こんにちは、CebuOです。
Ayala Center Cebuで食事をするとき、Mallの中を歩いてRestaurantを探す人もいれば、最初からThe Terracesへ向かう人もいます。
The Terracesは、Ayala Center Cebuの中にある単なるRestaurant Floorではありません。
Greenery、Water Feature、Open-air Space、Restaurant、Cafeを組み合わせたMulti-levelのDining・Lifestyle Zoneで、現在のAyala Center Cebuを象徴する場所の一つです。
Ayala Landの2008 Annual ReportではThe Terracesの開業を2008年の主要Projectとして記録しており、当時の公式資料では約7,900㎡のGross Leasable Areaを持つDining・Lifestyle Developmentとして整備されました。
また、2008年12月のPhilstarは、旧Lagoon Areaを再開発した約₱600 million、18か月にわたるExpansion ProjectとしてThe Terracesを紹介しています。当時計画されていたLeasable Areaは約8,000㎡、Merchantは55店舗でした。
この記事ではRestaurantをランキングするのではなく、The Terracesとはどんな場所で、なぜAyala Center Cebuの中にこのようなOutdoor Dining Zoneがつくられたのかを整理します。
The Terracesの基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | The Terraces at Ayala Center Cebu |
| 所在地 | Ayala Center Cebu, Cebu Business Park |
| 開業 | 2008年 |
| 開発 | Ayala Land系 |
| 開発規模 | 約7,900㎡ GLA |
| 当時の投資規模 | 約₱600 million |
| 開発期間 | 約18か月 |
| 前身 | Ayala Center Cebuの旧Lagoon Area |
| 主な機能 | Restaurant、Cafe、Dining、Entertainment、Open Space |
| 特徴 | Multi-level、Greenery、Water Feature、Al fresco Space |
7,900㎡と8,000㎡という2つの数字がありますが、Ayala LandのAnnual Reportにある7,900㎡をNaviCebuでは基本値として使います。8,000㎡は当時のMall関係者の説明を基にした報道上の概数です。
The Terracesは2008年に生まれた
Ayala Center Cebu自体は1994年に開業しています。
しかしThe Terracesは、その14年後となる2008年に加わりました。
つまり、最初から現在のようなOutdoor Dining Areaがあったわけではありません。
Philstarが2008年のOpeningを報じた記事では、The TerracesをAyala Center Cebu Main MallのExpansionとして紹介し、もともとLagoonだったAreaを再開発したと説明しています。
Ayala LandのAnnual Reportでも、2008年のCebuにおける主要な成果として、
Opening of The Terraces at Ayala Center Cebu
を明記しています。
現在ではAyala Center Cebuの一部として自然に見えますが、歴史的にはMallの使い方を大きく変えたExpansionでした。
なぜ普通のIndoor MallではなくOutdoor Zoneをつくった?
The Terracesの最大の特徴は、完全なIndoor Shopping Floorではないことです。
RestaurantやCafeが建物内に入っているだけではなく、中央にGreeneryやWater Featureがあり、その周囲を複数LevelのDining Spaceが囲む構造になっています。
2008年当時のAyala Center Cebu側は、The Terracesを単なるRestaurant Clusterではなく、Cebuの新しいLifestyle Destinationとして位置づけていました。Philstarの記事でも、Dining、Cafe、Lifestyle Outletをまとめながら、CebuanoのLifestyleを反映する場所として紹介されています。
これはAyala MallsがManilaで展開してきたGreenbeltなどと共通する考え方です。
Shoppingだけではなく、
食事をする。
外を歩く。
人と待ち合わせる。
景色を見る。
Eventを見る。
Cafeで過ごす。
という時間そのものをMallの体験にする。
The Terracesは、Ayala Center Cebuが単なるShopping MallからLifestyle Mallへ変わっていった重要なProjectでした。
旧Lagoon Areaをどう変えた?
The Terracesがつくられる前、この場所にはLagoon Areaがありました。
2008年のRedevelopmentでは、その場所を完全にIndoor Floorで埋めるのではなく、庭園、Water Feature、階段、歩道、Terrace状のRestaurant Spaceを組み合わせました。
現在の写真を見ると、中央にOpen Spaceがあり、その周囲を曲線状・段状のBuildingが囲んでいます。
この構造によって、Restaurantの席からGarden側を見たり、Lower LevelとUpper Levelを歩いて移動したりできます。
一般的なMallのFood Floorとはかなり違います。
Food Courtのように一つのIndoor Spaceへ飲食店をまとめるのではなく、RestaurantそのものをLandscapeの一部として配置したと考えると分かりやすいでしょう。
GreeneryとWater FeatureがThe Terracesの中心
The Terracesという名前の通り、ここでは建物よりもOpen Spaceが強く意識されています。
Garden。
Tree。
Shrub。
Water Feature。
Wide Stair。
Open-air Walkway。
こうしたものがRestaurantの間に配置されています。
2008年の地元メディアも、The TerracesをNatureとCommerceを統合したDevelopmentとして評価していました。The Freemanの記事では、Soft Opening時に「nature and commerce」を融合させたDevelopmentとして紹介されています。
この考え方は、現在のAyala Center CebuのRedevelopmentにもつながっています。
2024〜2025年のMall Reinventionでも、Ayala LandはGreenery、Open Space、Al fresco Area、Walkabilityなどを重要な要素として掲げました。
The Terracesは、その考え方をAyala Center Cebuでかなり早い時期から形にした場所とも言えます。
Multi-levelだからFloorだけでは理解しにくい
The Terracesを初めて歩くと、少し方向感覚を失いやすいことがあります。
理由は、通常のMallのように「1階に店が一直線に並んでいる」のではなく、複数のLevelがOpen Spaceを囲む構造になっているからです。
Lower LevelにRestaurantがあります。
Upper LevelにもRestaurantがあります。
Main Mall側から入れます。
ExpansionやThe Alcoves側ともつながります。
そのためAyala Center CebuのFloor Guideでは、
Level 1
Level 2
と覚えるだけでは十分ではありません。
「The Terraces側にいる」というZoneの理解も必要になります。
Ayala Center Cebuを使い慣れていない人は、店名だけを探すより、まずMall SignageでThe Terracesを探してから目的のRestaurantへ向かう方が分かりやすいでしょう。
The TerracesはRestaurant Clusterとしてつくられた
The Terracesは開業時からDiningを中心に計画されました。
Philstarの2008年記事によると、開業時には55 Merchantを収容する計画で、Restaurant、Cafe、Lifestyle Outletを集積するZoneとして整備されています。
当時はCebu初進出となるRestaurant Brandもありました。
例えばTGI FridaysはThe Terracesへの出店でCebuへ進出しており、The Freemanは2008年に同店を同Brand初のMetro Manila外店舗として報じています。
Teriyaki BoyもThe Terraces店が同Brand初のLuzon外店舗として紹介されました。
つまりThe Terracesは、既存のCebu Restaurantを集めるだけでなく、当時新しいNational BrandをCebuへ呼び込む役割も持っていました。
Cebu発RestaurantもThe Terracesを使ってきた
一方でThe Terracesは、Manilaから来るRestaurantだけの場所でもありませんでした。
Cebuで生まれたRestaurant Groupも深く関わっています。
Laguna Groupの公式Historyでは、Laguna Garden Caféが現在The Terracesと呼ばれている場所に1999年から存在していたことを記録しています。つまりThe Terracesの2008年再開発以前から、この場所にはCebu発Restaurantの歴史がありました。
現在もLaguna Garden Caféは、Laguna Group公式で、
Level 1, The Terraces, Ayala Center Cebu
と確認できます。営業時間はSunday〜Thursdayが10:00〜21:00、Friday〜Saturdayが10:00〜22:00です。
これはThe Terracesが、全国ChainだけでなくCebu Homegrown Restaurantも共存するDining Zoneであることを示しています。
2026年現在もThe TerracesにはRestaurant・Cafeがある
Mall Tenantは変わりやすいため、2008年の55 Merchantを現在の店舗数として使うことはできません。
しかし2026年現在も、The Terracesで営業するRestaurant・Cafeは公式情報から確認できます。
例えばLaguna Garden CaféはLevel 1 The Terracesで営業中です。
またUCC Café Terrace Philippinesの公式Store Listでは、Ayala Cebu店を、
Retails 116 The Terraces Ayala Center Cebu
として掲載しています。
営業時間はSunday〜Thursdayが7:00 AM〜11:00 PM、Friday・Saturdayが7:00 AM〜12:00 AMです。
このようにThe TerracesにはMall本体より早く開くCafeや、Mall Close以降まで営業する店舗もあります。
そのため「Ayala Center Cebuは何時まで?」というMall Hoursだけでは、The Terracesの利用時間を完全には説明できません。
朝から使えるCafeがあるのもThe Terracesの特徴
UCC Café Terrace Ayala Cebuが7:00から営業している点は、The Terracesの使い方を考えるうえで興味深いところです。
Ayala Center Cebuの一般的なMall Openingは10:00頃です。
しかしThe Terraces側には、Mall本体のOpening前から利用できる店舗があります。
そのためThe Terracesは、
朝のCoffee。
Breakfast。
Business Meeting。
Mall Opening前の待ち合わせ。
といった使い方もできます。
「Mallが開いてから食事をする場所」だけではないということです。
夜になるとThe Terracesの使われ方が変わる
The Terracesは昼間と夜で雰囲気がかなり変わる場所です。
昼間はGardenとWater Featureが見え、Shopping途中のLunchやCafe利用が中心になります。
一方、夜はRestaurantのLightingやOutdoor Spaceの雰囲気が強くなり、Dinner利用が増えます。
2026年6月にもCebuのLocal Video CreatorがThe TerracesのRestaurantを巡るDining Guideを公開しており、現在も夜のFood Destinationとして利用されている様子が確認できます。
ただし、これはRestaurantランキングの根拠として使うものではありません。
現地の雰囲気を確認する補助資料として使うのが適切です。
RestaurantだけではなくEvent Spaceでもある
The Terraces中央のOpen Spaceは、単なる通路ではありません。
開業当初からOutdoor Activity Areaとして設計され、Mall EventやSeasonal Decorationなどにも使われてきました。
そのためRestaurantで食事をしていると、中央AreaでEventが行われていることがあります。
Mallの中にEvent Hallをつくるのではなく、Outdoor PlazaそのものをEvent Spaceとして利用できるようにしている点もThe Terracesの特徴です。
Green Space、Dining、Eventが別々ではなく、一つの場所に重なっています。
The TerracesとMain Mallはどう使い分ける?
Ayala Center Cebuで食事をする場合、大きく分けるとMain Mall内部とThe Terracesがあります。
Main Mall内部はAir-conditionedで、Shoppingの途中にRestaurantへ入りやすいのが特徴です。
The TerracesはGardenやOutdoor Spaceを感じながら食事でき、Restaurantがまとまっているため、最初からDining目的で行く場合に探しやすくなります。
どちらが優れているという話ではありません。
短時間で食べたい。
Shopping途中に食べたい。
外の雰囲気を感じたい。
Dinnerをゆっくり食べたい。
Cafeで長く過ごしたい。
目的によって使い分ければよい場所です。
The TerracesとRestaurant SERIESは役割を分ける
この記事では個別Restaurantの料理、価格、Google評価を詳しく比較しません。
The Terracesは大型施設の一つとして、
どこにあるのか。
なぜつくられたのか。
どんな空間なのか。
どのようにRestaurantが配置されているのか。
を理解することが目的だからです。
個別Restaurantについては、Restaurant SERIESで最新Menu、価格、Google評価、口コミ数、営業時間まで調べる方が情報を整理しやすくなります。
同じRestaurant名を複数の記事で繰り返して詳しく紹介しないことも、NaviCebu Databaseでは重要です。
2008年の55店舗を現在の数字として使ってはいけない
The Terracesの記事を書くときに特に注意したいのが店舗数です。
2008年のPhilstarは、開業時の計画として55 Merchantと報じています。
しかし、これは2026年の店舗数ではありません。
18年近くの間に、
閉店。
移転。
新規出店。
Mall内での移動。
Brand変更。
が起きています。
そのため2026年の記事で、
「The Terracesには55店舗ある」
とは書きません。
55という数字を使うなら、
「2008年開業時には55 Merchantを入れる計画だった」
という歴史データとして使います。
The TerracesはAyala Center Cebuを変えた重要なExpansionだった
The Terracesの意味を理解するには、開業前と開業後のAyala Center Cebuを考えると分かりやすくなります。
1994年にOriginal Mallが開業しました。
その後2008年にThe Terracesが加わりました。
さらに2013年には大規模ExpansionがOpenしました。
そして2024〜2025年にはMall Reinventionが行われています。
つまりThe Terracesは、この長いMall Developmentの中で最初の大きな変化の一つでした。
ShoppingだけをするIndoor Mallから、
Diningする。
外を歩く。
Gardenを見る。
Cafeで過ごす。
Eventを見る。
というLifestyle SpaceへMallの機能を広げたからです。
The Terracesを一言でまとめると
The TerracesはAyala Center Cebuの「Restaurant Floor」ではありません。
2008年に旧Lagoon Areaを再開発し、約7,900㎡のLeasable AreaにRestaurant、Cafe、Lifestyle Outletを集め、Greenery、Water Feature、Outdoor Activity Areaを一体化したDining・Lifestyle Zoneです。
当時は約₱600 million、18か月をかけたExpansion Projectとして開発され、55 Merchantを入れる計画でした。
現在、そのTenant構成は大きく変わっています。
しかし、RestaurantとCafeをOpen Spaceの周囲に配置し、人が食事だけでなく歩き、待ち合わせ、Eventを楽しめる場所にするという基本的な役割は残っています。
Ayala Center CebuでShoppingだけをするなら、The Terracesへ行かなくても用事は済みます。
しかし、Ayala Center CebuというMallがなぜCebuで長くLifestyle Destinationとして使われてきたのかを理解するなら、The Terracesは外せない場所です。
Indoor Mallの中にRestaurantを増やすのではなく、GardenとWaterを中心にRestaurantを配置する。
その考え方が、2008年から現在まで続くThe Terracesの一番大きな特徴です。
The Terraces Ayala Center Cebu|基本データまとめ
正式名称: The Terraces at Ayala Center Cebu
所在地: Ayala Center Cebu, Cebu Business Park, Cebu City
開業: 2008年
Ayala Land公式GLA: 約7,900㎡
当時の報道上の規模: 約8,000㎡
開発費: 約₱600 million
開発期間: 約18か月
前身: Ayala Center Cebu旧Lagoon Area
開業時Merchant計画: 55店舗
主なConcept: Dining、Cafe、Lifestyle、Greenery、Water Feature、Outdoor Activity
構造: Multi-level Outdoor / Semi-outdoor Dining Zone
2026年営業確認例: Laguna Garden Café、UCC Café Terraceなど
Laguna Garden Café: Level 1, The Terraces
UCC Café Terrace Ayala Cebu: Retails 116, The Terraces
UCC営業時間: Sun〜Thu 7:00〜23:00、Fri〜Sat 7:00〜24:00
重要: 55 Merchantは2008年当時の計画であり、現在の店舗数ではない
情報確認: 2026年9月
写真:Ayala Center Cebuの吹き抜け(撮影:PaulGorduiz106/CC BY-SA 4.0)。Wikimedia Commonsより、トリミング・縮小して使用