要点
4Bは4Aと同じ18階でもGFAとFloor Plateが約2倍、ElevatorとParkingも増えたLarge Floor型であり、4Aの高層版ではなく異なるOffice構成です。
同じ18階のSkyrise 4A・4Bを比べる
こんにちは、CebuOです。 Cebu IT ParkのSkyrise 4Aと4Bは、どちらも18階建てです。外から見ると同じComplexを構成する似たOffice Towerに見えますが、Developer公式Dataを比較すると、規模は大きく違います。 Skyrise 4Aは2011年完成でGFA 11,904㎡、Typical Floor Plateは約1,150㎡。一方、8年後の2019年に完成したSkyrise 4BはGFA 23,800㎡、Typical Floor Plateは約2,450㎡あります。階数は同じ18階なのに、4BのGFAは4Aのほぼ2倍です。
さらにElevatorは4基から6基へ、Parking Floorも4層から6層へ増えています。一方で、PEZA、Density Ratio 1:5、Ceiling Height 2.7m、100%Backup Power、複数TelcoというBPO・IT Officeとしての基本条件は共通しています。 この記事ではCompanyそのものではなく、Skyrise 4A・4Bという二つの18階Office Buildingを、完成年、GFA、Floor Plate、Efficiency、Elevator、Parking、Backup Power、Telco、PEZAという同じ条件で比較します。
Skyrise 4A・4B|基本Data比較
まず、Skyrise Realty公式Dataを同じ表に並べます。 Skyrise Realtyは、Skyrise 4を自社Portfolioにおける大きなMilestoneの一つと位置づけ、4Aと4Bという二つのSectionで構成されるComplexとして紹介しています。 Skyrise 4A|2011年完成・18階 Skyrise 4Aは2011年完成です。 Developer公式では、 18階 GFA 11,904㎡ Typical Floor Plate 約1,150㎡
Floor Efficiency 約94% Elevator 4基 とされています。 Skyrise Realtyは4Aについて、当時のVertical DesignとModern Office Spaceの新しいStandardを作ったBuildingとして説明しています。 2011年という年代を見ると、Skyrise 1が2006年、2が2008年、3Aが2009年に完成した後のBuildingです。 つまり4Aは、Skyrise Realtyが初期Officeから一段大きなHigh-rise Developmentへ進んだ時期のTowerです。
Skyrise 4B|2019年完成・同じ18階
Skyrise 4Bは2019年完成です。 こちらも18階ですが、 GFA 23,800㎡ Typical Floor Plate 約2,450㎡ Elevator 6基 となっています。 4Aと同じ階数なのに、Building全体の規模は大きく拡大しています。 Skyrise 4Bを理解するときに重要なのは、「4Aより8年新しい18階Tower」ではありません。 同じ18階という高さの中で、一Floorを大きくし、総Office Spaceを約2倍へ増やしたBuildingです。
GFA・Floor Plate・設備の違い
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 4A | 2011年・18階 |
| 4B | 2019年・18階 |
| 時間差 | 8年 |
| GFA | 11,904㎡ / 23,800㎡ |
| Floor Plate | 約1,150㎡ / 約2,450㎡ |
| PEZA | 双方Yes |
| 項目 | Skyrise 4A | Skyrise 4B |
|---|---|---|
| Completion Year・階数 | 2011年・18階 | 2019年・18階 |
| GFA | 11,904㎡ | 23,800㎡ |
| Typical Floor Plate | 約1,150㎡ | 約2,450㎡ |
| Floor Efficiency | 約94% | 約91% |
| Parking Floors | 2F・3F・4F・5F | Basement・2F・3F・4F・5F・6F |
| Elevator | 4基 | 6基 |
| Backup Power / PEZA | 100% / Yes | 100% / Yes |
GFAは11,904㎡から23,800㎡へ約2倍
GFAを比較すると、 Skyrise 4A 11,904㎡ Skyrise 4B 23,800㎡ です。 4Bは4Aの約2.0倍です。 正確には23,800 ÷ 11,904で約2倍になります。 Floor数は同じ18階なので、この差は主にBuildingの幅やFloor Plateの大きさから生まれています。 Office Towerでは「何階建てか」だけでは規模が分からないことが、Skyrise 4A・4Bを見ると非常によく分かります。 Floor Plateは1,150㎡から2,450㎡へ
Typical Floor Plateは、 4A 約1,150㎡ 4B 約2,450㎡ です。 4Bは4Aの約2.1倍。 これは非常に大きな違いです。 大規模BPOやShared Services Companyでは、一つのFloorにできるだけ多くのWorkstationをまとめたい場合があります。 Floor Plateが大きければ、 Teamを一Floorへまとめる Training Areaを作る Meeting Roomを同じFloorに置く Operation Floorを分割する など、Layoutの自由度が高くなります。
Skyrise 4Bは、こうした大型Corporate Operationをより受け止めやすいBuildingです。
同じ18階でもOfficeの使い方は違う
4A・4Bとも18階です。 しかしTypical Floor Plateが1,150㎡と2,450㎡なので、一Floorあたりの規模が全く違います。 例えば単純な面積だけなら、4Bの一Floorは4Aの約2Floor分に近い規模です。 そのため、 4A=比較的CompactなOffice Floorを積み重ねる18階Tower 4B=大型Floorを持つ18階Tower という違いがあります。
Company名を見なくても、Building Specだけで想定するOffice OperationのScaleが違うことが分かります。
Floor Efficiencyは94%と91%
Floor Efficiencyは、 4A 約94% 4B 約91% です。 新しい4Bの方が若干低くなっています。 これはFloor Plateが大きいから必ずEfficiencyも高くなるわけではないことを示します。 Elevator Core、Common Area、Building Service、Mechanical Spaceなど、Office以外に必要なAreaも増えるためです。
ただし公式資料では3%差の理由までは説明していないので、具体的な原因は推測しません。
Density Ratioは両方1:5
4A・4BともDensity Ratioは1:5です。 つまり5㎡あたり一人程度の高密度Office Operationを想定した基本Specは共通です。 Floor Plateが大きくなっても、BPO・IT OfficeとしてのDensity Philosophyは変えていません。 この点はSkyrise 1、2、3系にも共通しています。 Skyrise Portfolio全体で、High-density Corporate Operationを想定した設計思想が継続していることが分かります。
Ceiling Heightも両方2.7m
Ceiling Heightは両棟とも2.7mです。 2011年の4Aから2019年の4Bまで8年ありますが、Office Interiorの基本寸法は変わっていません。 Floor Plate、Elevator、Parkingは大きく変化した一方で、 Density Ceiling Backup Power Telco など基本的なOffice Infrastructureは共通化されています。 Elevatorは4基から6基 Elevatorは、 Skyrise 4A 4基 Skyrise 4B 6基
です。 4Bでは50%増えています。 これはFloor数が増えたからではありません。 両方18階です。 Floor Plateが大きくなり、一Floorあたりの利用人数が増える可能性があるため、Vertical Transportation能力も強化したと見ることができます。 Developer自身も4Bについて、6基のModern ElevatorによりWaiting Timeを抑え、利便性を高めると説明しています。 Parkingは4層から6層 Parking構成にも違いがあります。 Skyrise 4Aは、 2F・3F・4F・5F
の4層です。 Skyrise 4Bは、 Basement・2F・3F・4F・5F・6F の6層です。 Building自体が大きくなり、利用者数も増えることを想定し、Parking Floorも増やしています。 一方、Parking Ratioは両方1:200です。 つまりParking Supplyの基準そのものを変えたのではなく、Building規模に合わせてParking Capacityを増やした構成です。 4AにはBasement Parkingがない 公式Property Detailsでは、4AのParking Floorは2〜5階で、Basementは記載されていません。
4BにはBasementがあります。 この違いもBuilding FootprintやParking Designの変化を示します。 4Bはより大規模なOfficeを支えるために、地下までParkingへ使っています。 Backup Powerは両方100% Skyrise 4A・4Bとも、公式に100%Back-up Powerです。 これはIT Park Officeでは特に重要です。 2011年の4Aでも、2019年の4Bでも変わっていません。 BPO、IT、Online Service、Shared Servicesなど24時間Operationでは、Power InterruptionがBusiness停止に直結します。
そのため100%Backup PowerはLuxuryではなく、Office Infrastructureの基本です。
Telcoも同じ4Provider
Telco Providerは両方、 RISE PLDT Globe Smart です。 Multiple Carrierを使えることは、Internet Redundancyを作るうえで重要です。 4Aから4BへBuilding規模は約2倍になりましたが、Connectivityの基本構成は共通しています。 PEZAも両方Accredited Skyrise 4A・4B ComplexはPEZA Accreditedです。
Cebu IT ParkがIT Economic Zoneとして発展してきた中で、Skyrise 4もBPO・IT Companyを受け入れるOfficeとして作られています。 Building記事ではPEZAの税制そのものを詳しく説明する必要はありません。 重要なのは、Global BPO・IT Operationを受け入れるためのBuilding条件としてPEZA対応が組み込まれていることです。
2011年から2019年の変化
2011から2019の8年間で何が変わった?
Skyrise 4Aと4Bの違いを整理すると、8年間で大きく変わったのは主に3点です。 1|Office Floorが大型化 1,150㎡から2,450㎡。 2|Elevatorが増加 4基から6基。 3|Parkingが増加 4層から6層。 一方、 18階 Density 1:5 Ceiling 2.7m Parking Ratio 1:200 Backup Power 100% Telco 4社 PEZA は共通しています。 つまりBasic Office Standardを維持したまま、一度に受け入れられるCorporate OperationのScaleを拡大したと考えることができます。
Skyrise 4Bは4Aの「高層版」ではない
ここは重要です。 4Bは4Aより新しいですが、Floor数は増えていません。 両方18階です。 違うのは横方向の規模です。 Skyrise 3Aから3Bでは15階から24階へVerticalに拡大しました。 Skyrise 4Aから4Bでは18階を維持しながらFloor Plateを約2倍へ拡大しました。 Skyrise Realtyは、Office需要に対してBuildingごとに違う方法で対応していることが分かります。 Skyrise 3Bと4Bも性格が違う 新しいSkyrise同士でも比較すると面白いです。
Skyrise 3Bは2022年完成、24階、Floor Plate約1,050㎡。 Skyrise 4Bは2019年完成、18階、Floor Plate約2,450㎡です。 つまり、 Skyrise 3B=高層・Compact Floor Skyrise 4B=低め・Large Floor という違いがあります。 同じOffice需要に対して、一種類のTowerだけを作っているわけではありません。 Floor Plateが大きいBuildingの意味 2,450㎡というFloor Plateは、Office利用ではかなり大きな数字です。
大規模Operationでは、 Reception Workstation Training Meeting Pantry Server Breakout Space を一Floorにまとめることができます。 複数Floorへ分散するより、同じFloor内でOperationを完結しやすい場合があります。 これが4Bの大きな特徴です。 4Aは小さいから不利という意味ではない 一方、4Aの1,150㎡というFloor Plateが劣っているわけではありません。 中規模Officeでは、1,000㎡前後のFloorの方が使いやすい場合があります。
Building全体も4BよりCompactなので、Tenantが必要以上に大きなFloorを借りる必要がありません。 Office Buildingは「大きい方が良い」ではなく、CompanyのOperation Sizeに合うかが重要です。
Large FloorとPortfolioでの位置づけ
Ground Floor・周辺にはDaily Serviceが集まる
Skyrise 4周辺にはCoffee Firstなど、Office Worker向けのCoffee・Food Serviceがあります。 Building本体の記事では個別Cafeを詳しく紹介しませんが、こうしたDaily FacilityがGround Floorや周辺にあることはOffice利用では重要です。 24時間型Coffee Shopがあることで、 Night Shift Early Shift Break Time Takeaway にも対応できます。
Office Buildingが仕事場だけではなく、周囲のDaily Serviceと一体になって使われていることが分かります。
Skyrise 4はSkyrise Portfolioでも大型Complex
Skyrise RealtyのPortfolioを見ると、 Skyrise 1 Skyrise 2 Skyrise 3A・3B Skyrise 4A・4B Skyrise Alpha・Beta があります。 この中で4BのGFA 23,800㎡は、Developer公式で確認できる単独Buildingの中でも非常に大きな規模です。
Skyrise 3Bの20,000㎡より大きく、4Aの約2倍。 Skyrise Portfolioの中で大規模Corporate Floorを供給する中心Buildingの一つです。 Alphaと4Aは公式数字が非常に似ている Skyrise RealtyのCompany Profileでは、Skyrise Alphaを2013年完成、12階、GFA 11,904㎡、Floor Plate 1,150㎡、Efficiency 94%、Elevator 4基と説明しています。 これは4Aの、 GFA 11,904㎡ Floor Plate 1,150㎡
Efficiency 94% Elevator 4基 と同じ数字です。 ただしAlpha公式Pageには表記差があるため、別Building記事で扱う場合はSourceをさらに確認する必要があります。 ここでは、Skyrise Realtyが同じOffice Moduleを別Projectへ展開してきた可能性が見える程度に留めます。 2019年はIT Park大型化の時期 Skyrise 4Bが完成した2019年は、Cebu IT Parkにとって大きな変化の時期です。 同じ年にはCentral Bloc Corporate Center 1・2など新しい大型Officeも完成しています。
Office需要だけでなく、 Mall Hotel Retail Residential も増え、IT ParkがStandalone Office DistrictからMixed-use Business Districtへ変わっていた時期です。 Skyrise 4Bの大型Floor Plateも、このOffice需要の拡大と同じ流れの中で見ると理解しやすくなります。 18階という数字だけではBuildingを比較できない Skyrise 4Aと4Bは、このシリーズで特に分かりやすい例です。
どちらも18階。 しかし、 GFAは約2倍。 Floor Plateは約2.1倍。 Elevatorは4から6基。 Parkingは4から6層。 です。 「18階建てOffice」とだけ書けば、二つはほぼ同じBuildingに見えてしまいます。 Dataを見ることで初めて本当の違いが分かります。
Skyrise 4A・4B比較まとめ
Skyrise 4A・4B比較2026|まとめ Skyrise 4A・4Bは、どちらもCebu IT Parkにある18階のPEZA Officeです。 しかし公式Dataを比較すると、規模は大きく違います。 Skyrise 4A 2011年完成 18階 GFA 11,904㎡ Typical Floor Plate 約1,150㎡ Floor Efficiency 約94% Elevator 4基 Parking 4層 Density Ratio 1:5 100%Backup Power RISE・PLDT・Globe・Smart PEZA。
Skyrise 4B 2019年完成 18階 GFA 23,800㎡ Typical Floor Plate 約2,450㎡ Floor Efficiency 約91% Elevator 6基 Parking 6層 Density Ratio 1:5 100%Backup Power RISE・PLDT・Globe・Smart PEZAです。 8年間でFloor数は変わっていません。 しかしGFAは約2倍、Floor Plateも約2.1倍、Elevatorは4基から6基、Parking Floorは4層から6層へ増えました。
一方で、Density Ratio、Ceiling Height、Backup Power、Telco、PEZAというBPO・IT Officeの基本条件は共通しています。 Skyrise 4Aから4Bへの変化は、高層化ではありません。 同じ18階という高さの中で、一Floorを大きくし、より大規模なCorporate Operationを受け止められるOfficeへ進化したことです。 Skyrise 4A・4Bを数字で比較すると、Cebu IT ParkのOffice Developmentが単純に「Buildingを高くする」方向だけではなく、Floorそのものを大型化することでBusiness需要へ対応してきたことがよく分かります。
変化を時系列で確認
- 2011年Skyrise 4A完成
- 2019年8年後にSkyrise 4B完成
- 変化18階を保ちながらFloor Plateを約2倍へ
参考情報
情報確認日:2026年9月16日
主な確認先: