要点
2026年9月時点のMactan Newtownは、利用中の施設と、新しい住宅の販売情報、過去の大型計画が混在する街です。Mactan Expoは2026年1月の催事利用と3月16日の竣工式を確認でき、Mactan World Museumでは5月に国際メディアセンターとしての利用が確認されています。ただし、Museum建物の利用実績だけでは、展示の一般公開まで始まったとは判断できません。開発状況は「建物ができたか」と「どの用途で使われているか」を分けて読むことが大切です。TPB・TRAVEX開催報告、PCO・Expo竣工式、PIA・国際メディアセンター開設報道
2026年の施設一覧
2026年の主要施設・開発状況一覧
| 施設・プロジェクト | 確認できる状態 | 読み違えないためのポイント |
|---|---|---|
| Mactan Expo | 催事利用・竣工式の実績あり | 催事利用と一般見学は別 |
| Mactan World Museum | 2026年5月の報道拠点利用を確認 | 展示の一般公開とは区別 |
| Savoy Hotel Mactan Newtown | 公式の宿泊・予約案内あり | 現在利用できるホテルとして整理 |
| Mercure Mactan Cebu | Accor公式の宿泊案内あり | 旧Belmontと別ホテルとして加算しない |
| 8 Newtown Boulevard/One Pacific Residence | Megaworld公式にReady for Occupancyの表示 | 全住戸の空室・販売在庫を示すものではない |
| La Victoria Global Residences | 公式物件掲載と、2026年引渡しを記した個別賃貸掲載あり | 個別住戸の情報を全体の引渡し完了に広げない |
| The Pearl Global Residences | 公式物件・引渡予定日の掲載あり | 過去の予定日を実績に読み替えない |
| Positano Mactan | 公式の住宅プロジェクト掲載あり | 掲載だけでは現在の工事段階を確定できない |
| CostaVida Residential Resort | 将来の引渡予定を公式掲載 | 現在営業するホテルではない |
| Mactan Newtown Beach | 公式の利用案内あり | 旧Beach Walk商業計画と区別 |
| Mactan Newtown Beach Walk | 2019年発表の商業計画を確認 | 現在の計画継続・開業は別途の根拠が必要 |
Mactan Expoは、竣工式より前に催事利用が始まっていた
Mactan Expoについては、2026年1月28〜30日にATF Travel Exchange、通称TRAVEXが開催されたことを、フィリピン観光振興機関TPBが報告しています。その後、3月16日にMarcos大統領が出席した竣工式が行われました。「2026年3月に初めて使われた」とまとめると、1月の実績を落としてしまいます。TPB・2026年の開催実績、PCO・3月16日の竣工式 [出典:TPB・2026年の開催実績 / PCO・3月16日の竣工式] 開発状況としては、Expoは完成予定の施設ではなく、催事に使用された施設として扱えます。ただし、会議や展示会に使えることと、旅行者がいつでも内部を見学できることは別です。訪問の可否は施設の存在だけで決めず、参加する催事の案内や主催者の入場条件に合わせて判断してください。
Mactan World Museumは、建物利用と展示公開を分ける
Mactan World Museumでは、2026年5月5日に国際メディアセンターが開設されたとPIAが報じています。開設前のPCO発表も、ASEAN首脳会議を取材する認定メディアを対象に、報道作業場所や通信環境などを提供すると説明していました。ここで確認できるのは、Museumの名を持つ建物が報道業務に使われたという実績です。建物全体の展示が一般来館者向けに開放されたことを示す資料ではありません。PIA・開設後の報道、PCO/PIA・認定メディア向け開設案内 [出典:PIA・開設後の報道 / PCO/PIA・認定メディア向け開設案内] そのため、本記事では「用途を限定した利用実績あり」と整理します。一般展示の開館日、来館時間、入場条件を裏付ける現行の公式案内は、今回の確認では得られていません。
稼働中と部分利用
ホテルの営業と、住宅の入居可能表示を読む
Savoy Hotel Mactan Newtownは公式サイトに宿泊・施設案内があり、Mercure Mactan CebuはAccor公式で案内されています。Mercureについては、2026年8月5日のBusiness Travellerが旧Belmont Hotel Mactanからのブランド変更を報じています。したがって、開発一覧にBelmontとMercureの両方が登場しても、それをホテルが一棟増えた証拠にはできません。Savoy公式、Accor公式、Business Traveller・改称報道 [出典:Savoy公式 / Accor公式 / Business Traveller・改称報道] 住宅では、Megaworld Internationalが8 Newtown BoulevardとOne Pacific ResidenceをReady for Occupancyとして掲載しています。
