数倍にはならない
2人なら₱3,000×2で₱6,000、4人なら₱12,000、と単純に人数倍になるわけではありません。米、パン、牛乳、水、調味料など、ファミリーサイズでまとめて買えるものがあります。一方、果物や飲み物、お菓子などは人数に近い形で増えます。
家族の場合は、1人分のバスケットではなく、実際の家族分のバスケットを別に作った方が正確です。
スーパーによって価格は違う
セブにはRobinsons、Metro、SM系のスーパーのほか、近所の食料品店やディスカウント系の食料品店などさまざまな選択肢があります。同じ卵でもブランドが違う、同じ水でもサイズが違う、セールもあります。
だからこの記事の₱2,257は「セブで必ずこの価格」という数字ではありません。2026年9月のセブ市の公開平均価格から作った比較用のバスケットです。
実測するならレシートを残し、最初は少量から買う

今回の数字は公開平均価格で、実店舗のレシートの記録ではありません。実際に買って記録すれば、より確かな数字になります。最初は水や朝食の分などから買います。
例えば、2026年の購入日、Robinsons Supermarket Filinvest Shoppes Cebuという店舗名、一人7日分という条件、実際の合計金額(ペソ)をそろえて記録する形です。
購入品の写真、レシート、ブランド、重量まで残せば、ナビセブ独自の一次データになります。半年後、1年後に同じバスケットを買えば、セブの物価がどれだけ変わったかも比較できます。「セブは安い」ではなく、「このバスケットがこの日にいくらだった」と示す方が、読者にとって使いやすい情報になります。
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- 最初は水と朝食から
ナビセブ編集部なら、長期滞在の始めには水、朝食、果物、お菓子を買います。いきなり一週間分の夕食を全部買うことはしません。 - 数日生活してから追加
部屋で夕食も食べたくなったら、米や食材を追加すればよいと思います。 - 初日に買いすぎない
旅行者は、一週間で何を食べるかまだ分かっていません。最初から買いすぎないことも長期滞在のコツです。
👨💻 ナビセブ編集部
ナビセブ編集部の結論
セブで一人7日分の食料をスーパーで買う場合、牛乳やパン、卵、水などの基本バスケットは公開平均価格で約₱2,257(約₱2,300)です。コーヒーやお菓子、調味料も加えるなら、約₱2,800〜₱3,300が目安になります。これは毎日3食を自炊するのではなく、外食やデリバリーと組み合わせる前提の金額で、ブランドやキッチンの有無、人数、店舗によって変わります。最初は少量から買ってレシートを残し、外食と買い物の割合を決めておくと予算を立てやすくなります。

最後に|食費の総額より、外食と買い物の割合を決める

約₱2,800〜₱3,300は、外食と組み合わせる一人一週間の目安です。自分がレストランとスーパーをどう使うかで考えます。
2026年9月のセブ市の公開価格データを使って、一人7日分の基本の食料品バスケットを作ると、牛乳、パン、卵、米、鶏肉、果物、野菜、水などで約₱2,257になりました。実際にはコーヒー、お菓子、インスタント食品なども買う可能性があるため、一人1週間のスーパーの予算は、約₱2,800〜₱3,300程度から考えると分かりやすいと思います。
もちろん、全部自炊するならもっと必要です。毎日レストランならスーパーの費用は下がります。輸入食品を増やせば高くなります。水を詰め替えできれば安くなります。だから大切なのは、「セブの食費はいくら?」ではなく、「自分はレストランとスーパーをどんな割合で使う?」と考えることです。
3泊なら水とお菓子だけだったスーパーが、1か月の滞在では朝食や日々の食事を支える場所になります。そしてスーパーで数日分の食料をまとめて買うようになると、セブでの時間はさらに旅行から生活へ近づいていきます。

