ナビセブ編集部のまとめ
Park PointはAyala Center CebuとRustan’sへの専用アクセス、The Alcovesはモール上の複合用途の構造、1016 ResidencesはCity Sports Club Cebuとの接続が中心です。豪華さだけでなく、毎日の生活動線で比べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1016 Residences | 2010年ごろ。City Sports Clubとの接続と109戸の低密度構成。 |
| Park Point Residences | 255戸・38階。Ayala Center CebuとRustan’sへの専用動線。 |
| The Alcoves | 2015年発売。37階・約480戸の垂直複合型。 |
3物件の違いを先に比較
こんにちは、CebuOです。
Cebu Business Parkの高級レジデンスを調べると、Park Point Residences、The Alcoves、1016 ResidencesというAyala Land Premier系の3物件がよく出てきます。
どれもAyala Center Cebuの近くにあり、Cebu Business Parkの中心部に位置する高級コンドミニアムです。
しかし、3物件を「全部Ayalaの高級コンドミニアム」とまとめてしまうと、それぞれの違いが見えません。
最も大きな違いは、何とどうつながっているかです。Park Point ResidencesはAyala Center Cebuへの専用アクセス、The AlcovesはAyala Center Cebuの上に建つ複合用途のレジデンス、1016 ResidencesはCity Sports Club Cebuへの直接の接続が特徴です。
この記事では販売価格や投資利回りを比較するのではなく、開発会社、住戸数、立地、モールへのアクセス、クラブへのアクセス、共用設備という地区内の構造から3物件を比較します。
Park Point・The Alcoves・1016|まず違いを一覧で見る
Ayala Landの開示資料では、1016 Residencesは109戸、Park Pointはモールの増築棟(Expansion Wing)の上に建つ38階建てのタワー、The Alcovesは37階建ての高級コンドミニアムとして整理されています。
3物件はいずれも、Ayala Land Premierの高級住宅としてCebu Business Parkで開発されています。
Ayala Land PremierはAyala Landの高級住宅ブランドです。
Cebu Business Parkでは、1016 Residences、Park Point Residences、The Alcovesの順で高級住宅が増えていきました。
Ayala Landの2021年の開示資料でも、1016 Residencesの成功後にPark Pointが続き、さらに2015年にThe Alcovesが発売された流れが記録されています。
3つの接続モデル

1016 Residences|最初に押さえるべき109戸の高級レジデンス
3物件の中では、1016 Residencesが先に登場します。
Ayala Landの開示資料では、2010年にCebu HoldingsとAyala Land PremierがCebu Business Park内で高級コンドミニアムを共同開発し、1016 Residencesは109戸と記録されています。
最大の特徴はCity Sports Club Cebuとの関係です。
開示資料では、City Sports Club Cebuの隣に位置し、住戸の所有者にはクラブの利用権があると説明されています。
つまり1016はモール直結型というより、スポーツクラブと住まいを組み合わせた高級レジデンスです。
1016は「モールの上」ではない
Park PointやThe Alcovesと比較すると、1016 Residencesはモールとの接続を主役にしていません。
Ayala Center Cebuへは徒歩圏ですが、このレジデンスの個性はCity Sports Clubとのつながりです。水泳、運動施設、レストラン、
多目的室などのクラブ設備を生活圏に組み込みやすい立地です。これは「モールへ直結する便利さ」とは別の高級さです。
1016 Residencesは密度が低い
1016 Residencesは109戸です。
Park Pointの255戸、The Alcovesの480戸規模と比べると、住戸数はかなり少なくなります。もちろん住戸数だけでプライバシーや快適性を決めることはできません。
しかし住宅の密度という観点では、1016が3物件の中で最も小規模な物件であることは明確です。
Park Point Residences|255戸のモール接続型レジデンス
Park Point Residencesは、1016に続いてCebu Business Parkで開発されたAyala Land Premierの高級タワーです。
Ayala Landの開示資料では、Park Pointを38階建ての住宅タワーとし、Ayala Center Cebuの増築棟の上に建てられた物件として説明しています。さらにモールへの専用アクセスがあることも明記されています。
Ayala Land Premier公式では255戸です。
つまりPark Pointは単なる「モールの近くのコンドミニアム」ではありません。レジデンスとAyala Center Cebuを直接つなげること自体が物件コンセプトの中心です。
Park Pointは専用アクセスが特徴
Park Point Residencesの大きな特徴が、Ayala Center Cebuへの専用アクセスです。開発会社の資料では、レジデンスからモールへ専用アクセスを持つ構造が説明されています。
さらに地下1階からRustan’s Supermarketへつながる専用エレベーターも案内されています。
日常の買い物を考えると、レジデンス、エレベーター、スーパーという短い生活動線を作れます。「モールまで徒歩○分」というレジデンスとは性格がかなり違います。
Park Pointは専用アクセス型
Park Pointを理解するキーワードは専用アクセスです。
モールの一般入口まで外を歩いて行くのではなく、レジデンス側からモールへつながる仕組みを持っています。セブでは雨が強い日もあります。買い物袋を持つ場合、
子ども連れ、高齢者、毎日のスーパー利用を考えると、距離だけでなく「どう接続しているか」が重要です。Park Pointは、このアクセスを高級物件としての価値の一部にしています。
The Alcoves|Ayala Center Cebuの上に建つレジデンス
The Alcovesは、さらにモールとの一体性を強めた物件です。
Ayala Landの2021年の開示資料では、2015年3月に発売された37階建ての高級コンドミニアムで、Ayala Center Cebuの上に位置するとされています。複合用途のタワーとして、低層部の商業施設と、
高層階の住戸を組み合わせています。つまりレジデンスとモールが「隣接している」のではなく、同じ垂直の複合開発に組み込まれています。
The Alcovesは480戸規模
Ayala Landの過去の年次報告書では、The Alcovesを480戸のプロジェクトとして記録しています。
さらに2024年のAyala Landの開示資料では、Southportal Properties, Inc.がThe Alcovesの開発会社であり、Ayala Center Cebu内の高級コンドミニアムのプロジェクトであることが確認できます。
3物件を住戸数で並べると、
1016 Residences:109戸、Park Point:255戸、The Alcoves:480戸規模です。開発の規模が大きくなっていることが分かります。
The Alcovesは低層部に商業施設も持つ
Ayala Landの開示資料では、The Alcovesを複合用途のタワーとして説明し、2F・3Fに物販・飲食店を配置するとしています。
これは通常の住宅タワーとは違います。住戸、
物販、飲食、Ayala Center Cebuが縦に積み重なります。一つのタワー内で生活機能を完結しやすくする考え方です。
The Alcovesにも専用アクセスがある
Ayala Landの開示資料では、The AlcovesにもAyala Center Cebuへの専用アクセスがあると記録されています。
そのため「専用アクセス=Park Pointだけ」と単純化するのも正確ではありません。
違いは、Park Pointはモールの増築棟の上に建つ住宅タワーとして専用アクセスを強く打ち出していること、
The Alcovesは複合用途のタワーそのものがモールの上にあり、低層部の商業施設と住戸を縦に組み合わせていること、という構造です。
Park PointとThe Alcovesは似ているが同じではない
両方ともAyala Center Cebuとのつながりが強いため、似たレジデンスに見えます。しかし開発の考え方が少し違います。
Park Point:モールへの専用アクセス、
住宅タワーとしての独立性が高い、
Rustan’s Supermarketへの専用エレベーター。
The Alcoves:モールの上に建つ複合用途のタワー、低層部の商業施設+住戸、Ayala Center Cebuと縦に一体、です。
1016は別の方向を向いている
1016 Residencesはこの2つとは少し違います。モールへのアクセスよりも、City Sports Club、少ない住戸数、落ち着いた高級住宅の環境を強く持っています。
3物件とも「便利な高級コンドミニアム」ですが、高級の作り方が違います。
規模・住戸・共用設備
住戸数から見る3物件
住戸数を比較すると、1016 Residences:109戸、Park Point Residences:255戸、The Alcoves:約480戸です。住戸数が多いほど悪いという意味ではありません。
大規模な物件では設備や店舗を充実させやすい一方、小規模な物件ではより限られた人向けの住宅の性格を作りやすくなります。この違いもレジデンス選びでは重要です。
タワーの規模も違う
Ayala Landの開示資料では、
Park Point:38階、The Alcoves:37階と確認できます。1016 Residencesの階数については、今回確認したAyala Landの開示資料では同じ形で明記されていません。そのため階数を推測で補いません。
数字が確認できる項目と、現在の情報源で確認できない項目を分けます。
共用設備は共通点も多い
高級コンドミニアムなので、3物件ともプール、運動施設、多目的室・交流スペースなどの住宅設備を持ちます。
しかし重要なのは「共用設備があるか」だけではありません。日常生活でどの外部の施設へつながるかです。1016:City Sports Club、Park Point:Ayala Center Cebu・Rustan’s、
The Alcoves:低層部の商業施設・Ayala Center Cebu、という違いがあります。
生活動線で比較すると分かりやすい
例えばスーパーへ行く場合、
Park Pointなら専用エレベーターでRustan’sへアクセスできます。
