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セブ市郊外のTOPSの歴史|1985年のThe Topから2024年の再開まで紹介する

TOPS Cebuは、1985年に「The Top」という名称で始まった山上の展望施設です。当初は石で縁取られた敷地、木製ベンチ、半円状に並ぶ2階建てのコゴン草葺き小屋を中心とする簡素な場所でした。その後、小屋は耐久性のある石造の空間とアーチへ置き換えられ、地元で「TOPS」という呼び名が定着しました。

セブ市郊外のTOPSの歴史|1985年のThe Topから2024年の再開まで紹介する
tops Cebu

こんにちは、CebuOです。

37年間の運営後、TOPSは大規模な再整備のため2022年10月21日に一時閉鎖し、2024年2月14日にソフトオープンしました。現在は5階建てのThe Circleを核に、飲食、イベント、上層階のSKAI 360°などが加わっています。しかし、旧TOPSを象徴する石造アーチと六角形の床は残されました。現在のTOPSは、昔の展望広場を取り壊して別施設にしたのではなく、歴史的な中心部を残しながら用途を広げた複合施設です。

要点

TOPS Cebuは、1985年に「The Top」という名称で始まった山上の展望施設です。当初は石で縁取られた敷地、木製ベンチ、半円状に並ぶ2階建てのコゴン草葺き小屋を中心とする簡素な場所でした。その後、小屋は耐久性のある石造の空間とアーチへ置き換えられ、地元で「TOPS」という呼び名が定着しました。

1985年にThe Topとして開設

TOPS公式About Usによると、The Topは1985年に開設されました。公式沿革は、のちにセブ州知事となるLito氏が、眺望を生かすために丘を平らにし、地面の独特な幾何学模様も自ら設計したと説明しています。現在も目にする床の意匠は、2024年の再整備で初めて加わった装飾ではありません。

初期の施設は、現在の多層型複合施設とは大きく異なります。公式説明では、石で囲った境界、木製ベンチ、半円状に配置された2階建てのコゴン草葺き小屋が主な構成でした。コゴン草はフィリピンで屋根材などに使われる草で、当時は小屋の竹製はしごを上り、宿泊する利用者もいたと記録されています。

この時点のThe Topは、飲食店が何十店も並ぶ商業施設ではなく、高地からセブを眺め、ベンチや小屋で過ごす場所でした。現在のTOPSを先に知った人は、最初からThe Circleのような建物があったと思いやすいのですが、出発点は展望を中心とする開放的で簡素な施設です。

草葺き小屋から石造アーチへ変化

利用を続けるなかで、運営側は施設をより堅牢で耐久性のあるものにする必要があると判断しました。公式沿革によると、草葺き小屋は石造の洞窟状空間と、現在のTOPSを象徴するアーチへ置き換えられました。ただし、公式ページはこの改修の年を示していないため、「1985年の開設時から現在のアーチが完成していた」とは説明できません。

石造空間は、食べ物や飲み物を持ち寄る友人グループの滞在場所として親しまれました。セブで友人仲間を表す「barkada」の集まりに使われたという公式記述からも、TOPSが景色を見るだけの通過地点ではなく、山上で時間を共有する場所になっていったことが分かります。

鐘も、アーチと並ぶ象徴として公式沿革に登場します。願い事をしながら鐘を鳴らす習慣が地元客と旅行者に広がり、再整備後の公式Activitiesにも「TOPS Bell」として掲載されています。建物やサービスが変わっても、以前の記憶につながる要素を残す方針が、この鐘からも読み取れます。

The TopがTOPSと呼ばれるようになった経緯

開設時の正式な呼称は「The Top」でした。しかし、来訪者が増えると、地元では短い「TOPS」という呼び方が使われるようになりました。公式沿革は、公共交通の運転手にもTOPSという呼称が通じるようになり、The Topと呼ぶよう訂正しようとしても、一般の呼び方が優勢になったと説明しています。

ここで注意したいのは、愛称が広まった経緯と、法人登記や施設名称が特定の日に正式変更されたことは同じではない点です。公式サイトは「TOPSへの正式改称日」を示していません。したがって、歴史を説明するときは「地元でTOPSという呼び名が定着した」とするのが正確です。

現在の公式表記は大文字の「TOPS」が中心ですが、Google Mapsでは「TOPS Cebu」として掲載され、所在地はCebu Tops Road, Busay, Cebu Cityです。名称の変化は、施設側が一方的に作った新ブランドというより、地元で使われた呼び方が施設の顔になった過程として理解できます。

2022年の一時閉鎖と再整備

公式沿革は、37年間の運営後、セブの関係者による新たな共同事業のもとで大規模再開発に入ったと説明しています。一時閉鎖を記念する催しは「Til’ Then TOPS」と名付けられました。TOPS公式SNSの当時告知では、閉鎖日は2022年10月21日と案内されています。

