こんにちは、ナビセブ編集部の山崎いおりです。セブ島留学を経験しました。留学の記事を担当しています。
ナビセブ編集部のまとめ
4週間の予算は、授業・住居・食事の掲載額に、入学や送金、返還されない現地費用、航空券・保険、本人が選ぶ生活費を重ねて考えます。保証金は到着時の資金に入れても、返還分まで最終支出にはしません。5校舎では、QQEnglishの宿泊日程、CIAの登録・到着年度、GLCとCPIの光熱費の扱いが見積り差を生みます。体験者の支出は部屋や特典の条件を添え、通常料金と分けて読みます。
留学費用を見比べていると、学校の見積りより体験談の支出が高く見えることがあります。しかし、両方に同じ費用が入っているとは限りません。2025年7月にQQEnglish ITパーク校へ2週間通ったカワDさんは、航空券を除いて約25.2万円と記録しています。自己手配のコンドミニアム約9.2万円、外食約2万円、Grab約1万円も含む本人の概算です。コンドの独立した空間を評価する一方、学校費用の外に宿泊・外食・移動を計上しています。紹介コードの還元も本文に記載があります。この金額を2倍して4週間の予算にすると、固定費や宿泊条件まで倍にしてしまいます。まず比べたいのは、一枚の見積りに何が含まれているかです。
最初にそろえるのは「4週間」の中身
比較対象はQQEnglishのITパーク校とビーチフロント校、CIAマクタン校、GLC、CPIです。成人1人、一般英語、4週間を軸に、各校の食住付きの掲載プランを並べます。表はブランド名のアルファベット順で、評価順ではありません。
| 校舎 | 4週・1人の掲載額 | コース・部屋 | 内包範囲と時点 |
|---|---|---|---|
| CIAマクタン校 | 1,750USD | Regular ESL・Standard4人室 | 授業・寮・食事/2026年 |
| CPI | 1,670USD | GE・Deluxe4人室 | GE+寮。食事等は学校紹介の条件を併読/2026年7月表 |
| GLC | 1,720USD | Power Speaking・Main4人室 | 授業・住居・3食/公式掲載 |
| QQEnglish ビーチフロント校 | 1,495USD | 4マン+2グループ・カプセル | 寮・食事付きセット/公式掲載 |
| QQEnglish ITパーク校 | 1,495USD | 4マン+2グループ・カプセル | 寮・食事付きセット/公式掲載 |
資料:2026年10月2日照合。CIAの2026料金、CPIの2026 GE・寮料金表、GLC公式料金、QQEnglish公式料金。これは同じ授業量・同じ部屋の価格競争ではありません。QQEnglishとGLCの代表構成はマンツーマン4コマとグループ2コマ、各50分です。CIAはマン4・グループ3・選択1という構成。カプセルと通常の4人室も、寝る場所や共有設備が違います。差額の中には学習と住まいの違いが入っています。
泊数にも注意が必要です。QQEnglish公式は、入寮を授業開始の前日または当日、退寮を卒業日当日または翌日から選ぶと説明しています。「4週間だから28泊」と固定すれば、宿泊と日課金の予算がずれます。選んだ入退寮日を表の上に書き、授業の週数とは別に扱います。
入学前の見積りへ足す三つの枠
学校に事前に払う費用、航空券と保険、本人が選ぶ暮らしの支出を分けると、見積りの外側が見えます。QQEnglishの通常プランでは、入学150USD、海外送金30USD、希望者の空港迎え30USDが別項目です。CPIの2026学校様式表にも入学100USDの欄があります。授業と寮がセットだから、申込みに伴う費用まですべて込みとは限りません。
航空券と保険は学校表の小計へ混ぜず、自分の予約額で置きます。外部ホテルやコンドを使う場合は、その宿泊代が学校見積りに含まれるのか、別予約なのかも分けます。カワDさんの費用記録が役立つのは、この別枠が具体的だからです。紹介還元のある本人額を、特典のない申込者の価格として使う必要はありません。GLCには、相部屋から個室へ無料アップグレードされた例もあります。
2026年6月にGLCへ5週間参加した受講者の掲載例では、IELTSとSpeakingの受講、Annex2個室、アップグレード特典を含む支払額が433,300円と示されています。(フィリピン・セブ島留学研究所、2026年8月27日、GLC)受講・宿泊・特典の内訳 4週間の一般英語・Main4人室の通常掲載額と、この例をそのまま比べると、期間、コース、部屋、特典の四つを飛ばしてしまいます。費用の違いを見つけたら、まずこの四欄をそろえる。その後に内包費用を見る順番です。
到着時に必要な金額と、使い切る金額は違う
現地費用には、手続き、教材、管理、光熱などの費用と、預ける保証金が混在します。保証金を全額「使ったお金」にすれば、返還された分まで留学費用に入ります。出発前の資金計画には預ける額が必要ですが、帰国後の実支出では控除と返還を分けるべきです。
CPIの2026表には保証金3,000PHPと、固定光熱・使用量の別欄があります。GLCの専門媒体にも基本料金と使用分、後日精算の説明があります。表の欄を全部足す前に、課金期間と精算方法が同じかを見る必要があります。固定光熱の期間や使用量の按分が違う説明を、ひとつの確定請求額として合成するのは避けます。2023年10月からGLCの個室に滞在した人は、月の生活費を約8,000PHP、そのうち電気を約4,000PHPと記録しています。外食や配車をあまり使わず、冷房を切ると暑くて起きたとも書いています。
この過去の額を現在の4人室へ移すことはできません。しかし、授業料を抑えた後にも室温を保つ費用が残る、という予算の落とし穴は読めます。寝るための支出を削った結果、授業に向かう余力まで減らすような節約は勧めにくいものです。
体験者の支払額が見積りと違う理由
CIAのa i n aさんは、3か月の留学で一般英語からBusinessへ変更し、授業と寮を分けて記録しています。期間の違いに加え、途中のコース変更が費用を変えた例です。CIAの4人室での交流を肯定的に振り返り、コース変更の追加額も記載しています。部屋の好評は、支払総額が安かった証明ではありません。何に満足していたのかと、どの条件で支払ったのかを別々に読むと、同じ費用記録から両方の判断材料を得られます。CIAでは年度も外せません。料金改定の紹介では、2027年到着で2026年9月1日以降の登録などに増額条件があります。2026年到着の表と翌年の申込みを同じ価格とみなさず、登録日・到着日を見積りに残します。
CPIで4週間、General Englishと個室を選んだYURIさんの掲載体験談は、50万円を予算として記しています。予算、学校への支払額、航空券を含む実支出は、それぞれ別の数字です。「4週50万円」という部分だけ取り出すと、この区別が消えます。見積りとの差を調べるときは、費用記録の表題と除外項目まで読むことが近道になります。
5校舎を「何に払うか」で選ぶ
予算を組む式は、食住付き学費+事前の別費+返還されない現地費用+航空・保険+本人の生活費です。到着時には保証金を別に足し、帰国後は実際の控除だけ支出へ残します。USD、PHP、円は通貨別に小計し、円換算する日と送金条件をそろえます。
既存のコストパフォーマンス順位はITパーク校1位、ビーチフロント校2位、GLC4位、CIA5位、CPI9位です。ITパークは時間の活用、ビーチフロントは家族を含む生活条件、GLCは支援と生活効率、CIAは授業と施設、CPIは食住と共用設備を使う価値が評価理由です。これは学費の安い順ではありません。
よくある質問
4週間の掲載額だけ用意すれば足りますか?
入学・現地費用・航空券・保険・本人の生活費など、掲載額に含まれない枠を足します。保証金は使い切る費用ではなく、到着時に必要な資金として別計上します。
保証金は留学総額に全部入れますか?
出発前は預ける額を資金に含めます。最終支出では返還分を除き、実際に控除された費用だけ残します。光熱を別に記録した場合は、保証金からの控除でも同額を重ねません。
体験談の2週間の費用を2倍して使えますか?
短期加算、入学などの一度きりの費用、別予約の住居があるため単純な倍算は向きません。同じコース・部屋の4週間掲載額へ、本人が選ぶ支出を足す方が条件をそろえられます。
最後に
CIAは授業・寮・食事をまとめたい人、CPIは食住と共用設備を生活に使う人に選ぶ理由があります。GLCは同じコースでMain・Annex・ホテルを比べたい人へ。QQEnglishは、ITパーク校で都市の暮らしを組むか、ビーチフロント校で宿泊形式を選ぶかを分けます。5校舎の見積りを、学費だけの一列に戻さないことが、予算のずれを小さくします。