これは入居可能な物件としての販売上の区分で、将来計画だけの住宅と区別する材料です。しかし、すべての住戸が空いていることや、任意の日から短期宿泊できることまで意味しません。建物の開発段階と、個別住戸の契約・利用条件を分けて見る必要があります。Megaworld・住宅区分 [出典:Megaworld・住宅区分]
La Victoria・Pearlは、予定日と引渡実績を混同しない
La Victoria Global Residencesは公式に掲載される住宅物件です。今回の追加確認では、Cebu Grand Realtyの賃貸掲載に、8階の個別住戸が2026年に引き渡されたとの説明がありました。これは物件の利用段階を考える補助情報になりますが、仲介会社による一住戸の掲載です。開発会社が全住戸の引渡し完了を発表したことと同じ扱いにはせず、「個別住戸の引渡しを記した賃貸情報あり」と整理しています。Megaworld・La Victoria公式、Cebu Grand Realty・個別住戸掲載 [出典:Megaworld・La Victoria公式 / Cebu Grand Realty・個別住戸掲載] The Pearl Global Residencesの公式ページには、222戸という物件情報とともに、引渡予定日として2024年12月31日、さらに6か月の猶予期間という表記があります。
ただし、過去の日付が掲載されているだけでは、その日に実際の引渡しが完了したとは判断できません。本記事では公式物件掲載を確認した住宅として扱い、全体の完成・引渡し完了は断定しません。Megaworld・The Pearl公式 [出典:Megaworld・The Pearl公式]
PositanoとCostaVidaは、公式に掲載される住宅計画
Positano Mactanは、Megaworld InternationalがMactan Newtown内の住宅プロジェクトとして掲載しています。公式紹介では17階建ての住宅タワーと301戸の計画が示されていますが、販売説明の存在だけで現在の工事段階まで確定できるわけではありません。完成予想図にプールや共用施設が描かれていても、それを現在使える施設一覧に加えることはできません。Megaworld・Positano公式 [出典:Megaworld・Positano公式] CostaVida Residential Resortも同じTownship内の公式掲載プロジェクトです。住宅としての区分に加え、10階、151戸、引渡予定日2029年5月31日と6か月の猶予期間が記されています。名称にResortが入っていますが、現在予約できるホテルとして数える施設ではありません。
将来の住環境を示す住宅計画として、営業中の宿泊施設と分ける必要があります。Megaworld・CostaVida公式 [出典:Megaworld・CostaVida公式]
住宅計画と旧構想
BeachとBeach Walkは、同じ開発状態ではない
Mactan Newtown Beachには現在の利用を案内する公式SNSがあります。一方、Mactan Newtown Beach Walkは、2019年に発表された商業開発の名称です。当時のSunStar報道は投資額15億ペソのビーチモール計画を紹介し、2021年の完成予定を記していました。この予定年を、そのまま開業年として使うことはできません。Mactan Newtown Beach公式、SunStar・Beach Walk計画報道 [出典:Mactan Newtown Beach公式 / SunStar・Beach Walk計画報道] 海辺で営業する施設があることは、昔のモール計画が発表どおり実現した証拠にはなりません。今回の確認では、旧計画の商業施設全体について、現在の完成・開業を裏付ける公式発表は得られていません。
したがって、Beachは利用案内のある施設、Beach Walkは現在の実施状況を確定できない旧計画として分けています。現況を確認できないことだけから、中止と断定することもできません。
結論 2026年のMactan Newtownでは、Expoの催事利用、Museum建物の報道拠点利用、ホテルの営業やブランド変更など、用途ごとに異なる更新が進んでいます。住宅でも、入居可能表示、個別住戸の引渡情報、将来の販売計画は同じ意味ではありません。施設名だけを並べるより、資料の日付と利用実績を添えて読むことで、今使える街と、これからの計画を具体的に分けられます。
よくある質問
Mactan Expoの開業は2026年3月ですか?
3月16日は竣工式の日です。TPBによると、その前の1月28〜30日にTRAVEXが開催されており、催事利用の実績は3月以前にあります。
Mactan World Museumは観光客も見学できますか?
報道拠点としての利用は確認できますが、今回の資料では一般展示の来館条件を確認できません。メディアセンター開設のニュースを、そのまま観光向け開館案内には使えません。
引渡予定日を過ぎたコンドミニアムは完成済みですか?
予定日だけでは判断できません。開発会社の引渡案内や個別住戸の実績を確認し、どこまでの範囲について確認できたかを分ける必要があります。
参考情報
情報確認日:2026年9月16日
主な確認先: