日本のサブカルチャーイベント「ANIME ASOBI」が、2022年9月23日、24日の二日間にわたって、Jセンターモールで開催されました。ロリータファッションショー、アニメクイズ、カラオケコンテストのほか、着物の着付け、じゃんけん遊び、日本食の販売など、メインカルチャーに振れるコーナーもあり、多くのフィリピン人が日本文化に触れ、楽しんでいる様子が伺えました。

また、年々参加者は増加しており、今回のカラオケコンテストでは、出場者30名と過去最多を記録。セブ島のアニメファンにとって「ANIME ASOBI」は特別な、人気の高いイベントになっています。

浴衣コンテスト (YUKATA CONTEST)

浴衣コンテストでは、審査員にセブ日本人会の松田和人会長を迎え、出場者は一人で浴衣を着付け、立ち振る舞い、踊りなどステージ上で披露し、優勝・準優勝が選ばれました。

幸ラーメンイーティングコンテスト（SACHI RAMEN EATING CONTEST）

日本食レストラン「幸（sachi）」提供のラーメン早食いコンテスト。出場者は上手に箸を使いこなし、おいしそうに麺をすすっていました。

日本のカラオケコンテスト（JAPANESE SINGING CONTEST）

個性豊かな出場者の皆さんは、アニメやゲームキャラクターになりきって、熱いパフォーマンスと歌声を披露し、会場を沸かせていました。

ロリータファッションショー

世界に誇る日本の「Kawaii」文化の一つ、ロリータファッション。王道の「甘ロリ」スタイルで一番目立っていたのは、なんと先日取材したラプラプセブ国際大学（LCIC）の学生さん！

グッズ販売

鬼滅の刃、SPY×FAMILYなど、日本でも大人気のアニメ、漫画、ゲームキャラクターなどのグッズスタンドが所狭しと並んでいて、どこも大盛況でした。

漢字がプリントされたTシャツや帽子もたくさんありましたよ！

日本語が飛び交う会場

DAISUKI（だいすき）やIINE（いいね）といった日本語のプレートを持って出場者を応援する人、キャラクターのセリフを流暢に発する出場者など、至る所で日本語を耳にしました。

一昔前「オタク」という言葉は、どこか閉鎖的なイメージを持たれることが多かったかと思いますが、現在は、老若男女、色んな分野を究める「オタク」が増え、世界でも日本の「オタク文化」が浸透し、日本のサブカルチャーとして認識されるようになりました。今回開催された「ANIME ASOBI」では、多くの「ロリータファッション愛好家」、「オタク」、「コスプレイヤー」が集まり、日本のサブカルチャーが世界中で愛されていることを感じさせられる場となりました。また、今回は今までで一番の入場者数を記録したとのこと、今後も更に日本文化への理解、親しみを深めてもらえる場になるといいですね。