こんにちは、ナビセブ編集部の谷口まりです。親子でセブに移住しました。観光とグルメの記事を担当しています。
セブのクリスマスの食卓は、12月24日の深夜に始まります。主役は豚の丸焼き、レチョンです。ハムや甘いスパゲッティ、ケソ・デ・ボラ(玉のチーズ)も並びます。早朝に教会の前へ出る屋台の名物は、米の菓子ビビンカと、紫のもち米で作るプト・ブンボンです。
ナビセブ編集部のまとめ
旅行者が食べるなら、レチョンの量り売りとイブのビュッフェ、早朝ミサ後の屋台

家庭のノチェ・ブエナ(24日深夜の食事)は、招待がなければ食べる機会がありません。旅行者の手段は3つです。①レチョンを専門店の量り売りで買う。Rico’s Lechonなら250gで₱395です。②ホテルのクリスマス・イブのビュッフェに行く。③12月16日から始まる早朝ミサのあと、教会前の屋台でビビンカを買う。レチョンやハムは、加熱済みでも日本へ持ち帰れません(2026年10月確認)。
ノチェ・ブエナは24日の深夜に食べる

ノチェ・ブエナ(Noche Buena)は、日付が25日に変わるころに家族で囲む食事です。24日夜の礼拝から帰ったあとに始まり、夕食とは別にとります。そのため24日は夜に2回食べる家庭もあります。料理は24日の昼までに買いそろえ、親戚が持ち寄る家も少なくありません。
セブのクリスマスは9月から始まります。英語の名前がberで終わる月を「Ber months(バーマンス)」と呼び、モールには9月からツリーが立ちます。ただ、料理が並ぶのは12月の後半です。
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クリスマスに並ぶ料理の一覧

セブの食卓によく出る料理です。中身は家庭ごとに違います。
| 料理 | 中身 | 旅行者が手に入れる場所 |
|---|---|---|
| レチョン(Lechon) | 豚の丸焼き。皮がパリッと焼けている | 専門店の量り売り、ホテルのビュッフェ |
| ハモン(Hamon・Jamon de Bola) | 甘く煮て表面を焼いたハム | スーパーのクリスマス売り場 |
| ケソ・デ・ボラ(Queso de Bola) | 赤いろうで包んだ玉のチーズ | スーパー |
| フィリピン風スパゲッティ | バナナケチャップの甘いソースにホットドッグ入り | ファストフード店、モールの食堂 |
| パンシット(Pancit) | 焼きビーフン。長寿を願って食べる | ローカル食堂 |
| カレカレ(Kare-Kare) | 牛肉と野菜のピーナッツソース煮込み | フィリピン料理店 |
| フルーツサラダ | 缶詰の果物をクリームと練乳であえたもの | 家庭、ビュッフェのデザート |
| レチェ・フラン(Leche Flan) | 卵黄の多い固めのプリン | 菓子店、ビュッフェ |
| ビビンカ(Bibingka) | 米粉とココナッツミルクの焼き菓子 | 教会前の屋台、専門店 |
| プト・ブンボン(Puto Bumbong) | 紫のもち米を竹筒で蒸した菓子 | 教会前の屋台、モールの催事 |
レチョン|セブのクリスマスの主役

レチョンは豚1頭を炭火で回しながら焼いた料理です。セブのレチョンは中にレモングラスやネギを詰めて焼くので、たれを付けずにそのまま食べます。親戚が20人、30人と集まる家では、丸ごと1頭を注文します。
12月は注文が集中して、丸焼きは予約が埋まります。集まりで1頭を用意するなら、早めに店へ申し込みます。
旅行者は量り売りで買う

旅行者が丸ごと1頭を買う必要はありません。セブのレチョン専門店は、重さで量って売っています。次の表は、セブにあるRico’s Lechonの公式価格です(2025年12月17日適用、2026年10月確認)。
| 量 | 価格 |
|---|---|
| ¼kg(250g) | ₱395 |
| ½kg(500g) | ₱680 |
| ¾kg(750g) | ₱840 |
| 1kg | ₱990 |
丸焼きは焼き上がりの重さで5段階あります。辛口(Spicy)は表より₱300〜600高くなります。
| 丸焼きのサイズ | 焼き上がりの重さの目安 | 価格(Original) |
|---|---|---|
| Lechon de Leche(子豚) | 3〜5kg | ₱8,000 |
| Family | 7〜7.9kg | ₱12,300 |
| Small | 8〜10.9kg | ₱13,100 |
| Medium | 11〜13.9kg | ₱14,200 |
| Large | 14〜16.9kg | ₱15,100 |
2人なら¼kgとご飯で足ります。4人以上なら1kgを1回で頼むほうが、¼kgを4つ買うより₱590安くなります。値段は店舗によって違うので、注文の前にレジのメニューを見てください。
関連記事セブのRico’s Lechon Promenade マクタン|店内飲食・持ち帰りと量り売りの注文
ハム・スパゲッティ・ケソ・デ・ボラ

12月のスーパーには、ハムとチーズの山ができます。ハモン(Hamon)は、パイナップル汁や砂糖で甘く煮てから表面を焼いたハムです。厚めに切って、パンにはさんで食べます。12月は値段が上がります。
ケソ・デ・ボラ(Queso de Bola)は、赤いろうで包んだ丸いチーズです。塩気が強く、ハムと一緒に食べます。
フィリピン風スパゲッティは、子どもが真っ先に手を伸ばす料理です。ソースはバナナケチャップと砂糖で甘く、輪切りのホットドッグと溶けるチーズがのります。給食で出るナポリタンを、さらに甘くした味です。ファストフード店のJollibeeでも1年中食べられます。
カレカレは、牛すじや牛テールと野菜をピーナッツソースで煮込んだ料理です。小エビの塩辛(バゴオン)を少しずつのせて、味を足します。誕生日や年末の集まりにも出る、お祝いの料理です。
ビビンカとプト・ブンボン|早朝ミサのあとの屋台

