こんにちは、CebuOです。
セブ市のNUSTARで大規模会議や式典を計画するとき、Grand Ballroomは会場候補の一つになります。ただし、面積だけを見て客席や展示物を置ける範囲を決めたり、紹介文にある人数をすべての形式に当てはめたりすると、必要な広さを見誤ります。参加人数と同時に、食事、ステージ、受付などの使い方を考えることが大切です。
ここでは2026年9月7日時点の公式Web会場表を基準に、全体の規模、3区画の違い、座席形式ごとの収容人数を整理します。対象はGrand Ballroom単体です。名称の似たNUSTAR BallroomやFili Ballroomの数値は含めず、全体を使う場合と部分利用の場合を分けて見ていきましょう。
要点
NUSTAR Grand Ballroomは、公式会場表で面積2,536㎡、天井高6mと案内される大宴会場です。A・B・Cの3区画があり、全体利用と区画別利用では収容人数が異なります。全体の掲載人数はシアター3,290人、円卓宴会1,760人、カクテル3,000人ですが、紹介文には2,000人との記述もあるため、希望する配置の会場図で利用人数を確かめましょう。(Grand Ballroom公式仕様)
2,536㎡・天井高6mの空間をどう読むか
公式表の2,536㎡はGrand Ballroom全体の掲載面積で、NUSTAR内の宴会場を合計した数字ではありません。天井高は全体・各区画とも6mと掲載されています。大きな舞台や映像演出を計画する場合の基本情報になりますが、天井高と、機材を設置できる高さや吊り下げ条件は別に確認する必要があります。
| 利用範囲 | 面積 | 天井高 |
|---|---|---|
| Grand Ballroom全体 | 2,536㎡ | 6m |
| Grand Ballroom A | 742㎡ | 6m |
| Grand Ballroom B | 1,063㎡ | 6m |
| Grand Ballroom C | 731㎡ | 6m |
面積と天井高は公式会場表の掲載値です。A・B・Cの面積を合計すると2,536㎡となり、全体面積と一致します。3区画が同じ広さという構成ではなく、Bが大きく、AとCは比較的近い規模です。(Grand Ballroom公式仕様)
一方、同じ表にある全体の縦横寸法は40.29m×60.80mで、単純な掛け算は掲載面積と一致しません。図面上でどの範囲を測った寸法なのか、面積の算定範囲とどのように対応するのかは、公開表だけでは分かりません。長方形の床面を想定してブース数や卓数を算出するより、催事用の平面図で実際の使用範囲を確認するほうが適切です。
A・B・Cの分割利用で変わる会場選び
3区画のうちBは1,063㎡で、Aの742㎡、Cの731㎡より広い区画です。区画別の収容人数にも差があるため、全体を借りる必要があるのか、1区画で希望する催事が収まるのかを比較できます。会場名を伝える際には「Grand Ballroom B」のように区画まで指定すると、全体利用との取り違えを防げます。
AとCは掲載面積が異なりますが、公式表のシアター、円卓宴会、カクテル、教室形式の人数は同じです。面積の差だけで使いやすさを順位付けするのではなく、受付からの入り方、ステージの向き、参加者の移動を会場図で比べるとよいでしょう。人数に合うことと、当日の進行に合うことを両方確かめる考え方です。
全体会議と分科会を同じ催事の中で行う場合は、区画を分ける計画も検討できます。ただし、A+Bなど2区画を組み合わせた利用の定員は、今回確認した公式Web表には掲載されていません。組み合わせごとの客席数、間仕切りを変更できる時間、隣の区画で催事を行う場合の音の条件は、個別の計画として相談しましょう。
形式別の収容人数は全体と各区画を分ける
以下は公式Web会場表の人数を、同じ形式ごとに並べたものです。全体利用の教室形式には人数の掲載がないため、区画別の人数から補っていません。「掲載なし」は利用できないという意味ではなく、公開表から確定できる数字がないことを表します。(Grand Ballroom公式仕様)
| 利用範囲 | シアター | 円卓宴会 | カクテル | 教室 |
|---|---|---|---|---|
| 全体 | 3,290人 | 1,760人 | 3,000人 | 掲載なし |
| A | 832人 | 440人 | 700人 | 432人 |
| B | 1,536人 | 770人 | 1,300人 | 864人 |
| C | 832人 | 440人 | 700人 | 432人 |
シアター形式は椅子を前方に向けて並べる配置で、講演や式典の候補になります。教室形式は机も置くため、資料を広げたり筆記したりする会議に向いています。円卓宴会は食事を伴う着席形式、カクテルは立食を中心とする催事を考える際の項目で、同じ人数でも必要な床面の使い方が変わります。
全体の3,290人はシアター形式の掲載値であり、食事付きの円卓宴会にそのまま適用する数字ではありません。着席宴会なら円卓宴会の列を入口にし、配膳の動線や舞台を含めた配置で検討します。展示会の場合も、この表は座席形式の目安なので、出展ブース数や来場者数へ直接換算しないようにしましょう。
区画別の収容人数を足した数字も、全体の掲載値とは一致しません。たとえば円卓宴会のA・B・Cは合計1,650人ですが、全体欄は1,760人です。分割利用の合計を全体定員として置き換えず、全体を使うなら全体欄、1区画なら該当区画の欄を参照するのが基本です。
「2,000人」と形式別人数が異なる理由は断定しない
公式ページの紹介文は、3つの空間からなる会場を「最大2,000人」と説明しています。しかし、同じページの形式別表には、それを上回るシアターとカクテルの人数が載っています。紹介文の2,000人には座席形式の指定がないため、円卓宴会やシアターの確定人数として扱うことはできません。
また、NUSTAR公式サイトに掲載されたConvention Centerの開業紹介では、内部面積が2,449㎡、天井高が6mと案内されています。現在のGrand Ballroom会場表にある2,536㎡とは異なりますが、面積の対象範囲や更新経緯が同じとは確認できません。この差を増床や改装の証拠とせず、過去の施設紹介と現在の会場仕様表の数字として区別する必要があります。(公式掲載のConvention Center開業紹介)
主催者にとって必要なのは、数字の大きい資料を選ぶことではなく、自分の催事に適用される配置を確定することです。公式表を候補選びの基準にしたうえで、希望人数と座席形式を示し、舞台や通路を含むレイアウトを依頼しましょう。公開値の違いがあるからこそ、人数と会場図を一緒に確認することに意味があります。
受付や控室は客席とは別の空間として確認する
Convention Centerの開業紹介には、ロビー、プレファンクションの前室・通路、オープンラウンジ、着替え室を備えるブライダルラウンジが登場します。会場外の受付や待機を考える手がかりになりますが、Grand Ballroomの2,536㎡にそれぞれが含まれるとは読み替えません。宴会場内の客席と、催事を支える付帯空間を分けて整理しましょう。
式典なら受付と登壇者の待機、披露宴なら着替えや入場前の準備、展示なら出展者の受付など、必要な場所は催事によって変わります。付帯空間が存在することと、希望日に専有できること、料金に含まれることは別の条件です。利用したい空間を具体的に伝えると、客席だけでは見えない不足を事前に確認できます。
会議・宴会・展示の計画を具体化する
Grand Ballroomでは、国際的な交流行事に使われた事例も確認できます。The Freemanは、2026年1月29日にSingapore Tourism Board主催のレセプションと夕食会が同会場で開かれたと報じています。ただし、その報道から参加人数や区画の使い方までは確定できないため、実績を現在の定員や設営条件の根拠にはしません。(The Freemanの開催報道)
自分の催事を計画するときは、全体か区画別かを選び、人数、座席形式、ステージ、飲食の有無を会場図に落とし込みます。展示物を持ち込む場合は、その寸法や重量も伝え、搬入経路、電源、床荷重などを会場担当者に確認しましょう。公開表にない設備条件を、天井高や会場の大きさから推定しないことが大切です。
まとめ
Grand Ballroomの検討は、全体2,536㎡とA・B・Cの区画別面積を把握し、希望する座席形式の人数を照合するところから始まります。紹介文の最大人数、過去の面積、区画定員の合計を混ぜず、使う範囲に対応した掲載値を選びましょう。最後に受付や舞台まで含む配置を確認することで、会場の規模を実際の催事計画につなげられます。
よくある質問
Grand BallroomとNUSTAR Ballroomは同じ会場ですか?
公式会場一覧では別の会場として案内されています。2,536㎡という面積やA・B・Cの区画はGrand Ballroomの情報なので、問い合わせには「Grand Ballroom」と明記してください。
A・B・Cの定員を合計すれば全体の人数になりますか?
公式の区画別人数の合計は、全体欄の人数と一致しません。全体利用は全体欄を参照し、部分利用や2区画の組み合わせは該当するレイアウトを会場側に確認しましょう。
天井高6mなら大型機材を自由に吊り下げられますか?
天井高だけでは吊り下げ設備の有無や許容重量を判断できません。機材の寸法、重量、設置方法を伝え、会場側が認める設営条件を確認してください。