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授業中、本当に英語を何%使った?
留学

授業中、本当に英語を何%使った?

授業中の英語使用率を5分単位で記録し、英語が使われた時間、理解できた割合、自分の発話時間を確認します。

山崎いおり(ナビセブ編集部)約5分公開 更新

How much English did you actually use in class?

山崎いおりのアイコン

こんにちは、ナビセブ編集部の山崎いおりです。セブ島留学を経験しました。留学の記事を担当しています。

「授業はすべて英語」でも、先生の説明を理解できず翻訳アプリだけを見ていたり、自分はほとんど話していなかったりする場合があります。反対に、短い日本語確認でその後の会話が進むこともあります。

英語だけかどうかの二択ではなく、英語使用率、理解できた割合、自分が使った時間を分けて測ります。

ナビセブ編集部のまとめ

50分授業を5分ずつ10区間に分け、教師・学生・教材の英語と、日本語・翻訳の時間を記録します。英語中心が42分ならTarget Language Ratioは84%。計画例では理解可能率約90%、学生発話率32%です。英語率だけでなく、理解と自分のOutputを並べてください。

Target Language Ratioを5分単位で測る

マンツーマンの英語授業で教材を見る学生と先生

各区間について、先生が英語を使ったか、学生が英語を使ったか、教材・動画・音声が英語だったか、日本語や翻訳を使ったかを授業直後に振り返ります。

42分÷50分×100=84%です。ただし、その42分を理解し会話できたかによって学習内容は変わります。

Target Language Useは話す以外も含む

語学学校のマンツーマンの英語授業

学習対象が英語なら、教師・学生・教材を通じて話す、聞く、読む、書く、見る行為が対象です。ACTFLは原則90%以上を推奨していますが、機械的な合格ラインではありません。

要点や課題を理解できること、視覚情報や身ぶりで支えること、理解度を確かめることも重要です。

英語Exposure・学生使用・意味ある会話を分ける

記録する時間 内容
English Exposure 英語を聞いた・読んだ時間
Student English Use 自分が話した・書いた時間
Meaningful Interaction 意味を考えて英語をやり取りした時間
教室の英語量を分ける3指標

50分授業の計画例

向かい合ってマンツーマン授業を受ける学生
授業内容 時間
先生の英語説明 17分
生徒の英語発話 16分
英語教材を読む・聞く 9分
日本語・翻訳による確認 4分
準備・移動・待ち 4分
合計 50分
Target Language Ratio 84%、学生発話率32%の例

英語を聞いた時間と学習に使えた時間を分ける

理解度を3=中心と課題を理解、2=中心は理解、1=単語だけ、0=課題も不明の4段階で記録します。NaviCebuでは2または3の区間を「使える英語時間」とします。

英語42分のうち38分で中心を理解できれば、理解可能率は約90%です。Ratio 84%、理解約90%、発話32%と並べると課題が見えます。

短い日本語使用だけで悪い授業とは判断しない

複雑な手順、文法の誤解、安全・校則、学習目標、不安への対応では、短い母語確認が役立つ場合があります。大切なのは、その後に英語練習へ戻り、理解と発話が増えたかです。

留学カウンセラーのあっきー(宮村昭生)

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翻訳アプリは目的別に分類する

  • 英英辞典・画像・例文で確認|英語使用
  • 単語だけ短く日本語確認|翻訳補助
  • 文全体を日本語へ翻訳|日本語使用
  • 日本語回答を自動英訳|自力発話に含めない

禁止のためではなく、機械へ任せた処理と自分で行った処理を分けます。

英語使用率と理解度を組み合わせる

状態 次の調整
英語率・理解とも高い 継続し、少しずつ難度を上げる
英語率が高く理解が低い 語彙、速さ、教材、説明を調整する
英語率が低く理解が高い 理解を維持して英語区間を増やす
英語率・理解とも低い レベルと授業設計、支援方法を見直す
ENGLISH USE × COMPREHENSION MATRIX

英語で理解する方法を教師へ依頼する

英語の先生と向き合って話す学生
  • “Could we use more English during the lesson?”
  • “Please explain it in simpler English first.”
  • “Could you give me an example instead of translating it?”
  • “Please ask me follow-up questions in English.”

英語率100%だけでは十分ではない

教師だけが長く話す、理解できない、音読だけ、理解確認なし、自由回答が少ない、表現を使い直せない場合は改善余地があります。English Onlyの表示だけでなく、理解支援、学生発話、言い換え、再使用を確認します。

1授業でなく5日平均を見る

計画例では英語使用率84.4%、理解可能率87.6%、発話率33.6%です。英語率が上がり理解が下がれば難度を見直し、理解は高いが発話が低ければ会話活動を相談します。

録音には許可が必要です。許可がなくても授業直後の5分区間記録を同じ基準で続けられます。

👨‍💻 ナビセブ編集部

ナビセブ編集部の結論

授業後に、英語が何分使われ、その英語を何分理解し、自分が何分意味を伝えたかを確認します。英語率だけでなく理解とOutputを並べることで調整点が見えます。

「英語漬けだった気がする」を数字へ変え、自分に合う授業環境を作ることがTarget Language Ratioの目的です。

参考情報

情報確認日:2026年8月29日

主な確認先:

ACTFL「Facilitate Target Language Use」

Council of Europe「CEFR Companion Volume」

Cambridge University Press「Interaction and instructed second language acquisition」

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