QUICK ANSWER
この記事の要点
| タイミング | 主な確認・手続き |
|---|---|
| 渡航決定時 | Passport、航空券、学校のBI認定 |
| 到着前72時間以内 | eTravel登録 |
| フィリピン入国時 | 入国記録とAuthorized Stayの確認 |
| 入学時 | SSPと付随するI-Card |
| 30日を超える前 | 29日間のVisa Waiver |
| 59日を超える前 | Visa Extension、Tourist ACR I-Card |
| 6か月以上滞在 | ECC、追加の登録・延長手続き |
| 帰国前 | Visa・SSP・カード・ECC・eTravelを最終確認 |
| 出国後 | Official Receiptなどを保管 |
最も重要なのは、学校の授業期間ではなく、入国日から出国日までの実際の滞在日数で判断することです。
Cebu留学手続きの全体図
- STEP 1|学校を申し込む前
確認するもの
- 学校の正式名称
- 運営法人名
- 実際に通うキャンパス
- BI認定校か
- SSPを学校が申請するか
- 現地費用の内訳
- 留学延長時の追加費用
SSPを扱えるのは、外国人学生を受け入れるBI認定を持つ教育機関です。学校のWebサイトに「政府認定校」と書かれていても、それだけでは判断できません。BIのAccredited Entitiesで、法人名と対象キャンパスを確認します。
- STEP 2|航空券を取るとき
航空券の日程から、フィリピンでの実際の滞在日数を計算します。
記録する日付
- フィリピン到着日
- 学校の入寮日
- 授業開始日
- 卒業日
- 退寮日
- フィリピン出国日
授業が4週間でも、授業開始前や卒業後に滞在すれば、30日を超えることがあります。航空券を変更した場合は、学校のVisa担当者にも新しい出国日を伝えてください。
- STEP 3|到着前72時間以内
フィリピンへ入国する前に、政府公式のeTravelへ登録します。eTravelは無料です。登録できるのは、原則としてフィリピン到着前72時間以内です。
登録後にすること
- 入力内容を確認する
- QRコードをダウンロードする
- スマートフォンへ保存する
- 画面のスクリーンショットも残す
- 登録番号を保管する
検索広告などから有料の代行サイトへ入らず、公式ドメイン「etravel.gov.ph」を利用してください。
- STEP 4|フィリピン入国時
入国審査後は、認められたAuthorized Stayを確認します。一般的な条件を満たす日本人Temporary Visitorの場合、最初の滞在期間は30日です。
到着直後に学校へ提出するもの
- Passportの顔写真ページ
- 最新の入国記録
- 入国日
- 帰国航空券
- Cebuでの住所
- 学校指定の申請書類
学校側は、この情報を使ってSSPや必要なVisa Extensionの予定を組みます。Passport原本を預ける場合は、預けた日、担当者、返却予定日を記録してください。
- STEP 5|入学時にSSPを申請
認定語学学校で英語を学ぶ外国人は、短期留学でも原則としてSSPの対象です。SSPはVisaではなく、英語を学ぶためのPermitです。
学生が確認するもの
- SSPを申請する学校名
- 申請予定日
- SSPの有効期間
- I-Cardの有無
- SSP関連費用
- 申請後に受け取る書類
BIのSSP手続きには、付随するI-CardとUS$50相当のカード費用が掲載されています。59日以内の短期留学でも、SSPに関係するカード費用が発生する可能性があります。
- STEP 6|30日を超えるなら29日延長
入国時に認められた30日を超えて滞在する場合、最初に29日間のVisa Waiverを申請します。これにより、一般的には入国日から合計59日まで滞在できます。
STEP 6|30日を超えるなら29日延長:滞在予定・基本手続き 滞在予定 基本手続き 30日以内 Visa延長は原則不要 31~59日 29日間のVisa Waiver 60日以上 追加のVisa Extension BIのFAQでは、現在の滞在期限が切れる7日前から延長申請できると案内しています。学校が申請する場合でも、支払日ではなく、延長後のAuthorized Stayを確認してください。
- STEP 7|59日を超えるなら追加手続き
60日目以降も滞在する場合は、次のVisa Extensionが必要です。同時に、Temporary Visitorとして59日を超える外国人は、Tourist ACR I-Cardの対象になります。
主に確認するもの
- 1か月または2か月のVisa Extension
- 延長後のAuthorized Stay
- Tourist ACR I-Card
- カード発行費
- Official Receipt
- カードの受取予定
SSPに付随するカードと、59日超の滞在に伴うTourist ACR I-Cardは、学校の料金表で名称が混ざることがあります。何の手続きに対するカード費用なのか確認してください。
- STEP 8|留学を延長するとき
授業を延長しただけでは、滞在と学習の手続きは自動的に延長されません。
延長時の確認順
- 新しい卒業日を決める
- 新しい出国日を確認する
- Visaの期限と比較する
- SSPの期限を確認する
- ACR I-Cardの期限を確認する
- 追加費用を確認する
- 申請後の新しい期限を記録する
学校を変更する場合は、以前のSSPを新しい学校でそのまま使えるとは限りません。転校先の認定状況と、新しいSSP申請の必要性を確認します。
- STEP 9|年をまたぐ長期滞在
ACR I-Cardを持つRegistered Alienが年をまたいで滞在する場合は、Annual Reportが関係する可能性があります。BIのFAQでは、登録外国人は毎年最初の60日以内にAnnual Reportを行うと案内されています。年末年始をまたぐ長期留学では、学校またはBIへ次を確認してください。
- 自分がAnnual Reportの対象か
- いつ手続きするか
- 本人出頭が必要か
- 必要なカードと書類
- 学校が手続きを案内するか
短期留学では通常意識しない手続きですが、年をまたぐ長期滞在では確認が必要です。 - STEP 10|6か月以上滞在したらECCを確認
Temporary Visitorとしてフィリピンに6か月以上滞在した人は、出国前にECC-Aが必要です。ECCはEmigration Clearance Certificateの略で、一定条件に該当する外国人が、出国前に入国管理上の問題がないことを確認する証明です。BIのFAQでは、ECCは出国予定日の少なくとも72時間前から申請できると案内されています。
また、ECCの有効期間は発行日から1か月ですが、使用できるのは1回だけです。
6か月以上滞在した人が確認するもの
- ECC-Aの必要性
- 申請場所
- 申請予定日
- Passport
- ACR I-Card
- 最新のVisa Extension
- Official Receipt
- 帰国航空券
- STEP 11|帰国前72時間以内
フィリピン出国前も、eTravel登録が必要です。公式FAQでは、到着または出発前72時間以内に登録できると案内されています。
帰国前の最終確認
- Passportの有効性
- Authorized Stayが出国日まで有効
- Overstayがない
- SSP・I-Cardを受け取った
- 6か月以上ならECCを確認した
- eTravelを登録した
- QRコードを保存した
- 航空券の日付と空港を確認した
滞在期限と同じ日の深夜便は、欠航や日付変更によるOverstayリスクがあります。可能であれば、期限に余裕を持った帰国日程にします。
滞在期間別チェック表
| 実際の滞在期間 | 主な手続き |
|---|---|
| 1~30日 | eTravel、入国確認、SSP、SSP関連I-Card、出国eTravel |
| 31~59日 | 上記+29日間のVisa Waiver |
| 60日~6か月未満 | 上記+Visa Extension+Tourist ACR I-Card |
| 6か月以上 | 上記+ECC-A、長期滞在に伴う追加確認 |
| 年をまたぐ | 対象者はAnnual Reportを確認 |
この表は一般的な日本人語学留学生を想定した基本整理です。国籍、年齢、入国資格、学校、コースによって必要な手続きは変わります。
学生が保管する7つの記録
- Passportの顔写真ページ
- 最新の入国記録
- SSPの写し・申請情報
- ACR I-Cardの表裏
- Visa ExtensionのOfficial Receipt
- 最新のAuthorized Stay
- ECCと出国記録
スマートフォンだけでなく、クラウドやメールにも保管すると、Passport紛失時に確認しやすくなります。
問題が起きたときの優先順位
Visaの期限が近い
オンライン申請が審査中
Passportを紛失した
ACR I-Cardが届かない
Overstayに気付いた
ナビセブの整理|3本の時計を同時に見る
| 時計 | 見るもの |
|---|---|
| 滞在の時計 | Authorized Stay、Visa Extension |
| 学習の時計 | SSP、学校の在籍期間 |
| 出国の時計 | 航空券、ECC、eTravel |
一つだけ確認しても十分ではありません。SSPが有効でもVisaが切れればOverstayです。Visaが有効でもSSPが切れれば、授業を続けられるとは限りません。両方が有効でも、6か月以上滞在してECCを準備していなければ、出国に影響する可能性があります。学校へ任せる場合でも、3つの期限を学生本人が1枚に記録することが、最も確実な管理方法です。
FAQ
Q.4週間留学で最低限必要な手続きは?
一般的には、eTravel、入国記録の確認、SSPと付随するI-Card、帰国前のeTravelです。実際の滞在が30日以内ならVisa Extensionは原則不要です。
Q.8週間留学では何が増えますか?
実際の滞在が30日を超えるため、最初の29日間のVisa Waiverが必要になるのが通常です。
Q.12週間留学では何が増えますか?
59日を超えるため、追加のVisa ExtensionとTourist ACR I-Cardが関係します。
Q.6か月留学ではECCが必要ですか?
Temporary Visitorとして6か月以上滞在する場合、ECC-Aの対象です。出国前に学校とBIへ確認してください。
Q.学校がすべて手続きするなら何を確認しますか?
申請日、Official Receipt、カード、延長後のAuthorized Stay、帰国前のECCを確認してください。
Q.最も多いミスは何ですか?
まとめ
- 到着前72時間以内にeTravel
- 入国後にAuthorized Stayを確認
- 認定校でSSPを申請
- 30日超で29日間のVisa Waiver
- 59日超で追加のVisa Extension
- 59日超でTourist ACR I-Card
- 年をまたぐ長期滞在ではAnnual Reportを確認
- 6か月以上でECC-Aを確認
- 出国前72時間以内にeTravel
- すべてのOfficial Receiptと期限を保管
学校の手続き担当者に任せる場合でも、「現在いつまで滞在できるのか」は学生本人が確認してください。
情報確認先
- フィリピン政府:eTravel
- eTravel:Frequently Asked Questions
- フィリピン入国管理局:Special Study Permit
- フィリピン入国管理局:Visa Waiver・Visa Extension
- フィリピン入国管理局:FAQ/ACR I-Card・ECC・Annual Report
- フィリピン入国管理局:Accredited Entities
- フィリピン入国管理局:eServices
※入国条件、Visa、Permit、カード、ECCの運用は変更されることがあります。渡航前と各申請時点で、フィリピン政府および学校の最新案内をご確認ください。情報確認日:2026年8月29日