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Kaptan Talent Solutions|Mabuhay Towerで拡張するCebu発EOR企業
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Kaptan Talent Solutions|Mabuhay Towerで拡張するCebu発EOR企業

KaptanはCebu発のEOR企業として採用代行だけでなく雇用契約、Payroll、Compliance、福利厚生などを支え、海外企業のPhilippines進出をMabuhay Towerから支援しています。

田口じゅん(ナビセブ編集部)約13分公開 更新

Kaptan Talent Interior Office

田口じゅんのアイコン

こんにちは、ナビセブ編集部の田口じゅんです。セブに住んで10年以上になります。暮らしとエリアの記事を担当しています。

ナビセブ編集部のまとめ

Kaptanはセブ発のEOR企業として、採用代行だけでなく雇用契約、給与計算、法令順守、福利厚生などを支え、海外企業のフィリピン進出をMabuhay Towerから支援しています。

Kaptan Talent Solutionsの事業と拠点

Cebu IT Parkで働く主要企業を見ると、JPMorgan Chase、Accenture、Wiproのようなグローバル企業が目立ちます。しかし、IT Parkの面白さは海外企業だけではありません。セブで生まれ、ここから海外企業のフィリピン進出を支える新しい会社も育っています。

その一つがKaptan Talent Solutionsです。Kaptan Talent Solutionsは2023年にセブで創業した人材採用・人材ソリューション企業で、現在はMabuhay Towerにオフィスを置いています。2026年4月にはオフィスを従来の55㎡から330㎡へ拡張し、人材採用やEmployer of Record(EOR)だけでなく、海外企業の市場参入、法人設立、人材管理、ワークスペースまで支援する事業へ広がっています。

この記事では、Kaptan Talent Solutionsがどんな会社なのか、なぜセブで生まれたのか、EORとは何なのか、Mabuhay Towerで何をしているのか、そしてCebu IT Parkの新しいビジネスサービス企業としてどこまで成長しているのかを整理します。
Kaptan Talent Solutionsは何の会社?
Kaptan Talent Solutionsは、人材採用と人材ソリューションを中心にするセブ発のビジネスサービス企業です。

公式サイトでは現在、フィリピンへ進出・拡大したい海外企業に対して、市場参入戦略、人材採用、ITスタッフ増強、Employer of Record、法人設立、ワークスペースなどのサービスを提供しています。単に人材を紹介する人材紹介会社ではなく、海外企業がフィリピンでチームを作り、実際に業務を始めるところまで支援する会社へ事業を広げています。

LinkedInでは本社をセブ市、設立を2023年、業種をBusiness Consulting and Servicesと掲載しています。技術職採用、エグゼクティブサーチ、スタッフ増強、市場調査、給与計算の代行などもサービスとして説明されています。創業からまだ3年程度ですが、2026年にはオフィスを大幅に拡張するまで成長しています。

Mabuhay Towerのオフィス

Kaptan Talent Solutionsの公式サイトの問い合わせページでは、現在の所在地を次のように掲載しています。
Mabuhay Tower Cebu IT Park Cebu City 6000
公式サイトの会社紹介ページやトップページでも、Mabuhay Tower、IT Park、Cebu Cityが会社所在地として明記されています。Mabuhay Towerは、Cebu IT Parkの中でも専門サービス系の企業やフレキシブルオフィスが入るオフィスビルです。

Kaptanの場合、このオフィスは単に自社スタッフが働く場所というだけではありません。現在の事業にはワークスペースの提供も含まれており、フィリピンへ新しく入ってくる海外企業がチームを立ち上げるためのオフィススペースまで支援しています。つまりMabuhay Towerのオフィス自体が、Kaptanの市場参入支援事業の一部として使われています。

創業からオフィス拡張まで

IT Parkのビジネス街に建つガラス張りのMabuhay Tower
項目 内容
設立 2023年
発祥 セブ
拠点 Mabuhay Tower
面積 55㎡から330㎡へ
成長 6倍
中心 EOR・人材ソリューション
Kaptan Talent Solutionsの基本情報
サービス 何を支えるか Kaptanの役割
EOR 現地雇用・法令順守 フィリピンでの雇用の受け皿
人材採用 人材探索・選考 採用支援
スタッフ増強 チーム拡張 人材供給
ワークスペース オフィス環境 Mabuhay Tower拠点
Kaptanの主なサービスと役割

創業からのオフィス拡張

Kaptanの成長を最も分かりやすく示すのが、2026年のオフィス拡張です。SunStar Cebuによると、Kaptanは2026年4月にMabuhay Towerで新オフィスのテープカットを行いました。新しいワークスペースは330㎡で、それ以前のオフィスは55㎡でした。単純な面積では6倍に拡大したことになります。同社は2023年創業なので、わずか数年でこの拡張を行ったことになります。

