こんにちは、ナビセブ編集部の田口じゅんです。セブに住んで10年以上になります。暮らしとエリアの記事を担当しています。
ナビセブ編集部のまとめ
Old BridgeとMarcelo Fernan Bridgeには歩道があるとする資料がありますが、「歩道が造られていること」と「今日、両端から連続して歩けること」は同じではありません。2026年9月11日の確認では、歩行者の現在の開放側、入口、工事区間を一括して示す公式資料を取得できませんでした。徒歩横断を計画する場合は、出発前にDPWHとMandaue・Lapu-Lapu両市の日時付き告知を確認し、現地では歩行者標識と柵に従ってください。
入口が確認できない、途中が閉鎖されている、または安全な歩行帯へ連続して入れない場合は渡り始めないのが基本です。
まず「橋上・入口・橋下」を分ける

徒歩情報を探すときに最も起こりやすい誤解は、三つの異なる場所を一つにまとめることです。第一は車道に沿って海峡を渡る橋上の歩行者通路、第二は一般道からその通路へ入る取り付き部、第三は橋脚付近の橋下広場です。橋上に歩道があっても、一般道から安全に接続できなければ横断は始められません。橋下に公園があっても、そこから階段やエレベーターで橋上へ上がれるとは限りません。
| 対象 | 資料から確認できること | 利用前に確認すること |
|---|---|---|
| Old Bridge | 補助資料は南側に歩道があると説明 | Mandaue側・Pajo側の入口、開放区間、工事柵 |
| Marcelo Fernan Bridge | 補助資料は北側・南側に歩道があると説明 | 利用可能な側、両岸への連続性、分岐部の動線 |
| 第二橋の橋下空間 | JICAは建設時に両岸の橋下公園整備を記録 | 現在の名称・開園状況、橋上歩道への接続有無 |
表の「補助資料」は施設の位置を探す手掛かりで、現在の通行許可を保証する資料ではありません。現地の標識、バリケード、警備員・交通係員の指示が異なる場合は、必ず現地の規制を優先します。
Old Bridgeは南側という記述だけで判断しない

には、歩道は橋の南側に一つあると記載されています。ただし、これは二次資料であり、2026年9月11日時点の開放状況、入口の形、補修による閉鎖を示す公式告知ではありません。「南側へ行けば必ず入れる」と読み替えず、Mandaue側とLapu-Lapu側の両端を別々に確認する必要があります。
旧橋はMandaue側ではA.C. Cortes Avenue方面、島側ではPajo方面へつながる道路橋です。しかし、車が橋へ進める道路と歩行者が歩道へ入れる経路は一致するとは限りません。高架への合流、車道横断、ガードレールの切れ目を入口だと推定するのは危険です。歩行者用の標識や連続した舗装が見つからなければ、車道側へ回り込まず、その場で計画を中止してください。
Marcelo Fernan Bridgeは「両側歩道」と「両側開放」を分ける

には、北側と南側に歩行者通路があると説明されています。ここでも、構造として二つの通路があることから、両方が現在開いている、どちらからでも全区間を横断できる、24時間利用できるとは断定できません。点検や補修では片側だけが規制されることも考えられるため、告知に「north/south side」「Mandaue-bound/Lapu-Lapu-bound」などの方向表示があれば、実際の出発側と照合します。
第二橋のMandaue側はUnited Nations Avenue側、Lapu-Lapu側はPusokや空港方面につながる複数の道路・高架が集まります。車両用ランプの分岐が見えても、歩道入口とは限りません。空港へ向かう歩行者は、橋を渡った後の一般道から空港ターミナルまでが別区間であることにも注意が必要です。橋の出口と旅客ターミナルは同じ施設ではなく、荷物を持ったまま安全に歩ける連続動線を本記事では確認できていません。
橋下広場から橋上へ直接上がれるとは限らない

JICAの2002年事後評価は、Marcelo Fernan Bridgeの両端で、取り付き橋の下にレクリエーション用の公園空間を整備し、地方自治体へ移管したと記録しています。これは建設事業に橋下公共空間が含まれていたことを示す資料です。一方、現地調査は2001年6月で、現在の公園名、開園時間、入口、管理状態を証明するものではありません。
橋下広場は、待ち合わせや橋を見上げる場所として紹介される場合があります。しかし、公園の入口と橋上歩道の入口は分けて探してください。階段、スロープ、エレベーターが資料や現地標識で確認できない限り、橋下から橋上へ直接移動できると考えないことが安全です。橋脚周辺でも、車路、港湾・管理区域、閉鎖された空間へ入ってはいけません。
歩く前に両端を確認する