The Alcovesならタワーとモールが縦に一体化しています。1016ならモールまで歩く形になります。一方、運動施設やクラブ活動では、1016のCity Sports Clubとの関係が強みになります。物件の仕様だけでなく、毎日どこへ動くかで比較した方がレジデンスの違いが見えます。
買い物中心ならPark Point・The Alcoves
Ayala Center Cebuを毎日の生活に欠かせない場所として使うなら、Park PointとThe Alcovesのつながりは分かりやすい強みです。
レストラン、カフェ、スーパー、薬局、銀行、買い物、映画館をモールで済ませられます。特に雨の日や荷物が多いときには専用アクセスの価値が高くなります。
クラブ中心の暮らしなら1016
City Sports Club Cebuを使う生活を重視するなら、1016 Residencesが別の選択肢になります。
Ayala Landの開示資料は、住戸の所有者にクラブの利用権があることを明記しています。
これは単なる「近くにクラブがある」という意味ではありません。住戸とクラブの会員権・利用権を組み合わせた設計です。
プライバシーを見るなら住戸数も確認したい
109戸の1016、255戸のPark Point、
480戸規模のThe Alcoves。住戸数だけで実際の人口密度は決まりませんが、エレベーターの利用や共用エリア、住む人の数の規模を考える一つの材料になります。
「大きな物件が好きか」「より少ない住戸数を好むか」でも選び方が変わります。
開発主体と時間軸
3物件はいずれもAyala Land Premierの高級住宅として紹介されています。ただし開発主体は同一ではありません。
Ayala Landの資料では、1016 ResidencesとPark PointはCebu Holdingsとの協業、The Alcovesは子会社Southportal Properties, Inc.の開発と記録されています。
| 時期 | 物件 | 開発の特徴 |
|---|---|---|
| 2010年ごろ | 1016 Residences | 109戸。City Sports Club Cebuとの関係を打ち出した住宅。 |
| 1016の後 | Park Point Residences | 255戸。Ayala Center CebuとRustan’sへの専用動線を重視。 |
| 2015年に発売 | The Alcoves | モール上に商業施設と住戸を重ねた複合用途タワー。 |
この順序は、Cebu Business Parkの住宅がクラブとの接続から、モールへの専用アクセス、さらに商業施設と住戸の垂直的な一体化へ広がったことを示します。
暮らし方で選ぶ
3物件を単純な高級ランキングにはしません。中古価格、賃料、階数、眺望、住戸面積や室内状態は物件ごとに異なり、市況でも変わるためです。日常的にどこへ行くかを先に考えると、建物の違いが分かります。
Park Pointが合う暮らし
Ayala Center CebuやRustan’s Supermarketを頻繁に使い、買い物の際の専用アクセスを重視する人に向いています。
The Alcovesが合う暮らし
モール上の複合用途タワーで、低層の商業施設と住戸を同じ建物で利用したい人に向いています。
1016 Residencesが合う暮らし
City Sports Club Cebuとのつながりや、109戸という比較的小規模な構成を重視する人に向いています。
賃貸住戸を選ぶ場合も、室内写真だけで判断せず、建物の出入口からスーパー、クラブ、交通手段までの動線を確認してください。
3物件の比較データ
| レジデンス | 開発会社 | 住戸数 | 最大の特徴 |
|---|---|---|---|
| Park Point Residences | Ayala Land Premier+Cebu Holdings | 255戸 | Ayala Center Cebuへ専用アクセス |
| The Alcoves | Ayala Land / Southportal Properties・ALP | 480戸規模 | Ayala Center Cebuの上に建つ複合用途のタワー |
| 1016 Residences | Ayala Land Premier+Cebu Holdings | 109戸 | City Sports Club Cebuの利用権・隣接 |
| 比較項目 | Park Point | The Alcoves | 1016 Residences |
|---|---|---|---|
| 住戸数 | 255 | 約480 | 109 |
| タワー | 38階 | 37階 | 一次情報源で再確認が必要 |
| モールとの関係 | 専用アクセス | モール上・専用アクセス | 徒歩圏 |
| 商業施設 | Ayala Center Cebu | 商業施設の低層部+モール | 周辺の商業施設を利用 |
| クラブとの関係 | 一部利用条件あり | クラブ直結ではない | City Sports Clubの利用権 |
| 物件のタイプ | モール接続型の高級住宅 | 縦に一体化した複合用途の高級住宅 | クラブ接続型の高級住宅 |
最後に
Park PointはAyala Center CebuとRustan’sへの専用アクセス、The Alcovesはモール上の複合用途の構造、1016 ResidencesはCity Sports Club Cebuとの接続が中心です。豪華さだけでなく、毎日の生活動線で比べます。
参考情報
情報確認日:2026年9月17日
主な確認先:
写真:Ayala Center Cebuの吹き抜け(撮影:PaulGorduiz106/CC BY-SA 4.0)。Wikimedia Commonsより、トリミング・縮小して使用
