セブ島留学では、学校の食事が付いていても、放課後や休日に外食する機会があります。
しかし、カフェ、ホテルレストラン、日本食を頻繁に利用すると、想像以上に食費が増えます。
先に結論を言うと、外食費を抑えるには、普段は学校食を利用し、外食するときは100~200ペソ前後のライスミール、フードコート、ファストフードを選ぶのが現実的です。
さらに安さを重視するならカレンデリアと呼ばれるローカル食堂がありますが、料理の保管状態、清潔さ、注文方法を確認する必要があります。
デリバリーは便利ですが、表示価格だけでなく配送料、少額注文料、サービス料が加わるため、必ずしも最安ではありません。
※料金は2026年7月確認時点の例です。店舗、地域、店内利用、持ち帰り、デリバリーによって変わります。
安い外食方法の比較
| 外食方法 | 1食の目安 | 分かりやすさ | 衛生面の確認 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 学校食 | 留学費用に含まれる場合が多い | 非常に分かりやすい | 学校管理 | 普段の食事 |
| ファストフード | 約80~220ペソ | 分かりやすい | 比較的確認しやすい | 初心者・1人利用 |
| モールのフードコート | 約100~250ペソ | 分かりやすい | 比較的確認しやすい | 買い物・親子 |
| カレンデリア | 約60~150ペソ | 店により異なる | 自分で確認が必要 | ローカル生活重視 |
| フードマーケット | 約100~300ペソ | 選択肢が多い | 店舗ごとに異なる | 友人・週末 |
| デリバリー | 料理代+各種手数料 | 非常に便利 | 店舗評価を確認 | 雨天・校外へ出にくい人 |
1.最も安い方法は学校食を利用すること

学校の食事が留学費用に含まれている場合、外食をしないことが最も確実な節約になります。
特に、
- 朝食だけ外で食べる
- 毎日カフェへ行く
- 授業後に友人と夕食を食べる
- デリバリーを追加する
という生活を続けると、学校食を利用しないまま外食費だけが増えます。
外食は、
- 週に1~2回
- 休日だけ
- フィリピン料理を体験する日
- 友人との交流
と決めておくと、食費を管理しやすくなります。
学校食の内容が合わない場合も、すぐに毎食外食へ切り替えず、果物、パン、ヨーグルトなどをスーパーで補う方法があります。
2.ファストフードは初心者に最も分かりやすい
フィリピンのファストフードは、写真付きのメニューがあり、1人用のライスミールを注文しやすいことが利点です。
Mang Inasal
Mang Inasalでは、鶏の炭火焼きとご飯を組み合わせたChicken Inasalを注文できます。
2026年6月の公式価格では、Regular Chickenとご飯のセットが99ペソ、通常サイズのPaa Largeとご飯が135ペソ、Pork Sisigとご飯が105ペソです。店内利用では、追加料金でライス食べ放題を選べるメニューもあります。店舗や注文方法によって価格は変わります。
向いている人
- ご飯をしっかり食べたい
- 1人で利用したい
- フィリピン料理を簡単に試したい
- 100~200ペソ程度に抑えたい
骨付きチキンが多いため、子どもや食べるのに慣れていない人は注意してください。
Chowking
Chowkingは、中華風のチャーハン、麺、シオマイ、フライドチキンなどを扱うチェーンです。
公式デリバリーメニューでは、Pork Chao Fanが65ペソから、Siomai Chao Fanが109ペソから、割安セットは飲み物付き87ペソから掲載されています。店舗やプラットフォームで価格は異なります。
向いている人
- 短時間で食べたい
- チャーハンが好き
- 低予算のセットを探したい
- モール内で利用したい
Jollibee・McDonald’s
JollibeeやMcDonald’sも、チキン、ご飯、バーガー、パスタなどを1人用セットで注文できます。
ただし、飲み物、ポテト、デザートを追加すると、最初に考えた予算より高くなることがあります。
節約を優先するなら、
- ライスミールだけ
- 飲み物は水
- サイドメニューを付けない
という注文が分かりやすいでしょう。
3.モールのフードコートは安心して選びやすい

