The Mactan Newtownは、住宅やOfficeだけを並べるのではなく、それを利用する人の食事、買い物、宿泊、教育まで含めて街を構成しています。Megaworld公式紹介 [出典:Megaworld公式紹介]
要点
The Mactan Newtownは、フィリピンの不動産開発会社Megaworldが、マクタン島のLapu-Lapu Cityで開発する約30haの複合開発地区です。住宅、Office、ホテル、商業施設、学校などを組み合わせる「Township」として計画され、Beachを持つことも特徴です。街を理解するときは、施設の用途と、一般の人が利用できる範囲を分けると全体像が見えてきます。
Mactan Newtownは、何を一つにした街なのか
約30haは、開発者が示すTownship全体の公称規模です。単位を換算すると約30万㎡ですが、そのすべてが観光客向けの施設や自由に歩ける公共空間という意味ではありません。住宅、業務用建物、施設ごとの敷地などを含む街の規模として捉える必要があります。
主要施設を8つの用途に分ける
主要施設を用途別に整理すると、次の8区分になります。全店舗を数えた一覧ではなく、各用途を代表する施設を挙げています。同じ建物が複数の用途を持つ例もあります。
| 用途 | 代表的な施設 | 街の中での役割 |
|---|---|---|
| Office・Business | One World Center、Two World Center、Pacific World Tower、Tower One Plaza Magellan | 企業や業務拠点が入る建物 |
| Residence | 8 Newtown Boulevard、One Pacific Residence、One Manchester Place | 住まいを構成する住宅群 |
| Hotel | Savoy Hotel Mactan Newtown、Mercure Mactan Cebu | 宿泊、飲食、会合などの受け皿 |
| Retail・Dining | Mactan Alfresco、建物内の店舗、Watsons | 食事、買い物、日常の用事 |
| Education | Newtown School of Excellence、QQEnglish Beachfront Campus | 学校教育や英語学習の拠点 |
| Convention・MICE | Mactan Expo | 会議、展示会、国際イベント |
| Culture | Mactan World Museum | 文化施設としての開発。建物利用と展示公開は区別 |
| Beach・Leisure | Mactan Newtown Beach、ホテルや住宅のPool | 海辺の余暇や施設利用者向けの設備 |
OfficeとEducationが、街に日常の活動をつくる
Business機能を担うのは、Pacific World TowerなどのOffice Buildingです。Colliersも同建物をMactan NewtownのOffice物件として掲載しており、海辺の観光施設とは異なる業務用の床を持つことが分かります。一方、建物の用途を知るには、不動産としての分類に加えて、実際にどの組織が使っているかを見る必要があります。ColliersのPacific World Tower掲載 [出典:ColliersのPacific World Tower掲載]
その例が、Pacific World TowerにあるQQEnglish Beachfront Campusです。学校公式は2024年の開校、約12,000㎡の校舎、14フロアの利用を案内しています。Office Buildingの中に語学教育の拠点があるため、この街の「働く」と「学ぶ」は、必ずしも別々の建物に分かれているわけではないのです。
QQEnglish公式 [出典:QQEnglish公式]
また、MegaworldがTownship内の学校として紹介するNewtown School of Excellenceもあります。子どもの学校教育と語学留学では、学ぶ目的も通い方も異なります。同じEducationの区分にも、異なる利用者を受け入れる施設があるのです。Megaworld公式紹介 [出典:Megaworld公式紹介]
ResidenceとHotelは、異なる滞在の受け皿
住宅の代表例は8 Newtown BoulevardやOne Pacific Residenceです。One Pacific ResidenceはMegaworldが住宅開発として紹介しており、ホテルの客室とは区別して扱う必要があります。また、2016年のMyCebuによる8 Newtown Boulevardの紹介では、Officeと住宅を階層で組み合わせる構造が説明されています。
同じ住所に住宅、仕事場、商業用途が重なることは、複合開発地区を理解する具体例になります。One Pacific Residence公式、MyCebuの建物紹介 [出典:One Pacific Residence公式 / MyCebuの建物紹介]
ホテルでは、Savoy Hotel Mactan NewtownとMercure Mactan Cebuが現在の公式案内で確認できます。
ホテルは旅行者や出張者の宿泊拠点になるだけでなく、Restaurantや会合用の設備を通じて街の活動を支えます。一方、住宅の一室が宿泊サイトに掲載されていても、その建物全体がホテルになったとは限りません。滞在先を整理するときは、建物の用途と、実際に予約を受け付ける運営者を分けて見ることが大切です。Savoy公式、Mercure公式 [出典:Savoy公式 / Mercure公式]
食事と買い物は、街を利用する人を支える機能
