2年3ヶ月ぶりにフィリピンに入国してみた!ーフィリピン入国〜日本帰国まで

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2022年6月29日

 

遂に!海外に行ける日がやってきました。

まだ、以前よりは気軽に海外へ行くことは出来ませんが、それでもパンデミック中を考えると「行けるだけヨシ」としましょう。
早速ですが、日本からフィリピンへ行ってきました。
このブログでは、以下について理解ができるようになっています。

  1. 日本出国 もろもろ
  2. フィリピン入国 もろもろ
  3. フィリピンの現在の雰囲気
  4. フィリピン出国 もろもろ
  5. 日本入国 もろもろ

 

航空券について

パンデミック前は安いチケットだと、直行便でも500〜640USドルで取れていた時代がかつてありましたね…。(遠い目)
しかし今は違うのです。いろいろチケットをあさっているとこんな感じ。
もちろん、直行便はあるのだけど、とても少ないので使いずらい…

※引用元:FB公式アカウント

周りの知人も皆マニラ経由でした。

 

経由便 コスト 成田発 セブ着 移動時間合計
Philippine air 15〜20万円 14:10 22:40 7時間
JAL 約16万円 5:05 15:35 9時間

※両社、他の時間帯の便もあります。夜中便などもありますが成田へのアクセスなども考えると上記が無難です。
※時間は現地時間
今のところは上記から選ぶのが無難かなと思います。

 

私は今回、「少しでも滞在時間を長くしたい&いろんな航空会社のイマを知りたい。」という欲求だけで、以下のようなチケットを手配しました。

 

  コスト 合計  125,324円 成田発 マニラ発着 セブ着 移動時間合計
【往路】JAL 52,130円 9:30 13:10(14:10)   7時間
【往路】セブパシ 7,745円(3,145ペソ)   15:20(14:20) 16:50  
【復路】Philippine air 13,319円(5,408ペソ) 6:15 7:40   8.5時間
【復路】JAL 52,130円   10:05 15:35

少し安くなりましたね。所用時間はあまり変わらず。
まあ結果としてはこんな複雑なことすんじゃなかった…と後で後悔します。

 

▼日本出国準備

2022年6月1日よりフィリピン側の入国がかなり緩和されました。ワクチンを3回打ってさえいれば、過去の隔離のことを考えるととても楽になっています。
以下、ワクチンを3回打っている前提で進めます。2回以下の人は別のルールがあるので注意してください。
フィリピン出国前にやることは2つです。

 

  • アプリ「接種証明書」をDLして、証明書を取得。
  • webサイト「one health pass」より、入力&証明書をUP
  • →フィリピン入国48時間前より入力が可能。

 

「one health pass」はフル英語なので、ちょっと戸惑うかもしれませんがまあ簡単なことしか聞かれないので大丈夫です。
 *優しい人たちがすでにブログにしてくれているようなので、必要であればチェックしてください。
ここで戸惑ったのが「接種証明書をアップロードする」作業なのですが、とくに形式の指定がなく何が正解なのか…?がわからない状態です。
紙の証明書をゲットしてPDFでアップが一番、無難そう…?
でも、自治体に申請して2週間ぐらいかかりますし、紙の証明書の内容を確認するとアプリ「接種証明書」と一緒でした。
アプリ「接種証明書」全体をスクショしてアップロードでいけるよね…?と不安になりながらもアップ。
念の為、接種券も一緒にアップしておきました。

実際にアップした画像。

結果として、問題なく入国できました。
ただ、入管担当者によってはダメ!って言われる可能性もあるのがフィリピン…!

 

▼いざ!出陣!日本出国へ

証明書の提出など、時間がかかりそうだなーと思い、いつもより早めに空港へ到着。
出発の2.5時間前に成田空港に到着しておりました。

 

JALのチェックインカウンターに行くとなんと無人…!

ここで顔認証登録まで済ませます。所要時間なんと約3分。
いやホントに早すぎてちょっとビビりました。
出国では特にワクチンの証明書などは求められませんでした。

 

検査場を突破し、ゲート前に到着したのは8:30ごろ。出発まで1時間もある…!

 

途中の免税店にて。weak yenは悲しいね…
円安だと日本人にとって海外旅行は贅沢品になりますね。
1時間もあるのでラウンジでも行くか…と探すも、やっているのは「JAL SAKURA ラウンジ」のみ。
上級国民しか入れないラウンジしか空いていない…!
しょうがないので、ゲート前で仕事をして待つ。

 

搭乗率は35%ぐらい…うち、8割はフィリピン人って感じでした。

 

JALの機内食。HOT mealはオムライス。オムライス以外は美味しかった!
デザートはハーゲンダッツ!

 

▼ついに!マニラへ入国へ!

  • 13:15 飛行機から降りる。
    • 1列になってあるけ!と軍隊さん的な格好をした人たち(めっっちゃくちゃいた。笑)に促される
    • シニアっぽい人は、特別レーンがあるので声を掛けられる。いわゆるファストレーンですが、私の前に並んでいたシニアたちは同じタイミングで空港を出たので、正直あまりかわりません。

  • 13:22 webサイト「one health pass」で発行したバーコードを見せる場所に集まる。
  • 13:29 無事通過
  • 13:31 入国スタンプもらう

 

飛行機から降りて、入国スタンプもらうまでなんと15分…マジかよ。
パンデミック前より早いじゃないか…!
まあ「入国する人が少ない」というのもありますが…それでも早すぎる!

 

▼生命線、SIMカードの入手

空港出口付近にSIMカードを売っているスタンドを見つけて購入。
500ペソ(約1,230円)でデータ容量を気にしなくて良いプランにする。
あらかじめインストールしていたGrabをあけて、タクシーの手配を開始。
この2年間でだいぶ進化しておりUI/UXが変わりすぎて、一瞬戸惑う。
無事にタクシー手配が済み、ターミナルの移動。ターミナル1→3へ移動します。
マニラ空港はターミナルが4つあって、ターミナル移動は結構大変です。
10分近くタクシーに揺られてターミナルへ。

 

ああ!フィリピンだ…!この空気…!フィリピンだ!!と一人でテンションMAX。
ターミナル3に入り、セブパシのチェックインへ。
このときすでに14:15。正直15:20の便なので余裕ぶっこいてた。

おおー結構人がいるな…時間かかりそう…

 

セルフの機械を発見。
何度やっても、チェックインできない…
どうしたものかと思い、webチェックインでいいやと気づく。
またも、めっちゃエラーがでる…。
なにやら英語で「チェックイン時間すぎたよ。エラーだわ。」とエラーをだしながらもQRコードを発行してくれる謎の優しさ。

 

 

「え??もう??まだ1時間あるのに…?と思ったら、なんとボーディングタイム14:35!いま、14:33!」
あかん、詰んだ!と思いながら、手荷物検査場へ。
チケットチェックのおばさんにチケットを見せながら「やばい!詰んだ!もう乗れないかも・・!」と焦って伝える。
「あ?まだ大丈夫よー。このまま通りなさいー。」って通してくれる。
え?まじ??
ダッシュでゲート119に向かう。遠いぞ!119!
しかも、Seat Noがないことに気づく。
チェックイン時間過ぎたから弾かれたのかしら…?
私の席はないのか!?と不安になりながらも、とりあえず行ってみるぞ!と走って向かう。
ゲートのスタッフさんに恐る恐る「シートNoがないんだけど、席ってある・・・?」と聞いて見ると
Let me checkと機械をいじり出す彼。「7Fよー」と口頭で伝えられるので手にダイレクトメモ。
なんとかなった様子。
結局ボーディングが始まったのは14:50ごろ。なんだよそれ。笑
これがフィリピンクオリティ。

 

▼15:20にマニラ発。16:50にセブへ到着。

朝5:00の電車に乗って、セブへ到着したのは夕方17:00。約11時間も移動していたのか…!

 

▼気になるフィリピンのイマは??

フィリピンを襲った台風の爪痕はいたるところで確認できましたが、普通に生活するには問題ないです。
また、過去は外国人で溢れかえっていたレストランもフィリピン人でいっぱい。
タボラタやpig&palmなどの高級店もフィリピン人で賑わっていました。

 

久しぶりのサンミゲルライト!the夏の国のビール感がたまりませんな。

 

セブンイレブンにはセルフ式のコーヒーが導入されていました。

 

パンデミック中もセブにいた知人によると、だいぶモールのテナントも復活しているそう。

 

台風の影響が残る建物も。

 

▼日本入国のためのPCR検査。

私は勝手に、20分ぐらいで検査結果がでるものだと思い込んでいたのですが、だいたい24-48時間かかるそうです。
なので、弾丸出張で1泊!などは現実的に無理ですね。
個人で行く場合は、自身でPCR手配をする必要があります。

 

こちらは個人手配したPCR検査場の写真。
バスケットボール場が臨時のPCR検査場になっていました。

 

▼日本入国のためのアプリmySOS の入力。

PCRの検査を受け取りに行きドキドキで結果をOPEN。
「これでポジティブだったら、日本へ帰れないんよ…、haha」なんて言いながら、ネガティブであることを確認!
「コングラッチェレーション!」と拍手を貰いながら病院を後にします。
mySOSへPCRの検査結果やフライト情報などを入れて帰国準備です。

 

▼フィリピンの国内線は3時間前に来い!と言われるので気をつけて!

PALでマニラ乗り換えだったのですが、前日のリマイドメールに「フィリピン国内線の場合3時間前に空港へくるように」と記載がありました。

 

えっ国内線なのに3時間前…?

 

ここでふと、過去の記憶が蘇り、空港に入るチケットチェックだけで1時間。
その後の手荷物検査で1時間。チェックインカウンターで30分。みたいな地獄のような時間をフィリピン国内線で経験したことがあるのです。

 

あーたしかになー…飛行機乗り過ごし名人としては、今回は乗り過ごしたくなかったので2時間前に空港へ到着しました。

 

しかし10分で全部おわってしまい…ラウンジも空いておらず詰んでしまいました…
こればっかりは当日の運にもよるのでわからん…

 

▼フィリピンマインドを忘れてすっかり日本人になってしまっていた私。

2年住んでいたフィリピン。その頃はすっかりフィリピン人のマインドを会得しており、当時はイライラすることもなく普通に過ごしていました。
ところが、日本で2年過ごすとすっかり日本人のマインドセットに。謎のスーパーレジ渋滞やなど「えっもっと効率よくできるよね?」という思いが節々…
いや。ここはフィリピン。郷に入れば郷に従え。だわ。

 

▼最後にフィリピン人の優しさに触れて帰国。

実は帰国便のマニラ乗り換えは結構攻めており、「もしかしたら乗り過ごすな…」なんて思っていました。笑
セブ→マニラのチェックインカウンターで「マニラからどこ行くの?」と聞かれて、日本に帰ることを伝えると、「どの便?」とトランジット時間をチェックしてくれた彼女。
「えっ、時間ギリね…大丈夫?荷物も自分でピックアップか…」と心配してくれました。
「マニラ乗り換えは何度かしているし、ターミナルの位置もわかってるから、がんばるよ!」と伝えたところ、なんとプライオリティタグを貼ってくれる優しさ!

 

おかげですぐ荷物が出てきました!
マニラ空港でも、空港に入るのに長蛇の列…100人近く並んでいた…
近くにいたセキュリティに「ちょっと乗り換えの時間が迫ってるんだけど、ショートカットできない?」と聞いてみたら、入れてくれたり。
そのときに落としたピアスを走って届けてくれたり。
彼らの優しさに触れて、「また近いうちにくるからね!」と見知らぬおじさんに言い残して帰国しました。

 

▼おわりに…
トランジットがあるのに、違う航空会社のチケットを自分で手配するのってどう…?
ぶっちゃけ、いつもこんな感じで旅行していたので余裕だと思っていました。
でもそんなことをしていたのは数年前…
めっちゃくちゃ面倒だったので、直行便もしくはトランジット含めたチケット手配をおすすめします。
持ち込める荷物の重さの違いや、一度荷物をピックアップして、ターミナル移動して…はマジでツラかった…

 

往路は手ぶらでいったのですが、復路は30kgの荷物を引きずりながらマニラ空港を走り回るはめになりました…笑

 

現地のPCR検査さえなければ、もっと快適に過ごせるのになーというのが感想です。
海外慣れしていない人からすると、病院にPCR検査の予約を取って、日本の書式に合わせてもらって…ってすごくハードル高くないですか?

加えて、フィリピン留学の後は、マレーシアやシンガポールに遊びに行く!なども気軽にできなくなりますよね。
一刻も早く、日本のルールがもっと緩和されることを祈ります。

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