長い橋では、歩き始めてから反対側の出口が閉じていると、同じ道を戻らなければなりません。確認は出発側だけでなく到着側にも必要です。最新の写真があっても、撮影日が不明なら現在の状況証明にはなりません。徒歩横断を予定する当日か直前に、次の順番で情報をそろえます。
| 確認項目 | 見る内容 | 中止・変更の目安 |
|---|---|---|
| 日付 | 告知の発表日、実施日、終了・延長 | 過去記事しか見つからない |
| 対象 | 歩行者、車両、車線、橋の側・方向 | 「交通規制」だけで対象不明 |
| 両端 | 入口と出口の連続した歩行帯 | 片側の入口しか確認できない |
| 現地表示 | 歩行者標識、柵、係員の指示 | 車道へ出る必要がある |
| 環境 | 雨、強風、明るさ、体調、荷物 | 安全な歩行を保てない |
告知の確認先は、DPWH公式サイト、Mandaue City公式サイト、Lapu-Lapu City公式サイトです。公式SNSに告知が出る場合も、投稿日時と規制実施日時を分けて読みます。終了予定を過ぎた告知は自動的に解除済みと判断せず、解除または延長の続報まで確認してください。橋名だけでなく、approach、viaduct、sidewalk、laneなど対象区間を示す語にも注目します。
橋上では移動を優先する

歩道が開いていても、橋上は観光施設ではなく交通空間です。車道へ出ない、柵を越えない、狭い場所で通行をふさがないことが基本です。写真を撮る場合も、立ち止まってよい幅があり、ほかの歩行者と十分にすれ違える場所だけにします。落下物や強風の危険があるため、スマートフォンや帽子なども確実に保持してください。
日差し、照り返し、排気、騒音、突然の雨は、地図だけでは判断しにくい要素です。夜間は車から歩行者が見えにくくなるため、反射材や明るい服が役立ちます。ただし、装備があっても閉鎖区間へ入ってよい理由にはなりません。体調に不安がある、荷物が大きい、子ども連れで歩行帯の幅に余裕がない場合は、徒歩横断にこだわらず、許可された乗降場所から車両を利用する方が現実的です。
所要時間も一律には示せません。入口までの迂回、歩行帯の幅、風雨、混雑、同行者の歩調で変わるためです。飲料水を用意し、渡り始める前に天候と体調を確認します。橋上で具合が悪くなった場合に車道を横切るのではなく、歩行帯内の安全な位置で交通係員や緊急窓口へ助けを求められるよう、通信手段も確保しておきます。
現地で迷ったときの判断

入口らしい場所に着いても、標識が読めない、柵が置かれている、歩道が車道へ途切れる場合は、自己判断で先へ進まないでください。交通係員がいる場合は、橋名、渡りたい方向、pedestrian walkwayを伝えて確認します。回答が曖昧なら、その日は歩かない判断をします。配車車両を呼ぶ場合も、橋の取り付きや車道上では待たず、一般車が安全に停車できる正式な乗降場所へ移動します。
Googleマップは位置関係の把握には便利ですが、歩行者用入口や一時閉鎖を常に正確に反映するとは限りません。徒歩ルートが表示されても通行許可の証明にはならず、ルートが表示されなくても構造上の歩道が存在しない証明にはなりません。地図は候補地の確認、公式告知は規制の確認、現地標識は当日の最終判断というように役割を分けます。
よくある質問
Old Bridgeは現在、徒歩で渡れますか?
南側に歩道があるとする補助資料はありますが、2026年9月11日の確認では、現在の全区間開放を示す公式資料を取得できませんでした。利用直前にDPWHと両市の告知、両端の標識・柵を確認し、連続した歩行帯が確認できない場合は渡らないでください。
Marcelo Fernan Bridgeは両側の歩道を使えますか?
北側・南側に歩行者通路があるという施設説明だけでは、両側が現在開放中とは判断できません。工事や点検で片側だけ規制される可能性もあるため、利用日の告知で対象側と方向を確認してください。
橋下の公園から橋上歩道へ直接上がれますか?
JICA資料は第二橋の両端に橋下公園を整備した記録を残していますが、橋上歩道へ直結する階段は確認できません。公園と橋上入口を同じ場所と考えず、現地案内がない通路へ入らないでください。
👨💻 ナビセブ編集部
ナビセブ編集部の結論
Old Bridgeは南側、Marcelo Fernan Bridgeは北側・南側に歩道があるとする補助資料がありますが、現在の入口と全区間の開放を保証する情報ではありません。徒歩で渡る前に、橋上歩道、一般道からの取り付き、橋下広場を別の場所として確認し、両端の連続性まで確かめてください。日付付きのDPWH・両市告知と現地規制が判断基準です。入口が不明、柵がある、車道へ出る必要がある場合は渡らず、別の移動手段へ切り替えるのが安全です。

参考情報
情報確認日:2026年9月11日
主な確認先:
