結論
この記事の要点
- 最初に認められる30日
- 最初のVisa Waiver後の59日
- ACR I-Cardの対象になる59日超
- ECC-Aの確認が必要になる6か月以上
90日と180日は予算や留学期間を考えるうえで分かりやすい日数です。しかし、Immigration上の正式な区切りが、必ず90日・180日になっているわけではありません。「4週間」と「1か月」は同じではない語学学校では、留学期間を週単位で表示することが一般的です。しかし、VisaやACR I-Cardは、学校の週数ではなく、実際の入国日からの日数で判断されます。
| 表現 | 日数 |
|---|---|
| 4週間 | 28日 |
| 8週間 | 56日 |
| 12週間 | 84日 |
| 16週間 | 112日 |
| 24週間 | 168日 |
| 1か月 | 28~31日 |
| 3か月 | 89~92日程度 |
| 6か月 | 181~184日程度の場合がある |
30日|日本国籍者の最初のVisa-free期間
日本国籍者は、一定の入国条件を満たす場合、通常はVisaを事前取得せずフィリピンへ入国し、30日間滞在できます。一般的に確認するものは次の通りです。
- 有効なPassport
- 帰国または第三国へ出国する航空券
- eTravel登録
- Cebuでの滞在先
- 入国目的
- その他、入国時に求められる条件
語学学校で学ぶ場合は、30日以内でもSSPが必要です。Visa-free期間と、英語を学ぶための許可は別の制度です。
30日以内ならVisa Extensionは不要?
フィリピンへの入国日から出国日までが30日以内であれば、日本国籍者は通常、Visa Extensionを行わずに滞在できます。4週間留学は28日間なので、日数だけを見れば30日以内です。しかし、次の期間が加わると30日を超える可能性があります。
- 入学前の前泊
- 卒業後の延泊
- Cebu到着前のManila滞在
- 卒業後の国内旅行
- 航空便の変更
30日の数え方
入国した日を起点に、Passportや入国記録に示された滞在期限を確認します。例えば、学校の入学日が月曜日でも、前の金曜日にManilaへ入国した場合、Visa上の滞在は金曜日から始まります。Cebuへ到着した日や、学校のOrientation日が起点になるわけではありません。本人が計算した日数だけに頼らず、入国時に認められた滞在期限を確認してください。
59日|最初のVisa Waiver後の滞在期限
Bureau of Immigration公式ページに掲載されている料金は₱3,030です。
| 項目 | 公式掲載料金 |
|---|---|
| Visa Waiver | ₱500 |
| Application Fee | ₱1,000 |
| Certification Fee | ₱500 |
| Legal Research Fee | ₱30 |
| Express Fee | ₱1,000 |
| 合計 | ₱3,030 |
BI公式ページには、料金の更新日が2014年3月6日であり、料金が変更される場合があると記載されています。
8週間なら59日以内に収まる?
8週間は56日間です。そのため、入国日から出国日までが56日なら、最初の29日間Visa Waiverで認められる59日以内に収まります。しかし、次のような日程では59日を超える可能性があります。
- 入学3日前にフィリピンへ入国
- 卒業後に4日以上滞在
- 帰国便が延期された
- ManilaやBoholへ旅行してから帰国
- 学校を1週間延長した
59日超|ACR I-Cardの対象になる
Bureau of Immigrationは、Temporary Visitor VisaまたはTourist Visaでフィリピンに59日を超えて滞在する外国人を、ACR I-Cardの対象としています。ACRはAlien Certificate of Registrationの略です。59日を超える場合は、次の手続きが関係します。
- 59日を超えるVisa Extension
- 観光滞在者用ACR I-Card
| 項目 | 公式掲載料金 |
|---|---|
| ACR I-Card | US$50相当 |
| Express Fee | ₱500 |
US Dollar建て料金のPeso換算額は、支払時の為替によって変わる可能性があります。
90日|実際には「59日超の延長期間」
90日は、留学期間を考えるときによく使われる数字です。しかし、日本国籍者の一般的なVisa Extensionでは、最初の区切りは30日、その次は59日です。59日を超えた後は、1か月または2か月などのVisa Extensionを申請します。BI公式ページに掲載されているVisa不要国の16歳以上の料金は次の通りです。
| 59日超の延長 | 公式掲載料金 |
|---|---|
| 1か月 | ₱4,400 |
| 2か月 | ₱4,900 |
12週間なら90日以内
12週間は84日間です。入国日から出国日までが84日なら、59日を超えた後の1か月延長で日数上はCoverできる計算です。しかし、入学前後の滞在が加わると90日前後になります。
| 学校へ通う期間 | 前泊・延泊 | フィリピン滞在 |
|---|---|---|
| 12週間・84日 | 0日 | 84日 |
| 12週間・84日 | 3日 | 87日 |
| 12週間・84日 | 6日 | 90日 |
| 12週間・84日 | 10日 | 94日 |
90日を超えるとCredit Card付帯保険にも注意
多くのCredit Card付帯海外旅行保険では、補償期間が出国から90日以内に設定されています。すべてのCardが同じ条件ではありません。しかし、12週間の留学に前泊や延泊を加えると、補償期限が近くなる可能性があります。確認する項目は次の通りです。
- 補償開始日
- 補償終了日
- 自動付帯か利用付帯か
- 病気の治療費
- けがの治療費
- Cashless診療
- 90日を超える場合の延長
- 英文の加入証明書
約119日|2か月延長後の目安
一方、20週間は140日、24週間は168日なので、さらにVisa Extensionが必要です。
| 留学期間 | 日数 | 約119日以内か |
|---|---|---|
| 12週間 | 84日 | 収まる |
| 16週間 | 112日 | 収まる |
| 20週間 | 140日 | 収まらない |
| 24週間 | 168日 | 収まらない |
180日|必ず「6か月」とは限らない
180日は、一般的に半年の目安として使われます。しかし、Calendar上の6か月は、月によって日数が違います。例えば、1月1日から7月1日までと、3月1日から9月1日まででは、途中に含まれる月の日数が異なります。そのため、180日=必ず6か月とは言い切れません。Immigrationの手続きでは、本人の計算だけでなく、実際の入国日、滞在期限、BIの判断を確認してください。
6か月以上|ECC-Aを確認する
Bureau of Immigrationは、Temporary Visitor Visaでフィリピンに6か月以上滞在した外国人について、出国前にECC-Aが必要と案内しています。ECCはEmigration Clearance Certificateの略です。ECC-Aは、出国前にImmigration上の問題がないことを確認する手続きです。
- 出国の少なくとも72時間前から申請できる
- 発行から1か月有効
- 使用できるのは1回
24週間は168日なので、学校へ通う期間だけなら6か月より短いことが一般的です。しかし、前泊、延泊、国内旅行を加えると6か月以上になる可能性があります。
24週間留学ならECCは必要?
24週間は168日間です。学校への入学日と卒業日だけを見れば、通常は6か月未満です。しかし、次の例では滞在が長くなります。
| 項目 | 日数例 |
|---|---|
| 24週間 | 168日 |
| 入学前の前泊 | 5日 |
| 卒業後の旅行 | 10日 |
| 合計 | 183日 |
183日間滞在する場合、6か月以上になる可能性があります。学校のCourseが24週間だからという理由だけで、ECC不要とは判断できません。
日数別に必要になる手続き
| 滞在期間 | Visa関係 | その他の手続き |
|---|---|---|
| 30日以内 | 通常は延長不要 | SSP |
| 31~59日 | 29日間Visa Waiver | SSP |
| 59日超 | 追加Visa Extension | SSP・ACR I-Card |
| 約119日超 | さらにVisa Extension | SSP・ACR I-Card |
| 6か月以上 | Visa Extension継続 | SSP・ACR I-Card・出国前ECC-A確認 |
学校の週数と実際の滞在日数
| 学校の期間 | 基本日数 | 手続きの目安 |
|---|---|---|
| 2週間 | 14日 | SSP |
| 4週間 | 28日 | SSP |
| 8週間 | 56日 | SSP・最初のVisa Waiver |
| 12週間 | 84日 | SSP・Visa Extension・ACR I-Card |
| 16週間 | 112日 | SSP・Visa Extension・ACR I-Card |
| 20週間 | 140日 | SSP・複数回のVisa Extension・ACR I-Card |
| 24週間 | 168日 | SSP・複数回のVisa Extension・ACR I-Card・ECC境界確認 |
自分の滞在日数を確認する方法
- 1.フィリピンへの入国日を確認
Cebu到着日ではなく、フィリピンへ最初に入国した日です。Manilaで乗り継ぎ、Manilaで入国手続きをした場合は、Manila到着日が起点になります。
- 2.出国日を確認
学校の卒業日ではなく、フィリピンから出国する日です。
- 3.学校の週数を日数にする
8週間なら56日、12週間なら84日として計算します。
- 4.前泊・延泊を加える
入学前の滞在、卒業後の旅行、航空便の都合を加えます。
- 5.学校のVisa担当者に確認
自分の計算結果と、学校が予定している申請内容を照合します。
Overstayするとどうなる?
認められた滞在期限を1日でも超えた場合、Overstayになる可能性があります。BI公式ページには、Overstayに対する追加費用として、月当たりのFineなどが掲載されています。しかし、問題は罰金だけではありません。
- 追加手続きが必要になる
- 出国に時間がかかる
- 航空便に間に合わない可能性がある
- 次回入国へ影響する可能性がある
- 学校や本人がBIへ確認する必要がある
5つの日数で何が変わる?
| 日数 | 主な意味 |
|---|---|
| 30日 | 日本国籍者の一般的なVisa-free滞在期限 |
| 59日 | 最初の29日間Visa Waiver後の期限 |
| 59日超 | ACR I-Cardと追加Visa Extensionの対象 |
| 90日前後 | 12週間+前泊・延泊で近づく日数 |
| 約119日 | 59日後に2か月延長した場合の目安 |
| 180日前後 | 6か月との境界を確認する時期 |
| 6か月以上 | 出国前にECC-Aを確認 |
結論|週数ではなく入国日から数える
Cebu留学では、学校の期間とImmigrationの滞在期間を分けて考える必要があります。重要な区切りは次の通りです。
- 30日:最初のVisa-free期間
- 59日:最初のVisa Waiver後
- 59日超:追加Visa ExtensionとACR I-Card
- 約119日超:さらにVisa Extension
- 6か月以上:出国前のECC-A確認
特に注意したいのは、4週間=1か月ではない24週間=必ず6か月ではないという点です。入学日と卒業日だけではなく、フィリピンへの入国日から出国日までを必ず確認してください。
情報確認
- Bureau of Immigration|Temporary Visitor Visa Waiver
- Bureau of Immigration|ACR I-Card Issuance
- Bureau of Immigration|FAQ・Visa Extension・ECC
- Bureau of Immigration|Special Study Permit
- Bureau of Immigration|eServices
※この記事は、日本国籍者がVisa-freeで入国し、語学学校で非学位Courseを受講する一般的な条件を基準にしています。
※滞在期限は、国籍、入国資格、入国日、申請内容、BIが認めた延長日によって異なります。Passport、申請記録、学校またはBIの最新案内を確認してください。
※BI公式ページの一部料金表には、2014年3月6日更新であり、料金が変更される場合があると記載されています。