フィリピンのバレンタインデーの過ごし方
もうすぐフィリピンの文化の中で、重要なイベント「バレンタインデー」がやってきます。
フィリピンの人々は、祝日や様々なイベントをお祝いするのが大好きです。特に、家族、周りの人達を大切し、一緒に食事をしながらお祝いをするのが一般的です。
今回の記事では、フィリピンでのバレンタインデーについて詳しくご紹介いたします!
ここフィリピンのセブ島では、2月の1週目になると、早くも街中やショッピングモール、地元の様々な施設がハートの飾りや花で埋め尽くされます。
大切な人、家族、同僚、友人へのプレゼントを買いにショッピングへ出かける人もちらほら。
フィリピン人は愛情表現がとても豊かで、バレンタインデーにあらゆる手段でお祝いしようとアイデアが尽きません!
意外と知られていない「バレンタインデー」の背景とは?
2月14日は古代ローマのお祭り、ルペルカリア祭(Lupercalia)がありました。この日、キリスト教のバレンタイン司祭がローマ軍に処刑されたのです。バレンタイン司祭は、殺される前に「看守」の女性と恋に落ち、「For your Valentine」と書いたメモを渡していたそうです。そのことから、2月14日は「バレンタインデー」として知られるようになりました。フィリピンは300年以上スペインの植民地として支配されていたため、バレンタインデーは古くから知られていたのです。
フィリピン人はどの様にバレンタインデーをお祝いするのでしょうか?
世界中で、バレンタインはカップルのための日であることが知られています。
他の国々と同じように、フィリピンのカップルもプレゼントを交換したり、映画やディナーに行くことでバレンタインデーをお祝いします。
しかし、家族を最も大切にするフィリピン人にとってバレンタインデーは、家族と特別な時間を過ごすことは欠かせません。この日は家族で外食をしたり、家庭で特別な料理を用意してお祝いするのです。
さらにフィリピンでは、バレンタインデーは大人や家族、友達だけのお祝いだけではありません。
バレンタインデーは学校でもお祝いのイベントがあるのです。
フィリピンの子供達は毎年このイベントを楽しみにしています。


例えば、バレンタインデーには、学校に制服を着ていかなくても良い学校もあります。制服の代わりに、真っ赤なTシャツを着て登校する学校もあるんです。
その他にも、2月14日頃には学校でバレンタインカードを作り、クラスメートや先生、両親に手紙を渡して、感謝の気持ちを伝えたりします。
フィリピンの学校ではこのようなイベントを通して、英語の手紙の書き方を楽しく覚えることができるんです!
いかがでしたか?皆さん、フィリピンのバレンタインデーを味わうことができましたか?
家族を大切にするフィリピン人にとって、バレンタインデーも家族の絆を深める一つのイベントになっています。
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