10日間あれば、これらをすべて訪れられるように見えます。 しかし、北部の島へ渡る船、メトロセブの渋滞、南部への長距離移動を考えると、9泊10日でも訪問先を選ぶ必要があります。 無理のない縦断旅行にするポイントは、北部の島を一つ、南部の町を一つ選び、メトロセブとマクタン島を合わせた四つの滞在エリアに絞ることです。
この記事では、バンタヤン島、メトロセブ、モアルボアル、マクタン島を9泊10日で巡る完成旅程を紹介します。
結論
セブ島9泊10日の完成旅程
| 日程 | 主な予定 | 宿泊 |
|---|---|---|
| 1日目 | セブ到着・メトロセブへ | メトロセブ |
| 2日目 | ハグナヤ港経由でバンタヤンへ | バンタヤン |
| 3日目 | バンタヤンで終日自由行動 | バンタヤン |
| 4日目 | バンタヤンからメトロセブへ戻る | メトロセブ |
| 5日目 | セブ市内観光・調整日 | メトロセブ |
| 6日目 | メトロセブからモアルボアルへ | モアルボアル |
| 7日目 | サーディンラン・南部観光 | モアルボアル |
| 8日目 | モアルボアルからマクタン島へ | マクタン島 |
| 9日目 | アイランドホッピング・リゾート | マクタン島 |
| 10日目 | 空港へ移動・帰国 | ― |
宿泊数は次の配分です。
- メトロセブ:3泊
- バンタヤン島:2泊
- モアルボアル:2泊
- マクタン島:2泊
メトロセブには、到着日の1泊と、北部から戻ったあとの2泊を取ります。 5日目を観光と調整の両方に使えることが、7泊8日の旅程との大きな違いです。
10日間でもセブのすべてには行けない
9泊10日あれば、セブ島を一周できると考える人もいます。 しかし、次の場所をすべて入れると、移動とホテル変更の多い旅程になります。
- バンタヤン島
- マラパスクア島
- セブ市
- マクタン島
- モアルボアル
- バディアン
- オスロブ
- Sumilon周辺
北部ではバンタヤンとマラパスクアのどちらか、南部ではモアルボアルとオスロブのどちらかを選ぶのが基本です。 今回の旅程では、初めてでも比較的組みやすいバンタヤンとモアルボアルを選びます。 訪問地を減らす代わりに、各場所で2泊し、移動の翌日に一日使えるようにします。
1日目|セブ到着・メトロセブに宿泊
- 14:00 マクタン・セブ国際空港に到着
入国審査、荷物受け取り、税関、通信、現金の準備を済ませます。 到着日に北部へ向かってはいけません。 飛行機が遅れると、ハグナヤ港からバンタヤンへ渡る船に間に合わない可能性があります。 - 15:30メトロセブへ移動
翌日にセブ・ノースバスターミナルを利用しやすい場所へ泊まります。 ノースバスターミナルは、SM City Cebuの敷地内にあります。 - 17:00 ホテルにチェックイン
このホテルは1泊だけです。 翌朝に使う服、貴重品、北部で必要なものを取り出しやすい場所に入れてください。 - 18:30 ホテル周辺で夕食
到着日は市内観光を入れず、翌日の長距離移動に備えて休みます。
関連記事:セブとボホールを一緒に回るモデルコース|必要な日数を完全解説
2日目|バンタヤン島へ移動

- 5:30 起床・朝食
バスまたは専用車の出発時刻に合わせ、早めに起きます。 - 6:30 ホテルを出発
セブ・ノースバスターミナルからハグナヤ港方面のバスを利用するか、専用車を手配します。 旅行前日に、最新の乗車場所、発車時刻、運賃を確認してください。 - 10:00~11:00ハグナヤ港
サンタフェ行きのフェリーへ乗り換えます。 乗船券以外に、ターミナル関連費用や荷物料金が必要になる場合があります。 - 11:00~12:00フェリーでバンタヤンへ
セブ州観光局の公式案内では、メトロセブからハグナヤ港とフェリーを経由してバンタヤンへ向かう総移動時間は、約4~5時間が目安です。 しかし、バスの待ち時間、交通状況、フェリーの接続によって、5~7時間程度かかることがあります。 - 13:00サンタフェ到着
ホテル送迎またはトライシクルなどでホテルへ向かいます。 - 15:00 チェックイン・休憩
移動日に島内ツアーを入れません。 ビーチ、ホテル周辺、カフェなどで過ごします。
3日目|バンタヤンで一日過ごす

3日目は、北部で唯一の終日自由日です。興味と体力に合わせて、次の三つから選びます。
ビーチ中心
- サンタフェ周辺のビーチ
- ホテルのプール
- カフェ
- サイクリング
- 夕日
島内観光
トライシクルまたは車を手配し、町、海岸、自然、教会などを巡ります。 訪問場所を増やしすぎず、一か所で過ごす時間を確保してください。
ボートツアー
周辺の島や海域を訪れる場合は、次の点を確認します。
- ライフジャケット
- 食事と飲料水
- 環境関連費用
- シュノーケル用品
- 島への上陸
- 中止・返金条件
- ホテル送迎
翌日はフェリーで島を出るため、夕方までにホテルへ戻り、荷造りを終えます。
4日目|バンタヤンからメトロセブへ戻る
- 6:30 起床・朝食
フェリーの運航状況を確認します。 最終便ではなく、午前中の便を利用してください。 - 8:00 チェックアウト
サンタフェ港へ向かいます。 - 9:00サンタフェを出発
ハグナヤ港へ渡り、メトロセブ方面のバスまたは専用車へ乗り換えます。 - 11:00ハグナヤ港からメトロセブへ
到着時刻は道路状況によって変わります。 午後2時から5時ごろの市内到着を想定します。 - 16:00 市内ホテルにチェックイン
ITパークまたはアヤラ周辺に2泊します。 到着後は、ランドリー、買い物、現金の補充、写真の整理などに使います。 北部から戻った日に、トップスや歴史地区まで観光する必要はありません。
5日目|市内観光と調整日

5日目は、北部からの移動が予定どおりなら市内観光、遅延した場合は調整日にします。
関連記事:セブ島旅行の範囲はどこまで?マクタン島・セブシティ・南部・離島の違い
- 8:30 ホテルを出発
マゼランクロスとサントニーニョ教会を訪れます。 バシリカは現在も礼拝が行われている宗教施設です。服装、会話、写真撮影に配慮してください。 - 10:30フィリピン国立博物館 – セブ
セブの自然、考古学、海洋文化、民族文化、美術などを見学します。 2026年8月確認時点の公式案内では、毎日午前9時から午後6時まで開館し、入場は無料です。 - 12:30 昼食
歴史地区またはアヤラ方面へ移動する途中で昼食を取ります。 - 14:00アヤラセンター・セブ
お土産、日用品、南部で必要なものを購入します。 アヤラセンター・セブの通常営業時間は、平日が午前11時から午後9時、土日が午前10時から午後10時です。 - 16:30 ITパーク
カフェで休憩し、翌日の南部移動を確認します。 - 18:00トップスまたは市内で夕食
トップス公式サイトでは、施設は24時間営業、通常入場料は2歳を超える大人・子どもが₱100です。 ITパークからの公式シャトルは、入場料込み往復₱200と案内されています。 翌日は長距離移動なので、午後9時ごろまでにはホテルへ戻ります。
6日目|モアルボアルへ移動

- 7:00 起床・朝食
荷物をまとめ、チェックアウトします。 - 8:00 ホテルを出発
専用車、ツアー送迎、バスのいずれかでモアルボアルへ向かいます。 公共交通の場合は、セブ・サウスバスターミナルから南西方向のバスを利用します。 - 8:30メトロセブを出発
セブ州観光局の公式案内では、セブ・サウスバスターミナルからバディアン方面まで約3~4時間です。 モアルボアルも同じ南西側ですが、交通量、道路工事、休憩によって所要時間は変わります。 - 12:30モアルボアル到着
バスの降車地点からパナグサマやホワイトビーチのホテルまで、トライシクルなどへ乗り換える場合があります。 - 14:00 ホテルにチェックイン
翌日のシュノーケリングについて確認します。 集合場所 ガイド ライフジャケット シュノーケル用品 環境関連費用 シャワーと着替え 荷物の保管 中止条件 - 16:00モアルボアル周辺を散策
海辺のカフェやレストランを確認します。 移動日に海のツアーやキャニオニングを追加しません。
7日目|モアルボアルの海と自由時間

- 7:00 朝食
ラッシュガード、日焼け止め、防水ケース、飲料水を準備します。 - 8:00サーディンラン
フィリピン観光省は、モアルボアルの代表的な体験として、海岸から比較的近い場所で見られるサーディンランを紹介しています。 しかし、イワシの位置、群れの形、海の透明度、波は自然条件によって変わります。 ウミガメについても、必ず出会えるとは限りません。 魚やウミガメに触れたり、追いかけたり、サンゴの上に立ったりしないでください。 - 11:00 ホテルへ戻る
シャワーと休憩の時間を取ります。 - 午後は二つから選ぶ
自由時間 カフェ ホワイトビーチ ホテルのプール マッサージ 洗濯 荷物整理 バディアンのアクティビティ キャニオニングを目的にする場合は、サーディンランと同じ日に詰め込まず、7日目を一日使う旅程に変更します。 キャニオニングは、歩行、泳ぎ、岩場での移動、ジャンプなどを伴います。 認可された事業者を利用し、年齢、健康条件、装備、保険、中止条件を確認してください。
8日目|モアルボアルからマクタン島へ

- 8:00 朝食・荷造り
濡れた衣類や水着を分けて収納します。 - 9:30 チェックアウト
専用車または公共交通でマクタン島へ向かいます。 - 10:00モアルボアルを出発
モアルボアルからマクタン島までは、約4~6時間、混雑時にはさらに長くなる可能性があります。 公共交通では、メトロセブでマクタン方面へ乗り換える必要があります。 - 15:00 マクタン島のホテルへ
同じホテルに2泊します。 この日は時間指定の観光を入れず、到着が遅れても問題のない旅程にします。 - 16:00 チェックイン・休憩
ホテルのプール、ビーチ、スパなどで過ごします。 - 18:30 ホテル周辺で夕食
翌日のアイランドホッピングについて、集合時刻、場所、送迎、料金を確認します。
9日目|マクタン島の海を楽しむ

- 6:30 起床・朝食
水着、帽子、日焼け止め、防水ケース、酔い止め、少額の現金を準備します。 - 8:00 ホテル出発
ホテル送迎または指定された港へ向かいます。 - 9:00 アイランドホッピング
マクタン島周辺で、シュノーケリング、ボートでの移動、昼食、島やビーチでの滞在を楽しみます。 訪問場所、上陸、食事、レンタル用品、海洋保護区などの費用はツアーごとに異なります。 - 15:00 港へ戻る
帰国前日なので、終了後にセブ市内へ行きません。 - 16:00 ホテルで休憩・荷造り
濡れた衣類を乾かし、荷造りを終えます。 - 18:30 最後の夕食
ホテル内または近隣で夕食を取り、早めに休みます。
関連記事:セブ市内とマクタン島を両方楽しむモデルコース|分ける順番の正解
10日目|空港へ移動・帰国
午後1時発の国際線なら、午前9時30分から10時ごろにホテルを出ます。 ホテルを出る前に確認するものは次のとおりです。
- パスポート
- 航空券
- 現金とカード
- 充電器
- セーフティーボックス
- 冷蔵庫
- 浴室
- 濡れた水着
- 航空便の運航状況
空港に近いホテルでも、道路混雑や事故を考えて余裕を持って移動します。
北から南と南から北はどちらがよい?
北から南へ進む旅程
この記事の基本旅程です。
- 到着後すぐ北部へ向かいやすい
- 北部の島から戻ったあと市内で調整できる
- 最後を南部とマクタン島で終えられる
- 帰国前に空港へ近づける
南から北へ進む旅程
次の場合に検討できます。
- 到着後に南部ツアーを先に予約している
- 北部が旅行の主目的
- 帰国便が夜遅い
- 北部から戻るための予備日を十分取れる
しかし、北部の島を旅行後半にすると、船の欠航が帰国便へ影響する可能性があります。 初めてなら、北部を前半に置き、最後をマクタン島にするほうが安心です。
関連記事:セブ北部と南部を一度に回れる?7泊8日の周遊モデルコース
バンタヤンをマラパスクアに変更する場合

マラパスクアは、特にダイビングを目的とする旅行者に向いています。 セブ州観光局は、ダアンバンタヤンのマヤ港をマラパスクアなど周辺島への玄関口として案内しています。 変更する場合は次の点に注意してください。
- マヤ港までの移動時間
- 島へ渡る船の時刻と条件
- 荒天時の欠航
- ダイビング後から飛行機搭乗までの時間
- ダイビングショップの安全管理
- 荷物を少なくすること
ダイビングをするなら2泊では短いため、マラパスクアを3泊にし、メトロセブまたはマクタン島の日程を調整してください。
モアルボアルをオスロブに変更する場合

オスロブを選ぶ場合は、6~8日目を次のように変更します。
- 6日目:メトロセブからオスロブへ移動
- 7日目:早朝にジンベエザメウォッチング
- 8日目:オスロブからマクタン島へ移動
オスロブに宿泊すれば、セブ市内から深夜に出発する必要がありません。 ジンベエザメウォッチングでは、現地スタッフの指示に従い、動物に触れる、進路をふさぐ、フラッシュ撮影をするといった行動を避けてください。 ジンベエザメは野生生物であり、観察を保証できるものではありません。
10日間の予算に含めるもの
詳しい総額はセブの総額シリーズで人数別に計算します。 縦断旅行では、ホテル代とツアー代以外に次の費用が必要です。
- 空港から市内への交通
- ノースバスターミナルまでの交通
- 北部へのバスまたは専用車
- フェリーと港湾関連費用
- 島内のトライシクル
- メトロセブへの戻り
- サウスバスターミナルまでの交通
- モアルボアルへのバスまたは専用車
- マクタン島への移動
- 海洋ツアーと環境関連費用
- 10日分の食事と飲料水
- ランドリー
- 荷物料金
- 雨天時の代替費用
- 予定変更に備える予備費
料金だけでなく、公共交通を使うことで増える移動時間も比較してください。
荷物を減らす方法
10日間だからといって、10日分の服を持つ必要はありません。 4日目または5日目にメトロセブ、7日目にモアルボアルで洗濯すれば、衣類を減らせます。 荷物は次のように分けると便利です。
- 貴重品用の小さなバッグ
- 船内で使うバッグ
- 海へ持って行く防水バッグ
- 濡れた衣類用の袋
- スーツケース
パスポート、現金、薬、スマートフォン、充電器は、バスや船の預け荷物に入れないでください。
よくある質問
10日間でセブ島を一周できますか?
主要エリアを周遊することはできます。しかし、すべての町と島を訪れることはできません。北部と南部から一か所ずつ選んでください。
8泊9日では足りませんか?
可能ですが、メトロセブの調整日かマクタン島の一日を削ることになります。船を使う北部旅行では、9泊10日のほうが安心です。
レンタカーのほうが便利ですか?
本島内では便利な場合がありますが、島へのフェリー、駐車、保険、道路状況を考える必要があります。初めてなら、区間ごとに専用車と公共交通を使い分ける方法があります。
一人旅でもこの旅程を使えますか?
使えます。公共交通を利用すれば費用を抑えられますが、荷物を少なくし、明るい時間に各ホテルへ到着する計画にしてください。
子連れでも縦断できますか?
可能ですが、10泊11日以上に増やし、バンタヤンまたはモアルボアルを3泊にすると無理がありません。小さな子どもがいる場合は、北部か南部のどちらかを外す方法もあります。
まとめ|10日間は体験日と移動日を分ける
セブ島9泊10日の基本旅程は、メトロセブ、バンタヤン島、モアルボアル、マクタン島の四つに絞ります。 1日目にメトロセブへ入り、2~3日目にバンタヤン、4~5日目にメトロセブ、6~7日目にモアルボアル、8~9日目にマクタン島、10日目に帰国します。
北部の島を旅行前半に置き、帰国前の2泊を空港に近いマクタン島にすることで、船や道路の遅れが帰国便へ与える影響を減らせます。 10日間の価値は、訪問地を限界まで増やせることではありません。 北部の島に2泊し、メトロセブで調整し、南部に2泊し、最後にマクタン島で海とリゾートを楽しめることです。 移動日を観光日として数えず、各場所へ明るい時間に到着する旅程にすれば、北から南まで追い立てられることなくセブの違いを体験できます。
参考にした主な公式情報
- Cebu Provincial Tourism「バンタヤン」
- Cebu Provincial Tourism「ダアンバンタヤン」
- Cebu Provincial Tourism「バディアン」
- Cebu Provincial Tourism「オスロブ」
- Cebu Provincial Tourism「観光Pillars」
- フィリピンDepartment of Tourism「セブ州」
- SM Prime「セブ・ノースバスターミナル」
- フィリピン国立博物館公式サイト
- アヤラモール「アヤラセンター・セブ」
- トップスセブ「チケットと情報」
- マクタン・セブ国際空港公式サイト
情報確認日:2026年8月28日、 ※バス、フェリー、港、乗車場所、料金、ツアー内容、施設の営業時間は変更されることがあります。島への船は天候や海況によって遅延・欠航する可能性があります。旅行前日と当日に、交通事業者、港、ホテル、自治体、ツアー催行会社の最新情報を確認してください。