マクタン島には、マリバゴ、プンタ・エンガニョ、空港周辺、ラプラプ市中心部、コルドバなど、特徴の異なる地域があります。
しかし、留学生がホテルの中だけに頼らず、カフェ、レストラン、買い物、学校、空港、ビーチを比較的まとまった範囲で利用しやすい場所として、最も分かりやすい生活拠点がマクタンニュータウンです。
マクタンニュータウンは、単なるリゾートホテル街ではありません。
住宅、オフィス、ホテル、飲食店、店舗、学校、文化施設、コンベンション施設、管理されたビーチを組み合わせた複合開発です。マクタン島で日常生活と海の両方を重視する人にとって、立地を比較する基準になるエリアです。
マクタンニュータウンとは
マクタンニュータウンは、フィリピンの大手不動産会社Megaworldがラプラプ市で開発する約30ヘクタールのタウンシップです。
Megaworldは同地区を、住宅、オフィス、ホテル、店舗、屋外型飲食エリア、学校、博物館、コンベンション施設、ビーチを備えた「live-work-play-learn」の複合都市として紹介しています。マニラ首都圏外でMegaworldが開発した、独自のビーチを持つ最初のタウンシップでもあります。
ホテルを中心に作られた一般的なリゾートエリアとの違いは、観光客だけでなく、
- コンドミニアムの居住者
- オフィスで働く人
- ホテル宿泊者
- 学校へ通う人
- 飲食店や店舗の利用者
が同じ街を使うことです。
そのため、ホテルに宿泊しなくても、街の中で食事、カフェ、買い物、学習、休日を組み立てやすくなっています。
なぜマクタン島の生活拠点として分かりやすいのか
マクタン島のリゾート地域では、ホテル、レストラン、プール、ビーチが一つの施設内にまとまっていることがあります。
しかし、ホテルの外に出ると、スーパーやカフェ、日常的な飲食店が離れており、移動にGrabが必要になる場所も少なくありません。
マクタンニュータウンには、住宅、オフィス、ホテル、飲食店、カフェ、専門店、生活サービスが計画的に配置されています。エリア案内でも、飲食店や小売店舗を徒歩で利用できる街として紹介されています。
すべての用事を徒歩だけで済ませられるわけではありませんが、マクタン島のほかの地域と比べると、日常的に使う施設が一つのエリアに集まっていることが大きな特徴です。
マクタン・セブ国際空港から近い
マクタンニュータウンとマクタン・セブ国際空港は、同じマクタン島内にあります。
エリア内にあるSavoy Hotel Mactan Newtownは、空港から通常時で車約15分と案内しています。実際の所要時間は交通量、天候、道路工事などによって変わりますが、セブ市側へ橋を渡る必要がないことは大きな利点です。
空港への近さは、特に次の人に役立ちます。
- 1週間・2週間の短期留学生
- 小さな子どもを連れた親子
- 大きな荷物を持つ長期留学生
- 深夜便や早朝便の利用者
- 到着日と帰国日の負担を減らしたい人
短期留学では、空港と学校の移動に使う時間も留学期間の一部です。島内で移動を完結できることは、単なる距離以上の価値があります。
スターバックスなどのカフェを利用できる

マクタンニュータウンには、スターバックスの公式店舗があります。
公式店舗検索では、8 Newtown Boulevardの1階に「The Mactan Newtown」店が登録されています。
スターバックスがあることだけで、立地の良さが決まるわけではありません。
しかし、初めての海外生活では、
- 場所を説明しやすい
- 待ち合わせに使いやすい
- 知っているブランドなので入りやすい
- 一人でも利用しやすい
- カフェがある商業エリアだと理解しやすい
という利点があります。
マクタンニュータウンには、そのほかにもコーヒーショップや飲食店があります。Savoy Hotelにもコーヒーショップがあり、近年は新しいカフェも開業しています。店舗の入れ替わりがあるため、営業状況は訪問前に確認する必要があります。
マクドナルドなど日常的に使いやすい飲食店がある

マクタンニュータウンには、ホテルレストランや少し上質な店舗だけでなく、日常的に利用しやすい飲食店があります。
現在、McDonald’s Mactan Newtown店も営業しており、フードデリバリーサービス上でも店舗と注文メニューが確認できます。
また、Mactan Newtown Alfrescoは、複数の料理を選べる屋外型の飲食エリアとして知られています。セブ料理、シーフード、グリル料理など、フィリピンらしい食事を試せる場所です。
留学生は、
- 学校の食事を利用する
- ときどきファストフードを利用する
- 友人とフィリピン料理を食べる
- カフェで軽食を取る
- ホテルレストランを休日に利用する
という使い分けができます。
ホテルリゾート地域では外食がホテル内に偏りやすいのに対し、マクタンニュータウンでは価格帯や利用目的を選びやすいことが特徴です。
買い物と日常生活

マクタンニュータウン内には、住宅やオフィスで暮らす人向けの小売店、専門店、コンビニエンスストアなどがあります。街の案内でも、日用品や買い物に使える店舗を徒歩範囲で利用できると説明されています。
日常生活では、主に次のような用途に対応できます。
- 飲料や軽食
- 洗面用品
- 簡単な日用品
- ATM
- クリーニング・ランドリー
- カフェ
- 外食
- ホテル
- 短期滞在用コンドミニアム
ただし、ITパークのCentral BlocやAyala Center Cebuのような大型ショッピングモールが完成しているエリアとは異なります。
衣類、電化製品、大量の買い物、日本食材などをまとめて購入する場合は、島内の別の商業施設やセブ市内へ移動することもあります。
マクタンニュータウンの強みは、大型モールの規模ではなく、留学生活で頻繁に使う基本的な施設を近くで利用しやすいことです。
マクタンニュータウン・ビーチ

マクタンニュータウンには、街の施設として運営されている管理型のビーチがあります。
公式案内では、ビーチは毎日午前6時から午後10時まで営業し、デイパスや夕方からの利用プランが案内されています。ただし、同ページは料金や利用条件を訪問前に運営者へ直接確認するよう注意を示しています。
このビーチは無料の公共ビーチではありません。
しかし、一般的なホテルのプライベートビーチやローカルビーチと比べると、
- 入口と場所が明確
- 利用時間が示されている
- シャワーなどの施設がある
- カバナやアクティビティがある
- 飲食や街歩きと組み合わせやすい
という特徴があります。
マクタンニュータウンの価値は、ビーチそのものだけではありません。
学校、住宅、ホテル、飲食店のある生活エリアから、管理されたビーチへアクセスしやすいことにあります。
ホテルリゾートのビーチとの違い
マリバゴやプンタ・エンガニョには、魅力的な高級リゾートがあります。
しかし、ホテルのビーチは一般的に、
- 宿泊者向け
- デイユース料金が必要
- 予約が必要な場合がある
- 利用時間が決まっている
- 飲食費がホテル価格
という条件があります。
マクタンニュータウン・ビーチも有料施設ですが、日常生活を送る街の中にあり、利用方法を理解しやすい点が異なります。
「学校から海が見える」「リゾートホテルが近い」という説明だけでなく、実際にそのビーチへ入れるか、料金はいくらか、どのように移動するかを確認することが大切です。
歴史と観光も近い
マクタンニュータウンは、マクタン島の歴史観光エリアにも近い場所です。
街の公式案内では、Mactan Shrine、Mactan World Museum、文化施設などが周辺の見どころとして紹介されています。Mactan World Museumでは、マクタンの戦い、海洋文化、スペイン統治期などを扱う展示が案内されています。
留学生は休日に、
- マクタン・シュラインを訪れる
- ラプラプ像を見る
- 博物館で地域の歴史を知る
- ビーチを利用する
- アイランドホッピングへ参加する
といった過ごし方ができます。
単に海で遊ぶだけでなく、フィリピンの歴史や文化を学びやすい点も、教育的な留学生活と相性があります。
アイランドホッピングの拠点にもなる
マクタン島は、周辺の島々へ向かうアイランドホッピングの出発地として知られています。
マクタンニュータウンの案内でも、ヒルトゥガン島、ナルスアン島、パンダノン島などを訪れるツアーや、シュノーケリング、ウォータースポーツが紹介されています。内容、料金、出発場所は事業者によって異なるため、学校や信頼できる旅行会社を通して確認するのが安全です。
親子や初めての留学生は、個人でローカルの港を探すより、学校や正式な事業者が手配するツアーを利用した方が分かりやすいでしょう。
セブ市内への移動
マクタンニュータウンからセブ市内へ行く場合は、橋を渡る必要があります。
エリア案内では、マクタンニュータウンとITパークを結ぶシャトルの時刻例も掲載されていますが、運行内容は変更される可能性があります。Grab、タクシー、バスなどを含め、利用時に最新情報を確認してください。
セブ市内への移動では、
- 朝夕の通勤時間
- 橋周辺の渋滞
- 雨
- 道路工事
- 空港周辺の交通量
によって時間が変わります。
そのため、毎日ITパークやアヤラへ通いたい人より、マクタン島内で学校、食事、買い物、休日をまとめたい人に向いています。
マクタンニュータウンでの留学生活

