こんにちは、ナビセブ編集部の谷口まりです。親子でセブに移住しました。観光とグルメの記事を担当しています。
泳げない人でも、セブの海は十分に楽しめます。決めておくのは「海とどこまで近づくか」だけです。
ナビセブ編集部のまとめ
泳げなくても、海との距離を選べばセブの海は楽しめます

海への近づき方は4段階です。自分で泳ぐ・浮力具とガイドを使う・ボートから見る・陸から見る、の順に海から離れます。泳げない人は下の2段階を中心に組み、海へ入るのは浅瀬かガイドが付く日だけにします。
ライフジャケットを着ても安全が約束されるわけではありません。波・潮流・パニックの危険は残ります。家族や友人と泳力が違うなら、別行動にして昼か夕方に合流する日程が組みやすくなります。
海との距離を4段階で選ぶ

泳げない人に向くのは、表の③と④です。②は、穏やかな日に少人数のガイドが付く場合に限って選びます。
| 段階 | 主な過ごし方 | 泳力 | ガイド |
|---|---|---|---|
| ① 自分で泳ぐ | シュノーケリング | 基礎的な泳力が要る | エリアにより必要 |
| ② 浮力具とガイドを使う | ガイド付きシュノーケリング | 高い泳力はなくてもよい | 必要 |
| ③ ボートから見る | アイランドホッピング、沿岸観察 | 不要 | ボートのクルーが同行 |
| ④ 陸から海を知る | ビーチ、水族館、干潟、漁港、市場 | 不要 | 場所により勧める |
スキューバダイビングは、タンクなどの器材を使って水中で呼吸します。認定が要るので、この記事の4段階には入れていません。
シュノーケリングに資格は不要です。それでも簡単な遊びとは言えません。波・流れ・水深・岸からの距離で難しさが変わります。プールで泳げる人でも、マスクで呼吸すると緊張することがあります。
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海に入らずに楽しむ6つの過ごし方

① 海辺のリゾートで過ごす
ビーチチェア・レストラン・スパ・プールサイドから海を眺められます。選ぶときは、ビーチの広さより、日陰・シャワー・トイレ・レストランが近いかを見てください。泊まらずに入るなら、デイユースを使う方法もあります。
② 砂浜と浅瀬だけで遊ぶ
足首から膝までの深さなら、水に慣れていない人でも入りやすい場所です。それでも、潮の満ち引きと海底の傾斜で深さは変わります。サンゴのかけらや貝殻で足を切るので、マリンシューズを履いてください。
③ セブ・オーシャンパークで海の中を見る

Cebu Ocean Park(セブ・オーシャンパーク)は、SM Seaside City Cebuの隣の水族館です。営業は毎日10:00〜18:00です。オンラインの割引料金は、平日₱750、土日・祝日₱900です(2026年10月確認)。
館内には追加料金の水中体験もあり、年齢・身長・健康状態の条件が付きます。泳げない人が参加するなら、水への出入りの方法まで施設に聞いてから決めてください。
④ 国立博物館セブ館で海の歴史を知る

National Museum of the Philippines Cebu(フィリピン国立博物館セブ館)の展示は、セブの自然・海の交易・歴史です。入館は無料です。旧市街の観光と同じ日に回れば、海に入らない1日になります。
⑤ カワサン滝を岸から見る

バディアンのカワサン滝は、遊歩道を歩いて滝つぼの近くまで行けます。泳げない人は岸から滝を眺めるだけにして、深い滝つぼには入らないでください。滝を下りながら進むキャニオニングは、泳げない人の最初の体験には向きません。
⑥ 漁港と市場で海の暮らしを見る
早朝の漁港では、ボートから魚を降ろし、氷を入れて市場へ運ぶ作業を見られます。市場では同じ魚でも大きさや売り方が違い、ビサヤ語の名前で売られていることもあります。漁港は観光施設ではありません。通路をふさがず、働く人を近くから撮るときは声をかけてください。
5つのエリアで泳げない人ができること

| エリア | 泳げない人の過ごし方 | 向き・不向き |
|---|---|---|
| マクタン | リゾート、ボートで海を回る、浅瀬 | 空港から近く、半日でも組みやすい |
| モアルボアル | ガイドとライフジャケットでイワシの群れを見る | 岸の近くでも急に深くなる |
| オスロブ | ボートの上からジンベエザメを見る | 早朝発で移動が長い |
| マラパスクア | ビーチ、島の散歩、夕日 | ニタリザメはダイバー向け |
| オランゴ | 干潟、マングローブ、渡り鳥 | 海に入らない人にいちばん向く |
マクタン|短い旅でも組み込みやすい
空港・ホテル・港が近く、半日のボートトリップを入れやすいエリアです。岸から入る場所と、ボートで海洋保護区や周りの島へ向かう方法があります。予約前に、送迎・器材とライフジャケット・保護区の料金・昼食が含まれるかを見てください。海に入らない同行者がボートに乗れるかも聞いておいてください。
モアルボアル|イワシの群れは岸の近くでも深い
パナグサマ周辺のイワシの群れは、資格なしのシュノーケリングで見られます。ただし、浅い場所のすぐ先に、海底が急に深くなる場所があります。モアルボアルでは2024年にシュノーケリングのガイドと料金を決める条例ができました。泳げない人は、町が認めたガイドとライフジャケットを付けて入ってください。町は朝7〜9時を見えやすい時間として案内しています(2026年8月確認)。
オスロブ|ボートの上から見る方法がある

ジンベエザメ・ウォッチングには、海に入らずボートから見る参加の仕方もあります。早朝発で道路の移動が長く、小さなボートは揺れます。船上だけの参加ができるか、海に入る人との料金差、子どもとシニアの条件を予約時に確かめてください。ジンベエザメには触らず、ブリーフィングで言われた距離を守ります。

海に入らない人は、町の中心にある石造りの教会と遺構を見て、同行者を待つこともできます。
マラパスクア|ニタリザメ目当てなら向かない
マラパスクアのニタリザメは、深い場所で早朝に潜るスキューバダイビングで見るのが一般的です。シュノーケリングで水面から見るものではありません。泳げない人がこの島へ行くなら、ビーチ・島の散歩・夕日を目的にしてください。
オランゴ|海に入らずに海の生き物を見る

オランゴ島野生生物保護区は、1994年7月1日にフィリピンで最初のラムサール条約登録地になった湿地です。干潟・マングローブ・海草の藻場があります。記録された鳥は97種で、うち54種が渡り鳥です。渡りの季節には、1回の調査で10,000羽を超えるシギ・チドリ類が数えられたこともあります。鳥の見えやすさは潮の高さで変わるので、干潮に合わせて行く日を決めてください。
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泳力別の選び方

| 泳力 | 選ぶ体験 | 守ること |
|---|---|---|
| 海で泳ぎ慣れている | ガイド付きのイワシの群れ、マクタンのボートトリップ | 1人で離れず、流れとボートの位置を見る |
| プールなら泳げる | ライフジャケット+少人数ガイドのシュノーケリング | 足の着く場所で器材を試し、短い時間から始める |
| 泳ぐ自信がない | 浮力具をガイドが支えるツアー、ボートから見る、浅いビーチ | 予約時に「泳げない」とはっきり伝える |
| 海に入りたくない | 船上から見る、オランゴの干潟、漁港と市場、夕日 | 船で待たず、別の予定を入れて合流する |
プールと海では、波・塩分・見え方・深さが違います。プールで泳げる人も、海では泳ぐ自信がない人と同じ準備をしてください。
アイランドホッピングに参加する条件

アイランドホッピングは、海に入らなくても参加できます。船から島を眺め、上陸できる島だけを歩く過ごし方です。ただし、船上での待機を認めるかはツアー会社ごとに違うので、料金や写真で決めずに次の項目を聞いてください。
| 聞くこと | 理由 |
|---|---|
| 海に入らずに参加できるか | 入水を強いられないため |
| シュノーケリング中に船に残れるか | 待つ場所を確保するため |
| ライフジャケットを常に着けるか | 船上でも落水があるため |
| ガイドが1対1で付けるか | 集団から離されないため |
| 浮き具につかまれるか | 泳がずに水面にいられるため |
| 船へ戻るはしごの形 | 自力で上がれるか確かめるため |
| 船の日陰とトイレ | 待つ時間が長くなるため |
| 悪天候の中止基準 | 波と風が強い日を避けるため |
| 保険の範囲 | 海の中と船上の事故の扱いが違うため |
大人数の格安ツアーでは、ガイドが泳げない参加者に付きっきりになれません。小さな船はトイレと日陰が足りないこともあり、船酔いしやすい人は所要時間と船の大きさも見てください。
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泳げない人が慎重に選ぶ体験

| 体験 | 危ない理由 | 泳げない人の選び方 |
|---|---|---|
| イワシの群れ(モアルボアル) | 岸の近くで急に深くなる | ガイドとライフジャケット、浮き具を必ず付ける |
| ジンベエザメと泳ぐ(オスロブ) | 足の着かない海で、船と人が多い | ボートの上から見る |
| SUP・1人乗りカヤック | バランスを崩して落ちる、転覆する | ガイドが乗る安定した艇か、岸の近くの管理区域 |
| キャニオニング(バディアン) | 水流、深い滝つぼ、滑る岩、長い移動 | 最初の体験には選ばない |
どの体験も、怖いと感じたら船上や岸で待つ選択をして構いません。ツアーの途中で抜けられるかを、申し込む前に聞いておいてください。
別行動と合流で1日を組む

泳げる人と泳げない人が同じアクティビティに参加する必要はありません。午前は別々に過ごし、昼か夕方に合流すれば、どちらも待たずに済みます。
| エリア | 泳ぐ人・潜る人 | 泳げない人 | 合流 |
|---|---|---|---|
| マクタン | 午前にボートダイビング | リゾート、スパ、買い物 | 午後にホテルかMactan Newtownで食事と夕日 |
| モアルボアル | 午前にペスカドール島でダイビング | ガイド付きでイワシの群れ、ビーチ、カフェ | 昼にパナグサマ周辺。午後は市場とホワイトビーチ |
| マラパスクア | 早朝にニタリザメのダイビング | 島で朝食、ビーチの散歩 | 午前の後半 |
合流の時刻は、ダイビングボートが戻る予定だけで決めないでください。器材の片づけ、シャワー、着替えの時間まで足して決めます。
4泊5日なら、海に入る日を1日だけにすると組みやすくなります。
| 日 | 行き先 | 海との距離 |
|---|---|---|
| 1日目 | 空港到着、ホテル | 入らずに休む |
| 2日目 | セブ・オーシャンパーク、SM Seaside City Cebu | 水族館で海の中を見る |
| 3日目 | アイランドホッピング | 船上・島・浅瀬から選ぶ |
| 4日目 | 国立博物館セブ館、旧市街、ホテル | 入らない |
| 5日目 | 朝食、空港へ | 海辺を散歩して帰る準備 |
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海に入る前の10の確認

ライフジャケットを着ても、波で顔に水がかかり、潮流で船から離されます。サイズが合わないと体からずれ、マスクに水が入れば呼吸が速くなります。海に入ると決めた日は、次の10項目を順に確かめてください。
- 当日の波と流れが強くない
- ガイド1人あたりの参加人数
- ライフジャケットのサイズとバックル
- マスクとシュノーケルの状態
- 海へ入る方法
- 岸か船へ戻る方法とはしご
- 海の生き物との距離
- ボートが通る範囲
- 緊急用の酸素と応急手当
- 中止と返金の条件
睡眠不足・発熱・下痢・二日酔い・胸の違和感がある日は入らないでください。最初は浅瀬かホテルのプールで、マスクを着けて息をする練習をします。1度でも怖いと感じたら、周りに合わせず船へ戻ってください。
同行者にも避けてほしい行動があります。パニックになった人は助けに来た人に強くしがみつき、2人とも溺れることがあるからです。後ろから押す・浮き輪だけで深い場所へ連れて行く・写真のために手を離す・お酒のあとに泳がせる、の4つはやめてください。ウミガメの進路をふさいだり、サンゴの上に立ったりするのも禁止です。
👨💻 ナビセブ編集部
ナビセブ編集部の結論

泳げない人の初めてのセブなら、海に入る日は1日だけにして、残りはボート・水族館・干潟・市場で海を見る日程を勧めます。海に入る日は、少人数のガイドが付き、船に残ってもよいツアーを選んでください。
家族や友人と泳力が違うなら、無理に同じ船に乗らず、別行動にして夕日の時間に合流するのがいちばん満足度の高い組み方です。
よくある質問

ライフジャケットがあれば、泳げなくても大丈夫ですか?
浮くことはできますが、波・潮流・パニック・サイズ違いの危険は残ります。ガイドが手の届く位置にいるか、船へ戻る方法があるかも確かめてください。
アイランドホッピングで海に入らなくても楽しめますか?
楽しめます。船からの景色、島への上陸、昼食が中心になります。船上で待てるかは、予約前にツアー会社に聞いてください。
スキューバの資格がなくてもイワシの群れは見られますか?
モアルボアルではシュノーケリングで見られます。泳げない人はガイドとライフジャケットを付け、波と流れが弱い朝に入ってください。
浮き輪を持っていけば安全ですか?
一般的な浮き輪は風や潮流で流されやすく、ライフジャケットの代わりにはなりません。
旅行前に水泳を習ったほうがいいですか?
時間があれば、水に浮く・顔をつける・マスクで息をする練習が役に立ちます。泳げるようになってから行く必要はありません。
最後に

料金と営業時間は2026年10月に確認しました。予約前に、ツアー会社には「泳げないこと」と「船上で待てるか」を伝えてください。当日の朝は、波と風の予報を見て、海に入るかどうかをその場で決めます。

