こんにちは、ナビセブ編集部の谷口まりです。親子でセブに移住しました。観光とグルメの記事を担当しています。
セブの朝食で飲まれてきたチョコレートドリンクに、シクワテがあります。コーヒーでも、インスタントココアでもありません。焙煎したカカオを挽いて円盤状に固めたタブレアを、水に溶かして作ります。今回紹介するのは、アルガオで1948年からタブレアを作っている、ギラン・タブレアです。
2026年時点で、2026 − 1948=78年になります。現在もアルガオのカンバヌアで、100%純カカオを使ったタブレアを製造しています。プレミアム200gは₱275です。まずは、商品ごとの価格と特徴を表で比べます。
| 商品 | 価格と特徴 |
|---|---|
| プレミアム200g | ₱275。 |
| プレミアム335g | ₱395。家庭でシクワテやチャンポラードを作る用途。 |
| 定番 | プレミアムとは精製の違いがあり、口当たりも異なる。 |
アルガオのギラン・タブレアは1948年創業です。プレミアムは200gで₱275、335gで₱395。タブレア2〜3枚を水1カップに溶かして、シクワテを作ります。
タブレアができるまでの流れは、次のとおりです。
- カカオ豆を選別する
原料となるカカオ豆を選別します。 - 焙煎する
選別したカカオ豆を焙煎します。 - 皮を取り除く
洗浄または焙煎の後に皮を取り除きます。 - 挽く
皮を除いたカカオ豆を挽きます。 - 精製する
挽いたカカオを精製します。 - 手で成形する
精製した材料を手作業で成形します。 - 冷まして包装する
成形後に冷却し、包装します。
ナビセブ編集部のまとめ
ギラン・タブレアは1948年創業。プレミアム200g ₱275、335g ₱395
先に結論です。ギラン・タブレアの創業は1948年で、2026年時点で78年になります。
産地はセブのアルガオで、主な材料は100%純カカオです。砂糖は加えていません。
価格は、プレミアム200gが₱275、プレミアム335gが₱395です。
シクワテ1カップには、水1カップにタブレア2〜3枚を使います。
チャンポラードは、水5カップ、もち米1カップ、タブレア4枚、砂糖1/2カップ、エバミルク1/2カップで作ります。

ギラン・タブレアはどこにある?
ギラン・タブレアの工場は、101 San Miguel St., Barangay Canbanua, Argao, Cebu 6021にあります。

アルガオの町の中心から内陸側へ入った、カンバヌア地区です。電話は+63 909 822 6747、地図サービスに掲載されている現在の営業時間は、月曜〜日曜の6:00〜20:00です。
ただし、工場は観光客向けにいつでも案内している施設ではありません。製造工程を見たい場合や、複数の商品を購入する場合は、訪問前に連絡します。
ギラン・タブレアは、1948年に夫婦で始めたブランドです。始めたのは、Miguela Lanutanと夫のPedro Lanutanです。2人は、ギランとIngko Pedongという名前で知られていました。事業を始めたのは1948年で、目的は、タブレアの事業の収入で子どもたちを学校へ通わせることでした。
1948年から2026年までは、2026 − 1948=78年です。ギラン・タブレアは、新しく作られたおみやげブランドではありません。アルガオの家庭で作られていたタブレアを、継続的に製造・販売する事業へ変えたブランドです。現在はセブだけでなく、フィリピン各地や海外のフィリピン食料品店でも販売されています。
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タブレアとは?

タブレアは、カカオ豆を焙煎し、皮をむいて挽き、成形して作るカカオのタブレットです。ミルクチョコレートのように、そのまま甘いお菓子として食べる商品ではありません。シクワテ、チャンポラード、ケーキ、クッキー、チョコレートソースなどの材料として使います。
ギラン・タブレアは100%カカオで、砂糖は入っていません。主原料は100%純カカオで、砂糖、ミルク、人工のチョコレート風味は加えられていません。そのまま口にしても甘くなく、カカオ特有の苦味と香りがあります。シクワテにするときは、飲む人が砂糖やミルクの量を調整します。
タブレアができるまで
ギラン・タブレアの基本工程は次のとおりです。
- カカオ豆を選別する
状態の悪い豆や異物を取り除きます。 - 焙煎する
加熱して、カカオの香りを引き出します。 - 皮を取り除く
焙煎した豆から外皮を分離します。 - 挽く
カカオニブを細かく挽きます。カカオに含まれる油脂が溶け、液体に近いペーストになります。 - 精製する
粒子をさらに細かくし、滑らかさを整えます。 - 手で成形する
柔らかいカカオペーストを一つずつ円盤状に成形します。 - 冷まして包装する
冷まして固め、包装に詰めます。

プレミアムと定番の違い

ギラン・タブレアには、定番とプレミアムがあります。どちらも純カカオが基本です。大きな違いは粒子の細かさで、プレミアムは定番より長い時間リファイナー(精製機)にかけるため、カカオの粒子が細かくなります。
シクワテにしたときの口当たりを滑らかにしたい人には、プレミアムが向いています。2026年8月現在の公開されている小売価格では、ギラン・タブレアのプレミアム200gは₱275です。
100g当たりに換算すると₱275 ÷ 200 × 100=₱137.50、1g当たりは₱275 ÷ 200=₱1.375です。プレミアム335gの公開されている現在の小売価格は、₱395です。
100g当たりは₱395 ÷ 335 × 100=約₱117.91、1g当たりは₱395 ÷ 335=約₱1.18です。100g当たりでは、335gの方が₱19.59安くなります。200gパックは100g当たり₱137.50、335gパックは100g当たり約₱117.91です。
差は、100g当たり₱137.50 − ₱117.91=₱19.59です。割合では、₱19.59 ÷ ₱137.50 × 100=約14.2%。現在の公開価格では、335gパックの方が100g当たり約14.2%安くなります。少量を試すなら200g、家庭でシクワテやチャンポラードを作るなら335g、という選び方です。
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シクワテの作り方
ギラン・タブレアが公開している基本量は、水1カップにタブレア2〜3枚です。

作り方は次のとおりです。
- 鍋へ水1カップを入れる
- タブレア2〜3枚を加える
- 中弱火で温める
- タブレアが溶けるまで泡立て器で混ぜる
- 好みで砂糖またはエバミルクを加える
1カップは、USカップ換算で約240mlです。タブレア2枚なら軽め、3枚ならカカオの濃いシクワテになります。
バティロールがなくても作れます。伝統的なシクワテでは、バティロールと呼ばれる木製の泡立て器を使います。両手のひらで柄を回転させ、チョコレートドリンクに空気を含ませます。しかし、家庭用の泡立て器でも作れます。大切なのは、タブレアを完全に溶かし、カカオの油分と水を混ぜることです。
混ぜる時間が短いと、表面に油が浮きやすくなります。次は、チャンポラードの基本量です。ギラン・タブレアが案内しているチャンポラードの材料は、水5カップ、もち米1カップ、タブレア4枚、砂糖1/2カップ、エバミルク1/2カップです。
水5カップを1カップ約240mlで換算すると、240ml × 5=約1.2Lです。チャンポラードの作り方は次のとおりです。
- 水5カップを沸かす
- もち米1カップを加える
- もち米が膨らむまで弱火で煮る
- タブレア4枚を加える
- 溶けるまで混ぜる
- 砂糖1/2カップを加える
- 器に盛ってからエバミルクをかける
フィリピンでは、甘いチャンポラードにトゥヨ(干し魚)を合わせる食べ方もあります。甘さと塩味を同時に味わう組み合わせです。
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コーヒーとは違うセブの朝

シクワテはコーヒーの代用品ではありません。コーヒーは焙煎したコーヒー豆を抽出します。シクワテはカカオそのものを水に溶かします。そのため、底に細かなカカオの粒子が残ることがあります。インスタントココアのような均一さではなく、カカオの苦味、油分、焙煎した香りをそのまま感じるドリンクです。
どこで買える?

最も確実なのは、アルガオの工場へ直接連絡する方法です。ギラン・タブレアは、セブのスーパー、パサルボンショップ、オンラインショップでも流通しています。セブ市のオンライン窓口の連絡先は+63 956 730 3157で、卸売は20パックから案内されています。
ただし販売場所によって、定番かプレミアムか、200gか335gかの在庫が異なります。購入前に見る4項目は、次のとおりです。
- 定番かプレミアムか
滑らかさが違います。 - 内容量
200gと335gでは100g当たりの価格が変わります。 - 無糖(Unsweetened)の表示
ギラン・タブレアは純カカオが基本です。加糖のチョコレートミックスと間違えないようにします。 - 包装の状態
カカオバターは熱で柔らかくなります。密封されているか、変形がないか、賞味期限を確認します。
タブレアは、直射日光と高温を避けて保存します。セブの暑い車内に長時間置くと、カカオバターが溶け、タブレット同士がくっつく場合があります。
冷蔵庫で保管する場合は、湿気や周りの食品のにおいが移らないように密封します。表面が白く見えることがありますが、温度変化による油脂ブルームや砂糖ブルームの場合があります。ただし、異臭やカビがあるもの、包装が破損している商品は使いません。
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| 項目 | 2026年8月に確認した情報 |
|---|---|
| ブランド | アルガオのギラン・タブレア |
| 創業 | 1948年 |
| 2026年時点の営業年数 | 78年 |
| 創業者 | Miguela LanutanとPedro Lanutan |
| 産地 | アルガオ(セブ) |
| 工場 | 101 San Miguel St., Canbanua |
| 工場の連絡先 | +63 909 822 6747 |
| 地図サービス掲載の営業時間 | 毎日6:00〜20:00 |
| 主な材料 | 100% 純カカオ |
| 加糖 | なし |
| プレミアム200g | ₱275 |
| 100g当たり | ₱137.50 |
| プレミアム335g | ₱395 |
| 100g当たり | 約₱117.91 |
| シクワテ | 水1カップ+タブレア2〜3枚 |
| チャンポラード | 水5カップ+もち米1カップ+タブレア4枚 |
| 卸売 | 20パックから |
👨💻 ナビセブ編集部
ナビセブ編集部の結論
ギラン・タブレアは1948年にアルガオで始まり、原材料は100%純カカオで砂糖は加えられていません。公開価格はプレミアム200gが₱275、335gが₱395です。シクワテ1カップには、タブレア2〜3枚と水1カップが基本の量です。カカオ豆を焙煎して挽き、一つずつ手で円盤状にする製法を78年続けてきたことが、このタブレアの価値です。

最後に|今日分かったこと

ギラン・タブレアは、1948年にアルガオで始まりました。2026年時点で78年になります。原材料は100%純カカオで、砂糖は加えられていません。現在の公開価格は、プレミアム200gが₱275、プレミアム335gが₱395です。シクワテ1カップに使う基本量は、タブレア2〜3枚と水1カップです。
しかし、ギラン・タブレアの価値は、チョコレートドリンクを作れることだけではありません。カカオ豆を焙煎し、皮を外し、ペーストになるまで挽き、一つずつ手で円盤状にする。その製法を、アルガオで78年間続けてきたことにあります。タブレアを買うことは、セブのチョコレートを完成品として買うのではなく、自分でシクワテに仕上げることです。
予算の対象は、タブレアの商品代のみです。アルガオまでの交通費、デリバリー料金、配送料、砂糖やミルクなどの材料費は含みません。
情報の確認日:2026年8月27日
出典:アルガオのギラン・タブレア公式Facebook・アルガオのギラン・タブレア公式Instagram・Cebu Provincial Tourism – アルガオ・The Freeman – Argao’s Guilang Tableya・ギラン・タブレア工場 – Waze・ギラン・タブレアの製品とレシピ

