【イベントレポート】セブで日本の夏を味わう!「Cebu Bon Odori 2025」
2025年5月24日(土)・25日(日)、セブ日本人会主催による「盆踊り大会2025」が、2日間にわたって盛大に開催されました。
セブ在住の日本人はもちろん、ローカルの方々や観光客も多数来場。会場はまるで日本の夏祭りさながらの賑わいを見せ、伝統文化と異文化交流が交わる、活気あふれる2日間となりました。
開幕から華やかなプログラムが続々と
5月24日(土)午後2時、ゲートのオープンとともに、続々と来場者が入場。午後3時からは、日本とフィリピンの国歌斉唱に始まり、在セブ日本国総領事やマンダウエ市長の挨拶、そしてセブ日本人会会長によるウェルカムスピーチが行われました。続いて、「Seven Spirits & Anya」によるオープニングパフォーマンスが場内を盛り上げ、イベントの幕開けを彩りました。
今回のテーマは「祈り」。2日間にわたって行われた舞台演目では、空手・合気道・剣道の演武が披露され、力強い型や気迫に満ちた技の数々に観客は圧倒されていました。
個性あふれるコンテストとパフォーマンス
恒例のカラオケコンテストやコスプレコンテストでは、ユニークなパフォーマーたちが登場。自慢の歌声や衣装を披露し、観客の視線を集めていました。会場内には、さまざまなキャラクターに扮したコスプレイヤーたちも次々と集まり、写真撮影に応じるなど、まさに夏祭りの華となっていました。
グルメからアニメグッズまで、会場を彩る多彩な出店ブース
会場内には、焼きそばやたこ焼き、かき氷などの日本の定番屋台グルメに加え、フィリピンのローカルグルメを提供するブースも並び、訪れた人々の食欲をそそっていました。立ち上る香りに誘われて、行列ができるブースも多数!
アニメグッズなどを扱うブースも充実しており、来場者が足を止めて興味深そうに品定めをする姿が印象的でした。推しキャラのグッズを手にして満面の笑みを浮かべる若者たちも多く、世代を問わず楽しめる空間となっていました。
会場の一角には、スノーマシンによる積雪体験ができるコーナーも。子どもたちも冷たい雪を前に大はしゃぎでした。
音楽と踊りで盛り上がる夜
夕方には、Kamisuzuki Brothersと、175RのボーカルであるSHOGOさんによるJ-POPライブがスタート。世代を問わず親しまれる楽曲が次々と披露され、観客はリズムに身を任せて楽しんでいました。
そしてメインイベントである盆踊りが始まる頃、あいにくの雨に見舞われる場面もありましたが、浴衣姿の参加者たちは笑顔でやぐらを囲み、日本の伝統的な踊りを楽しみました。その後も、阿波踊りやよさこいの披露、Wako Daikoによる迫力のある和太鼓パフォーマンスが続き、躍動感あふれる音と動きに会場の熱気は最高潮に達しました。
イベントの締めくくりには、Dragon Fireworksによる打ち上げ花火がセブの夜空を鮮やかに彩り、多くの来場者がその美しい光景に歓声を上げながら、カメラを向けていました。