もちろんオフィスの広さだけで企業規模を判断することはできません。しかし、セブで新しく生まれたビジネスサービス企業が、IT Parkの一等地のオフィスビルでスペースを拡大していることは、顧客と事業範囲が広がっている一つの具体的な指標です。SunStar Cebuも、顧客基盤の拡大とともに、Kaptanが従来の人材採用・EORから、フィリピンへの市場参入全体を支援する方向へ成長していると報じています。

EORと市場参入支援の役割

Kaptan Talent Solutionsのオフィスで打ち合わせをするスタッフ

EORの役割

Kaptanを理解するときに重要なキーワードが、Employer of Record、略してEORです。海外企業がフィリピンで人を雇いたい場合、通常はフィリピン法人の設立、給与計算、税務、労務の法令順守、雇用契約など多くの手続きが必要になります。

しかし、最初から法人を作るほどチームが大きくない企業もあります。EORでは、現地のEOR企業が法律上の雇用主となり、海外企業のために従業員を雇用します。顧客企業はその従業員の日常業務を管理しながら、雇用、給与計算、法令順守などの現地手続きをEOR側に任せることができます。

Kaptanの公式サイトも、Employer of Recordを「フィリピンに現地法人を設立せずに人材を雇用する方法」として案内しています。これはセブに初めて進出する海外企業にとって利用しやすい仕組みです。
人材採用だけではなく市場参入支援へ
Kaptanは創業当初、人材採用とEORを中心にしていました。

しかし2026年のオフィス拡張時、創業者兼CEOのGreg Ouano氏は、会社が従来の人材採用から、さらに広い市場参入支援へ進んでいると説明しています。

現在の公式サイトを見ると、その変化は明確です。市場参入戦略ではフィリピン進出のロードマップを作り、人材採用では必要な人材を探し、EORでは法人設立前の雇用を可能にします。さらに法人設立支援で現地法人の設立や法令順守を支援し、ワークスペースの提供ではオフィススペースや座席の貸し出しまで行います。つまり海外企業が「セブで10人のチームを作りたい」と考えた場合、人を紹介するだけではありません。

どの職種を採用するか、雇用をどう処理するか、法人を作るべきか、オフィスをどこに置くか、IT機器をどう準備するかまでまとめて支援するビジネスモデルになっています。
セブへ進出する海外企業の入口になる
Kaptanの公式サイトの会社紹介ページには、実際にセブでチームを作る企業側の声も掲載されています。

RDI Trialsの事例では、採用、法令順守、給与計算、現地での業務運営をKaptanが支援していることが紹介されています。また、別の顧客企業はセブへ移転し、財務とITの拠点を設立する際に人材採用の支援を受けたと説明されています。

LinkedInでも2026年、顧客企業がセブで業務体制を構築する際に、雇用法、人材採用、不動産、チームのスペース、機器までKaptanが支援した事例が紹介されています。ここまで来ると、一般的な人材紹介会社とは役割が違います。海外企業から見れば、セブ進出時の現地パートナーに近い存在になります。

人材・スタッフ増強との違い

Cebu IT Parkのオフィスに並ぶガラス張りの仕切り

セブのIT-BPM産業との関係
KaptanがCebu IT Parkにあることには意味があります。SunStar Cebuの2026年の記事では、新オフィスのテープカットにCebu IT-BPM Organization(CIB.O)のバイスプレジデントも参加しています。Kaptan自身も、海外の顧客企業がフィリピン、特にセブで業務体制を構築する支援を強化するとしています。セブにはすでに大規模なIT-BPM人材がいます。

そのため海外企業にとっては、ゼロから新しい都市でチームを作るより、すでにテクノロジー、会計、医療、カスタマーサービス、財務などの人材がいるセブに進出する方が合理的な場合があります。しかし、初めてフィリピンへ来る企業には、現地の労働市場、給与水準、雇用法、オフィスの立地などが分かりません。Kaptanはその「セブに入ってくるときの壁」を事業にしています。

どんな人材を扱っている?
KaptanのLinkedInでは、技術職採用、エグゼクティブサーチ、スタッフ増強などを主要サービスとして紹介しています。2026年9月の採用情報を見ると、Head of Software Development、Clinical Research Lead、DevOps Engineer、Digital Marketing Trainerなど、かなり異なる専門職が募集されています。

これはKaptanが、単にコールセンターのオペレーターを大量採用する会社ではないことを示しています。テクノロジー、医療、マネジメントなど専門職を含むグローバルなチームの構築を支援しています。また2026年にはテクノロジーサービス部門を強化していることもLinkedInで発信されており、IT運用やテクノロジーサービスまで事業を広げている動きが確認できます。

スタッフ増強とは何が違う?
Kaptanのサービスには、ITスタッフ増強もあります。スタッフ増強は、顧客企業が必要とするスキルを持った人材を外部チームとして追加する仕組みです。例えば海外のテクノロジー企業がソフトウェア開発チームを拡大したいが、自国でエンジニアを採用するのが難しい場合、フィリピンのエンジニアをチームに加えることができます。

Kaptanの公式サイトでは、ITスタッフ増強を「社内の対応力を拡張し、プロジェクトの納品を加速するために、スキルのあるIT人材を活用できるサービス」と説明しています。EOR、人材採用、スタッフ増強は似ていますが、顧客が求めるチームの作り方によって使い分けます。この複数の方法を組み合わせられることが、市場参入支援へ事業を広げる理由でもあります。

グローバル企業ではなくセブ発企業という意味
Kaptanを取り上げる最大の理由は、JPMorgan ChaseやAccentureとは違うからです。JPMorgan Chaseは、世界的大手金融機関がセブへ拠点を作った例です。WiproやAccentureも海外発のグローバル企業です。Kaptanはその逆です。セブで2023年に創業し、セブに入ってくるグローバル企業を支援する側です。LinkedInでも本社はセブ市とされ、創業者のGreg Ouano氏もセブを拠点にしています。

Cebu IT Parkが成熟すると、海外企業そのものだけでなく、その企業を支える人材採用、法務、給与計算、EOR、ワークスペース、ITサポートなどの事業も成長します。Kaptanは、その次の段階を示す会社として見ることができます。
フレキシブルオフィス企業とも少し違う
Kaptanはワークスペースも提供していますが、RegusやThe Companyのようなフレキシブルオフィス運営会社とは中心事業が違います。

フレキシブルオフィス企業は、オフィス、コワーキング、会議室、バーチャルオフィスなど「場所」を主なサービスとして提供します。Kaptanの場合は海外企業がフィリピンでチームを作ることが中心で、その手段の一つとしてワークスペースも提供しています。

人材採用、EOR、法人設立、人材管理とオフィスを一緒に扱う点が特徴です。そのためセブ進出を考える企業にとっては、「オフィスを借りる会社」というより「会社の立ち上げを支援するパートナー」に近い存在です。

最後に|セブ発のビジネスサービス企業

Cebu IT Parkの芝生広場とオフィスビル

Cebu IT ParkにとってKaptanはどんな存在?
Kaptan Talent Solutionsは、JPMorgan ChaseやConcentrixほど従業員数の多い企業ではありません。しかし、Cebu IT Parkというビジネス地区がどの段階まで成熟しているのかを見るうえでは重要な会社です。

IT Parkができた初期には、海外のBPOやテクノロジー企業を呼び込むことが大きな目的でした。しかし現在は、セブで人材採用の会社が生まれ、EORを行い、海外企業の法人設立を支援し、ワークスペースまで提供するようになっています。

Kaptanは2023年の創業から数年で、Mabuhay Towerのオフィスを55㎡から330㎡へ拡張しました。そして現在は人材採用の会社から、海外企業がフィリピンへ進出するための市場参入パートナーへ事業を広げています。これはCebu IT Parkが、単に「海外企業がオフィスを借りて働く場所」ではなくなっていることを示しています。セブ自身の会社が、セブへ来る海外企業の採用、雇用、法人設立、オフィス、業務運営を支える事業まで生まれています。

Kaptan Talent Solutionsは、Cebu IT Parkのビジネス環境が次の段階へ進んでいることを見せる新しい会社の一つです。
情報確認:2026年9月5日
主な情報源:Kaptan Talent Solutions公式サイト、Kaptan Talent Solutions公式LinkedIn、SunStar Cebu

変化を時系列で確認

上空から見たCebu IT Parkのオフィスビル群

本文中の時点と変化を、順番に整理します。

順番 確認した内容
1 2023年にセブで創業
2 2026年4月、Mabuhay Towerで55㎡から330㎡へオフィスを拡張
3 現在はEORと人材ソリューションを軸に成長
創業からオフィス拡張までの時系列

👨‍💻 ナビセブ編集部

ナビセブ編集部の結論

Kaptan Talent Solutionsは、2023年にセブで生まれたEOR(雇用代行)の会社です。

採用だけでなく、雇用契約、給与計算、法令順守、福利厚生までを担い、海外企業のフィリピン進出を支えています。

Mabuhay Towerのオフィスは55㎡から330㎡へ広がりました。

Cebu IT Parkが「海外企業がオフィスを借りる場所」から、セブ発の会社が育つ場所に変わってきたことを示す一例です。

Cebu IT Parkのオフィスビルと街路を上空から見た様子

参考情報

情報確認日:2026年9月16日

主な確認先:

参照情報3

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