こんにちは、ナビセブ編集部の山下こうきです。フィリピンのガソリンは、2026年10月20日の改定でマニラ首都圏の一般的な価格が1リットル83.60ペソになりました。円にすると約209円で、日本のレギュラー(170.2円)の2割増しです。値段は毎週火曜日に変わり、次は10月27日(火)です。
ナビセブ編集部のまとめ
セブのガソリンは1L約81〜90ペソ。日本より2割高く、11月発券の燃油サーチャージは上がる

民間の集計では、10月24日のセブ市のレギュラー(RON91)は81.14〜89.90ペソでした。ディーゼルは92.81〜96.50ペソです。
留学生や旅行者の出費に効くのは、現地の燃料より航空券の燃油サーチャージです。日本発フィリピン行きは、JAL・ANA・フィリピン航空とも11月1日発券分から片道21,500円になります。年内に渡航する人は、10月31日までに発券すると数千円安く済みます。
| マニラ首都圏の一般的な価格(10/20〜) | RON91 83.60ペソ/RON95 84.60ペソ/ディーゼル 94.00ペソ |
|---|---|
| セブ市の価格の幅(10/24、民間集計) | RON91 81.14〜89.90ペソ/RON95 82.14〜93.79ペソ/ディーゼル 92.81〜96.50ペソ |
| 次の改定 | 10月27日(火)6時。見込みはガソリン1.00〜1.50ペソ下げ、ディーゼル2.00〜2.50ペソ上げ |
| 日本発の燃油サーチャージ(片道) | JAL・ANA・フィリピン航空:11/1発券から21,500円/セブパシフィック:9〜10月発券は8,800円 |
| ジプニーの運賃(9/28〜) | 従来型14ペソ(最初の4km)、モダン17ペソ |
毎週の改定|10月はガソリンが下がり、ディーゼルが上がった

燃料の値段は毎週月曜日に石油会社が発表し、火曜日の朝6時に店頭の表示が変わります。基準はシンガポールの石油製品の相場で、前の週の値動きがそのまま翌週の値段に乗ります。
| 適用日(2026年) | ガソリン | ディーゼル | 灯油 |
|---|---|---|---|
| 9月29日(火) | −0.24 | −7.57 | −5.85 |
| 10月6日(火) | 最大+1.93 | 最大−1.30 | 最大+3.30 |
| 10月13日(火) | +1.56 | −3.01 | +1.77 |
| 10月20日(火) | −4.30 | +2.60 | −1.00 |
| 10月27日(火)見込み | −1.00〜−1.50 | +2.00〜+2.50 | 発表待ち |
単位は1リットルあたりのペソです。10月27日の分は、石油会社Jetti Petroleumの社長が10月23日に出した見込みです。確定した額は、10月26日(月)にエネルギー省が出します。
Jetti Petroleumの社長は、ディーゼル高の理由に中東の石油施設とロシアの製油所への攻撃を挙げています。ガソリンはシンガポールの在庫が増え、下がる見込みです。
10月20日の改定は、エネルギー省の集計で今年42回目でした。年初からの合計はガソリン+68.85ペソ、ディーゼル+64.43ペソ、灯油+62.76ペソです。
なぜここまで上がったか|2月末のホルムズ海峡の閉鎖から

フィリピンは原油の98%を中東から輸入しています。2月末にホルムズ海峡が閉ざされると値段は一気に上がり、3月17日の改定でディーゼルが1Lあたり100ペソを超えました。セブのディーゼルは、年初の51.90〜59.88ペソから、3月下旬には135〜153ペソまで上がっています。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 3月24日 | 大統領が国家エネルギー非常事態を宣言 |
| 3月下旬〜4月 | 石油製品の物品税を止める法律ができ、4月14日にディーゼルが20ペソ超下がる |
| 7月8日 | 原油が下がり、物品税の停止を解除 |
| 8月15日 | ジプニーなどの運転手への燃料補助を1Lあたり12ペソに(週150Lまで、年末まで) |
| 9月25日 | LPGと灯油の物品税を再び停止 |
| 9月28日 | 全国でジプニーとバスの運賃を引き上げ |
セブでも運転手の団体が、3月19〜20日、3月27日、9月29日にストライキをしました。9月29日は朝6時から正午までの半日で、参加は約100人。セブ市警察は「交通は止まらなかった」と発表しています。
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日本と比べる|1Lで約40円高い

フィリピン中央銀行の10月19日付の参考相場(100円=39.93ペソ)で換算すると、1ペソは約2.5円です。
| 種類 | フィリピン(マニラ首都圏の一般的な価格) | 日本(全国平均、10月19日) |
|---|---|---|
| ガソリン(レギュラー) | 83.60ペソ(約209円) | 170.2円 |
| 軽油・ディーゼル | 94.00ペソ(約235円) | 159.7円 |
ただし日本の値段には、1Lあたり42.8円(10月22〜28日)の国の補助が入っています。補助がなければ約213円で、フィリピンとほぼ同じになります。円をペソに替えたときの受取額は、1年前より約3.4%増えました。燃料の値上がりのほうがずっと大きく、両替の得は残りません。
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日本発の燃油サーチャージ|11月1日発券から片道21,500円

