こんにちは、CebuOです。
情報確認日:2026年9月9日。過去の施設整備や工事については、資料の公表時点を本文中に記載しています。
MEZ 1は一つの大型工場ではなく、異なる企業や管理施設が集まる区域です。会社への商談、管理事務所への用事、商業施設への来訪では、向かう建物も受付も変わります。敷地を理解するには、製造を担う企業区画と、団地全体を支える共用施設を分けて見ると分かりやすくなります。
要点
Mactan Economic Zone 1(MEZ 1)は、ラプラプ市IboにあるPEZA管理の工業団地です。企業の工場区画だけでなく、ゲート、管理事務所、警備関連施設、排水処理・水再生施設などが団地を支えています。訪問するときは「MEZ 1」という地域名から、目的の工場・建物、指定入口へと行き先を絞り込むことが大切です。
IboにあるPEZA管理の工業団地
MEZ 1の所在地は、マクタン島のラプラプ市Iboです。PEZAの資料ではMactan Economic Zone、MEZ Iなどの表記が使われ、住所にはM.L. Quezon Highwayも登場します。MEPZ 1という呼び方で探す場合もありますが、訪問先の住所ではIboと団地番号を合わせて確かめると、BasakのMEZ 2との取り違えを防げます。[出典:PEZAの所在地記載資料]
PEZAは2022年1月の43周年発表で、MEZの成立を1979年とし、公的な経済特区の一つとして紹介しています。現在の管理主体も、Philippine Economic Zone Authority、すなわちフィリピン経済特区庁です。団地の成立年は、その中にある全企業の進出年や工場の開設年を意味しません。長く使われてきた工業区域の中で、企業施設や共用設備がそれぞれ整備されてきたと捉えると、年代の異なる建物情報を整理しやすくなります。[出典:PEZAのMEZ43周年発表]
工場区画と共用施設は役割が異なる
MEZ 1の施設は、目的別に見ると大きく次のように整理できます。工場は企業の製造や業務を行う場所、管理棟は団地運営に関わる事務の場所であり、同じ受付ではありません。工場訪問で管理棟へ向かう、または管理機関への用事で近くの企業ゲートへ行く、といった間違いを避けるためにも、建物名まで把握しておくことが役立ちます。
| 施設・区域 | 主な役割 | 行き先を指定するときの情報 |
|---|---|---|
| 各企業の工場・事業所 | 製造、技術、事務などの企業活動 | 法人名、工場名、Street・Block |
| PEZA管理事務所 | 団地の管理・行政事務 | 担当部署、案内された建物・受付 |
| 団地ゲート・警備関連施設 | 区域への出入りや警備に関わる施設 | ゲート番号、指定された集合場所 |
| STP・WRP | 汚水処理・水再生に関わる共用設備 | 施設名、業務上の訪問担当者 |
| Mahi Center | オフィス・商業・宿泊の複合施設 | 目的の店舗、オフィス、ホテル名 |
工場区画の住所には道路名と区画記号が使われています。例えばMuramotoの公式拠点一覧では、MAPLE 1はFirst Street・Block A1、MAPLE 2はFourth Street・Third Avenue・Block D5と記されています。いずれもMEZ 1ですが、同じ会社の工場が一つの住所に集まっているわけではありません。工場名に付いた番号、道路名、Blockを一組にして読むと、区域内の目的地を具体的にできます。[出典:Muramoto公式拠点一覧]
ゲート番号は、利用する入口を区別する手掛かり
PEZAが2024年7月17日付で公表した改修調達資料には、MEZのSecondary GatesとしてGate 1・2・4・5が列挙されています。また、2025年12月23日付のZone Police Unit向け調達資料には、Zone Police Headquartersの所在地としてGate 3、MEZ I、M.L. Quezon Highway、Iboが記されています。これらは、団地の出入口を一つの「MEZゲート」とまとめず、番号で区別する必要があることを示しています。
| ゲートの表記 | 公的資料での位置付け | 資料の時点 |
|---|---|---|
| Gate 1・2・4・5 | Secondary Gatesの改修対象 | 2024年7月17日 |
| Gate 3 | Zone Police Headquartersの所在地表記 | 2025年12月23日 |
出典は副ゲート改修の入札資料とZone Police Unitの調達資料です。前者は工事の募集資料なので、それだけで改修完了や現在の開放時間は判断できません。後者も警備施設の住所を示すもので、すべての来訪者がGate 3を利用するという案内ではありません。上表はゲート総数や現在の通行可否の一覧ではなく、訪問相手から伝えられた番号を照合するための情報です。
配車や送迎の目的地には、団地名に加えて指定されたゲートまたは工場名を伝えると、到着地点を明確にできます。一般道路から団地へ入る地点と、企業敷地へ入る地点、建物の受付は、それぞれ分けて考えてください。地図に道路が表示されていることだけで、企業の敷地内を自由に通行できるとは判断せず、当日の案内に従うことが基本です。
管理棟は、古い写真と現在の案内を分けて見る
MEZの管理事務所には、建物の移り変わりがあります。施工会社HERO Construction and Developmentの2020年12月2日の記録では、既存の倉庫だったA2Z Buildingを改修し、PEZA-MEZの仮管理事務所として整備したことが紹介されています。同資料では、従来の管理棟から移るための施設であると説明されており、古い管理棟の写真と仮事務所の写真が同じ場所を指すとは限りません。[出典:MEZ Temporary Officeの施工記録]
一方、PEZAの2026年7月2日付の清掃・環境維持関連の入札案内には、会議会場としてPEZA管理棟2階のFunction Hallが登場します。ここから読み取れるのは、管理施設に会議・集会の用途もあることです。しかし、この会議会場の指定を、すべての行政相談の受付階に置き換えることはできません。管理事務所に用事がある場合は、部署名と案内された受付を確認し、過去の施工記事や会議案内だけで訪問場所を決めないようにします。[出典:PEZAの2026年入札案内]
工場の操業を支える排水処理・水再生施設
MEZ 1の施設構成を理解するうえでは、企業の建物以外のインフラも欠かせません。PEZAはMactan Economic Zone Sewerage Treatment Plant and Water Reclamation Plantを、MEZ STP-WRPという名称で扱っています。STPは汚水処理、WRPは水再生に関わる施設で、個々の企業の製品を作る工場とは役割が異なります。団地を、製造施設とその操業を支える設備の組み合わせとして見るための重要な要素です。
公的資料には2023年の運転・維持管理の調達に加え、2024年9月24日付の業務開始通知が掲載されています。これらは設備の存在だけでなく、継続した運転管理を伴う施設であることを理解する資料になります。処理能力や稼働時間を一般来訪者向けの営業時間と混同せず、業務で訪れる場合は施設担当者との連絡を前提にしてください。[出典:PEZAのSTP・WRP運転維持管理資料、2024年の業務開始通知]
設備の更新計画も、既存設備とは分けて捉える必要があります。SunStarは2026年3月22日、MEZで有害廃棄物処理、汚水処理技術、太陽光発電などの環境施策が計画されていると報じました。計画の公表は、その施設がすでに完成して稼働しているという意味ではありません。訪問先や取引先の設備を調べる際にも、既存のSTP-WRPと新しい提案・整備計画を一つにまとめないことが大切です。[出典:SunStarの環境整備報道]
Mahi Centerは工場とは異なる複合施設
MEZ 1という住所に含まれる施設でも、すべてが製造工場ではありません。AppleOneはMahi Centerの所在地をLot No. A2.3A, MEZ 1, Brgy. Iboと示し、オフィス、商業施設、ホテルを組み合わせた開発として紹介しています。工業団地の名前で検索していても、目的地がこのような複合施設である場合があるため、建物の用途を確かめることが役立ちます。
開発者の説明では、Mahi Centerは5フロアのオフィスタワー、3フロアの商業施設、Fairfield by Marriott Cebu Mactanを組み合わせた構成です。これは建物の構成を示す情報で、各階の全テナントや個別店舗の営業時間を意味しません。また、Mahi CenterのLot A2.3Aという住所と、仮管理事務所のA2Z Buildingという名称は、文字が似ているだけで同一施設と判断できません。
工場、管理機関、商業施設のどこへ行くのかを、施設名から区別してください。[出典:AppleOneのMahi Center案内]
まとめ
MEZ 1は、企業の工場区画を中心に、ゲート、管理事務所、警備関連施設、排水処理・水再生設備が組み合わされた工業団地です。Mahi Centerのように、同じMEZ 1の住所を持ちながら用途が異なる施設もあります。訪問先は団地名だけで決めず、目的の工場・建物名、住所の区画情報、指定入口、担当部署までそろえると、施設の取り違えを防ぎやすくなります。
よくある質問
MEZ 1は誰が管理していますか?
フィリピン経済特区庁のPEZAが管理しています。企業の工場とPEZA管理事務所は用途が異なるため、訪問先に応じて会社名または担当部署を確認してください。
MEZ 1へ行くときはGate 3を指定すればよいですか?
Gate 3は公的資料に登場しますが、すべての工場訪問に共通する入口とは限りません。訪問する企業や管理機関から指定されたゲート・集合場所を使ってください。
Mahi CenterはMEZ 1の管理事務所ですか?
AppleOneが紹介するMahi Centerは、オフィス、商業施設、ホテルから成る複合施設です。PEZAの管理事務所への用事と区別し、目的の建物名を確認してください。