マクタンニュータウン内の学校に通う場合、学校の外でも次のような生活を組み立てられます。
- 授業後にカフェへ行く
- 友人や家族と外食する
- コンビニで日用品を購入する
- 休日にビーチを利用する
- 歴史観光へ行く
- アイランドホッピングへ参加する
- 空港への移動時間を抑える
特に親子留学では、子どもと一緒に移動する回数を減らせることが重要です。
学校、宿泊、食事、カフェ、休日施設が離れていると、毎回Grabを呼び、交通量の多い道路を移動する必要があります。
生活機能が一つの街にまとまっていることは、学校の授業数や施設とは異なる、留学生活全体の価値です。
マクタンニュータウンが向いている人
特に次の人に向いています。
- 空港への近さを重視する人
- 親子留学
- ジュニア留学
- 長期留学
- 海を身近に感じたい人
- 日常生活とリゾートを両立したい人
- ホテルの中だけでなく街も利用したい人
- セブ市内へ毎日行く必要がない人
- 放課後や休日も学校周辺で過ごしたい人
マクタンニュータウンの注意点

ITパークほど店舗数は多くない
生活に必要な基本的な店舗はありますが、飲食店やカフェの総数、大型モールの規模ではITパークやセブ市中心部の方が上です。
セブ市内への移動に時間がかかる
橋と渋滞の影響を受けるため、ITパークやアヤラへ頻繁に移動する人は注意が必要です。
ビーチは基本的に有料
無料で自由に使える公共ビーチではありません。最新の料金、営業時間、利用条件を確認する必要があります。
店舗情報は変わる
新規開店、閉店、移転、営業時間の変更があります。記事の更新日だけでなく、各店舗の最新情報を確認してください。
リゾート地域の価格
一部のホテル、レストラン、ビーチ施設は、一般的なローカルエリアより料金が高い場合があります。
マクタン島で生活と海を両立するならマクタンニュータウン
マリバゴやプンタ・エンガニョには、魅力的なホテルやリゾートがあります。
しかし、留学生が毎日の生活で必要とするのは、景色のよいホテルだけではありません。
- 食べる
- 買う
- 学ぶ
- 移動する
- 休日を過ごす
- 空港へ行く
という生活全体を考える必要があります。
マクタンニュータウンは、住宅、オフィス、ホテル、店舗、学校、文化施設、ビーチを組み合わせた街です。ホテルに宿泊しなくても日常生活を作りやすく、その延長で海を楽しめることが、ほかのマクタン島のリゾート地域との大きな違いです。
マクタンニュータウンを比較軸にする
マクタン島で空港、海、学校、日常生活のバランスを重視するなら、マクタンニュータウンが最も分かりやすい比較基準になります。