燃油サーチャージは、航空券を「発券した日」で決まります。乗る日ではありません。日本の航空会社は2か月ごとに金額を見直していて、11〜12月発券分の発表が10月中旬に出ました。
| 航空会社(日本〜フィリピン片道) | 9/1〜10/31発券 | 11/1〜12/31発券 |
|---|---|---|
| JAL | 17,500円 | 21,500円 |
| ANA | 19,300円 | 21,500円 |
| フィリピン航空 | 19,300円 | 21,500円 |
| セブパシフィック | 8,800円 | 10月25日時点で発表なし |
11月からの金額は、国の認可を受けて正式に決まります。往復なら、JALは10月中の発券で8,000円、ANAとフィリピン航空は4,400円安くなります。このほかに航空保険料がかかり、フィリピン航空とANAは片道780円、JALは600円です。
成田と関西からセブへの直行便が多いのはセブパシフィックで、サーチャージはJALやANAの半分以下です。セブパシフィックは、2歳未満で座席を使わない子どもを除き、大人と子どもが同じ額です。発券したあとに取り消すと、サーチャージも戻りません。
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マニラ経由ならフィリピン国内線のサーチャージも

フィリピン国内の便には、民間航空委員会(CAB)が15日ごとに決める別のサーチャージが乗ります。10月16〜31日は、20段階のうち上から5番目の「レベル16」です。10月1〜15日のレベル17から1段下がりました。国内線は片道525〜1,535ペソ、フィリピン発の国際線は片道1,733.76〜12,891.29ペソかかります。
マニラ乗り継ぎでセブに入る人は、日本発の国際線とマニラ〜セブの国内線の両方の分を払います。ボホールやボラカイへ国内線で足を延ばすときも同じです。11月1〜15日のレベルは、10月25日の時点でまだ出ていません。
セブの移動費|ガソリンが動いても運賃はすぐ変わらない

ジプニー、タクシー、Grabの運賃は、陸運局(LTFRB)が決めます。燃料が1ペソ動いても、その週の運賃は変わりません。9月28日の全国のジプニー値上げは、3月に認可されたまま止まっていた分です。
| 乗り物 | 運賃 | いつから |
|---|---|---|
| ジプニー(従来型) | 最初の4km 14ペソ、その後1kmごとに2ペソ | 2026年9月28日 |
| ジプニー(モダン) | 最初の4km 17ペソ、その後1kmごとに2.40ペソ | 2026年9月28日 |
| 市内バス | 最初の5km 普通15ペソ/冷房つき18ペソ | 2026年3月の認可 |
| 白いタクシー(メトロセブ) | 初乗り50ペソ、1kmごとに13.50ペソ、待ち1分1ペソ | 2025年1月 |
| 空港の黄色いタクシー | 最初の500m 115ペソ、その後300mごとに4ペソ | 2026年3月の認可 |
| Grab(セダン) | 基本料金65ペソ(混み具合で上下) | 2026年3月の認可 |
ストライキに参加した運転手は、1日の手取りが1,000〜2,000ペソから約200ペソに減ったと話しています。メーターを使わない、遠回りするといった過大な請求は、陸運局の中部ビサヤ事務所(LTFRB-7)に通報できます。窓口はFacebookと電話です。
スタンドで給油する|看板の名前と支払い

Petronでは、Xtra AdvanceがRON91(レギュラー)、XCSがRON95(ハイオクに近いもの)です。軽油はDieselとTurbo Dieselです。ほとんどのスタンドは店員が入れるので、「Full tank」と言うか、「300ペソ分」と金額で頼みます。
支払いは現金が確実です。MayaのQRコード払いは、Petron、Shell、Caltex、Seaoil、Unioilなどで使えます。クレジットカードは、Petron、Shell、CaltexならVisaとMastercardで払えます。GCashが使えるかは店ごとに違います。
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👨💻 ナビセブ編集部
ナビセブ編集部の結論

現地の燃料価格は、短期留学や旅行の費用をほとんど動かしません。ジプニーとタクシーの運賃は陸運局が決めていて、毎週の改定では変わらないからです。
差が出るのは航空券です。年内にセブへ行く予定があり、JAL・ANA・フィリピン航空を使うなら、10月31日までに発券してください。11月以降の発券は片道で2,200〜4,000円高くなります。
よくある質問

セブのガソリンは1リットルいくらですか?
2026年10月24日時点の民間の集計で、セブ市のレギュラー(RON91)は81.14〜89.90ペソです。マニラ首都圏の一般的な価格は83.60ペソ(10月20日から)です。
ガソリンの値段はいつ変わりますか?
毎週火曜日の朝6時です。石油会社が前日の月曜日に上げ下げの額を発表します。
日本より高いですか?
高いです。レギュラーで比べると、フィリピンは約209円、日本の全国平均は170.2円(10月19日)です。
燃油サーチャージはいつ発券すると安いですか?
JAL・ANA・フィリピン航空の日本発フィリピン行きは、10月31日までの発券が安くなります。11月1日からは片道21,500円です。
セブパシフィックにも燃油サーチャージはありますか?
あります。日本〜フィリピンは、9〜10月発券分が片道8,800円です。11月以降の金額は10月25日時点で発表されていません。
ガソリンが上がるとジプニーの運賃も上がりますか?
すぐには上がりません。運賃は陸運局の認可で変わります。2026年は9月28日に従来型が13ペソから14ペソに上がりました。
最後に

この記事の情報は、2026年10月25日に確かめたものです。10月27日の改定額は、26日(月)にエネルギー省が確定させたら差し替えます。航空券の燃油サーチャージは、予約の画面に出る総額で確かめてください。

