セブ留学中に現金が必要になったとき、ATMは便利な選択肢のひとつです。
日本で発行されたデビットカードやクレジットカードなどを使って、
フィリピンペソを引き出せます。
ただし、海外発行カードをBDOのATMで利用すると、
画面に「₱250」のATM手数料が表示される場合があります。
₱250と聞くと高く感じますが、実際の負担率は引き出す金額によって大きく変わります。
この記事では、BDO ATM側の手数料を1回₱250として、
₱5,000・₱10,000・₱20,000・₱25,000を引き出した場合の違いを比較します。
また、ATM利用前に確認しておきたいポイントや、
ATM手数料以外に発生する可能性がある費用も整理します。
結論
結論:₱20,000ならATM手数料率は1.25%
BDO ATM側の手数料が1回₱250の場合、
₱20,000を引き出したときの手数料率は1.25%です。
同じ₱250でも、₱5,000なら5.00%、₱25,000なら1.00%になります。
引出額によって手数料率はどれくらい変わる?
ATM手数料が1回ごとの固定額なら、
一度に引き出す金額が大きいほど、引出額に対する手数料率は低くなります。
| 引出額 | ATM手数料 | 手数料率 |
|---|---|---|
| ₱5,000 | ₱250 | 5.00% |
| ₱10,000 | ₱250 | 2.50% |
| ₱20,000 | ₱250 | 1.25% |
| ₱25,000 | ₱250 | 1.00% |
たとえば₱5,000を引き出す場合、₱250の手数料は引出額の5.00%です。
一方、₱20,000なら1.25%まで下がります。
つまり、ATM側の固定手数料だけを比較すれば、
少額を何度も引き出すより、ある程度まとめて引き出した方が効率的です。
₱20,000を引き出した場合はいくらかかる?
₱20,000を1回引き出し、BDO ATM側の手数料が₱250の場合、
ATM側だけで見ると次の計算になります。
引出額に対するATM手数料の割合は次のとおりです。
「₱250かかる」と金額だけを見ると高く感じますが、
₱20,000を引き出す場合のATM側手数料率は1.25%です。
一方で、同じ₱20,000を₱5,000ずつ4回に分けて引き出し、
毎回₱250かかるとすると、ATM手数料だけで合計₱1,000になります。
| 引き出し方 | 回数 | ATM手数料合計 |
|---|---|---|
| ₱5,000ずつ | 4回 | ₱1,000 |
| ₱20,000をまとめて | 1回 | ₱250 |
この条件では、まとめて引き出した方がATM手数料を₱750抑えられます。
ただし、手数料だけで引出額を決めるのはおすすめできません。
多額の現金を持つことによる紛失・盗難リスクも考える必要があります。
ATMを使う前に確認しておきたい3つ
ATM側の上限だけでなく、自分のカード側の利用条件も事前に確認しておきましょう。
-
海外ATMで利用できるカードか
海外ATM利用が無効になっているカードでは引き出せません。
カード会社のアプリやWebサイトで設定を確認しておきましょう。 -
1日あたりの利用限度額はいくらか
ATM側で引き出せる金額でも、
カード発行会社側の限度額によって取引できない場合があります。 -
カード会社側の手数料はいくらか
ATM側の₱250とは別に、
海外ATM利用手数料などが発生する場合があります。
BDO ATM側の上限とカード会社側の上限は別です。
ATMへカードを入れる前に、自分のカード側の条件を確認しておくと安心です。
₱250以外にかかる可能性がある費用
ATM画面に表示される₱250だけが、
最終的な利用コストとは限りません。
海外発行カードで現金を引き出す場合は、
カードの種類や契約条件によって、次のような費用が加わる可能性があります。
- フィリピン側ATMの利用手数料
- カード発行会社の海外ATM利用手数料
- 為替換算に伴うコスト
- クレジットカードのキャッシング利息
- DCC(自国通貨建て換算)を利用した場合の換算コスト
デビットカードとクレジットカードでは仕組みも異なります。
クレジットカードの場合、現金の引き出しがキャッシング扱いとなり、
利息などが発生する場合があります。
そのため、ATM画面だけで判断せず、
利用後にカード会社の明細まで確認することが重要です。
ATM画面に「JPY」と「PHP」が表示されたら?
海外ATMでは、フィリピンペソを引き出す際に、
日本円などの自国通貨へその場で換算する
DCC(Dynamic Currency Conversion)が表示される場合があります。
DCCを選ぶと、ATM側が提示する為替レートや換算条件が適用されます。
一方、PHPなど現地通貨で処理した場合は、
カード会社側の換算条件が適用されるのが一般的です。
どちらが有利かは、そのとき提示される為替レートや手数料によって異なります。
画面に表示される換算レートや追加費用を確認してから選択しましょう。
いくらまとめて引き出すべき?
ATM側の手数料率だけを見ると、
一度に引き出す金額を大きくした方が有利です。
しかし、だからといって毎回上限まで引き出す必要はありません。
現金を多く持つほど、財布の紛失や盗難が起きたときの損失も大きくなります。
- 手数料率だけではなく、「次にATMを使うまでに実際に必要な現金はいくらか」で引出額を決めるのが現実的です。
たとえば₱20,000でしばらく足りるのであれば、
₱5,000を何度も引き出すより固定手数料を抑えやすくなります。
一方、カード払いができる店舗ではカードを利用するなど、
現金とカードを使い分ければ、必要以上に大量の現金を持つ必要もありません。
ATM利用時の注意点
ATMを利用するときは、手数料だけではなく安全面にも注意しましょう。
- カード挿入口に不自然な部品がないか確認する
- PIN入力時は手元を隠す
- ATM周辺に不審な人がいないか確認する
- 現金をその場で長時間数えない
- カードやレシートを置き忘れない
可能であれば、銀行支店内やショッピングモールなど、
人目のある場所に設置されたATMを利用すると安心です。
まとめ
BDO ATM側の手数料を1回₱250として比較すると、
引出額によって負担率は大きく変わります。
- ₱5,000なら5.00%
- ₱10,000なら2.50%
- ₱20,000なら1.25%
- ₱25,000なら1.00%
少額を何度も引き出すより、
必要な現金をある程度まとめて引き出した方が、
ATM側の固定手数料は抑えやすくなります。
ただし、多額の現金を持つことによるリスクもあります。
手数料率だけでなく、滞在期間や普段の支払い方法を考えて、
自分に必要な金額を決めましょう。
また、実際の総コストには、
カード発行会社側の海外ATM利用手数料や為替換算などが加わる場合があります。
ATM利用後はカード明細まで確認しておくと安心です。