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シマラ教会は入場無料|アルガオの歴史地区とトルタ・タブレアを1日で巡る

入場無料のシマラ教会はシボンガにあります。隣町アルガオの歴史地区、トルタ、タブレア、機織りまで、セブ市から1日でつなぐ行程を紹介します。

シマラ教会は入場無料|アルガオの歴史地区とトルタ・タブレアを1日で巡る
シマラ教会へ続く参道。写真: Wide Awake! / CC BY 4.0

シボンガの人口は54,610人、Argaoは78,111人で、合計54,610+78,111=132,721人です。Simalaはセブを代表する巡礼地、Argaoは教会、Casa Real、Torta、Tableya、Hablonが残る歴史文化の町です。

二つを一つのルートにすると、信仰、歴史、食、工芸を通してセブ南部を体験できます。

結論

入場無料のSimalaから、Argaoの歴史・食・工芸へ

Simalaでは礼拝の場としてのマナーを守り、見学後は南のArgaoへ。教会周辺を歩き、Torta、Tableya、Hablonに触れると、セブ南部の文化がつながります。バスとフェリーの具体的な料金・時刻は本文で確認できます。

Simalaはシボンガにある

シマラ教会は独立した町ではなく、バランガイLindogon, シボンガ, セブにある施設です。シボンガの2024年人口は54,610人です。

城のような外観のシマラ教会
城のような外観のシマラ教会。写真: Sargoth / CC BY-SA 4.0

正式名称は修道院of the Holy Eucharist。一般にはシマラ教会、Simala教会、Birhen sa Simalaとも呼ばれています。

セブ市からSimalaへ行く方法

出発地はCebu South Bus Terminalです。直通のSimala行きなら乗り換えを減らせます。

車両 片道 往復
エアコン付き ₱131 ₱262
エアコンなし ₱107 ₱214
セブ市からSimalaまでのバス運賃
  • 始発:4:00
  • 最終:19:00

直通便のほか、Bato via Oslob、Argao、Dalaguete方面のバスでシボンガへ行き、国道の分岐点から現地交通に乗り換える方法があります。

シマラ教会の営業時間と礼拝

シマラ教会は入場無料で、営業時間は8:00〜17:00、公開されている毎日のミサは8:00です。有料観光施設ではなく、今も礼拝と祈りが行われる修道院です。同じ敷地内にはミサや祈り、奉納の場のほか、宗教博物館、ろうそくを捧げる場所があります。建物の外観を見るだけの場所ではありません。

駐車・ろうそく・レンタルの料金

2026年の公開案内で確認できる料金です。公共交通で訪れる場合、駐車料金は必要ありません。

  • バイク駐車:₱20
  • 車の駐車:₱50
  • 祈願用ろうそく:1本₱35
  • 体を覆うスカートのレンタル:₱20

肩と膝を覆う服装で訪れる

入口では服装を確認されます。肩と膝を覆う服装で行けば、入口で着替える必要がありません。体を覆うものが必要な場合は、外部でスカートを₱20で借りられます。

  • 肩を覆う:ノースリーブ、チューブトップなど、肩が大きく出る服は避けます。
  • 膝を覆う:短パン、ミニスカートなど、膝より短い服は避けます。
  • 男性も対象:長ズボンと袖のあるシャツが基本です。

Simalaで見るべき場所

主な見学場所には、それぞれ祈りや信仰を伝える役割があります。

  • 主教会:ミサと祈りが行われる中心施設。
  • 聖母像:多くの巡礼者が祈りを捧げる聖母像。
  • 宗教博物館:信仰に関する手紙、写真、奉納品を展示。
  • ろうそくを捧げる場所:色ごとに異なる祈願の意図を表すろうそくがあります。
  • 展望エリア:山側に建つ施設全体の建築を見られます。

館内では大声で話さず、祈っている人の正面から撮影しません。

Simalaから南のArgaoへ

Simalaからセブ市へ戻る代わりに東海岸を南へ進むと、Argaoに入ります。人口78,111人で、シボンガより78,111−54,610=23,501人多い町です。Argaoは、Torta、Tableya、Hablonの頭文字を取ったThree T’sで紹介されることがあります。

