こんにちは、ナビセブ編集部の田口じゅんです。セブに住んで10年以上になります。暮らしとエリアの記事を担当しています。
ナビセブ編集部のまとめ
セブで「Old Bridge」と呼ばれるのは、Mandaue市Barangay LoocのA.C. Cortes Avenueと、Lapu-Lapu市Barangay PajoのMandaue–Mactan Roadを結ぶ最初の道路橋です。Republic Act No. 11828はこの橋をSerging Veloso Osmeña Jr. Bridgeと命名し、対象区間を全長854mと記しています。
Marcelo Fernan Bridgeは別の第二橋、CCLEXはCebu CityとCordovaを結ぶ別ルートなので、地図では橋名だけでなく両端の都市・Barangayまで確認すると取り違えを防げます。
Old Bridgeはどの橋を指すのか
Mactan–Mandaue Bridge、Mandaue–Mactan Bridge、First Cebu–Mactan Bridge、Old Bridgeという表記は、文脈によって語順や呼び方が違います。ただし、Mandaue側がLooc、Lapu-Lapu側がPajoで、A.C. Cortes AvenueとMandaue–Mactan Roadを結ぶ橋として示されているなら、同じ最初の橋を指しています。2022年に成立した共和国法第11828号では、この橋の名称をSerging Veloso Osmeña Jr. Bridgeと定めました。
名称の確認で大切なのは、2022年の命名によって新しい橋が建設されたわけではない点です。Serging Veloso Osmeña Jr. BridgeはOld Bridgeの現在の法定名称であり、Marcelo Fernan Bridgeへ架け替えられたという意味でもありません。二つの橋はそれぞれ別の位置に残り、道路ネットワークの中で異なる接続を担っています。
法律で確認できる橋の両端
橋の場所を理解するには、「セブ本島側」と「マクタン島側」を分けると見通しがよくなります。共和国法第11828号は、橋の対象をMactan Channelを横断する区間として示し、両岸の道路とBarangayを具体的に記載しています。観光地名や大きなランドマークを基準にするより、行政区と道路名を組み合わせたほうが同じ橋を特定しやすくなります。
Mandaue側はBarangay LoocとA.C. Cortes Avenue
セブ本島側の取り付きは、Mandaue CityのBarangay LoocにあるA.C. Cortes Avenueです。ここでいうMandaue側とは、Cebu City中心部そのものではありません。Cebu Cityから向かう場合も、まず一般道を通ってMandaueへ入り、Looc側の橋の取り付きへ進む形になります。そのため、出発地がCebu Cityにあるだけで「Cebu CityとLapu-Lapuを直接結ぶ橋」と覚えると、CCLEXとの区別が曖昧になります。
Lapu-Lapu側はBarangay PajoとMandaue–Mactan Road
マクタン島側の取り付きは、Lapu-Lapu CityのBarangay PajoにあるMandaue–Mactan Roadです。橋を渡り終えた地点と、空港、リゾート地区、Cordovaなどの目的地は同じ場所ではありません。Pajoから先はLapu-Lapu市内の一般道を進むため、橋を選ぶ判断と、島内でどの道路を使うかという判断を分ける必要があります。
「Opon」という地名が案内や会話に出ることもありますが、橋の法令上の端点として確認できるBarangayはPajoです。Old Bridgeを特定するときはPajoを基準にし、Opon方面や市内中心部への移動は橋を降りた後の区間として考えると、橋そのものと周辺地区を混同しにくくなります。
全長854mは法令が示す対象区間
共和国法第11828号は、命名対象となる橋を「total distance of 854 meters」と記載しています。本記事では、この854mを法律に記載された距離として扱います。橋の長さは、主橋だけを測るのか、取り付け部分を含むのか、道路施設全体を含むのかによって資料間で数字が変わる場合があるため、異なる数値を見つけても直ちに誤りとは限りません。
経路を考える際にも、854mだけで所要時間を計算するのは適切ではありません。実際の移動には橋へ入るまでの一般道、橋上の交通、Pajoから目的地までの島内道路が含まれます。特に空港へ向かう場合、橋を渡り終えた時点は到着ではなく、その後も市街地を移動します。
Marcelo Fernan BridgeとCCLEXとの場所の違い
セブ本島とマクタン島周辺には複数の道路橋があるため、「マクタンへ渡る橋」という説明だけでは特定できません。名称と接続地を並べると、Old Bridgeの位置が明確になります。
| 橋・ルート | 本島側 | 島側 | 見分ける要点 |
|---|---|---|---|
| Old Bridge | Mandaue市Looc/A.C. Cortes Avenue | Lapu-Lapu市Pajo/Mandaue–Mactan Road | 最初の橋。法定名称はSerging Veloso Osmeña Jr. Bridge |
| Marcelo Fernan Bridge | Mandaue側 | Lapu-Lapu側 | JICA資料のSecond Mandaue–Mactan Bridge。Old Bridgeとは別の橋 |
| CCLEX | Cebu City側 | Cordova側 | Cebu CityとCordovaを結ぶ道路。Mandaue–Lapu-Lapu間の二橋とは接続地が異なる |
Marcelo Fernan Bridgeは、JICAの事業評価でSecond Mandaue–Mactan Bridgeとして扱われる橋です。同資料によると、第二橋はOld Bridgeに集中していた交通を補い、マクタン島とセブ本島の間に恒久的な代替連絡を設ける目的で整備されました。
したがって「New Bridge」や「Second Bridge」という案内を見た場合は、Old Bridgeの新名称ではなくMarcelo Fernan Bridgeを指す可能性が高いと判断できます。
CCLEXは、CCLEX公式施設概要の保存版でCebu CityとCordovaを結ぶルートとして説明されています。Old Bridgeの本島側はMandaue、島側はLapu-Lapuですから、出発地または目的地がCebu City南部やCordovaにある場合は、地図上でまったく異なる接続になります。三つの橋を距離だけで並べるより、両端の都市を先に見るほうが実際の経路選択に役立ちます。
Old Bridgeが経路候補になる場面
Old Bridgeは、MandaueのLooc側とLapu-LapuのPajo側を結ぶため、この二地区に近い出発地・目的地の組み合わせでは自然な候補になります。たとえばMandaue市内からPajo周辺へ移動するなら、橋へ入る前後の一般道が短い経路としてナビに示されることがあります。ただし、橋そのものの距離が短く見えても、取り付き道路の混雑や規制によって経路全体の使いやすさは変わります。
空港やマクタン島東側のリゾートへ向かう場合も、Old Bridgeを渡れば島には入れますが、それだけで最適経路とは決まりません。出発地点によってはMarcelo Fernan Bridgeが選ばれ、Cebu City南部からCordova方面へ向かうならCCLEXが候補になります。目的地を入力した後、橋の前後を含む全ルートを比較し、橋名だけを指定して遠回りを作らないことが大切です。
また、車両通行、歩行者通路、工事に伴う車線規制は時期によって変わり得ます。過去のJICA資料には当時の重量規制や補修計画が記録されていますが、それを現在の規制として使うことはできません。利用日の条件はDPWH、Mandaue City、Lapu-Lapu Cityなどの現行告知で確認してください。
最初の橋として担ってきた役割
Old Bridgeは、Mactan Channelを越えてMandaueとMactan Islandを結ぶ最初の道路橋として、通勤、物流、空港方面への移動を支えてきました。JICAの2002年事後評価は、第一橋の交通需要が増え、第二橋の整備がMetro Cebuの道路網改善に必要になった経緯を説明しています。これは現在の混雑状況を示す資料ではなく、Old Bridgeが長く主要な横断路だったことを理解するための歴史資料です。
地図でOld Bridgeを正しく確認する方法
地図アプリでは、まず目的地を入力してから経路全体を表示し、橋の本島側がMandaue CityのLooc、島側がLapu-Lapu CityのPajoを通っているかを見ます。「Old Bridge」だけで検索結果が安定しない場合は、「Serging Veloso Osmeña Jr. Bridge」「Mactan–Mandaue Bridge」「A.C. Cortes Avenue」「Pajo」を組み合わせると特定しやすくなります。
Osmeñaの「ñ」が入力しにくいときは「Osmena」として検索候補を確認しても構いません。
ナビがMarcelo Fernan BridgeやCCLEXを示した場合は、間違いとは限りません。リアルタイム交通や出発地、目的地に基づいて別ルートを選んでいる可能性があります。橋を指定し直す前に、総距離、予想到着時刻、橋を降りた後の一般道を見比べ、工事・通行止めの表示があれば道路管理者の告知で裏付けを取ってください。情報確認日は2026年9月11日です。
最後に
Old Bridgeは、Mandaue市LoocのA.C. Cortes Avenueと、Lapu-Lapu市PajoのMandaue–Mactan Roadを結ぶ最初の橋です。法定名称はSerging Veloso Osmeña Jr. Bridgeで、共和国法第11828号が854mの対象区間を示しています。Marcelo Fernan Bridgeは別の第二橋、CCLEXはCebu CityとCordovaを結ぶ別ルートです。
移動前は橋名だけで決めず、両端の都市・Barangay、橋の前後の一般道、当日の規制を順に確認すると、三つの橋を取り違えずに経路を判断できます。
よくある質問
Old Bridgeの正式名称は何ですか?
共和国法第11828号が定める名称はSerging Veloso Osmeña Jr. Bridgeです。Old Bridge、First Cebu–Mactan Bridge、Mactan–Mandaue Bridgeなどの表記が、LoocとPajoを結ぶ最初の橋を指して使われる場合があります。
Old BridgeはCebu Cityから直接マクタン島へ架かっていますか?
直接の本島側接続はCebu CityではなくMandaue CityのBarangay Loocです。Cebu Cityから利用する場合は一般道でMandaueへ進み、A.C. Cortes Avenue側から橋へ入ります。
Old Bridgeを渡れば空港に着きますか?
橋はLapu-Lapu CityのBarangay Pajoへ到着しますが、空港ターミナルへ直結していません。Pajoから先の一般道を移動する必要があるため、出発時には空港までの全経路と当日の交通状況を確認してください。