Diningを象徴する施設がMactan Alfrescoです。MyCebuの開業時報道では、シンガポールのHawker Centreを参考にした、屋根付きで開放的な飲食施設として紹介されています。ここで注目したいのは個々の料理の順位ではなく、複数の飲食店をまとめた場所がTownship内に設けられていることです。開業時の店舗名や区画数は歴史資料であり、そのまま現在の営業店数として扱うことはできません。MyCebuのAlfresco開業報道 [出典:MyCebuのAlfresco開業報道]
日常の買い物では、Watsonsの公式案内がMactan Newtown店を掲載し、Community Pharmacyのサービスを案内しています。こうした施設は、居住者、勤務者、宿泊者が用事を済ませる接点になります。街の商業機能は、食事を楽しむ場所と生活を支える場所の両方から成り立っています。Watsons公式店舗情報 [出典:Watsons公式店舗情報]
ExpoとMuseumは、建物の役割を分けて理解する
Mactan Expoは、街に大型の会議・展示機能を加える施設です。PCOの2026年3月16日の発表によると、Megaworldが開発した投資額15億ペソのConvention Centerで、イベントスペースは1万㎡弱です。Main Hallはシアター形式で約2,500人、宴会形式で1,600人に対応すると説明されています。ホテルやOfficeと同じ地区に、大人数が集まるための専用施設があることが、Townshipの用途を広げています。PCO公式発表 [出典:PCO公式発表]
一方、Mactan World Museumは、文化施設としての計画と実際の建物利用を分けて読む必要があります。PIAは2026年5月のASEAN首脳会議に関連し、この建物でInternational Media Centerが開設されたと報じています。
しかし、報道関係者向けの利用実績は、観光客が通常の展示を見学できることの証明ではありません。街の施設一覧には文化機能を担う建物として位置付けつつ、一般公開済みの観光施設と同じ扱いにはしないことが適切です。PIAのIMC開設報道 [出典:PIAのIMC開設報道]
Beachfrontという特徴と、Beach・Poolの利用範囲
海辺という特徴には、開発の経緯があります。SunStarは2014年にPortofino側の海辺の開発とTownshipの拡張を報じました。Officeや住宅に海辺の余暇を組み合わせる背景が、この海側への広がりに見えます。SunStarの拡張報道 [出典:SunStarの拡張報道]
現在のMactan Newtown Beachは、Beach側が利用プランを案内する施設です。また、ホテルのPoolと住宅の共用Poolは、それぞれ異なる施設に属します。写真に海やPoolが写っていても、街を訪れた人がすべて自由に利用できると考えることはできません。Beachfrontは街の立地上の特徴であり、BeachやPoolに入る権利は利用する施設やプランごとに決まる、と分けて理解できます。Mactan Newtown Beach公式Facebook、Savoy公式 [出典:Mactan Newtown Beach公式Facebook / Savoy公式]
LG Garden WalkとLapu-Lapu ShrineはEstateの外
Mactan Newtownを生活・観光の拠点として見るときは、Estateの外にある施設も関係します。LG Garden WalkにはMetro Supermarketがあり、Metroの公式発表でも出店場所がLG Garden Walkと明記されています。買い物先として同じ生活圏に含めることはできますが、Mactan Newtown内の商業施設として数えると所在地の説明が不正確になります。Metro公式発表 [出典:Metro公式発表]
Lapu-Lapu ShrineもEstate外にある史跡です。SunStarの開発報道では、Shrineに面する取得地や接続構想が、史跡そのものと分けて説明されています。観光で組み合わせられる場所でも、同じ開発地区に属するとは限りません。SunStarの周辺開発報道 [出典:SunStarの周辺開発報道]
Mactan Newtownを理解する鍵は、用途の組み合わせ
Mactan Newtownの特徴は、住宅、Office、ホテル、商業、教育、会議、文化、海辺の余暇が、一つの開発地区に組み込まれていることです。施設を用途別に見ると、旅行者だけでなく、そこで働く人、暮らす人、学ぶ人の活動も街の一部であることが分かります。訪問先を選ぶ際は、まず目的に合う施設を特定し、その施設の入口や利用条件まで確認する。この順番で見ることで、約30haのTownshipを具体的な場所として理解できます。
よくある質問
Mactan NewtownはCebu Cityにありますか?
マクタン島のLapu-Lapu Cityにあります。「Cebu」という広域の呼び方と、行政区分としてのCebu Cityは区別してください。
Mactan Newtownは一つのホテルやMallですか?
複数の用途を持つ開発地区です。宿泊予約や待ち合わせでは、Township名だけでなく、ホテル名・建物名・店舗名まで指定すると場所が明確になります。
施設一覧にある場所は、すべて観光客が入れますか?
施設ごとに異なります。住宅やOfficeの内部、ホテルの設備、Beach、イベント会場などは、それぞれの利用条件に従います。情報確認日:2026年9月7日。 主な出典は各節の公式資料・地元メディアへのリンクを参照してください。過年度資料は、公表当時の開発経緯や建物構成の説明に使用しています。
参考情報
情報確認日:2026年9月16日
主な確認先: