フィリピンへの入国及び日本へ帰国する際の必要な手続きについて

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2022年5月28日

現在各国への入国制限の緩和に伴い、海外旅行再開の兆しが見えてきました。日本では水際対策が数ヶ月ごとに変更されています。今回は2022年6月1日以降の日本への帰国やフィリピンへの入国について、必要なもの、注意事項をまとめました。

フィリピンから日本への入国の際に求められるもの

①検査証明書の提示
「出国前72時間以内に受けた検査の結果の証明書」の提出が必要です。医療機関または検査機関から「陰性」を証明する証明書を取得し、入国時に検疫官へ提出。

 

※ファストトラックを利用する場合は、MySOSに登録。

海外から日本に入国する前に、MySOSというスマートフォンのアプリ上で、あらかじめ検疫手続きの一部を済ませておくことができるものです。ファストトラックを利用する場合は、「出国前72時間以内の検査証明書、個人誓約書、ワクチン接種証明書等の書類」の確認手続きを入国前に済ませることができます。

 

日本へ入国後の自宅隔離について
2022年5月26日に新たな水際対策の措置が以下のように発表されました。
フィリピンは「青」に分類された為、2022年6月1日午後0時(日本時間)以降、フィリピンから日本への到着時には空港でのPCR検査の必要はなく、また「ワクチン3回目接種の有無によらず、入国時検査を実施せず、入国後の自宅等待機を求めない」と変更されました。

 

日本からフィリピンへの入国の際に求められるもの

5月30日以降のフィリピンでは、ブースターを終えたワクチン接種者については、インバウンド旅行者に対して、出発前の検査が不要になると発表。

最新のガイドラインでは、出発前の検査要件により、COVID-19の完全な予防接種を受けた12〜17歳の子供、および「予防接種の状況に関係なく」12歳未満の子供は、両親または保護者が同伴している限り免除されます。
※ワクチン未接種および部分的にワクチン接種された旅行者のみが、フィリピンへの入国前48時間以内に行われた陰性のRT-PCRまたは抗原検査結果を提示する必要がある。 また、外国人旅行者に対する医療保険の要件を削除したと発表。

 

IATF に認められたワクチン接種証明書を持参
※ワクチン接種が完了していること。ただし、ワクチン接種が完了している外国籍の親と一緒に渡航する12歳未満の未成年の子供は除く。

フィリピン到着時点で6か月以上有効な旅券

※有効な往復もしくは第3国への航空券

全ての渡航者は、出発前の3日以内に、ワンヘルスパス(OneHealthPass (OHP) )への登録が必要です。
OHPの登録は無料です。こちらのリンクよりご登録ください。https://onehealthpass.com.ph

 

医療保険について

外国人旅行者に対する医療保険の要件を削除したと発表。医療保険は必須ではありませんが、強く推奨との事。

 

COVID-19 補償付き無料付帯保険について

フィリピン航空では、Chubb Companyと提携し、フィリピン航空を利用してフィリピンに渡航する全ての旅行者に無償で海外保険サービスを提供。

旅行期間:2022年5月23日〜2022年11月23日

対象旅客:フィリピン航空を利用してフィリピンに渡航する生後2週間以上〜75歳以下の全ての旅行者(有償航空券のみ)

渡航先での新型コロナウィルス感染症陽性判定時にかかる医療・検査・宿泊手配・隔離費用をサポート。事前のお申し込みは不要。

フィリピン入国について注意すべき点 ワクチン接種について

・令和4年2月10日より、ワクチン接種が完了していない外国籍者は、入国が認められません。フィリピン行きの飛行機・船舶に搭乗する前に、すべての乗客がワクチン接種を完了し、ワクチン接種状況を証明しなければならないこの要件への例外は、下記のみに限られます。

 

1. 12歳未満の子供
2. 外交官およびその扶養家族(9(e)ビザ保有者)

 

マスクの着用は屋外、屋内ともに必須です。

※参照
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

https://tokyo.philembassy.net/the-philippine-president/president-rodrigo-roa-duterte/

https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00625.html
https://www.anzen.mofa.go.jp/

新型コロナウイルスの影響による制限により、現在も以前のように簡単に行き来が出来る状況ではありませんが、6月以降はより緩和され、今後の状況も変わってくるので、渡航予定のある方は必ず公的機関のホームページなどで最新の情報確認をお願いします。

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