食と工芸だけでなく、中心部Poblacionにスペイン統治期の町の構造が残っていることも魅力です。

Argao教会は1788年完成

Argaoを代表する建築がArchdiocesan Shrine and Parish of Saint Michael the Archangelです。

  1. 1703年
    Argao教区が設立される。
  2. 1734年
    石造教会の建設が始まる。
  3. 1788年
    教会が完成する。
アルガオの教会の正面
アルガオの教会の正面。写真: Carlo Joseph Moskito / CC BY-SA 4.0

2026 − 1788 = 238年
2026年から数えた完成後の年数です。サンゴ石を使ったバロック建築で、内部には主祭壇のレタブロ、脇祭壇のレタブロ、天井画、説教壇、聖歌隊席があります。

3層の鐘楼に9つの鐘

Argao教会の鐘楼は3層で、2層目に大きな鐘が1個、3層目に小さな鐘が8個あります。合計は1+8=9個です。教会内部と鐘楼の外観を見るだけでも、Argaoが長くセブ南部の宗教・行政拠点だったことが分かります。

アルガオ教会の鐘楼
アルガオ教会の鐘楼。写真: Rabosajr / CC BY-SA 3.0

教会を囲む14の十字架の道行き

教会広場を囲むサンゴ石の壁には、14の「Stations of the十字架(十字架の道行き)」があります。番号と人物像だけでなく、象徴的な浮き彫りでキリストの受難を表現しています。教会、修道院、葬祭礼拝堂、見張り塔、壁、門、広場を、防備を備えた一つの宗教施設群として見られます。

葬祭礼拝堂の装飾を見る

教会入口近くのCapilla Mortuarioは、スペイン統治期にはハンセン病患者の療養施設として使われ、その後は亡くなった人を扱う施設として使われました。正面には頭蓋骨、骨、天使、人物が彫られています。華やかな主教会と、死を象徴する葬祭礼拝堂が同じ施設群の中にあることが、Argao教会の特徴です。

アルガオの葬祭礼拝堂の正面上部
アルガオの葬祭礼拝堂の正面上部。写真: Victor D. Kintanar / CC BY-SA 3.0

Casa RealとPoblacionを歩く

教会周辺にはCasa Real、庁舎、旧広場、公設市場、歴史的住宅が集まっています。Casa Realはスペイン統治期の行政施設として使われた建物です。

アルガオの歴史的建造物の内部
アルガオの歴史的建造物の内部。写真: Victor D. Kintanar / CC BY-SA 3.0

教会を中心に宗教、行政、市場、住居を配置する都市計画が、今のArgao Poblacionにも残っています。Simalaの大規模な巡礼建築と同じ日に見ると、セブの宗教施設が一つの様式ではないことが分かります。

ArgaoのTortaと地域の食文化

Tortaは地域によって意味が異なります。Manilaなどでは卵料理を指す場合がありますが、Argaoでは甘い焼きパンやケーキです。伝統的な材料は、卵黄、砂糖、小麦粉、Tubaを発酵させた種、ラードまたはバターなど。上に砂糖やアニスの種をのせます。Argaoでは祭りや家族行事、手土産に使われてきました。

La Torta Festivalは9月28日・29日

La Torta Festivalは毎年9月28日・29日を中心に開催されます。Tortaだけでなく、地元の生業、もてなし、歴史文化、St. Michael the Archangelへの信仰を表現する祭りです。St. Michael the Archangelの祝日は9月29日です。

カカオを固めたTableya

Tableyaは、焙煎したカカオ豆を挽き、円盤状や錠剤状に固めた地元の産品です。

袋詰めで売られるタブレア
袋詰めで売られるタブレア。写真: Obsidian Soul / CC0

Sikwate、Champorado、チョコレート飲料、菓子作りに使われます。砂糖入り(Sweetened)と無糖(Unsweetened)があるため、購入時に確認します。TortaとSikwateを合わせると、Argaoらしい軽食になります。

Hablonは手織りの織物

Three T’sの最後がHablonです。Hablonはセブアノ語・ヒリガイノン語で「織る」「織物」を表す言葉です。Argaoでは木製の織機を使い、次の工程を手作業で行います。

  1. 糸を準備する
    織るための糸を整えます。
  2. 色を配置する
    使用する色を組み合わせます。
  3. 織る
    木製の織機で手織りします。
  4. 仕上げる
    織り上げたものを仕上げます。

用途は衣服だけでなく、バッグ、テーブルランナー、内装材、家具素材にも広がっています。食だけで終わらず織物の生産まで見ると、Argaoの産業を立体的に理解できます。

アルガオで機織りをする職人
アルガオで機織りをする職人。写真: Ralph Labay / Unsplash License

Argaoからボホールへ₱230

ArgaoのTaloot港からボホールのLoonへは、Lite Ferriesが運航しています。所要時間は約2時間で、Argao発は毎日3:00と10:00です。

  • 出発港:Taloot港(Argao)
  • 到着:Loon(ボホール)
  • 運航会社:Lite Ferries
  • 所要時間:約2時間
  • Argao発:毎日3:00、10:00
区分 運賃
一般・座席 ₱230
一般・横になれる席 ₱260
学生 ₱184
高齢者/障害のある方(PWD) ₱165
3〜11歳 ₱115
3歳未満 無料
Argao–Loon航路の旅客運賃

Argaoはセブ市からの日帰り先であると同時に、ボホールへ渡る海上交通の入口でもあります。

セブ市からArgaoまでのバス

Cebu South Bus TerminalからArgaoまでの2026年公開運賃です。エアコンの有無で片道・往復を比較できます。

車両 片道 往復
エアコン付き ₱156 ₱312
エアコンなし ₱128 ₱256
  • 始発:3:00
  • 最終:20:30

SimalaとArgaoを組み合わせるなら、セブ市からシマラ教会、Argao Poblacionへと南へ進み、最後にセブ市へ戻る順序です。同じ道路を何度も往復せずに回れます。

Simala・Argaoのどちらへ向かう場合も、エアコンの有無で運賃が変わります。行き先と車両区分を確かめ、片道・往復の予算を組みましょう。

1日のルートモデル

SimalaからArgaoへ進み、セブ市へ戻る1日のモデルです。各区間の交通費や見学条件を確認しながら組み立てます。

  1. Cebu South Bus Terminal
    Simala行きのバスに乗ります。エアコン付きは₱131です。
  2. シマラ教会
    入場無料、営業時間は8:00〜17:00です。
  3. Argaoへ移動
    南行きのバスまたは現地交通でArgao Poblacionへ進みます。
  4. Argao教会複合施設
    教会、鐘楼、14の十字架の道行き、葬祭礼拝堂を見ます。
  5. Casa Real・広場
    スペイン統治期の町の構造を歩いて見ます。
  6. TortaとSikwate
    Argaoの食文化を体験します。
  7. Hablon
    地元の手織り製品を見ます。
  8. Argaoからセブ市へ
    エアコン付きバスの運賃は₱156です。

人口・歴史・交通の確認一覧

旅程を組み立てる際の人口・歴史・交通条件の確認一覧です。料金などは原稿の2026年8月時点の情報です。

項目 2026年8月現在
シボンガの人口 54,610人
Argaoの人口 78,111人
合計人口 132,721人
Simala入場料 無料
Simala営業時間 8:00〜17:00
Simalaの毎日のミサ 8:00
セブ–Simala(エアコン付きバス) ₱131
セブ–Simala(エアコンなしバス) ₱107
Argao教区設立 1703年
教会着工 1734年
教会完成 1788年
2026年の完成後の年数 238年
鐘楼 3層
鐘の数 9個
十字架の道行き 14
セブ–Argao(エアコン付きバス) ₱156
セブ–Argao(エアコンなしバス) ₱128
Argao–Loon一般運賃 ₱230
フェリー所要時間 約2時間
La Torta Festival 9月28日・29日
シボンガ・Argaoの人口・歴史・交通一覧

まとめ

シボンガのSimalaで信仰文化に触れ、Argaoで歴史、食、工芸を体験すると、セブ南部の文化がつながります。ArgaoのTaloot港は、さらにボホールへ渡る入口にもなります。Simalaを見て戻るだけでなく、隣のArgaoへ足を延ばすと、宗教文化を見て、食べ、歩き、次の島へつなぐルートになります。

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