要点
SRPの主要開発を理解するには、City di Mare、South Coast City、SM Seaside City Cebu周辺、Kawit Pointの四つを分けて見ると整理しやすくなります。City di MareはFilinvestの58haのTownship、South Coast CityはAyala LandとSMグループが関わる26haの開発地区です。Kawit PointにはUHRIが運営するNUSTARがあり、CCLEXはSRPとCordovaを結ぶ接続インフラに当たります。地区名、施設名、橋の名前を同じ種類として並べず、それぞれの位置と役割を確認しましょう。Filinvest公式、Ayala Land公式
SRPの開発地図は、地区と施設を分けると読める

SRPを検索すると、住宅、モール、ホテル、Arena、橋が同じ画面に表示されます。しかし、City di Mareは複数の用途を含む開発地区であり、IL Corsoはその商業機能を担う施設です。同様にSouth Coast Cityは地区名で、District SquareやArenaは、その地区を理解するための構成要素になります。地図上の名称が多いことと、独立した開発地区が同じ数だけあることは一致しません。Filinvestの地区説明、MyCebu掲載のSouth Coast City紹介
主要Developmentの面積・Developer・用途を比較
| 開発地区・対象 | 公表面積と開発・運営主体 | 用途と状態の整理 |
|---|---|---|
| City di Mare | 58ha/Filinvest Land。2024年公式紹介 | 住宅・商業・余暇。利用中の施設と継続開発部分がある |
| South Coast City | 26ha/Ayala Land・SMグループ。2026年公式紹介 | 商業・イベント・複合用途。施設ごとに進捗が異なる |
| SM Seaside City Cebuを中心とする開発地 | 30ha/SM Prime公式沿革の対象地 | モールを中心とする開発。モールは営業中 |
| Kawit PointのNUSTAR | 9ha/UHRI。NUSTAR公式掲載資料 | ホテル・商業・娯楽・会議。主要施設は営業中 |
| CCLEX | 土地面積の比較対象外/CCLEC・MPTグループ | SRPとCordovaを結ぶ道路インフラ。供用中 |
面積は、街区全体やリゾート開発地など、各公式資料が説明する範囲です。30haはSM Seasideのモールの延床面積ではなく、9haはKawit Pointという地名の境界を定義する数字でもありません。表の数字を足してSRPの開発済み面積とすることはできず、完成している範囲も別に確認する必要があります。SM Prime公式沿革、NUSTAR公式掲載記事、MPTC公式
City di Mareは、住宅街区とIL Corsoを一緒に捉える
City di Mareの特徴は、住宅だけ、あるいはモールだけで完結しないことです。Filinvestは、58haのTownshipとして住宅、商業、緑地や余暇機能を組み合わせた地区を紹介しています。IL Corsoも同社の地区紹介に登場する商業施設であり、City di Mareと無関係な別の街として扱うと位置関係を見失います。地区全体を知りたいときはCity di Mare、海辺のモールを探すときはIL Corsoという名前を使い分けると分かりやすくなります。Filinvest公式・City di Mare
地元紙SunStarは2025年4月、AmalfiとSanremo Oasisを地区の住宅コミュニティとして紹介し、商業区画や新たな施設の展開も報じています。ここから読み取れるのは、既存の住宅と、追加される商業機能が同時に存在する地区だということです。一方、その記事に書かれた開業予定や販売区画数を、現在も同じ状態だと扱うことはできません。本一覧ではCity di Mareを「利用中の施設がある継続開発地区」とし、58ha全体が完成済みとは分類していません。SunStar・2025年の地区開発報道
South Coast Cityは、商業街区とイベント施設を分けて見る
South Coast Cityについて、Ayala Landの2026年5月の発表は26haの開発地区として紹介しています。地区内のDistrict Squareは商業用地の開発であり、名前にSquareと付いていても、完成済みのショッピングモールを意味するものではありません。初期の事業紹介では、オフィスやホテルなどの用途を想定した商業区画と、Arena・Convention Centerを軸にした機能が示されていました。土地を販売・開発する街区と、来場者を受け入れる施設を分けることが、この地区を読む基本になります。Ayala Land・2026年発表、MyCebu掲載の事業紹介
