要点
City di Mare(シティ・ディ・マーレ、略称CDM)は、セブ市のSouth Road Properties(SRP)にある、Filinvest Landを中心に開発が進む複合タウンシップです。現在の公式面積は58haで、住宅、商業施設、緑地やスポーツのための空間を組み合わせています。IL Corsoはその商業拠点の一つであり、City di Mareという名称は住宅街区なども含む開発全体を指します。City di Mare公式
City di Mareとは
City di Mareはどこにある?SRPとの関係
City di Mareが位置するのは、セブ市の沿岸開発地区であるSRPです。SRPという広いエリアの中にCity di Mareがあり、その周辺にはSM Seaside City CebuやNUSTARなどの大型施設があります。Filinvestの公式紹介でも、これらは立地を説明する周辺施設として挙げられており、City di Mareの敷地内施設と一括りにはできません。Filinvest公式の立地紹介
場所を把握する際の主要な目印は、海沿いを通るCebu South Coastal RoadとIL Corsoです。沿道には車利用を想定した店舗の計画もあり、モールを目的に訪れる人と、住宅や個別店舗へ向かう人では目的地が変わります。配車サービスなどを利用するときは「City di Mare」だけで指定せず、訪問する施設名まで入力する方が、広い開発エリア内での行き違いを減らせます。SunStar Cebuの沿道施設報道
誰が開発している?Filinvestとセブ市の役割
開発主体として押さえておきたいのが、Filinvest Land, Inc.(FLI)です。City di Mare公式サイトは、40haの複合用途区画をセブ市政府とFLIの共同事業として説明し、10haの商業部分と追加取得した8.1haにも言及しています。つまり、公式に58haと案内されるタウンシップ全体と、40haの共同事業区域は、数字が指す範囲が異なります。City di Mare公式の事業概要
「タウンシップ」は、住宅や商業などを全体計画に沿って組み合わせる不動産開発の呼び方です。City di Mareも、建物一棟の名称や、独立した自治体の名称ではありません。資料に出てくるDeveloperは街づくりを進める側、Locatorは街に進出する企業や施設を指す言葉であり、沿道の飲食店が増えることと、住宅開発が進むことは、それぞれ街を構成する別の動きとして理解できます。
立地と規模
58haと旧資料の50haはどう読み分ける?
現在の概要を説明する際は、公式サイトが掲げる58haを使うのが適切です。一方、Cebu Daily Newsが2014年12月17日に掲載したマスタープランの記事では、タイトルに50haと記されています。古い資料の数字を見つけても直ちに誤記と決めつけず、まずその資料がいつ、どの開発範囲を説明したものかを見る必要があります。Cebu Daily Newsの2014年報道
現行の公式説明には追加取得地の記載があるため、古い50ha表記と現在の58ha表記には、対象範囲を読み分ける手掛かりがあります。ただし、掲載された各面積だけを足し合わせて、正確な登記境界や拡張時期まで確定することはできません。また、58haは開発全体の規模を示す数字であり、来訪者が自由に歩ける公園面積や、完成済み商業施設の面積を表すものでもありません。
住宅・商業・余暇の機能を持つ街
City di Mareの全体像は、施設を用途別に見ると整理しやすくなります。代表的な住宅としてAmalfiとSanremo Oasisがあり、商業の拠点にはIL Corsoがあります。さらに沿道店舗やスポーツ関連施設の追加が発表されており、住宅を基盤に、買い物や外出の目的地を増やしていく構成です。SunStar Cebuの開発概要
| 機能 | 主な施設・名称 | City di Mareでの役割 |
|---|---|---|
| 住宅 | Amalfi、Sanremo Oasis | 日常生活の拠点となるコンドミニアム |
| 商業・飲食 | IL Corso | 海辺での食事や買い物の目的地 |
| 沿道サービス | Bo’s Coffeeなど | 車で立ち寄る利用にも対応する店舗 |
| 緑地・屋外空間 | 公園、計画上のCentral Park・Linear Park | 屋外活動や憩いの空間を街に組み込む要素 |
| スポーツ | TGR Football関連施設など | 練習やプログラム参加の目的地 |
住宅部分については、FilinvestがAmalfiをCity di Mare内の中層住宅として紹介し、Sanremo Oasisも公式に中層コンドミニアムとして案内しています。住宅があることで、エリアを利用するのは休日の来訪者だけでなく、ここで暮らす人も含まれます。住まいを検討する場合は、タウンシップ全体の施設数だけでなく、候補となる棟から日常の目的地までの動線や、各住宅の利用規則を個別に見ることが重要です。Filinvest Land公式、Sanremo Oasis公式
構成施設
IL Corsoは海辺の商業拠点
IL Corsoは、Filinvestがセブ市で展開するモールです。公式サイトは、海の眺めとオープンスペースを生かした買い物や食事の場所として紹介しています。City di Mare全体の中では、住民だけでなく外部の来訪者も利用する、海辺の商業・余暇の拠点と位置付けられます。IL Corso公式
そのため、旅行中に食事や海辺で過ごす時間を目的として訪れるなら、まずIL Corsoを具体的な行き先として検討できます。一方、住宅街区やスポーツ施設へ行く場合は、それぞれの施設を目的地として調べる必要があります。City di Mare公式SNSにはIL Corsoとタウンシップを結ぶ歩道橋のソフトオープン告知もあり、施設間の歩行者接続が整備されてきたことが分かります。ただし、部分的な開放の告知だけで、すべての設備が終日利用できるとは判断できません。City di Mare公式の歩道橋告知
新規店舗とスポーツ施設は、発表と利用開始を分けて見る
沿道商業では、Jollibee、Chowking、Bo’s Coffee、Caltexが進出予定施設として報じられてきました。2025年4月のSunStar Cebu記事は年内の開業予定を伝えていますが、その予定が過ぎたことだけで全施設の営業開始を確定することはできません。店舗ごとの告知に戻って確認することで、開発ニュースと実際に使える施設を区別できます。SunStar Cebuの2025年報道
具体的な動きとして、Bo’s CoffeeについてはCity di Mare公式がドライブスルーの営業開始を告知し、Cebu Daily Newsも2026年5月1日の店舗開業を報じています。また、TGR Football Academyについては、CDM内のフィールドを会場とする2026年サマークリニックの募集告知があります。食事や買い物に加え、車での立ち寄りやスポーツ参加という利用目的が加わっている点が、近年のCity di Mareを理解する手掛かりになります。City di Mare公式のBo’s Coffee告知、Cebu Daily Newsの開業報道、公式のTGR募集告知
現在地と要点
緑地を組み込んだ計画と、現在の街の姿
Filinvestは、公園や遊歩空間、スポーツ施設を組み合わせる方針を示しています。2024年の公式発表ではCentral ParkとLinear Parkを今後整備する空間として紹介しており、完成済みの公園一覧として読むことはできません。「緑を取り入れた街」という開発方針と、現時点で歩ける範囲や利用できる設備は、分けて捉える必要があります。Filinvest公式の緑地計画
同様に、開発資料に登場する「次の中心業務地区」という表現も、将来像を示す位置付けです。完成したオフィス街として見るより、住宅と商業を基盤に機能を増やしている沿岸開発として理解する方が、実際の訪問や居住検討に役立ちます。完成予想図の魅力に加えて、目的とする施設が利用できるかを見ることで、この街との関わり方が具体的になります。
まとめ|City di Mareは複数の目的地を持つ沿岸タウンシップ
City di Mareは、Filinvestがセブ市のSRPで開発する、公式58haの複合タウンシップです。AmalfiやSanremo Oasisが住宅機能を担い、IL Corsoが海辺の商業拠点となり、沿道店舗やスポーツ施設が利用目的を広げています。訪問する際は具体的な施設を行き先に選び、開発を調べる際は現在の施設と将来計画を読み分けることで、City di Mareの姿をより正確につかめます。
よくある質問
City di Mare全体に共通の営業時間はありますか?
City di Mareは住宅も含む開発エリアなので、訪問時はモール、店舗、スポーツ施設など目的地ごとの営業時間を確認してください。ある店舗が早朝から営業していても、その時間にほかの施設や接続設備まで使えるとは限りません。
「海沿い」なら海水浴もできますか?
海辺に立地することと、遊泳用のビーチを備えることは別です。IL Corso公式は海の眺めを楽しむ商業施設として紹介しているため、海水浴場として予定に組み込まず、食事や買い物など目的に合う施設として選ぶのが適切です。
参考情報
情報確認日:2026年9月16日
主な確認先: