こんにちは、ナビセブ編集部の山下こうきです。ホテルとイベントの記事を担当しています。
ナビセブ編集部のまとめ
Mactan Expoは、柱のないメインホールを中心に、ホワイエ・プレファンクションエリア、ミーティングルーム、VIPラウンジ、礼拝室などを備えるコンベンションセンターです。
メインホールは三つに分割でき、大きな催事と小規模な会議に対応する空間が組み合わされています。館内を理解するときは、「本会場」「会場の前後を支える空間」「個別の目的に使う部屋」に分けると、それぞれの役割が分かりやすくなります。
館内を三つの役割でつかむ
Mactan Expoはメインホールだけでなく、前後を支えるホワイエ・プレファンクションエリア、個別目的のミーティングルーム・VIPラウンジ・礼拝室・ショールーム・ベランダを組み合わせて使う施設です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 中心 | メインホール |
| 前後動線 | ホワイエ・プレファンクションエリア |
| 個別用途 | ミーティングルーム・VIPラウンジ・礼拝室・ショールーム・ベランダ |
館内は、大きなホールだけでできているわけではない
国際会議や展示会では、プログラムを行う部屋のほかに、参加者を迎えたり、関係者が準備したりする場所が必要になります。Mactan Expoの館内機能も、そのような利用場面から見ると理解しやすくなります。
2026年3月のPhilippine Starの報道では、メインホールに付随する前室や会議室、VIPラウンジ、ショールーム、海側の景観に開けたベランダが紹介されています。
まず建物を構成する空間を把握し、そのうえで当日の催事案内を読むと、自分が利用する場所を整理できます。
ここで扱うのは、公開情報で確認できる各空間の機能です。建物内の配置図と、主催者が作る受付・座席・展示ブースの配置図は用途が異なります。同じホールを使う場合でも、催事ごとに必要な設営が変わるため、常設施設の名称だけでは当日の動線まで決まりません。来場者は案内に書かれたホール名やミーティングルーム名を、催事名と一緒に確認するとよいでしょう。
館内の機能を用途別に整理
| 空間 | 主な役割・読み方 |
|---|---|
| メインホール | 大きな催事の中心。全体利用と三分割利用に対応 |
| ホワイエ・プレファンクションエリア | 本会場の前後を支えるロビー・補助空間 |
| ミーティングルーム | 人数や目的を絞った会議のための部屋 |
| VIPラウンジ | 来賓対応に関係する空間 |
| 礼拝室 | 礼拝のための部屋。担当者説明では男女別 |
| ショールーム | 主催者などが設営例を検討するための機能 |
| ベランダ | 海辺の景観に開けた付帯空間 |
この一覧は部屋の役割をまとめたもので、位置や寸法を示すフロアプランではありません。施設が持つ機能と、参加する催事で実際に使う場所を重ねて見ることで、案内の意味が分かります。
例えば「メインホールでの会議に参加する」と「ミーティングルームでの商談に出席する」では、向かう場所も当日の予定も異なります。施設名に加えて部屋名を確認する習慣が、館内を利用する際に役立ちます。
メインホールの使い方
メインホール|柱のない空間を、催事に合わせて使う
メインホールの特徴として、開業時のSunStar Cebuは柱のない構造を紹介しています。室内の柱を避けずに配置を考えられる点は、会議の座席や展示会のブースを組む際の利点です。
例えば、講演を中心にした催事では舞台を見るための席が必要になり、展示会では各ブースを回る通路が必要になります。柱がないことは配置の自由度に関係しますが、舞台や展示物を置いた後の見通しまで、すべての場所で同じになるわけではありません。
PCOは、メインホールを三つの小さな会場に分割でき、同時開催に対応すると説明しています。全体を一つの大きな会場として使う方法と、分けて使う方法があるということです。
参加者にとっては、「Mactan Expoに到着した」だけでなく、自分のプログラムがどの区画で行われるかを把握することが重要になります。主催者にとっても、全体利用か分割利用かは、必要な部屋と設営を考える出発点になります。
受付・会議・来賓・礼拝を支える空間
ホワイエ・プレファンクションエリア|本会場の前後を支える空間
ホワイエはロビーや前室、プレファンクションエリアは催事の前後に使う補助空間を指す言葉です。Mactan Expoでは、メインホールに広いホワイエとプレファンクションエリアが付随すると、竣工時の報道で紹介されています。
会場を調べる際にこの二つの言葉が出てきても、どちらもメインホールそのものの名称ではありません。主なプログラムを行う空間と、その周囲で参加者を受け入れる空間を分けて理解すると、施設案内が読みやすくなります。
一般的な使い方としては、受付、待合、休憩時の交流などが考えられます。ただし、Mactan Expoのすべての催事で、同じ場所に受付や飲食コーナーが置かれるという意味ではありません。主催者がどの区画を借り、どのように設営するかによって運用は変わります。
招待状に会場名だけが書かれている場合は、入場口と受付場所を補足する案内も確認しておくと、到着後の行動を決めやすくなります。
ミーティングルーム|大きな催事と個別の会議を分ける
Mactan Expoには、メインホールとは別にミーティングルームがあります。2023年のMegaworldの計画では、メザニンと呼ばれる中間階に二つの会議室を配置し、連結利用できる構成が示されていました。
2026年の竣工時の報道でも会議室の存在が紹介されています。ただし、計画段階の室数や配置、定員を、そのまま現在の予約条件として扱うことは避け、最新の会場資料で確認する必要があります。
ミーティングルームの役割は、大きな催事とは別に、人数や目的を絞った集まりを行えることです。利用例としては、分科会、小規模な説明会、商談、関係者の打ち合わせなどが考えられます。
これらは部屋の機能を理解するための例であり、すべての用途が同じ条件で提供されるという意味ではありません。実際の利用では、人数だけでなく、机の配置、映像設備、利用時間を合わせて考えることになります。
VIPラウンジ|来賓対応のための空間
VIPラウンジは、SunStar Cebuが2026年1月の開業報道で紹介した設備の一つです。来賓を迎える催事では、本会場への登壇や移動とは別に、待機や応対を行う場が必要になります。
VIPラウンジという名称は、そのような特定の参加者に対応する機能として捉えると分かりやすいでしょう。ホテルの客室や、一般来場者が自由に休むためのラウンジとは、利用目的を分けて考える必要があります。
来場者が確認したいのは、利用できる対象者と当日の案内です。催事のVIPチケットを購入した場合でも、施設内のVIPラウンジ利用が含まれるかどうかは、そのチケットの条件によります。主催者側では、誰が、どの時間帯に、何の目的で使うかを決める必要があります。部屋の名称だけで判断せず、催事の運用と結びつけて読むことが大切です。
礼拝室|会議中も礼拝の時間を持てるようにする
礼拝室については、SunStar Cebuがイスラム教徒の利用に配慮した設備として紹介しています。
さらに2026年4月のPeopleAsiaでは、Megaworldのコンベンション・イベント部門責任者Louella Caridadが、男女別の礼拝室を備えていると説明しています。
会議や展示会に長時間参加する人が、催事への出席と宗教上の習慣を両立するための空間です。
メインホールの大きさとは異なる面から、国際的な参加者の受入を支える設備といえます。
利用を予定する人は、会場到着時に部屋の場所と案内を確認するとよいでしょう。礼拝室の存在が確認できることと、洗浄設備や備品の詳細まで分かっていることは別です。必要な条件がある場合は、参加するイベントの窓口に具体的に伝えると確認が進みます。礼拝室は用途のある空間なので、一般の打ち合わせ室や休憩場所と取り違えないことも大切です。
ショールームとベランダは、どんな役割を持つ?
ショールームは、イベントの配置や演出を検討する側に関係する設備です。Megaworldの2023年発表では、顧客がイベントの設営例を確認する場所として計画され、2026年の開業報道でもショールームが紹介されています。
会場の説明を読むだけでは想像しにくい配置を、具体的に検討するための機能と理解できます。ただし、常時自由に入れる一般展示施設という意味ではないため、下見を希望する場合は会場側の案内に従います。
一方、ベランダは、Mactan Newtown Beachや周囲の海辺の景観に開けた空間として、2026年の報道に登場します。屋内の会議空間と屋外の景観が接する部分があることは、館内構成を理解する手がかりになります。
しかし、海側に開けていることだけから、ビーチへの通り抜けや自由な利用が認められるとは判断できません。催事で利用する範囲と、周辺のビーチ施設の利用条件は分けて確認します。
催事と周辺動線を一体で考える
Mactan Expoは、催事とその周辺を支える空間の組み合わせ
Mactan Expoの館内は、柱のないメインホールだけでなく、前室、会議室、来賓対応、礼拝、設営検討などの機能が組み合わされています。大人数が集まる場と、個別の目的に応じた場が分かれていることで、さまざまな参加者の活動を支える構成になっています。
館内を見るときには、会場の大きさに加えて、それぞれの部屋が何を支えるのかに目を向けると理解が深まります。
来場者にとっては、自分のプログラムが行われる部屋と受付を把握することが出発点です。主催者にとっては、本会場に加えてどの補助空間が必要かを考えることが、会場選びの一部になります。Mactan Expoの館内機能を用途別に理解すれば、イベントの案内や会場資料を、実際の利用と結びつけて読めるようになります。
情報確認日:2026年9月7日。開業後の設備紹介を基本とし、2023年の開発計画を参照した箇所は資料の時点を明記しています。
参考情報
情報確認日:2026年9月17日
主な確認先:
