初走行|セブ-コルドバを繋ぐ第3の橋「CCLEX有料道路」が開通!

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2022年5月11日

セブ本島とマクタン島は、1973年7月に開通した「セルヒオ・オスメニャ橋(オールドブリッジ)」と1999年8月に開通した「マルセロ・フェルナン橋(第2マクタン橋・ニューブリッジ)」の2本の橋で結ばれていましたが、2022年4月、ついに第3の橋「CCLEX/シーシーレックス」が開通!

Photo:CCLEXプレスリリースより

CCLEX「セブ-コルドバリンク高速道路」とは?

セブ島の象徴的なランドマークの一部となるセブ-コルドバリンク高速道路(CCLEX)は、セブ本土をセブ市からマクタン島のコルドバタウンに接続する全長8.9㎞の有料道路。 2017年3月、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領を迎え起工式が行われ、当初は2020年の完成が予定されていました。

 

2022年4月27日、ドゥテルテ大統領を迎えてのCCLEXオープニングセレモニー

CCLEXの開通は2022年4月27日、同じくロドリゴ・ドゥテルテ大統領を迎え、マクタン島の戦い(セブアノ語: Gubat sa Mactan)また勝利の501周年を記念する歴史的な日に開通式が行われました。

サードブリッジの開通により、既存の2つの橋の交通渋滞を解消するだけでなく、セブとビサヤ地域全体の経済効果も期待されています。CCLEXでは、エンジン排気量が400cc未満のモーターサイクルも今年7月までに高速道路を通過できるようになると発表。歩行者と自転車のためのレーンも2022年7月にオープン予定。

 

当面は現金での支払いも可能ですが、2022年6月までに完全な「電子料金徴収システム」が実施される予定です。

 

CCLEX車両通行許可申請の事前登録は、CCLEXのホームページよりhttps://cclex.com.ph/申請できます。

 

開通後、セブ島側からマクタン島(コルドバ)方面へ初走行

橋は片側2車線で、途中車を寄せて停車できるスペースが数か所あり、現在は完成したばかりのため、たくさんの人が停車スペースで記念撮影を行っていました。

最高速度は時速80kmに設定されていますが、しばらくは安全のために「時速60km」に制限されるそうです。

 

この日は車が少なく、料金所までかなりスムーズに走ることができました。しかし、現在は現金のみの支払いの為、料金所は若干混んでいました。(料金所はコルドバ側のみにあり、片側4つのレーンが設置されています)

Photo:マクタン島側CCLEX料金所

今回は途中、停車スペースで一度停まりましたが、仮にノンストップで走行した場合は「15~20分」程度の所要時間で渡ることが可能。以前はマクタン島からSMシーサイドモールまで、渋滞状況にもよりますが約1時間程度。マクタン島からSMシーサイドやオスロブ方面・セブ島南部に行く場合(またはその反対も)、行き先によっては「CCLEX」を利用した方がかなり便利で時間短縮になるかと思います。

 

CCLEX通行料は一般車両の場合、片道90ペソ・観光バス・スクールバス等は180ペソで通行可能です。

 

是非利用してみてください。

CCLEXのホームページ→https://cclex.com.ph/

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