セブ留学の見積書を見て、「授業料も寮費も食費も入っているから、あとは航空券だけ」と考えるのは少し危険です。多くの語学学校では、出発前に支払う留学費用とは別に、入学後にフィリピンペソで支払う費用があります。さらに、休日の外食や移動、日用品など、学校へ払わない生活費も必要です。この2つが、広い意味での「現地費用」です。現地費用とは?
留学の本当の総額 = 出発前に払う留学費用 + 航空券・保険 + 学校へ払う現地費用 + 個人の生活費 + 帰国時に必要なお金
現地費用を二つに分ける
セブ留学の現地費用は、大きく分けると次の2種類です。学校へ支払う現地費用セブで暮らすために自分で使う生活費学校へ支払う費用には、SSP、滞在期間に応じたビザ関連費、教材費、IDカード代、寮の保証金、水道・電気代などがあります。

一方、個人の生活費には、SIMカード、洗濯、外食、交通、日用品、週末の観光などが含まれます。つまり、セブ留学の総予算は次のように考える必要があります。留学の本当の総額= 出発前に払う留学費用 + 航空券・保険 + 学校へ払う現地費用 + 個人の生活費 + 帰国時に必要なお金
セブ留学のお金は「4つの財布」で考える現地費用の漏れを防ぐには、すべてを一つの金額にまとめず、「いつ使うお金か」で分ける方法が分かりやすいです。この4つを分けておけば、見積書の金額だけを「留学総額」と誤解しにくくなります。1.出発前に支払う費用一般的な学校の見積書には、次の費用が含まれます。
- 入学金
- 授業料
- 寮費
- 学校が提供する食事
- 空港送迎費
- 海外送金手数料
- 留学エージェントのサポート費用
ただし、空港送迎や食事の回数、祝日の授業、退寮日の食事などは学校によって異なります。「寮費込み」と書かれていても、電気代や水道代、寮の保証金まで含まれているとは限りません。航空券、海外旅行保険、日本国内の空港までの交通費、前泊費なども、通常は学校の見積書とは別です。2.学校へ支払う現地費用セブの語学学校では、入学初日のオリエンテーション後などに現地費用を案内され、フィリピンペソで支払うことがあります。
主な項目は次のとおりです。SSPは「ビザ」ではありません。フィリピン入国管理局は、SSPを18歳未満の外国人、または1年未満の非学位課程などで学ぶ外国人を対象とした許可として案内しています。入国管理局の公式ページにはSSPの政府手数料として合計5,240ペソ、加えてI-Card費用50米ドルと掲載されています。ただし、同ページは金額の基準日を2014年3月6日と明記し、予告なく変更される可能性があるとしています。また、学校の請求額には申請代行、書類作成、写真撮影、移動などの実務費用が加わる場合があります。
したがって、政府の掲載額と学校から案内されるSSP関連費が同額とは限りません。比較するときは、単に「SSPはいくらか」ではなく、I-Cardや学校の手続き費を含むかまで確認する必要があります。参考:フィリピン入国管理局「特別勉強許可」
「現地費用=全員が同額」ではない
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学校へ支払う現地費用
現地費用は、留学期間が同じでも全員が同額になるとは限りません。金額を変える主な条件は次の5つです。滞在日数4週間、8週間、12週間、24週間では、必要になるビザ延長や外国人登録の手続きが異なります。

同じ「8週間留学」でも、入国日と出国日によって実際の滞在日数が変わるため、週数だけで判断してはいけません。学校の料金設定同じ公的手続きでも、学校がまとめて申請する際の実務費用や管理費が異なる場合があります。教材費、IDカード代、施設管理費、空港送迎費なども学校独自の料金です。選んだコースマンツーマン授業数が多いコース、試験対策コース、親子留学などでは、使用する教材や必要な手続きが異なる場合があります。
部屋と電気の使い方電気代が定額の学校もあれば、実際の使用量を部屋の人数で割る学校もあります。特にエアコンの利用時間は電気代を大きく左右します。一人部屋だから必ず安い、複数人部屋だから必ず高いとは限りません。年齢と滞在資格未成年者、親子留学、大学などの学位課程で学ぶ人では、一般的な成人の短期語学留学と必要書類が異なることがあります。
3.自分で使う現地生活費学校へ払う費用だけを準備しても、セブで生活することはできません。到着直後には、SIMカードや通信プラン、飲料水、洗面用品、虫よけ、洗濯用品などを購入することがあります。滞在中には次のようなお金も必要です。
- 学校外での食事やカフェ
- 配車アプリ、タクシー、バイクタクシー
- ショッピングモールまでの移動
- 学校の食事がない日の食費
- 洗濯サービス
- 薬や診察
- 週末の観光やアクティビティ
- 友人との食事や交際費
CIAの公式案内では、学校関連費を除く個人的な支出について、外食や観光が少ない学生と、ダイビング、ゴルフ、旅行などを楽しむ学生では大きな差が生まれると説明しています。つまり、「セブの物価は安いから、生活費はほとんど要らない」とは言い切れません。学校と寮を中心に生活する人と、毎週旅行する人では、同じ留学期間でも必要額がまったく違います。
参考:CIA「学生ケアサービス」保証金は「費用」ではなく、一時的に預けるお金寮の保証金、デポジット、施設保証金などと呼ばれるお金は、通常の教材費や申請費とは性質が異なります。部屋や備品の破損、鍵の紛失、未払いの電気代などがなければ、退寮時に精算され、残額が返金されることがあります。ただし、最初に現金を用意しなければならない点では、留学予算に含める必要があります。
注意したいのは、返金方法です。
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自分で使う生活費
現金で返されるのか電気代などを差し引いて精算するのかペソで返金されるのか早朝・深夜の退寮でも返金を受けられるのか

返金されない条件は何か帰国直前にペソで返金されると、使い切れない場合があります。保証金は「最終的には戻る予定のお金」ではあっても、最初から予算から外してよいお金ではありません。見積書で確認するべき7つの質問学校や留学エージェントから見積書を受け取ったら、次の質問をしてください。
- 到着後、学校へ支払う総額はいくらですか
- その金額は何週間の滞在を前提にしていますか
- SSP I-CardはSSP費用に含まれていますか
- 必要なビザ延長とACR I-Cardはすべて含まれていますか
- 電気代と水道代は定額ですか、使用量制ですか
- 保証金はいくらで、いつ、どの通貨で返金されますか
- 教材追加、延泊、空港送迎など、後から発生し得る費用はありますか
「現地費用一式」とだけ書かれた見積書ではなく、項目別の明細を確認することが重要です。現地費用はフィリピンペソで管理する日本円だけで予算を決めると、為替変動によって必要額が分かりにくくなります。まず学校からフィリピンペソ建ての明細を受け取り、その合計額を日本円へ換算しましょう。換算するときは、検索画面に表示される市場レートだけでなく、両替所、カード会社、海外送金サービスの手数料も考慮します。
さらに、料金改定、教材の追加、電気使用量、急な通院などに備え、現地で必ず払う金額とは別に予備費を持つと安心です。ナビセブの結論セブ留学の「現地費用」は、SSPやビザ費用だけではありません。学校へ払う手続き費、教材費、IDカード代、水道・電気代、保証金に加え、SIM、交通、外食、日用品、週末の過ごし方まで含めて考える必要があります。
最も大切なのは、学校の広告に表示された留学料金と、実際に日本を出発して帰国するまでの総額を混同しないことです。留学費用を比較するときは、次の3つを同じ条件にそろえましょう。留学期間と実際の滞在日数コースと部屋タイプ現地で必要になる費用の範囲学費が安い学校でも、現地費用や電気代を加えると総額が逆転することがあります。反対に、最初の見積額が高く見えても、現地費用まで含まれていれば、追加支出が少ない場合があります。
見るべき数字は「授業料」ではなく、「帰国までに必要な総額」です。次の記事では、学校によって表記方法が異なる現地費用を、同じ条件にそろえて比較する方法を解説します。※制度、料金、学校の規定は変更されることがあります。申込み前に、学校の最新の現地費用表とフィリピン入国管理局の公式情報をご確認ください。情報確認日:2026年8月29日。
財布主な費用
関連記事:セブ留学の総額を4・8・12・24週間で比較|学費以外も含めて計算
留学総額を四つの財布で管理
主な支払時期出発前の財布入学金、授業料、寮費、食費、航空券、保険申込み後から出発前
関連記事:セブ島留学で本当に安い学校は?授業料・現地費用・追加料金を総額で比較

- 学校へ払う財布
- SSP、ビザ関連費、教材費、保証金、ID、水道・電気代
- 入学初日から滞在中
- 生活する財布
- SIM、日用品、外食、交通、洗濯、週末費
- 滞在中
- 帰国用の財布
- 空港移動、追加手荷物、出国手続き、予備費
- 帰国前
- 項目
- 何のためのお金か
- SSP
- 観光滞在中に語学学校で学ぶための就学許可
- SSP I-Card
- SSPに関連して発行される外国人登録カード
- ビザ延長費
- 入国時に認められた滞在期間を超えて滞在する場合の費用
- ACR I-Card
- 一定期間を超えて滞在する外国人に必要となる登録カード
- 教材費
- レベルやコースに応じて使用する教科書代
- IDカード代
- 校内で使用する学生証の発行費
- 管理費
- 施設・寮・学生管理など学校ごとに設定される費用
- 水道・電気代
- 定額、使用量制、寮室人数別など学校により異なる
- 寮の保証金
- 破損や未精算に備えて預けるお金
- 写真代など
- 申請書類や学生証に使う証明写真等