結論
セブ島留学で親子留学や子ども留学を選ぶときは、教師や施設だけでなく、子どもがどのような教材で学ぶかも重要です。子どもは、大人と同じ教材を簡単にすればよいわけではありません。幼児、小学生、中学生では、集中できる時間、読める文字、理解できる文法、話せる内容が異なります。
そのため、Kids教材では次の点を見る必要があります。
- 年齢と英語力に合っているか
- 絵、音、動作を使えるか
- 一つの活動が長すぎないか
- 会話を繰り返せるか
- フォニックスを学べるか
- 読み書きを段階的に伸ばせるか
- 自分の意見を英語で伝えられるか
- 学校英語や検定へつなげられるか
- 留学前後も継続できるか
これらを総合的に比較すると、Kids教材で評価しやすいのは、QQEnglish、SMEAG Encanto Campus、Cebu Blue Ocean Academy、CIA、EV Academy La Mer Campusです。
QQEnglishは、総合英語、フォニックス、ライティング、英語で他教科を学ぶ教材を目的別に選びやすい学校です。SMEAG Encanto Campusは、Cambridge系のレベル体系と4技能を組み合わせた親子・ジュニア向けカリキュラムに強みがあります。
Cebu Blue Ocean Academyは、テーマ別活動やミッションを通して、子どもが楽しみながら英語を使いやすい学校です。CIAは、Speaking、Listening、Reading、Writingを分けて学ぶ技能別型です。
EV Academy La Mer Campusは、5技能と活動型授業を組み合わせやすい親子・ジュニア向けキャンパスです。Kids教材は、教材数や見た目の楽しさだけでなく、子どもの現在の年齢と英語力から、次の段階へ進めるかで比較する必要があります。
関連記事:セブ島留学で教師研修が充実した学校は?TESOL・実践・継続評価で比較
この記事で比較する「Kids教材」
この記事では、子ども向け教材の内容と体系を比較します。教師の子どもへの接し方、親子向け施設、生活管理、安全性などは、別の記事で扱います。比較する項目は、次の5つです。
1.年齢・レベル別の設計
幼児、小学生、中学生が、年齢と英語力に合わせて学べるかを見ます。
2.会話と発音
英語を聞いてまねし、質問へ答え、フォニックスや音読を学べるかを比較します。
3.読み書き
単語、短文、パラグラフ、作文へ段階的に進められるかを見ます。
4.思考力
英語で内容を理解し、自分の考えや理由を伝えられる教材かを比較します。
5.継続性
留学前後も同じ教材やレベル体系で学び続けられるかを見ます。
関連記事:セブ島留学で子どもの指導が上手な学校は?子ども向け教材・教師経験・親子対応で比較
Kids教材でおすすめの学校
| 順位 | 学校・キャンパス | 評価 | Kids教材の特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 | QQEnglish | 10点 | 総合英語、フォニックス、読み書き、CLIL、オンライン継続 |
| 2位 | SMEAG Encanto Campus | 9点 | Cambridge系、4技能、語彙、ディスカッション、活動 |
| 3位 | Cebu Blue Ocean Academy | 9点 | テーマ別・ミッション型のFamily Course |
| 4位 | CIA | 9点 | 4技能をマンツーマン中心に分けて学びやすい |
| 5位 | EV Academy La Mer Campus | 9点 | 5技能と歌・ゲーム・日記・発表を組み合わせやすい |
この順位は、学校全体の優劣ではなく、Kids教材と子ども向けカリキュラムに絞った比較です。
1位 QQEnglish
QQEnglishは、子どもの年齢、英語力、学習目的に応じて、複数のKids教材を選べる学校です。中心となる総合英語教材から、フォニックス、ライティング、英語で他教科を学ぶ教材へ発展できます。
QQEnglishのKids教材の特徴
- 年齢・レベル別の総合英語教材がある
- 会話、語彙、文法を段階的に学べる
- フォニックス専用教材がある
- 音読や発音へつなげやすい
- 短文から作文へ進む教材がある
- 英語で科学や社会を学ぶ教材がある
- 子どもの目的に合わせて組み合わせやすい
- 留学前後もオンラインで継続しやすい
QQEnglishの強みは、子ども向け教材を一つにまとめず、成長段階に応じて学ぶ内容を変えられることです。英語に慣れる段階。音と文字を結びつける段階。文章を読む段階。自分の考えを書く段階。英語で新しい内容を学ぶ段階。
この流れを作りやすくなっています。
- QQEnglishが向いている人
- 初めて英語を学ぶ子ども
- 幼児から中学生まで段階的に学びたい家庭
- フォニックスを学びたい子ども
- 読み書きを伸ばしたい子ども
- 英作文を学びたい子ども
- 英語で他教科を学びたい子ども
- 留学前から準備したい家庭
- 帰国後も同じ教材を続けたい家庭
QQEnglishの特徴を短くいうと
総合英語を基礎に、フォニックス、読み書き、思考力へ段階的に発展しやすい学校です。
2位 SMEAG Encanto Campus
SMEAG Encanto Campusは、親子・ジュニア向けの環境で、Cambridge系のレベル体系と4技能を組み合わせやすい学校です。会話だけでなく、Reading、Listening、Writing、Speakingを分けて学びたい家庭に向いています。
SMEAG Encanto CampusのKids教材の特徴
- Cambridge系のレベル体系を使いやすい
- Speakingを個別に学びやすい
- Listeningを個別に学びやすい
- Readingを個別に学びやすい
- Writingを個別に学びやすい
- 語彙授業を組み合わせやすい
- ディスカッションを取り入れやすい
- アートや料理などの活動を組み合わせやすい
- 模試で進捗を確認しやすい
SMEAG Encanto Campusの強みは、子どもの英語力を技能別に見ながら、活動型授業も組み合わせられることです。
- SMEAG Encanto Campusが向いている人
- Cambridge系の学習を重視する家庭
- 4技能を分けて学びたい子ども
- 語彙やディスカッションも学びたい子ども
- 模試で進捗を確認したい家庭
- 親子・ジュニア向け環境を重視する家庭
- 教室学習と活動を組み合わせたい家庭
SMEAG Encanto Campusの特徴を短くいうと
Cambridge系のレベル体系を軸に、4技能、語彙、活動を組み合わせる学校です。
3位 Cebu Blue Ocean Academy
Cebu Blue Ocean Academyは、Family Courseで、子どもが活動を通して英語を使いやすいカリキュラムを持っています。教材を順番に進めるだけでなく、テーマやミッションを使って、学んだ英語を実際に使うことを重視します。
Cebu Blue Ocean AcademyのKids教材の特徴
- 親子向けFamily Courseがある
- マンツーマン授業を受けやすい
- グループ授業を組み合わせやすい
- テーマ別の活動がある
- ミッション型学習を取り入れやすい
- 子どもの意欲を保つ仕組みがある
- 実際に英語を使う場面を作りやすい
- 初心者でも参加しやすい
ミッション型の学習では、単語や文法を覚えるだけでなく、質問する、説明する、役割を演じるなど、目的を持って英語を使います。子どもが教室で座って学ぶだけでは集中しにくい場合に向いています。
- Cebu Blue Ocean Academyが向いている人
- 楽しみながら英語を学びたい子ども
- 活動型の授業を希望する家庭
- 初めて親子留学へ参加する家庭
- マンツーマンとグループを組み合わせたい家庭
- 教室で座るだけの授業が苦手な子ども
- 留学体験と英語学習を両立したい家庭
Cebu Blue Ocean Academyの特徴を短くいうと
テーマやミッションを通じて、子どもが楽しみながら英語を使う活動型の学校です。
4位 CIA
CIAは、子ども向けカリキュラムで、Speaking、Listening、Reading、Writingを分けて学びやすい大型校です。一つの総合教材で進むというより、技能ごとに弱点を学ぶ形です。
CIAのKids教材の特徴
- Speakingをマンツーマンで学びやすい
- Listeningをマンツーマンで学びやすい
- Readingをマンツーマンで学びやすい
- Writingをマンツーマンで学びやすい
- Cambridge系の内容を取り入れやすい
- 自習や英作文を組み合わせやすい
- 大型校のカリキュラム内で学べる
- 親も同じ学校で授業を受けやすい
技能別の授業では、子どもの得意・不得意が分かりやすくなります。話せるが読めない。読めるが書けない。単語は知っているが、聞き取れない。このような弱点に合わせて学びやすいことが特徴です。
- CIAが向いている人
- 4技能を分けて学びたい子ども
- マンツーマン授業を重視する家庭
- Cambridge系の学習に関心がある家庭
- 自習や英作文も取り入れたい子ども
- 大型校を希望する家庭
- 親も同じ学校で学びたい家庭
CIAの特徴を短くいうと
Speaking、Listening、Reading、Writingをマンツーマン中心に分けて学ぶ技能別型の学校です。
5位 EV Academy La Mer Campus
EV Academy La Mer Campusは、親子・ジュニア向けの環境で、Reading、Writing、Listening、Speaking、Vocabularyを分けて学びやすい学校です。
さらに、歌、ゲーム、日記、プレゼンテーションなどの活動を組み合わせられます。
EV Academy La Mer CampusのKids教材の特徴
- Readingを個別に学びやすい
- Writingを個別に学びやすい
- Listeningを個別に学びやすい
- Speakingを個別に学びやすい
- Vocabularyを個別に学びやすい
- 歌やゲームを取り入れやすい
- 日記や発表を組み合わせやすい
- 親子・ジュニア向けプログラムと連動しやすい
Vocabularyを独立して学べることは、会話や読み書きの土台を作るうえで役立ちます。また、日記やプレゼンテーションを組み合わせることで、学んだ英語を別の形で使えます。
- EV Academy La Mer Campusが向いている人
- 5技能を分けて学びたい子ども
- 語彙を計画的に増やしたい子ども
- マンツーマン授業を重視する家庭
- 歌やゲームも取り入れたい子ども
- 日記やプレゼンを経験したい子ども
- 親子・ジュニア向け環境を重視する家庭
EV Academy La Mer Campusの特徴を短くいうと
5技能を個別に学び、歌、ゲーム、日記、発表へつなげやすい学校です。
関連記事:セブ島留学でマンツーマンレッスン教材が充実した学校は?発話・反復・個別対応で比較
そのほかの学校のKids教材の特徴
B’Cebu
ジュニア向けプログラムと学習管理型のコースがあります。教材と授業だけでなく、学校生活全体を組み合わせたい家庭に候補になります。
GLC
日本人初心者が英語を始めやすい日系校です。高度なKids教材よりも、分かりやすい一般英語と日本語サポートを重視する家庭に向いています。
Philinter Academy
一般英語を中心に、親子や若い学習者にも対応しやすい老舗校です。Kids専用教材の幅より、落ち着いた対面授業を重視する家庭に向いています。
CPILS
一般英語、ジュニア、グループ授業を組み合わせやすい老舗大型校です。マンツーマンだけでなく、他の子どもと一緒に学びたい家庭に候補になります。
CG Academy
学習管理型の学校で、年齢が高いジュニアが、単語、作文、自習を含めて学びたい場合に向いています。
- 総合英語型・技能別型・活動型の違い
- 総合英語型
会話、語彙、文法、読み書きを、一つのレベル体系で学びます。
- 特徴
- 学ぶ順番が明確
- 初心者から始めやすい
- 総合的に英語力を伸ばしやすい
- レベルアップを把握しやすい
- 教材を継続しやすい
QQEnglishが比較しやすい学校です。技能別型Speaking、Listening、Reading、Writingなどを別々に学びます。
- 特徴
- 苦手技能を見つけやすい
- 科目ごとの目標が明確
- 学校英語や試験へつなげやすい
- 得意・不得意に合わせやすい
- 進捗を科目別に見やすい
SMEAG Encanto Campus、CIA、EV Academy La Mer Campusなどが比較しやすい学校です。活動型ゲーム、歌、ミッション、料理、アートなどを通じて英語を使います。
- 特徴
- 子どもが集中しやすい
- 英語を使う目的が分かりやすい
- 他の子どもと交流しやすい
- 短期留学と相性が良い
- 英語への抵抗を減らしやすい
Cebu Blue Ocean Academy、SMEAG Encanto Campus、EV Academy La Mer Campusなどが候補になります。
- 会話・フォニックス・読み書き・内容学習の違い
- 会話教材
質問へ答え、自分のことを英語で話します。英語への抵抗を減らし、基本表現を使うために役立ちます。フォニックス教材文字と音の関係を学びます。発音、音読、スペリング、リスニングの基礎になります。読み書き教材
単語、短文、パラグラフ、作文へ進みます。学校英語や将来の検定、海外進学につながります。内容学習型教材科学、環境、社会などの内容を英語で学びます。英語を覚えるだけでなく、英語を使って考える段階へ進みます。
子どもの英語力が上がるにつれて、会話だけでなく、読み書きと思考力を伸ばす教材が必要になります。
- 年齢別に見るKids教材
- 幼児・小学校低学年
絵、音、動作、短い会話を中心にします。教材を最後まで進めることより、英語と意味を結びつけることが重要です。QQEnglish、Cebu Blue Ocean Academy、SMEAG Encanto Campusなどが候補になります。
小学校中・高学年会話に加えて、フォニックス、読み書き、基本文法を組み合わせます。QQEnglish、SMEAG Encanto Campus、CIA、EV Academy La Mer Campusなどが候補になります。
中学生会話だけでなく、文章を読み、自分の考えを書き、発表する教材が必要です。QQEnglish、SMEAG Encanto Campus、CIA、EV Academy La Mer Campusなどが比較しやすい学校です。
関連記事:セブ島留学で独自教材が充実した学校は?教材開発力・体系性・継続性で比較
目的別に見るKids教材
初めて英語を学ぶ絵、動作、短い会話を使う総合英語教材が向いています。QQEnglish、Cebu Blue Ocean Academy、GLCなどが候補になります。発音と読みを伸ばしたいフォニックス、音読、文字と音の関係を学ぶ教材が必要です。
QQEnglishが比較しやすい学校です。4技能をバランスよく伸ばしたいSpeaking、Listening、Reading、Writingを分けて学べる学校が向いています。SMEAG Encanto Campus、CIA、EV Academy La Mer Campusなどが候補になります。
作文を伸ばしたい単語から短文、パラグラフ、作文へ進める教材が必要です。QQEnglish、CIA、EV Academy La Mer Campusなどが比較しやすい学校です。楽しさと体験を重視したい
ミッション、ゲーム、歌、アートなどを組み合わせる学校が向いています。Cebu Blue Ocean Academy、SMEAG Encanto Campus、EV Academy La Mer Campusなどが候補になります。
帰国後も続けたい同じ教材とレベル体系をオンラインでも継続できる学校が向いています。この点ではQQEnglishが有力です。
よくある質問
Q1.子どもに大人向け教材を使えますか?
年齢や英語力によっては使えます。しかし、文字が多く、説明が長い教材では、子どもが集中しにくい場合があります。
Q2.Kids教材は楽しいだけでよいですか?
楽しさは必要です。一方で、会話、発音、語彙、読み書きが段階的につながっていることも重要です。
Q3.フォニックスは必要ですか?
文字と音を結びつけ、初めて見る単語を読むための基礎になります。発音、音読、スペリングにも役立ちます。
Q4.幼児にも読み書きは必要ですか?
年齢に合わせて、文字、音、簡単な単語から始めることが重要です。長い文章を書く必要はありません。
Q5.会話だけ学べば英語を使えるようになりますか?
会話経験は重要です。しかし、語彙、発音、読み書きを組み合わせることで、長期的な英語力につながります。
Q6.技能別教材のメリットは何ですか?
Speaking、Listening、Reading、Writingのどこが苦手か分かりやすくなります。
Q7.活動型教材でも英語は身につきますか?
活動の中で学んだ表現を実際に使えば、英語への抵抗を減らし、定着させやすくなります。
Q8.マンツーマンとグループのどちらが向いていますか?
発音や読み書きの個別修正はマンツーマン、ゲームや協力活動はグループと相性があります。
Q9.短期留学でもKids教材を使う意味はありますか?
あります。現在のレベルと学ぶ範囲を明確にし、帰国後の継続へつなげやすくなります。
Q10.Kids教材で最も重要なことは何ですか?
子どもの年齢、英語力、集中力に合い、次の学習段階へ進めることです。
まとめ
セブ島留学でKids教材を比較するときは、かわいい絵やゲームがあるかだけで判断してはいけません。重要なのは、子どもの年齢と英語力に合い、次の段階へ進める教材かどうかです。
- 年齢・レベル別に学べるか
- 会話と語彙を身につけられるか
- 絵、音、動作を使えるか
- フォニックスを学べるか
- 単語から文章へ読めるようになるか
- 短文から作文へ進めるか
- 英語を使って考えられるか
- 4技能をバランスよく伸ばせるか
- 活動の中で英語を使えるか
- 留学前後も継続できるか
総合英語、フォニックス、読み書き、内容学習を段階的に選びたいなら、QQEnglishが有力です。Cambridge系のレベル体系と4技能を重視するなら、SMEAG Encanto Campusが候補になります。
テーマやミッションを使い、楽しみながら英語を使いたいなら、Cebu Blue Ocean Academyが向いています。4技能をマンツーマン中心で学びたいならCIA、5技能と活動を組み合わせたいならEV Academy La Mer Campusも比較しやすい学校です。
「独自教材」は、学校全体の教材開発力と体系性を見る記事です。「IELTS・試験対策教材」は、試験形式、模試、添削、採点基準を見る記事です。「マンツーマンレッスン教材」は、1対1で発話、反復、修正を行えるかを見る記事です。
「Kids教材」は、子どもの年齢、英語力、発達段階に教材が合っているかを見る記事です。良いKids教材は、子どもを一時的に楽しませるだけの教材ではありません。英語を聞く。まねして話す。文字と音を結びつける。
文章を読む。自分の考えを書く。英語を使って新しいことを学ぶ。この流れを、無理なくつなげられる教材です。子どもの現在地と将来の目標に合う教材を選ぶことが、親子留学を一度の体験ではなく、長期的な英語学習へつなげるポイントです。
※教材名、対象年齢、レベル、授業構成、親子・ジュニアプログラムの内容は変更される場合があります。