こんにちは、ナビセブ編集部の田口じゅんです。セブに住んで10年以上になります。暮らしとエリアの記事を担当しています。
旅券、30日以内なら原則ビザ不要、帰国・第三国行き航空券、eTravel、滞在先情報が基本。旅券残存は滞在期間に加えて6か月以上を基準に準備する。制度・料金・運航・営業時間・設備は変更されるため、利用前に本文記載の確認先と当日の公式表示を確認してください。
ナビセブ編集部のまとめ
最初に結論
旅券、30日以内なら原則ビザ不要、帰国・第三国行き航空券、eTravel、滞在先情報が基本。旅券残存は滞在期間に加えて6か月以上を基準に準備する。
同じ条件で比べる

主な確認項目を表にまとめました。表だけで決めず、例外や変更条件は続く本文と最新の公式案内で確認してください。
関連記事セブで国籍でフィリピン入国条件はどう違う?日本・韓国・台湾・中国・香港などを2026年を比べる
| 確認項目 | 基本 |
|---|---|
| 旅券 | 必要 |
| 旅券の残存期間 | 滞在予定期間+6か月を推奨 |
| ビザ | 30日以内なら原則不要 |
| 帰国便 / 第三国行き航空券 | 必要 |
| eTravel | 必要・無料・到着72時間以内 |
| セブの宿泊情報 | 準備推奨 |
| 税関申告 | eTravelで実施 |
| セブ国際線到着 | Terminal 2 |
順番に確認する

出発前から到着後までの手続きを順番にまとめます。各段階の期限、必要書類、当日の表示を確認しながら進めてください。
- STEP 1
旅券の残存期間を確認する - STEP 2
帰国便または第三国行き航空券を用意する - STEP 3
到着前72時間以内に無料のeTravelへ登録する - STEP 4
宿泊先と連絡先をすぐ示せるようにする - STEP 5
到着後は入国審査、手荷物受取、税関の順に進む
判断のまとめ
旅券、30日以内なら原則ビザ不要、帰国・第三国行き航空券、eTravel、滞在先情報が基本。旅券残存は滞在期間に加えて6か月以上を基準に準備する。
条件・例外・確認先

セブ旅行が決まったあと、意外と迷うのが「フィリピン入国には結局、何が必要なのか?」です。旅券、eTravel、帰国便、ホテル予約、ビザ、税関申告と、情報を一つずつ調べると、かなり分かりにくくなります。しかし、日本国籍で観光または短期の商用目的、30日以内の滞在なら、基本はそれほど複雑ではありません。今回は、2026年9月2日時点で、日本人がセブへ旅行するときに準備しておきたい入国条件を一つにまとめます。
結論|日本人の30日以内の観光なら基本は5つ
日本国籍者が観光などで30日以内フィリピンへ滞在する場合、まず確認したいのは次の5つです。
・旅券
・30日以内なら原則ビザ不要
・帰国便または第三国へ出る航空券
・eTravel
・セブでの滞在先情報
さらに、入国時の税関申告も現在はeTravelの仕組みの中で行います。つまり、普通の短期のセブ旅行なら、旅券・帰国便・eTravel・滞在先情報をすぐ出せる状態にしておくことが基本です。
まずパスポートを確認する
一番最初に見るべきなのは、航空券よりパスポートの有効期限です。在東京フィリピン大使館では、30日間のビザなし入国について、滞在予定期間+6か月以上のパスポート有効期間を条件として案内しています。例えば、2026年10月1日から10月8日までセブへ行く場合、「10月8日までパスポートが有効ならいい」という考え方ではありません。旅行前に十分な残存期間があるか確認します。
日本のパスポートには例外規定もあるが、6か月以上を基準にする
少しややこしい点があります。フィリピン政府は、日本を含む一部の国について、パスポートの残存期間が6か月未満でも入国できる例外を認めています。しかし、日本の外務省は、残存期間不足を理由に搭乗拒否や入国時のトラブルが発生した事例もあるとして、滞在予定期間+6か月以上を基準に準備することを推奨しています。そのためナビセブでは、「日本人なら6か月なくても大丈夫」とは案内しません。旅行前に更新できるなら、十分な残存期間を確保する方が安全です。
日本人は30日以内ならビザ不要
日本国籍者は、観光、ビジネスの打ち合わせ、会議などの短期訪問で、30日以内なら原則ビザなしで入国できます。
在東京フィリピン大使館も、日本人向けに30日間のビザなし入国を案内しています。そのため、3泊4日、5泊6日、1週間の旅行、2週間程度の短期滞在なら、通常は旅行前に観光ビザを取得する必要はありません。
「30日」は到着日から数える
ここは長期滞在の人ほど注意したいところです。日本の外務省では、30日以内の短期滞在について、日数は到着日から起算すると案内しています。「1か月くらいだから大丈夫」と感覚で考えるのではなく、到着日と出国日を実際に数えます。
31日以上になる場合は、ビザの延長など別の手続きが必要です。
30日を超えるならどうする?