初めてセブへ来た人に最も利用しやすいのが、ショッピングモールのフードコートです。
代表的な場所には、
- Ayala Malls Central Bloc
- Ayala Center Cebu
- SM City Cebu
- SM Seaside City Cebu
- Robinsons Galleria Cebu
- Gaisano Country Mall
などがあります。
フードコートの利点は、
- メニュー写真がある
- 複数の料理から選べる
- 1人分を注文しやすい
- 冷房と座席がある
- トイレを使いやすい
- 親子でも利用しやすい
- 買い物と同時に済ませられる
ことです。
SM City Cebuのフードコートでは、日本食系の店舗も営業しており、現行のデリバリー情報にはカツ丼やラーメンなどが掲載されています。店内価格とデリバリー価格は異なる可能性があります。
フードコートはカレンデリアより高いことがありますが、初めての留学生には、注文しやすさと利用環境を含めて価値があります。
4.カレンデリアは安いが店選びが重要

カレンデリアは、調理済みのフィリピン料理を並べ、料理を指さして注文できるローカル食堂です。
一般的には、
- ご飯
- 肉料理
- 魚料理
- 野菜
- スープ
- 卵
などを組み合わせます。
セブ市内の現行メニュー例では、ンゴヒオン2本とご飯のセットが58ペソ、チキンとご飯が約78ペソ、チョリソーとご飯が66ペソなど、100ペソ以下のライスミールも確認できます。デリバリー掲載価格なので、店頭価格とは異なる場合があります。
また、ローカルなSilog店では、ハム、ソーセージ、卵、ご飯のセットが約80~150ペソ程度で掲載されています。
注文方法
料理を指して、
- One rice and this one, please.
と伝えれば注文できます。
値段が表示されていない場合は、注文前に確認します。
How much is this?
店選びの基準
- 地元の客が多い
- 料理にふたやカバーがある
- 温かい料理は温かい状態で提供されている
- ハエが多くない
- 店内や食器が清潔
- 生ものを長時間置いていない
- 水が安全か分からなければボトル水を選ぶ
安さだけで選ばず、少しでも不安を感じた場合は、別の店を利用してください。
5.Silog Mealは安くて1人で注文しやすい

Silogは、肉や魚などのおかずに、ガーリックライスと卵を組み合わせたフィリピンの定食です。
代表的な種類には、
- Tapsilog:牛肉
- Tocilog:甘い豚肉
- Longsilog:ソーセージ
- Hotsilog:ホットドッグ
- Bangsilog:魚
などがあります。
現在のセブ周辺のメニュー例では、ハムやホットドッグのSilogが約80~100ペソ、LongsilogやTocilogが約95~120ペソ程度で掲載されています。
Silogが向いている理由
- 1人分で注文できる
- ご飯と卵が付く
- 朝食にも昼食にもなる
- 料理名を覚えやすい
- 料金を把握しやすい
野菜が少ないことがあるため、毎食Silogにせず、果物や野菜料理を補うとよいでしょう。
6.セブ独自の低価格料理を試す:ンゴヒオン
ンゴヒオンは、野菜や肉を包んで揚げるセブ風の春巻きです。
現在の店舗例では、ンゴヒオン2本とご飯のセットが58ペソで掲載されています。
安くセブらしい料理を試せますが、揚げ物のため、毎日食べるより時々利用する方がよいでしょう。
Lamaw
Lamawは、ご飯、シオマイ、卵、チチャロンなどを組み合わせたセブで人気のライスボウルです。
現在の店舗メニューでは、シオマイLamawが88ペソ、Sisig Lamawが113ペソなどの例があります。
1皿で満腹になりやすく、学生向けの低価格料理です。
レチョンのライスミール
レチョン専門店で大皿を注文すると高くなりますが、小規模店のライスミールなら価格を抑えられます。
現在のセブ市内の例では、レチョン100グラム、ご飯、飲み物のセットが130ペソから掲載されています。
ただし、レチョンは時間が経つと皮の食感が悪くなります。回転のよい店を選ぶことが大切です。
7.フードマーケットは安さより選択肢を楽しむ場所

ITパークのSugbo MercadoやマクタンニュータウンのMactan Alfrescoには、複数の飲食店が集まっています。
グループで行けば、それぞれが好きな料理を選べることが利点です。
ただし、
- 料理
- 飲み物
- デザート
- 追加の軽食
を別々に買うと、合計額が高くなりやすくなります。
節約するなら、
- ライスミールを1つ選ぶ
- 飲み物は水
- デザートは毎回買わない
- 友人とシェアする
- 予算を先に決める
ことが重要です。
フードマーケットは最安の食事場所ではなく、比較的手頃な価格で多くの料理を楽しむ場所と考える方が正確です。
8.デリバリーは便利だが最安ではない

GrabFoodやfoodpandaを使えば、学校や寮から外へ出ずに注文できます。
しかし、デリバリーでは、
- 店頭より高いメニュー価格
- 配送料
- サービス料
- 少額注文料
- 雨天や混雑時の追加料金
が加わる場合があります。
例えば、低価格店でも最低注文額が119ペソに設定され、配送料が別に必要なケースがあります。
デリバリーで節約する方法
- 友人とまとめて注文する
- 無料配送キャンペーンを確認する
- 学校から近い店を選ぶ
- 飲み物を注文しない
- 単品ではなくライスミールを選ぶ
- 割引後の金額ではなく最終支払額を見る
雨の日や徒歩外出が難しい学校では便利ですが、毎日利用すると学校食より高くなります。
9.1週間の外食予算を決める

食費を抑えるには、1食ごとに悩むより、週の予算を決める方が効果的です。
節約重視の例
- 平日は学校食
- カフェは週1回
- 外食は週2回
- 1回の外食を150~250ペソ以内
- デリバリーは雨の日のみ
この場合、外食費を週500~1,000ペソ程度に管理しやすくなります。
外食を楽しむ例
- 平日の外食2回
- 週末にレストラン1回
- カフェ2回
- ホテルや高級店は月1回
毎日使うお金と、特別な体験に使うお金を分けることが重要です。
学校の立地別に考える安い外食
ITパーク内の学校
Central Blocのフードコート、ファストフード、ITパーク内のライスミールを徒歩で利用できます。
移動費が不要なことが大きな利点です。
マボロ・バニラッド・セブ市内周辺校
モール、地域スーパー、ローカル食堂をGrabや徒歩で使い分けられます。
ただし、往復のGrab代を含めると安くならない場合があります。
タランバン・高台・住宅地の学校
学校食を基本にする方が安く、効率的です。
安い店へ行くためにGrabを使うと、食事代より交通費の方が高くなる場合があります。
マクタンニュータウン内の学校
ニュータウン内のファストフード、スーパー、一般飲食店を利用しやすい環境です。
マリバゴ・コルドバ・郊外型の学校
普段は学校食を利用し、外食はシャトルやGrabで週末にまとめる方が合理的です。
安い外食で注意すること
- 安さだけで店を選ばない
- 生ものを常温で置いている店を避ける
- 調理済み料理の状態を見る
- 水はボトル水を選ぶ
- 骨や小骨に注意する
- 辛いソースは少量から試す
- 料金を注文前に確認する
- デリバリーは最終支払額を見る
- 夜間に安い店を探して歩き回らない
- 体調が悪い日はローカル食堂を避ける
- 野菜や果物も意識して取る
安さだけでなく、移動費と安全性まで考える
セブ島留学中の外食費を抑えるには、最も安い店を探し続ける必要はありません。
学校食を基本にし、ファストフード、フードコート、Silog、カレンデリアを目的に応じて使い分けるだけでも十分に節約できます。
また、100ペソの食事をするために往復300ペソのGrabを使えば、安い外食にはなりません。
食事代だけでなく、
- 学校からの距離
- 交通費
- 移動時間
- 衛生状態
- 帰りの安全性
- デリバリー手数料
まで含めて判断することが重要です。
普段は学校食と近隣の手頃な店を利用し、週末や卒業前にはフィリピン料理やホテルレストランを楽しむ。この使い分けが、費用を抑えながらセブの食文化を体験する最も現実的な方法です。