この閉鎖は営業終了ではなく、新しい施設、サービス、小売機能を加えるための一時的な措置でした。2023年には、再整備中のTOPSがAsia Architecture AwardsのBest Commercial Building Architecture Designに選ばれたと公式沿革が記録しています。受賞年は再開年より前であり、2023年に一般営業が全面再開していたことを意味するものではありません。

時期 TOPSで起きたこと 読み方の注意
1985年 The Topとして開設 現在のアーチや5階建て施設がすべて同時に完成したわけではない
開設後 草葺き小屋を石造空間とアーチへ更新 公式沿革に改修年の記載はない
2022年10月21日 再整備のため一時閉鎖 施設の廃止ではなく再開発への移行
2023年 Asia Architecture Awardsで建築デザインを受賞 一般向け再開年は2024年
2024年2月14日 ソフトオープン 旧来の意匠を残し、複合施設として再始動
2022年の一時閉鎖と再整備

2024年に複合施設として再開

TOPS公式SNSの再開告知は、2024年2月14日午前10時からソフトオープンすると案内しました。公式沿革も2024年を「The Return of TOPS」と位置付け、拡張された展望スペース、複数のレストラン、イベント空間、360度の眺望を新しい特徴として挙げています。昔のTOPSの中心だった景色に、長く滞在するための機能が加わった形です。

再整備後の核はThe Circleです。TOPS公式The Circleは、低層階に飲食・ライフスタイル施設、高層階にイベント空間を置き、4階と5階には新設のSKAI 360°があると説明しています。展望広場だけを訪れる場所から、食事、催し、買い物、体験を一つの敷地で組み合わせられる場所へ変わりました。

一方で、すべてが新しくなったわけではありません。公式ページは、歴史的な石造アーチと六角形の床を保存したと明記しています。The Circle Viewing Deckも、旧Tops Lookoutに当たる歴史的中心部として案内されています。旧TOPSを知る人が再訪したとき、最も見分けやすい連続性は、地面の模様とアーチ、そして展望という基本機能です。

残された部分と新設部分を見分ける

旧来の要素として確認できるのは、石造アーチ、六角形の床、展望広場の中心的な役割、鐘です。これらは、施設の記憶をつなぐ要素として現在の公式案内にも登場します。ただし、アーチ内部の使われ方は再整備に合わせて変わっており、昔と同じ構成のまま保存展示されているわけではありません。

新設部分として分けて理解しやすいのは、5階建てのThe Circle、上層階のSKAI 360°、イベント空間、現在の飲食・ライフスタイル店舗です。さらに、TOPS全体には宿泊や各種体験の機能も加わっています。これらを1985年から存在した設備として紹介すると、施設の歴史が不正確になります。

現地で歴史をたどるなら、まずThe Circle Viewing Deckで六角形の床と石造アーチを確認し、その後に建物の上層階へ移ると変化が分かりやすくなります。地上側では旧来の展望施設の骨格を、上層階では再整備後に拡張された眺望と複合機能を見比べられます。

まとめ

TOPS Cebuは、1985年にThe Topとして始まり、草葺き小屋と木製ベンチを備えた展望施設から、石造アーチで知られるセブの山上スポットへ変化しました。利用者の間ではTOPSという呼び名が定着しましたが、公式資料から特定の正式改称日までは確認できません。

37年間の運営後、2022年10月21日に再整備のため一時閉鎖し、2024年2月14日にソフトオープンしました。現在のThe CircleやSKAI 360°は新しい機能ですが、石造アーチ、六角形の床、展望広場、鐘は過去とのつながりを残しています。昔と今の違いを見る要点は、展望を中心とする歴史的な場所が、象徴的な意匠を保ちながら複合施設へ拡張されたことです。

よくある質問

TOPSは1985年から現在の形だったのですか?

いいえ。1985年のThe Topは、石の境界、木製ベンチ、コゴン草葺きの2階建て小屋を中心とする施設でした。石造アーチは後の更新で加わり、5階建てのThe CircleやSKAI 360°は再整備後の施設です。

TOPSはいつ閉鎖し、いつ再開しましたか?

TOPS公式SNSは、再整備に伴う閉鎖日を2022年10月21日、ソフトオープンを2024年2月14日午前10時と案内しています。公式沿革では37年間の運営後に一時閉鎖し、2024年に復帰した流れが示されています。

昔のTOPSで使われていたものは残っていますか?

公式案内では、石造アーチと六角形の床が保存され、鐘も現在の体験として掲載されています。施設の使い方やアーチ内部は再整備されていますが、旧Tops Lookoutの中心だった展望と象徴的な意匠は現在へ引き継がれています。

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