こんにちは、ナビセブ編集部の谷口まりです。親子でセブに移住しました。観光とグルメの記事を担当しています。
セブ島で教会を回るなら、街なかのサント・ニーニョ教会と大聖堂は歩いて行き来でき、半日で足ります。南部のシマラ教会やダラゲット教会は片道2時間前後かかるので、別の日に1日あけて回ります。
ナビセブ編集部のまとめ
最初の1日はサント・ニーニョ教会と大聖堂、2日目に南部のシマラ教会

セブ市のダウンタウンには、1565年創設のサント・ニーニョ教会とセブ・メトロポリタン大聖堂が並んでいます。どちらも入場は無料です(2026年10月確認)。サント・ニーニョ教会は2024年10月1日から服装の決まりを厳しくしました。肩とひざを隠す服で行けば、入口で困ることはありません。「奇跡の教会」と呼ばれるシマラ教会は、セブ市から南へ車で2時間前後のシボンガ町にあります。
セブで訪れたい教会5つの比較

5つの教会は、場所で2つに分かれます。セブ市とマクタン島の3つは、市内観光のついでに寄れる距離です。シマラ教会とダラゲット教会は南部にあり、半日以上かかります。
| 教会 | 場所 | 建てられた年 | 見どころ |
|---|---|---|---|
| サント・ニーニョ教会 | セブ市ダウンタウン | 1565年創設、今の聖堂は1735〜1740年 | 幼子イエス像、シヌログ祭の中心 |
| セブ・メトロポリタン大聖堂 | セブ市ダウンタウン | 1689年着工、戦後1950年代に再建 | 1835年の鐘楼が残る |
| シマラ教会 | シボンガ町(南部) | 1998年 | 城のような外観、願いを書いた手紙 |
| レグラ国立聖堂 | ラプラプ市(マクタン島) | 1735〜1744年に石造の聖堂 | 航海の守護聖母像 |
| ダラゲット教会 | ダラゲット町(南部) | 1802〜1825年 | サンゴ石の正面、1935年の天井画 |
年の出典は各教会の沿革(2026年10月確認)です。
サント・ニーニョ教会

正式名は Basilica Minore del Santo Niño de Cebu(サント・ニーニョ教会)です。1565年4月28日、アウグスチノ会の修道士が創設しました。今の石造りの聖堂は1735年に着工し、1740年に完成しています。
祭壇の幼子イエス像は、1521年にマゼランが洗礼の記念にフマボン王の妃へ贈ったという言い伝えがあります。1965年には教皇から小バシリカの称号を受けました。2013年10月15日のボホール地震で鐘楼と正面が崩れ、2014年12月24日に再開しています。
毎年1月の第3日曜日はシヌログ祭で、境内も周りの道も参拝者で埋まります。2027年の大パレードは1月17日(日)です。
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境内の博物館や巡礼センターの使い分けは、別の記事にまとめています。
セブ・メトロポリタン大聖堂

サント・ニーニョ教会から歩いて行ける距離にある、セブ大司教区の大聖堂です。1689年に着工しましたが、台風で倒れるなどして工事が何度も止まりました。1944年9月12日の空襲で大部分が焼け、正面・壁・1835年の鐘楼だけが残っています。
今の建物は戦後に建て直し、1950年代に完成したものです。中は白い壁に金色の祭壇で、サント・ニーニョ教会より人が少なく、落ち着いて座れます。日曜はミサが続くので、見学だけなら平日の昼が向いています。
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シマラ教会

正式名は Monastery of the Holy Eucharist という修道院です。シボンガ町の丘の上に、1998年に修道会が建てた新しい教会です。「奇跡の教会」と呼ばれ、願いがかなった人のお礼の手紙や品が館内に並んでいます。
セブ市からは車で2時間前後です。バスで行くならサウスバスターミナルからシボンガ方面に乗り、教会への分かれ道で降ります。そこからトライシクルかバイクタクシーで上がります。服装の決まりはサント・ニーニョ教会より厳しく、短パン・袖なし・ミニスカートでは入れません。

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レグラ国立聖堂(マクタン島)

空港のあるマクタン島のラプラプ市(旧オポン)にある聖堂で、航海の守護聖母「ビルヘン・デ・ラ・レグラ」を祀っています。1735年、アウグスチノ会の初代司祭が、この聖母を描いた絵を住民に見せたのが始まりです。1735〜1744年にはマクタン島のサンゴ石で聖堂を建て、1855年に建てた司祭館が今も残っています。
1954年11月27日、聖母像はビサヤ地方で初めて戴冠を受けました。祭りの日は11月21日です。マクタン島のホテルに泊まる人なら、空港へ向かう前に寄れる距離です。
ダラゲット教会と南部の古い教会

ダラゲット教会の正式名は San Guillermo de Aquitania Parish Church です。サンゴ石で1802年に着工し、1825年に完成しました。正面には3段の彫刻があり、天井画は1935年にCanuto Avila父子が描いたものです。2019年6月27日、国立博物館が国の重要文化財(National Cultural Treasure)に指定しました。
町の祭りは毎年2月10日です。南部の海沿いには、アルガオ・ボルホオン・オスロブにもスペイン時代の石造りの教会が並びます。シマラ教会からさらに南へ下れば、1日で2〜3か所回れます。

教会を回る順番の例

市内の教会は、サント・ニーニョ教会から始めると迷いません。教会の隣のプラザ・スグボにはマゼラン・クロスの六角堂があり、そこから大聖堂までは歩いて数分です。南部は車を1日借りて、遠い順に回ると帰りが楽になります。
| 日程 | 回る順番 | かかる時間の目安 |
|---|---|---|
| 市内半日 | サント・ニーニョ教会 → マゼラン・クロス → メトロポリタン大聖堂 | 2〜3時間 |
| 南部1日 | シマラ教会 → ダラゲット教会 → アルガオの教会 → セブ市へ戻る | 8〜10時間 |
| マクタン島 | レグラ国立聖堂(空港へ向かう前に寄る) | 30分〜1時間 |
南部はシマラ教会まで車で2時間前後なので、朝7時台に出ると昼前に着きます。ダラゲットやアルガオは海沿いの国道沿いにあり、昼食もこの辺りでとれます。帰りは夕方の渋滞でセブ市内が混むため、16時ごろに南部を出るのが目安です。
セブ島の教会に行くときの注意点


服装は肩とひざを隠す
サント・ニーニョ教会は2024年10月1日から服装の決まりを厳しくし、貸し出していたショールもやめました。外で借りたショールを羽織っても入れません。袖のあるシャツと、ひざが隠れるズボンかスカートで出かけてください。ダメージ加工の服も避けます。
ミサの時間は混む
日曜の朝はどの教会もミサで満員です。サント・ニーニョ教会は、ミサに参加しない観光客には金曜と日曜の訪問を控えるよう呼びかけています。見学だけなら平日の昼前が空いています。

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写真は掲示を見てから撮る
祈っている人の正面からの撮影と、聖堂内のフラッシュは避けます。撮影禁止の場所には入口に掲示があります。
冷房はなく、暑さ対策が要る
セブの教会はほとんど冷房がなく、天井の扇風機だけです。ミサに1時間ほど座るなら、水と汗ふきタオルを持って行きます。
👨💻 ナビセブ編集部
ナビセブ編集部の結論

短い滞在なら、サント・ニーニョ教会と大聖堂を平日の午前に回れば十分です。2日以上あるなら1日を南部に使い、シマラ教会からダラゲット教会、アルガオの教会へ下る順で回るのが効率的です。どこへ行くにも、肩とひざを隠す服で出かけてください。
よくある質問

教会に入るのにお金はかかりますか?
サント・ニーニョ教会と大聖堂は無料です(2026年10月確認)。献金箱があるので、気持ちで入れる人もいます。
短パンで行ったらどうなりますか?
サント・ニーニョ教会とシマラ教会では、入口から先に進めません。サント・ニーニョ教会はショールの貸し出しをやめているので、着替えを持って行くしかありません。
キリスト教徒でなくてもミサに出られますか?
出られます。後ろの席で静かに座り、聖体拝領(パンを受ける時間)には並ばないようにします。
シマラ教会へは日帰りできますか?
できます。車で片道2時間前後なので、朝に出ればダラゲットやアルガオの教会も同じ日に回れます。
シヌログ祭の時期に行っても大丈夫ですか?
行けますが、1月はサント・ニーニョ教会の周りが通行止めになり、境内も大変混みます。静かに見たい人は1月を外してください。
最後に


この記事の内容は2026年10月に確認しました。出かける前に、教会のミサの日程と、祭りによる通行止めがないかを確かめてください。服装は肩とひざを隠すものにしておけば、どの教会でも困りません。

