コロナ禍を乗り越えたECCセブ校、口コミで広がる人気の秘密とは? 1日体験入学レポート

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2023年7月1日

セブを訪れる観光客が増えるとともに語学留学目的の日本人も増えてきました。コロナ禍で閉鎖された学校もありますが、新しい学校もいくつか立ち上がっています。今回ご紹介するECCセブ校は、コロナ禍を乗り越えた語学学校のひとつで実際に授業を体験し、取材をさせていただきました。

 

 

語学学校では多くの場合、エージェントを通して入学するケースが多いのですが、ECCセブ校に来る生徒さんは、口コミや紹介でも広がり多くの生徒が来校しています。生徒の中には、日本の高校や英語教室の先生に勧められて留学された方や、なかには70代の方まで幅広い層に支持されています。

 

 

安心安全のECCで学習に集中できる

 

初日に参加したオリエンテーションで担当の方が 「セブに着いたその瞬間から送り届けて出国するまで、安心安全のECCです!!」  とお話されていました。安心安全のシステムが学校と寮に完備されており、 24時間日本人スタッフのサポート が受けられて安心です。オリエンテーションで受けた説明の一部をご紹介します。

 

 

日本食レストランで朝食とランチを用意

 
登下校はバスによる送迎

 
・病気になった際はジャパニーズヘルプデスクを利用できる
・両替は学校に両替所が出張にきてくれる
(出先での両替についても安全な場所の説明がありました。)
・安定したwifi環境

 

他にも物を失くしたときの対応やPCR予約についての説明などもありました。オリエンテーションでは安全面でしっかり守ってくれるという気持ちが伝わり、英語の学習に集中できるシステムだと思いました。

 

今回、体験記事を書くにあたり、学校の責任者からは、「何か綺麗なことを書いてもらおうとは全く思っていないので、実際にECCセブ校での一日を体験して見聞きして感じたことをそのまま書いてください。綺麗な言葉で作られた文章は実際と違うことが多い。どうせ書くのなら、この記事を見て入学した人が、本当にそのまま事実だったと思える記事にしてください。」と言われ誠実さを感じました。

私も、今後ECCセブ校への留学を検討される方のために私が見聞きしたこと、感じたことを率直に書きたいと思います。

 

ECCセブの4つの特徴

 

ECCは日本の企業で、日本人に英語を教えて60年の歴史がある学校です。セブ校は2016年12月にオープン。

 ECCセブ校には大きく4つの特徴 があります。

 

・安心安全なシステム

・試験に合格した講師のみで講師の質が保障されている

 

 

・Cliff Edge Programを取り入れたプログラム

・オリジナルテキストを使用している

 

以前よりECCのテキストは日本人に特化していると聞いたことがありました。テキストは留学初心者にとっては大きなステップとなるため重要です。実際に取材時にも生徒からわかりやすいという声も聞きました。

 

Cliff Edge Programとは

「Cliff Edge Program」は、日本語にすると「崖っぷちプログラム」という意味だそうで、少し自分に負荷をかける内容になっています。簡単にいうとテーマを決めてプレゼンテーションを構成し、実際に発表まで行うプログラムですが、シナリオ構成から編集、必要な技術の習得、そして演者までドラマ作りを講師にアドバイスを受けながら作り上げて行きます。

 

 

月曜日のレッスンでテーマを決め、木曜日までに講師と一緒に練習し、金曜日にグループレッスンで発表します。

ライティングやスピーキング、発音練習等、多岐に渡る要素が含まれます。1週間という期限で仕上げるので、緊張感があり、普段自分で気が付いていない潜在的な力を引き出すことができるプログラム。

 

全てのクラスが「One for all All for one」

 

 

ライティングのレッスンでは、パラグラフライティングを学び、プレゼンテーションの文章作成に役立てることができます。

 

例として私は日本の花火大会について書きましたが、自分の英語力だけで表現すると内容が乏しくなってしまうことがありました。そんな時は先生が生徒自身の中から使える英語表現を引き出そうとしてくれました。

クラス毎に一回完結型ではあるが、全てのクラスが相互に働く関係性を持っているため、全体性を底上げできる仕組みが存在しています。また講師もクラス毎に1週間担任制であるため、他のレッスンでやったことを引っ張り出して生かすこともできます。 

 

その他の1週間のカリキュラム

ECCセブ校は1週間の短期留学でも有意義に英語を学べるように工夫されています。

初日にあるオリエンテーション以外は毎日8コマの授業があります。

 

 

1時限目から4時限目のグループレッスンでは、聞く、話す、読む、書くの4技能を同じレベルの生徒同士で学ぶ。その他にも、ディベート、スピーチトレーニング、スピーキングトレーニングなど、ECC独自のプログラムを学習できます。

 

4時限目の後は日本食レストランでの食事が用意され、環境として授業に集中できる要因となっていると思いました。

 

日本食レストラン

 

昼食後にスピーキング(5時限目)とライティング(6時限目)の強化クラス、発音レッスン(7時限目)の後が前述のCliff Edgeプログラム(8時限目)になります。

木曜日の(3・4時限目)にはディベートのクラスもあります。ひとつのテーマをクラスで決めて、賛成反対に分かれて意見を言い合います。金曜日にはディベートやまとめのクラスの後、いよいよ一週間の集大成であるプレゼンテーションがあります。皆の前でCliff Edge program で仕上げたプレゼンテーションの発表を行います。 

 


 

ECCセブ校の強みは全てにおいて細やかに行き届いた秀逸なシステムです。留学生の英語力が上がるには、すでに特筆したCliff Edge Programを含めたカリキュラムがとても大切ですが、それが機能するためには講師の質が安定的に良いことや、生活面での質が保たれていることは意外と見逃せないことです。 

「ECCは高校生の需要が一定層あり、またシニア層の需要もまたあります。命をお預かりするという考え方から、外国だから、セブだからこんなもんだ。とは考えたくないです」と仰いました。

 

 

英語の勉強以外で負荷を感じている場合ではない。短期であってもちゃんと英語を学ぶことに集中できるように生活全般において細部まで行き届いたシステムを仕上げていることに感嘆しました。これが可能になり機能しているのはおそらく日本人に特化しているからだと思います。

 

最後に少し意地悪な質問もしてみました。 

Q、一番来ないというか、少ない層ってどういう人たちなんですか?
A、ECCにおいてどの層に一番来ていただけないかというと、年齢層というよりも、多国籍のお友達を作りたい、校内にあるプールを楽しみながら南国の雰囲気を味わいたいという層の方々だと思います。私たちの学校は真摯に英語力向上を目指しているもので、そういう層の方々には来ていただけないというか、人気がないようです。実際にECCに来ていただく方は皆さん切実に英語力を伸ばしたいという方が多く、もっと向上したいけれど伸び悩んでいてどうしていいのかわからないという方が多いように思います。

 

システムって大切ですね。ECCは安全安心の行き届いた安全システムと短期留学でも結果にコミットできる1週間毎に完結型のカリキュラムを特徴としています。またCliff Edge Programというプログラムにより小さな成功を積み重ねることができ、それを数週間続けることで階段を一歩一歩上がっていく感じのように、英語力向上を実感することができます。


 

私は今回体験してみて、話を聞いてみて感じたのは、「もしかしたら、私でも英語を話せるようになるかも」ということでした。

自分には語学の才能はないと感じてもう諦めていたのですが、ECCセブ校での体験を通して、なぜ私がずっと英語ができないままなのか理解でき、再チャレンジしてみたくなりました。

 

ECCセブ校の授業内容は一週間ワンサイクルでシステム化されています。長期のプログラムでは一度つまづいてしまうとそこから授業についていけなることがありますが、Cliff Edge Program を軸とした一週間プログラムはもう少し頑張れば出来るというくらいの負荷で、それを達成することで着実に自信を積み重ねていくことができるプログラムです。また一週間ごとにCliff Edge Program の内容が新しくなるため、飽きずにチャレンジできるのもこのプログラムの素晴らしさです。

 

推奨されるのは3サイクル以上。繰り返しすことでプログラムから得た知識や経験が英語筋肉として力を発揮するのを体感できるようですよ。

 

今回「もしかしたら」と希望を見出せたことが本当に嬉しくて、私自身も最後の希望を持ってECCセブ校に通ってみたいと思っています。

 

★料金表★

 

 

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