本文へ移動
Navi Cebu CEBU CITY GUIDE
暮らす・移動

マクタンニュータウンのOne World Center|初期BPO拠点と現在の所在地

マクタンニュータウンのOne World Centerを、初期のBPO拠点としての役割、2012年竣工と2013年開業の違い、現在のResultsCX所在地から整理します。

マクタンニュータウンのOne World Center|初期BPO拠点と現在の所在地
One World Center周辺のマクタンニュータウン。写真:Kozak005 / Wikimedia Commons(CC BY 4.0、16:9にトリミング)

One World Centerは、マクタンニュータウンにあるBPO向けオフィスビルです。2012年の竣工情報、2013年の企業開業報道、現在の企業公式住所を分けて確認すると、地区での役割が分かります。

要点

One World Centerはマクタン島ラプラプ市のマクタンニュータウンにあります。Savillsは2012年竣工のBPO向けビルと紹介し、2013年の報道は5層の建物での企業進出と地上階の商業利用を伝えています。現在もResultsCXの公式所在地に建物名が掲載されています。

One World Centerはどこにある?

このビルを理解する出発点は、観光施設や住宅ではなく、企業が業務を行うために整備された建物だということです。SavillsはMactan Newtown最初のBPOオフィスビルとして紹介しています。ホテルや住宅が集まる現在の地区を見ると見落としやすいものの、One World Centerは、街に企業の業務スペースを用意した初期の建物として位置付けられます。Savills・建物紹介 [出典:Savills・建物紹介

項目 確認できる内容
建物名 One World Center
所在地 Mactan Newtown、Newtown Boulevard、Lapu-Lapu City、Cebu
開発地区 MegaworldのThe Mactan Newtown
竣工年 Savills掲載では2012年
建物の層数 2013年のThe Freeman報道では5層
主な用途 BPO・IT向けオフィスと地上階の商業用途
現在の公式所在地として確認できる企業 ResultsCX
PEZAに関する表記 Savills物件資料のPEZA欄は「Yes」
One World Centerはどこにある?の比較・一覧

建物情報は上記Savills・The Freeman、企業所在地はResultsCX公式に基づきます。層数は建物全体の説明であり、全層が同じ企業のオフィスという意味ではありません。

2012年竣工と2013年開業は、何が違う?

One World Centerには、資料によって2012年と2013年が登場します。Savillsの「Year Built」は2012年ですが、2013年の報道には店舗の開業やBPO企業の進出が出てきます。これは建物の完成、地上階の店舗営業、企業の正式開業が、それぞれ別の出来事だからです。ビルの歴史を一つの「オープン日」にまとめるよりも、段階を分けた方が実態を捉えられます。Savills、SunStar・2013年8月23日 [出典:Savills / SunStar・2013年8月23日] 2013年1月9日付のThe Freemanは、Mactan NewtownでのMcDonald’sの開業と、これから本格化するBPO企業の進出を伝えていました。同年8月23日付のSunStarは、Results CompaniesがOne World Centerで8月29日に正式開業する予定だと報じています。つまり、2013年初頭には地区の商業活動が始まり、同年中に企業の業務拠点としての動きが具体化していったことが読み取れます。The Freeman、SunStar [出典:The Freeman / SunStar] この区別は、過去の入居記事を読むときにも役立ちます。「進出を発表した」「開業を予定している」「所在地として掲載されている」は、それぞれ確認できる内容が違います。One World Centerの場合、初期の報道で開発の流れを把握し、現在の企業公式サイトで所在地を確認すると、建物と入居者の関係を時間軸に沿って整理できます。

5層の建物に、オフィスと商業用途を組み合わせる

The Freemanの2013年報道は、One World CenterをBPO・IT企業向けに設計された5層のオフィスビルと説明しています。Savillsの建物資料も、地上階に商業施設があると記載しています。建物全体を企業だけが使う閉じた空間にするのではなく、業務スペースと商業区画を組み合わせた構成です。The Freeman、Savills [出典:The Freeman / Savills] 地上階の商業利用を示す初期の例がMcDonald’sです。2013年2月のInquirer報道では、前年12月にOne World Centerの地上階で営業を始めた店舗として紹介されています。ここから分かるのは、BPO企業の進出と並行して、飲食の場も整備されていたことです。オフィスと飲食が同じ建物で接続する構成は、働く場所と日常の用事を近づける地区の性格を、小さな単位で示しています。Inquirer・2013年2月20日報道 [出典:Inquirer・2013年2月20日報道] 一方、過去に掲載された店舗名だけで現在の商業区画を埋めることはできません。地上階に商業用途があるという建物の特徴と、どの店が何時まで営業しているかという店舗情報は別に扱う必要があります。また、店を利用できることと、企業の執務階へ入れることも別です。訪問目的に応じて、店舗の入口と企業の受付を確認してください。