ビビンカ(Bibingka)は、米粉・ココナッツミルク・卵・砂糖を混ぜて、バナナの葉を敷いた型で焼く菓子です。昔ながらの店は、型の上と下に炭を置いて焼きます。ふっくらした生地に、塩卵の薄切りやチーズをのせる店もあります。
プト・ブンボン(Puto Bumbong)は、紫色のもち米を細い竹筒に詰めて蒸した菓子です。バナナの葉にのせ、マーガリン・黒糖・すりおろしたココナッツをかけて食べます。
どちらも、早朝ミサの帰りに温かいまま食べるのが定番です。屋台では、セブで朝に飲むシクワテ(チョコレートドリンク)を一緒に頼む人もいます。
関連記事タブレアはチョコレートと何が違う?セブのシクワテとビビンカを味わう
シンバン・ガビ(早朝ミサ)の9日間

シンバン・ガビ(Simbang Gabi)は、12月16日から24日まで9日続く早朝ミサです。多くの教会が朝4時から5時ごろに始め、屋台はその前後に並びます。時刻は教会ごとに違います。ホテルの近くにある教会の掲示で確かめてください。
ミサの時間帯は外がまだ暗く、教会の前は混み合います。スマートフォンと財布は体の前に持ち、帰りはGrabを使います。
旅行者はホテルのイブ・ビュッフェで食べる

クリスマスの料理をまとめて食べるなら、ホテルの24日のビュッフェがいちばん確実です。レチョン・ハム・デザートが一度にそろい、一人でも予約できます。
2026年は、マクタン島のSavoy Hotel Mactan Newtownがイブのビュッフェを開きます。名前は「Merry Medley: A Christmas Eve Dinner Buffet」です。料金は1人₱1,350で、税とサービス料を含みます。31日の年越しは「GLOW: Grand Countdown Feast」で、1人₱3,500です。どちらも2026年12月だけの催しです(2026年10月確認)。時間と会場はホテルの予約係(032-494-4000)に聞きます。
関連記事Savoy Hotelに泊まる|セブ・マクタンニュータウンで客室と滞在方法を選ぶ
レチョンもハムも日本へは持ち帰れない

レチョン・ハム・ソーセージなどの肉製品は、日本の動物検疫の対象です。生でも加熱済みでも変わりません。農林水産省の動物検疫所によると、輸出国の政府が出す検査証明書がないものは、おみやげでも持ち込めません。おみやげ用の肉製品に証明書は付かないので、ほとんど持ち込めないと考えてください。
違反すると、300万円以下の罰金または3年以下の拘禁刑です(2020年7月1日から引き上げ、2026年10月確認)。空港の検査の前に袋を開けた製品も、持ち込めなくなります。手荷物に入れてしまったら、到着した空港の動物検疫カウンターで申告します。

レチョンは、セブにいるあいだに食べきる量だけ買います。日本へ持ち帰るなら、肉の入っていないドライマンゴーやタブレア(カカオの塊)を選びます。
2026年12月の祝日と店の休み

2026年12月は、休日が飛び石で続きます。24日(木)から27日(日)までは、週末とつながって4連休になります。大統領布告第1006号(2025年9月署名)で決まった日付です(2026年10月確認)。
| 日付 | 名前 | 区分 |
|---|---|---|
| 12月8日(火) | 無原罪の御宿り | 特別休日 |
| 12月24日(木) | クリスマス・イブ | 特別休日(追加) |
| 12月25日(金) | クリスマス | 祝日 |
| 12月30日(水) | リサール・デー | 祝日 |
| 12月31日(木) | 大みそか | 特別休日 |
2027年1月1日の扱いは、2027年分の布告で決まります。24日と31日は営業時間を短くする店があるので、行く前に店の告知を見てください。レチョンやケーキを24日に受け取るなら、23日までに予約を済ませます。
👨💻 ナビセブ編集部
ナビセブ編集部の結論

12月にセブへ来るなら、食べるものは日にちで決めてください。16日から24日の朝は教会前でビビンカ、24日の夜はホテルのビュッフェにします。それ以外の日は、レチョンを量り売りで買います。
イブのビュッフェは、11月のうちに予約を入れてください。レチョンとハムは食べきる量だけ買い、日本へは肉の入っていないおみやげを持ち帰ります。
よくある質問

ノチェ・ブエナは24日と25日のどちらですか?
24日夜の礼拝のあと、日付が25日に変わるころに食べます。
レチョンは一人でも買えますか?
買えます。Rico’s Lechonなら¼kg(250g)₱395から量り売りしています(2025年12月17日適用の価格)。
真空パックのレチョンなら日本に持ち帰れますか?
持ち帰れません。真空パックでも加熱済みでも、検査証明書のない肉製品は持ち込めません。
ビビンカはクリスマス以外にも売っていますか?
専門店やモールの店では1年中買えます。教会前に屋台が並ぶのは、12月16日から24日の早朝ミサの時期です。
クリスマスにレストランは開いていますか?
ホテルのレストランは営業し、イブの特別メニューを出すところがあります。モールの店は24日と31日に早く閉めることがあるので、夜の食事は予約してください。
最後に

2026年10月に確認した情報です。ビュッフェの料金と時間、レチョンの価格は年ごとに変わるので、予約の前にホテルと店で最新の金額を確かめてください。
この記事の中国語版:宿务圣诞料理与传统甜点:Lechon、Bibingka等节庆美食
