セブ島からもアクセス抜群なボホール島（Bohol Island）。フィリピンで10番目に大きいこの島は、他の島では見られない豊かな自然やユニークな風景、珍しい動植物が訪れる人々を魅了しています。今回は、そんなボホール島で必ず訪れたい観光地をご紹介します！

自然が生んだユニークな絶景スポット「チョコレート・ヒルズ」

ボホール島中央部に広がる、自然が作り出した絶景。高さ40〜120mの円錐型の丘が1,700個以上も連なり、ユニークな風景を生み出しています。雨季（6～11月）には緑に覆われ、乾季（12～5月）には茶色に染まることからその名で呼ばれるようになりました。1993年にはユネスコ世界遺産の暫定リストに登録され、世界的にも高い評価を受けるスポットです。近くには「チョコレート・ヒルズアドベンチャーパークもあり、同時に訪れるのが人気です。

手のひらサイズ！世界最小の霊長類とご対面「ターシャ保護区」

まんまるの愛らしい目をもつ、手のひらサイズの霊長類「ターシャ（Tarsier）」の保護を目的として1996年に設立された施設。ターシャは世界でもボホール島をはじめとするいくつかの島々にしか生息しておらず、観光客から人気のスポットとなっています。参加者は園内を歩きながら、自然なターシャの姿を観察できます。夜行性のため、昼間は寝ていることがほとんどですが、たまに起きている姿を見られることも。園内ではターシャを驚かさないよう静かに。

ボホール島の自然と文化を体験できる「ロボックリバークルーズ」

ボホール島の中央部を流れるロボック川で楽しめる、人気のアクティビティ。ロボックターミナル付近から出発し、緑豊かな自然に囲まれた川をクルーズ船で進みます。クルーズ中はビュッフェ形式で伝統的なフィリピン料理を楽しめるほか、バンドによる生演奏なども。終点には小さな滝（Busay Falls）があり、そこで船は引き返します。所要時間は 1時間程度。昼間は自然光で川沿いの景色を楽しむのに最適で、夕方は柔らかな光が幻想的な雰囲気を作り出します。