入居の歴史と、現在確認できるResultsCXの所在地

初期のOne World Centerでは、Results ManilaとEnfraUSAの進出が報じられています。2013年2月のInquirer記事は、この2社が5階建ての建物に入る計画を紹介し、すでに賃貸が埋まったというMegaworld側の説明を伝えていました。当時のビルがBPO企業の受け皿として動き始めていたことを示す資料ですが、そのまま現在の全テナント名簿にはできません。Inquirer・初期の企業進出報道 [出典:Inquirer・初期の企業進出報道] 現在の所在地として確認できるのがResultsCXです。同社のフィリピン拠点一覧には、Newtown拠点の住所としてOne World Centerが掲載され、公式採用SNSにも同じ建物名が見られます。過去の記事に出てくるResults Companies・Results Manilaという表記と、現在のResultsCXという名称を照合することで、企業名の違いによる探し間違いを減らせます。ResultsCX公式、ResultsCX公式採用ページ [出典:ResultsCX公式 / ResultsCX公式採用ページ] ただし、現在の住所が確認できても、同社が何階から何階まで使っているか、他にどの企業が入っているかまでは分かりません。所在地の確認と専有範囲の確認は別です。特に過去の採用案内に掲載された受付階は、現在の面接会場や来客受付と一致するとは限らないため、訪問先から届いた案内を優先してください。

8 Newtown Boulevardへの拡張で分かる、初期拠点の役割

One World Centerの位置付けを理解するうえで参考になるのが、2016年のResults Companiesの拡張です。MyCebuは同年、同社がOne World Centerから業務を拡張し、8 Newtown BoulevardのTower 1にある3層のオフィスを使用していると報じています。これは、地区内で企業が使う場所が一つの建物から広がっていった事例です。MyCebu・2016年報道 [出典:MyCebu・2016年報道] 「拡張」という説明は、One World Centerから全面撤退したことを意味しません。実際、現在のResultsCX公式住所にはOne World Centerが残っています。二つの資料を合わせると、初期の入居ビルと、後から増えた業務スペースを区別する必要があることが分かります。企業名だけを手掛かりに古い住所を拾うよりも、建物名と資料の時点を組み合わせる方が、所在地を正確に理解できます。

PEZA表記は、何を確認した情報なのか

SavillsのOne World Center資料には、PEZA欄に「Yes」と記載されています。BPO向けのオフィスを探す際に目にする情報ですが、本記事で直接確認しているのは、不動産会社の物件資料にある表記です。これを、その建物に入るすべての企業の現在の登録状況まで確認した情報として扱うことはできません。Savills・One World Center [出典:Savills・One World Center] 地区についての指定、建物についての資料、入居企業についての登録は、確認する対象が異なります。One World Centerを知る読者にとっては、BPO向けに紹介されてきた建物であり、物件資料にもPEZA表記があるという点が基本です。事業所として利用を検討する場合は、希望する区画や事業に関する条件を、物件担当者と関係機関に個別に確認する必要があります。

よくある質問

One World CenterとTwo World Centerは同じ建物ですか?

別の建物です。SavillsはOne World Centerを2012年竣工、Two World Centerを2014年竣工の物件として別々に掲載しています。住所を伝える際は「World Center」だけに省略せず、One・Twoまで含めてください。Savills・Two World Center [出典:Savills・Two World Center

建物資料にある営業時間は、訪問先企業の受付時間ですか?

資料ページの連絡先付近にある時間が、不動産会社の営業時間を示している場合があります。ビル、入居企業、地上階の店舗は、それぞれ受付・営業時間が異なり得ます。面接や商談では、企業から指定された日時と受付場所を確認してください。

One World Centerは、Mactan Newtownで企業の業務と地上階の商業を組み合わせた初期のオフィスビルです。2012年の竣工情報、2013年の企業開業報道、現在のResultsCX公式所在地をつなぐと、建物が地区の業務拠点として歩んできた経緯が見えてきます。

参考情報

情報確認日:2026年9月16日

主な確認先:

Savills Philippines|One World Center

ResultsCX|フィリピン拠点

The Freeman|2013年の開業報道

SunStar|2013年の企業入居報道

Hero写真:Kozak005 / Wikimedia Commons(マクタンニュータウンのOne World Center周辺。掲載用に16:9へトリミング)

Hero写真ライセンス:CC BY 4.0

NEXT GUIDE セブITパークはラホグとアパスのどちら?2001年・2007年の指定と現在の住所