ビザなしで入国した人が最初の30日を超えて滞在したい場合、Bureau of Immigrationで29日間のVisa Waiverを申請できます。つまり、30日+29日=59日です。Bureau of ImmigrationのeServicesでも、30日間のビザなし滞在を29日延長できると案内されています。
帰国便または第三国へ出る航空券が必要
日本人がビザなしで入国する条件には、フィリピンから出国する航空券があります。例えば、東京→セブ→東京なら帰りの航空券(Return Ticket)です。また、東京→セブ→シンガポールでも、フィリピンから第三国へ出る航空券(Onward Ticket)になります。在東京フィリピン大使館も、往復航空券または第三国への航空券を条件として明記しています。
片道航空券だけでセブへ行くのは注意
長期滞在で帰国日を決めていないため、日本→セブの航空券だけを買うという人もいます。しかし、ビザなしでの入国では出国を確認できる航空券が求められます。場合によっては、フィリピンへ出発する日本側の空港で航空会社から確認されることもあります。つまり、入国審査より前に、搭乗時点で問題になる可能性があります。
eTravelも必要
現在フィリピンではeTravelを利用します。2026年の公式案内では、フィリピンへの到着または出国の72時間以内に登録します。そのため、1か月前や2週間前には登録できません。旅行が近づいてから行います。
eTravelは無料
ここは非常に重要です。eTravelの登録は無料です。公式FAQでも、登録や更新で料金を要求する偽サイトや詐欺サイトに注意するよう警告しています。Googleで「eTravel フィリピン」と検索すると、公式のように見える民間の代行サイトが表示されることがあります。
フィリピン政府の公式の登録料は₱0です。
公式のeTravelはどこ?
公式は、etravel.gov.phです。Bureau of Customsの2026年版の旅行者向けガイドでも、公式のeTravelサイトまたはeGovPHアプリから登録し、料金は不要と案内しています。検索広告から入るより、ドメインを確認して利用する方が安心です。
eTravelでは何を入力する?
主に、旅券の情報、便の情報、旅行の詳細、宿泊先、健康関連の情報、税関関連の情報などを入力します。
2026年現在は、入国審査だけではなく、税関申告もeTravelへ統合されています。昔の紙の入国カードだけをイメージすると少し違います。
QRコードは保存しておく
eTravelの登録が完了するとQRコードが発行されます。Bureau of Customsは、QRコードをスクリーンショットまたはダウンロードしておくよう案内しています。空港では、Wi-Fiが弱い、モバイルデータにつながらない、バッテリーが少ないということもあります。
そのため私は、QRコードをスクリーンショットして、オフラインでも見せられる状態にすることをおすすめします。
ホテル名・滞在先をすぐ言えるようにする
入国時には、セブでどこに泊まるのかを確認される可能性があります。eTravelにも滞在先情報を入力します。そのため、ホテル名、住所、予約確認書をスマートフォンですぐ出せるようにしておきます。
ホテル予約を印刷する必要はある?
日本人の通常の30日間のビザなし入国で、全員がホテル予約の紙を提出するというルールではありません。
しかし、入国審査官から「Where are you staying?」と聞かれたとき、ホテル名が分からず、予約も見せられないより、すぐ提示できた方が簡単です。私は予約確認書をスマートフォンへ保存しておきます。
入国審査では何を確認される?
質問内容は人によって違います。例えば、
・What is the purpose of your visit?(旅行の目的は?)
・How long will you stay?(何日滞在しますか?)
・Where will you stay?(どこに泊まりますか?)
・When are you going back?(いつ帰りますか?)
などです。
ただし、全員が同じ質問をされるわけではありません。ほとんど会話せずに手続きが終わることもあります。
観光なら「観光」でいい
普通の旅行なら、渡航目的は「Tourism(観光)」「Vacation」「Holiday」などで十分です。海にも行く、レストランにも行く、友人にも会う、と全部説明する必要はありません。質問されたことへ短く正確に答えれば十分です。
留学の場合は少し違う
ここはナビセブとして大事な点です。英語学校へ通う場合、単なる観光だけではなく、学校側が用意するSSPなどの制度が関係することがあります。
また、英語学校を含むコースを目的とする渡航では、通常の旅行とは別の手続きが関係する場合があります。そのため、留学の手続きは旅行の入国条件とは分けて確認する方が正確です。
親子旅行で注意したい15歳未満
子どもとセブへ来る場合にも注意があります。15歳未満の外国人が、親なしで入国する場合や、法的な親以外の大人と入国する場合は、Waiver of Exclusion Ground(WEG)が関係するケースがあります。在東京フィリピン大使館も、15歳未満が親の付き添いなしで渡航する場合はWEGを確認するよう案内しています。普通に親子で旅行する場合とは別です。
税関申告もeTravelで行う
入国審査が終わったら、手荷物受取所、その後税関へ進みます。2026年のBureau of Customsのガイドでは、旅行者はeTravelで税関申告(Customs Declaration Baggage Form)を完成させる必要があります。
申告が必要な品物
税関申告では、現金、食品、薬、高額品など、申告が必要な品物があるかを確認します。
現金が多い人は注意
2026年のBureau of Customsのガイドでは、次の金額を超える場合は申告対象です。
・フィリピンペソ:₱50,000超
・外貨:US$10,000相当超
普通の短期旅行では超えない人が多いと思います。しかし長期滞在、ビジネス、家族旅行などで多額の現金を持つ場合は確認が必要です。
セブではどこで入国する?
日本など海外からMactan-Cebu International Airportへ直接到着する場合、国際線はTerminal 2です。到着後は、到着→入国審査→手荷物受取所→税関→到着ロビーという流れです。
マニラ乗り継ぎなら入国場所が変わる
例えば、成田→マニラ→セブの場合、最初にフィリピンへ到着するのはマニラです。そのため通常はマニラで入国審査などの入国手続きを行い、その後セブへ国内線で移動します。一方、成田からセブへの直行便なら、セブで入国します。ここは直行便とマニラ乗り継ぎの大きな違いです。
国籍によって条件は同じではない
この記事は、主に日本のパスポートを基準にしています。国籍が違えば、ビザなしで滞在できる日数、宿泊予約、資金の証明、入国できる空港、延長条件などが変わる場合があります。そのため、「日本人が30日間ビザなしだから外国人は全員30日」という理解は正しくありません。
中国のパスポートは2026年に大きく変わった
例えば中国本土のパスポートでは、2026年1月16日から新しいビザなし入国の制度が始まりました。
対象者は、パスポートの有効期間、宿泊予約、帰国便または第三国行きの航空券、eTravelなどの条件を満たす必要があります。さらに、この制度では入国できる場所としてマニラやMactan-Cebu International Airportなどの指定があります。つまり、友人がビザなしだったから自分も同じとは限りません。
台湾のパスポートも別のルール
台湾のパスポートにも、日本のパスポートとは別の制度が適用されます。
2026年9月2日時点で、普通の日本人観光客なら次のように整理できます。
出発前にスマートフォンへ保存する5つ
私は、次の5つを一つのフォルダにまとめておくのがいいと思います。
・旅券のコピー
・eTravelのQRコード
・帰国便または第三国行きの航空券
・宿泊確認書
・旅行保険
旅行保険は入国の必須条件ではありません。しかし、セブで何かあったときにすぐ確認できるようにしておくと便利です。
紙も完全に不要とは思わない
基本的にはスマートフォンで管理できます。しかし、バッテリー切れ、スマートフォンの紛失、端末の故障も起こり得ます。そのため、旅券のコピー、便、ホテルなど最低限の情報は紙や別の端末にも残しておくと安心です。
出発前の確認は前日にする
私は空港へ向かう前日までに、旅券、eTravel、帰りの便、ホテル、荷物をもう一度確認します。空港へ着いてからeTravel、パスポートの期限、帰りの航空券で慌てないこと。これだけでも入国はかなり簡単になります。
ナビセブ編集部の結論
日本人が普通にセブへ旅行する場合、フィリピン入国はそれほど複雑ではありません。30日以内の観光なら、ビザは原則不要です。
必要なもの
必要なのは、旅券、帰国便または第三国行きの航空券、eTravel、滞在先情報、税関申告です。特に忘れやすいのが、eTravelは到着の72時間以内という点です。そしてeTravelは無料です。私は、入国審査で英語を完璧に話すことより、必要なものを事前に整理しておくことの方が大切だと思います。旅券、QRコード、帰国便の航空券、宿泊確認書の4つをすぐ出せるようにしておけば、セブへの入口はそれほど難しくありません。
よくある質問
日本人はフィリピン入国にビザが必要ですか?
観光・ビジネス目的で30日以内なら、原則ビザなしで入国できます。詳しい条件と例外は、記事内の説明と最新の公式案内で確認してください。
パスポートは残り6か月必要ですか?
日本のパスポートには例外規定がありますが、在東京フィリピン大使館や日本の外務省は、滞在予定期間+6か月以上を基準に準備することを推奨しています。
eTravelは必要ですか?
はい。現在は到着または出国の72時間以内に登録します。詳しい条件と例外は、記事内の説明と最新の公式案内で確認してください。
eTravelはいくらですか?
無料です。料金を要求する偽サイトや詐欺サイトに注意してください。詳しい条件と例外は、記事内の説明と最新の公式案内で確認してください。
帰国便は必要ですか?
30日間のビザなし入国では、帰国便の航空券(Return Ticket)または第三国へ出国する航空券(Onward Ticket)が条件になっています。
セブで入国審査をするのはどこですか?
海外からセブへ直行する場合はMactan-Cebu International Airportで入国します。マニラ経由で国内線へ乗り継ぐ場合は、通常最初の到着地であるマニラで入国します。
情報確認日:2026年9月2日
主な確認先:Philippine Embassy in Tokyo、Philippine Bureau of Immigration、Philippine eTravel、Philippine Bureau of Customs、日本国外務省 海外安全ホームページ
※入国条件は国籍・渡航目的・滞在日数によって異なり、制度変更もあります。特に30日を超える滞在、留学、15歳未満の単独渡航、日本以外のパスポートについては、それぞれの条件を個別に確認してください。
👨💻 ナビセブ編集部
ナビセブ編集部の結論
eTravelは無料で、到着前72時間以内に登録します。入国時の税関申告も、現在はこのeTravelの仕組みの中で行います。
セブに着いたら、入国審査、手荷物受取、税関の順に進みます。
マニラ経由で国内線に乗り継ぐ場合は、最初に着くマニラで入国手続きをします。
30日を超える滞在や留学、15歳未満の単独渡航、日本以外のパスポートの場合は、条件が変わるため個別に確認してください。





