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アルガオのトルタはトゥバでふくらむ|1個₱75のセブ独自の焼き菓子
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アルガオのトルタはトゥバでふくらむ|1個₱75のセブ独自の焼き菓子

ヤシの樹液を発酵させたトゥバで生地をふくらませる、アルガオの伝統料理。アレックスカフェのトルタ ₱75とチョコラテ ₱70を合わせて₱145で味わえます。

谷口まり(ナビセブ編集部)約12分公開 更新

Argao Tortaを写した現地写真。

谷口まりのアイコン

こんにちは、ナビセブ編集部の谷口まりです。親子でセブに移住しました。観光とグルメの記事を担当しています。

セブのトルタと聞いて、日本のケーキやスペインのオムレツを想像すると、実物との違いに驚きます。アルガオのトルタは、卵黄、小麦粉、砂糖、油脂、トゥバなどを使って焼く、セブ南部の伝統的なケーキです。

トゥバは、ヤシの樹液を発酵させた地元のココナッツワインです。伝統的なアルガオトルタでは、イーストの代わりにトゥバの発酵を利用します。

2026年8月現在、アルガオのポブラシオンにあるアレックスカフェでは、アルガオトルタが₱75、チョコラテが₱70です。二つを合わせると、₱75+₱70=₱145です。しかし、アルガオのトルタは安いパサルボンというだけではありません。トルタ、タブレア、トゥバという、アルガオの「3T」を一度に知ることができる食べ物です。

まずは、トルタとチョコラテの価格と、主なトルタ職人を表で確認します。

項目 内容
トルタ アレックスカフェの現在公開されているメニューで₱75。
チョコラテ ₱70。トルタと合わせると合計₱145。
トルタ職人 チタンズのトルタ、Oj’sトルタ、アルガオBakeshopなどがあり、レシピは同一ではない。
アルガオトルタとチョコラテの価格、主なトルタ職人

アルガオトルタは、トゥバの発酵を利用するやわらかいケーキです。アレックスカフェのトルタ(₱75)とチョコラテ(₱70)は、合計₱145です。町のトルタ、タブレア、トゥバの文化を一緒に知ることができます。

ナビセブ編集部のまとめ

アルガオトルタ+チョコラテは₱145

並べられたアルガオのトルタ

アルガオのポブラシオンにあるアレックスカフェの現在公開されているメニューでは、アルガオトルタが₱75、チョコラテが₱70で、合計₱145です。

アレックスカフェの営業時間は11:00〜21:00です。場所はJ.P. Rizal通り, ポブラシオン, アルガオ, セブです。

固定電話:(032) 462-7133、電話・SMS:+63 916 307 4191

アルガオトルタを初めて食べるなら、トルタ単品ではなく、アルガオタブレアを使ったチョコラテと組み合わせると、町の2つの食文化を同時に体験できます。

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アルガオはどこにある?

アルガオは、セブ島南東部にある町です。セブ市からタリサイ、ミングラニージャ、ナガ、サンフェルナンド、カルカル、シボンガを通り、さらに南へ進んだ場所にあります。

Argaoを写した現地写真

町の中心のポブラシオンには、サン・ミゲル・アルカンヘル小教区教会、アルガオ裁判所、Casa Real、リサール記念碑、アレックスカフェ、トルタのベーカリーなどがあります。

セブ島南部へ向かう途中に通り過ぎるだけでなく、歴史的な建物と食べ物を一緒に楽しみながら歩ける町です。

アルガオの3Tとは?

アルガオを代表する3つの地元の産品は、トルタ(伝統的なケーキ)、タブレア(カカオを焙煎して挽き、型に入れて固めたチョコレートのタブレット)、トゥバ(ヤシの樹液を発酵させた地元のワイン)です。

円盤状に成形されたPhilippinesのTableya

頭文字を取ると、トルタ、タブレア、トゥバは、すべてTです。アルガオでは、この3つを「3T」として紹介しています。伝統的なトルタにはトゥバを使い、焼き上がったトルタをタブレアのチョコラテと合わせます。

つまり3Tは、別々の商品ではありません。一つの食事体験としてつながっています。

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トルタは普通のケーキと何が違う?

皿にのせたトルタ

一般的なケーキは、ベーキングパウダー、重曹、イースト、泡立てた卵白などを使って生地を膨らませます。伝統的なアルガオトルタの大きな特徴は、トゥバを使うことです。主な材料は、中力粉、卵黄、砂糖、トゥバ、塩、油脂などです。

油脂には、ラード、調理油、バター、マーガリンなどが使われ、レシピはベーカリーや家族によって異なります。表面に砂糖、チーズ、レーズンなどを載せる商品もあります。

トゥバは何をしている?

トゥバは、ココナッツの花から採取した樹液を発酵させて作ります。伝統的なレシピでは、この発酵を利用して生地を膨らませます。そのため、アルガオトルタには、ココナッツワイン由来の香り、密度の高い食感、独特の甘みがあります。一般的なバターケーキやマモンと同じ食感ではありません。

トゥバの香りを強く感じる商品もあれば、バターや砂糖の味が前に出るモダンなレシピもあります。

アルコールは残る?

トゥバは、アルコールを含む発酵飲料です。トルタはオーブンで焼くため、アルコールの一部は加熱によって減ります。しかし、「完成品のアルコールが完全に0%」とは一律に断定できません。レシピ、トゥバの量、発酵時間、焼く温度、焼く時間によって、残る量が変わるためです。

宗教上の理由や健康状態、妊娠中、子どもが食べる場合などで、アルコールを完全に避ける必要があるときは、購入するベーカリーにトゥバを使っているかどうかを確認します。

卵黄から生まれたという話もあります。アルガオトルタには、スペイン植民地時代の教会の工事で卵白をモルタルに使い、残った卵黄を無駄にしないためにトルタが作られた、という地元に伝わる話があります。

フィリピンのスペイン統治時代の教会では、卵白を建築材料に混ぜたという説明が各地で伝えられています。しかし、アルガオトルタが最初に作られた日や、最初の職人、最初のレシピを示す一次史料は確認されていません。そのため、この記事では、地域で伝えられている話として扱います。

確実なのは、アルガオでトルタが家族の祝い事、フィエスタ、パサルボンとして長く作られ、現在も町を代表する食べ物になっていることです。

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La Torta Festivalは2011年に選ばれた

トルタをのせた盆を持って踊る人たち

アルガオでは2011年5月、町を代表する祭りを決める、祭りづくりのワークショップが行われました。候補は、Pitlagong祭りの継続、トルタ祭り、タブレア祭り、Hablon祭りでした。その中から、La Torta Festivalが選ばれました。

理由は、トルタが、アルガオに残るスペインの影響、祝祭、贈り物の文化、地元の食べ物を一つに表現できるためです。2011年から2026年までは、2026 − 2011=15年です。トルタはベーカリーの商品から、アルガオを外へ伝える文化の象徴へと発展しました。

2026年8月現在、アレックスカフェの公式メニューでは、アルガオトルタは1個₱75です。アレックスカフェは、2002年からアルガオのポブラシオンで営業しています。2026年時点で、2026 − 2002=24年になります。

店内でトルタを食べられるため、初めての人が食感と味を確かめやすい場所です。トルタを食べてから、持ち帰り用を別のベーカリーで比べる方法もあります。

Alex Kafeの温かいチョコラテは₱70です。アルガオトルタ₱75と合わせると、合計₱145になります。トルタが全体に占める割合は、₱75 ÷ ₱145 × 100=約51.7%、チョコラテは、₱70 ÷ ₱145 × 100=約48.3%です。ほぼ半分ずつの予算で、アルガオのトルタとタブレアの文化を体験できます。

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コーヒーよりチョコラテを選ぶ理由

トルタはコーヒーとも合います。しかし、最初の一杯にはチョコラテを選ぶ意味があります。

陶器のカップに入ったSikwate

アルガオでは、タブレアの生産も続いています。カカオ豆を焙煎する、殻を取り除く、挽く、型に入れる、乾かす、という工程でタブレアを作ります。トルタとチョコラテなら、焼き菓子とカカオ加工という、アルガオの二つの産業を一度に確かめられます。

チタンズは伝統トルタを知る場所

アルガオのSan Miguel教会

アルガオのトルタ職人として広く知られているのが、チタンズのトルタです。場所はアルガオ教会に近い町の中心で、連絡先は+63 920 404 6002です。チタンズでは、トゥバを使った伝統的なスタイルのトルタの製作工程が紹介されてきました。生地を作る、型に入れる、焼く、砂糖やチーズを加える、包む、という工程です。

現在の価格は公開されていないため、過去の価格を2026年の価格としては掲載しません。

注文数、箱、受け取り日、トルタのサイズを直接確認して購入します。

バランガイ・カンバヌアには、自宅でトルタを焼く職人として知られる、Jessie Magallonesの自宅ベーカリーがあります。携帯電話:+63 947 699 4027です。自宅のベーカリーでは、大量生産品ではなく、家族のレシピと小規模な焼き方を見られる可能性があります。ただし、一般の観光施設ではありません。訪問する場合は事前に連絡し、注文と受け取りの時間を決めます。

複数のトルタ職人とレシピの違い

トルタの仕上げをする作業

公開されている主なトルタ職人は、チタンズのトルタ、Oj’sトルタ、アルガオBakeshop、自宅で焼く職人です。一つの「アルガオ公式トルタ」があるわけではありません。ベーカリーごとに、トゥバの量、油脂、甘み、チーズ、レーズン、サイズ、食感が違います。

その違いが、家族のレシピとして続くトルタの特徴です。伝統的なものとモダンなものを見分ける5項目は、次のとおりです。
①トゥバ:トゥバを使うか
②油脂:ラード、バター、油、マーガリンのどれか
③トッピング:砂糖、チーズ、レーズンの有無
④食感:密度が高い、しっとり、ふんわりのどれか
⑤焼いた日:いつ焼いたか

商品名が同じトルタでも、レシピは同じではありません。購入するときに、この5項目を確認します。

「Magkabahaw, Magkalami」とは?

アルガオトルタには、Magkabahaw, Magkalamiというセブアノ語の表現があります。意味は「時間がたつほど、おいしくなる」です。焼きたてよりも少し置くことで、トゥバ、油脂、砂糖の味がなじむと説明されます。しかし、古くなっても無期限に安全、という意味ではありません。

保存期間は、職人が表示する消費期限と保存方法の指示を優先します。持ち帰る前に、次の6項目を確認します。

  • 焼いた日
  • 賞味期限
  • トゥバの使用
  • ラードの使用
  • 個包装
  • 常温保存か冷蔵保存か

トルタは乾いたビスケットではなく、卵と油脂を使うケーキです。ロスキーヨスやオタップと同じ保存方法にはしません。暑い車内に長時間置かず、帰国日から逆算して購入します。飛行機で持ち帰る場合、トルタはやわらかいケーキなので、スーツケースの底に入れると潰れます。箱を使う、上に重い荷物を置かない、個包装を開けない、原材料の表示を残す、という準備が必要です。

複数の箱を海外へ持ち帰る場合は、到着する国の、卵、豚肉製品、アルコールを含む材料を使った加工食品の持ち込みルールを確認します。特にラードを使うトルタは、国によって動物性食品の規制の対象になる可能性があります。

Alex Kafeの₱75を基準にすると、トルタ4個は₱75 × 4=₱300、6個は₱75 × 6=₱450、12個は₱75 × 12=₱900です。これはアレックスカフェの店内飲食メニューの価格で単純に計算した数字です。

ベーカリーの箱の価格ではありません。大量に注文する場合は、各トルタ職人の見積もりを確認します。

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項目 2026年8月現在
製品 アルガオトルタ
産地 アルガオ, セブ
地元の産品 トルタ・タブレア・トゥバ
アルガオ3T 3種類
祭りワークショップ 2011年
2026年まで 15年
アレックスカフェ創業 2002年
アレックスカフェの営業年数 24年
アルガオトルタ ₱75
チョコラテ ₱70
トルタ+チョコラテ ₱145
アレックスカフェ営業時間 11:00〜21:00
アレックスカフェの連絡先 +63 916 307 4191
チタンズの連絡先 +63 920 404 6002
Jessie Magallonesの連絡先 +63 947 699 4027
主な発酵材料 トゥバ
アルコール0%の保証 一律にはできない
アルガオトルタの地域・材料・価格・祭りデータ

👨‍💻 ナビセブ編集部

ナビセブ編集部の結論

アルガオのトルタは、トゥバでふくらませる伝統的な焼き菓子で、一般的なケーキとは作り方が違います。アレックスカフェの公開メニューでは、アルガオトルタとチョコラテの組み合わせが₱145です。トルタはタブレアなどと並ぶ町の代表的な産品で、2011年には町を代表する祭りとしてLa Torta Festivalが選ばれました。アルガオ教会の近くにあるチタンズのトルタのほか職人ごとにレシピが違うので、店を変えて味を比べるのもおすすめです。

カップに注いだアルガオのチョコラテ

最後に|今日分かったこと

並べて乾かすアルガオのタブレア

アルガオトルタは、普通のケーキではありません。伝統的なレシピでは、卵黄、小麦粉、砂糖、油脂、トゥバを使います。トゥバの発酵を生地に利用し、密度が高く独特の香りがあるケーキを作ります。アルガオを代表するのは、トルタ、タブレア、トゥバの3Tです。

2026年8月現在、アレックスカフェでは、アルガオトルタ₱75とチョコラテ₱70の合計₱145で、二つを体験できます。しかし、本当に重要なのは価格ではありません。スペイン統治時代から伝わる話、家族ごとに違うレシピ、トゥバを使う発酵、タブレアとの組み合わせ、2011年から続くLa Torta Festivalが、一つのケーキにつながっています。

アルガオへ行くなら、トルタを一つ買うだけで終わらせずに、トゥバを使っているかを聞き、チョコラテと合わせ、ベーカリーごとの違いを見ることが、アルガオトルタを体験する方法です。

予算の対象は、アレックスカフェ公式メニューのアルガオトルタとチョコラテです。交通費、箱での注文、デリバリー料金、ほかの店でのトルタ購入は含みません。情報の確認日:2026年8月27日

出典:アレックスカフェ公式メニュー・チタンズのトルタ公式Facebook・アルガオトルタの伝統的な作り方・Cebu Provincial Government La Torta Festival

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