進捗も一括では判断できません。Arenaの公式サイトは、2026年7月9日に業界・企業関係者へ施設を紹介したことを、同年8月の記事で報告しています。一方、SMX Convention Center Seaside Cebuの公式案内は、確認時点で「2026年開業」として紹介しています。Arenaの発表をもってSMXも開業済みとしたり、SMXの開業予定を理由にSouth Coast City全体を未利用としたりせず、施設ごとの公表状態を残す必要があります。Arena公式発表、SMX公式案内
SM SeasideとKawit Pointは、別の目的地として登録する
SM Seaside City CebuはSM Primeが開発するモールで、公式Directoryに営業案内が掲載されています。SM Primeの沿革では30haの開発地の中心施設として紹介されており、South Coast Cityの26haと同じ対象を示す数字ではありません。また、SMXの公式案内にモールやArenaとの接続が書かれていても、施設名が一つになるわけではありません。買い物、観覧、会議のどこへ行くかによって、検索する目的地を切り替える必要があります。SM Supermalls公式Directory、SM Prime公式沿革
Kawit Pointは場所の名前で、その地点に展開するリゾートがNUSTARです。NUSTAR公式サイトはUHRIを運営会社とし、ホテル、飲食、買い物などの機能を案内しています。同サイトの掲載記事にある9haはリゾートの開発規模なので、古い資料に出てくるKawit Islandの面積と、説明なしに置き換えないことが大切です。地図では「NUSTAR Resort Cebu」を探すと、地名だけで検索するより施設との関係を確認しやすくなります。NUSTAR公式、運営会社表記、9haの掲載資料
地図リンクで、地区と代表施設の位置を確認
下表は、各名称をGoogle Mapsで開くための位置確認用リンクです。City di MareとIL Corso、South Coast CityとSM Seasideをそれぞれ別に開くことで、地区と施設の違いを画面上で比較できます。検索結果の施設名と所在地が一致しているか確認してください。これらのリンクは土地境界や通行可能な経路を確定するものではありません。
| 地図で探す対象 | 位置確認の着眼点 | 地図リンク |
|---|---|---|
| City di Mare | 住宅・商業街区を含む地区側 | 地図を開く |
| IL Corso | City di Mareの海辺の商業施設 | 地図を開く |
| South Coast City | District Squareやイベント施設のある開発地区 | 地図を開く |
| SM Seaside City Cebu | モール自体の位置 | 地図を開く |
| NUSTAR Resort Cebu | Kawit Pointのリゾート | 地図を開く |
CCLEXは、これらの街区と並ぶ不動産開発ではなく、SRPからCordovaへ向かう接続軸です。MPTCの公式紹介は、CCLEXをSRPとCordovaのBarangay Pilipogを結ぶ道路として説明しています。SRP側の位置を見たい場合は、橋全体の中央付近に表示されるピンだけで判断せず、Cebu South Coastal Roadとの接続側を確認します。本記事の比較表でCCLEXを土地面積の合計から外しているのも、役割と対象範囲が違うためです。MPTC公式・CCLEX紹介
面積より先に「何の地区か」をそろえて比較する
City di Mareは住宅と商業を組み合わせたTownship、South Coast Cityは商業街区とイベント機能を含む開発地区、NUSTARは一体的に運営されるリゾートです。同じha単位でも、含む用途や施設の構成は揃っていません。面積の大小だけで、利用できる施設数や開発の完成度を判断しないことが重要です。
よくある質問
City di MareとIL Corsoは別の開発ですか?
City di Mareは地区全体の名前で、IL CorsoはFilinvestがその商業機能として紹介しているモールです。位置検索では別の名称が表示されますが、地区と施設という関係で整理できます。58haの地区面積に、IL Corsoを独立した地区として重ねて足さないようにしましょう。
South Coast CityとSM Seaside City Cebuは同じ場所ですか?
同じ施設名ではありません。South Coast Cityは26haの開発地区、SM Seaside City CebuはSM Primeのモールです。近接する施設間の接続計画があっても、買い物やイベントの目的地は施設名まで指定する必要があります。
表の面積を合計すると、SRPの開発済み面積になりますか?
なりません。各数字には地区全体、リゾート開発地などの異なる範囲が含まれ、計画部分も混在しています。CCLEXもSRPの外へ延びる道路インフラなので、同じ土地面積の集計には入りません。
情報確認日:2026年9月7日。面積は各公式資料の公表範囲に基づき、開業予定と利用中の施設を区別しています。
写真:海から見たSRPの沿岸(撮影:Patrickroque01/CC BY-SA 4.0)。Wikimedia Commonsより、トリミング・縮小して使用