オランゴ島の行き方と見どころ徹底ガイド【セブ島から日帰りOK!自然とローカルを楽しむ旅】
セブ島の喧騒から離れ、ゆったりとしたローカル時間を味わえるオランゴ島。
マクタン島からボートでわずか15分というアクセスの良さながら、手つかずの自然や野鳥観察、素朴な村の風景が広がり、「本当のフィリピン」を体験できる穴場スポットとして注目されています。
この記事では、オランゴ島への自力での行き方から、現地の見どころや楽しみ方、おすすめの過ごし方までをわかりやすく解説します。
オランゴ島ってどんなところ?
「オランゴ島とは聞きなれない」と感じる人もいるかもしれません。
下記では、オランゴ島の基本情報、そしてどんな人におすすめなのか紹介します。
セブ島のすぐ近く!オランゴ島の基本情報
オランゴ島はセブ島のお隣、マクタン島より船で15〜20分の場所にある離島。
大自然が残り、高いビルは一切なく、田舎町の光景が続きます。
人口は4万人程となり、漁業、農業、観光業に従事する人が多いです。
そんなオランゴ島ですが、セブ島から少しの移動で田舎の自然を感じられ、週末などを利用して訪れる人も少なくありません。
こんな人におすすめの島!
オランゴ島は、上記で紹介した通り田舎の離島です。
大型リゾートホテルや、ファンシーなおしゃれレストランもなく、ただ田舎の島です。
しかしながら、そんな田舎町でゆっくりしたい方におすすめです。
特にやることもなく、なんとなくゆっくり時間を過ごしたい方に最適な島です。
オランゴ島への行き方・アクセス方法【自力で行ける】
オランゴ島にはどのようにアクセスすべきなのでしょうか?
下記にて、アクセス方法、そしてオランゴ島から帰る際の注意点をまとめて紹介します。
マクタン島の港から船で約15分
オランゴ島には、マクタン島港から往復シャトル船に乗船するのが一般的です。
この船はローカル向けの値段となり40ペソ、日本円で約100円です。
乗船時間は約15分と早く、すぐ着くことができ便利です。
帰りのボートと注意点
気をつけるべきは、この往復シャトル船は24時間運行ではなく、夜間は運行していません。
夕暮れの6時前後から最終便の出発となるので、日が暮れる前にボートに乗船しましょう。
もしボートを乗り過ごすと、翌日の始発を待つか、個人で小型のボートをチャーターする必要があります。
オランゴ島の見どころ・楽しみ方
オランゴ島では、どのような場所が見どころなのでしょうか。
下記では、バードサンクチュアリ、サイクリング、マングローブの3つを紹介します。
バードサンクチュアリで野鳥観察
もっともオランゴ観光で有名な場所は、バードサンクチュアリで、野鳥観察です。
常に鳥が見られるわけではなく、渡り鳥がオランゴ島に滞在するのは、毎年10〜3月頃となり、この時期に行くことをお勧めします。
時期以外訪れると、バードサンクチュアリは人がおらず、とても静かな場所です。
サイクリングでのんびり島巡り
オランゴ島はシンプルな作りで基本的にやることは少ないです。
その中でも、レンタルサイクリングで島を巡るのも良いかもしれません。
田舎町なので、通る車も少なく、気持ちよくサイクリングが堪能できます。
モーターバイクのレンタルもありますが、おすすめは自転車です。
マングローブで癒される
オランゴ島にはマングローブが生えているエリアがあります。
ここでは、ガイド付きでカヤッキングを楽しめます。大自然を感じながらのカヤッキングは気分が良いです!
潮の満ち引きにより、カヤッキングができる時間帯が限られているので、事前に確認すると安心です。
オランゴ島観光の前に知っておきたいこと
これからオランゴ島観光を検討している方に向けて、日帰り・宿泊のどちらにすべきか比較してお伝えします。
また気になる、持ち物・服装、そしてオランゴ島に行く際の予算なども下記で紹介します!
日帰り?宿泊?滞在スタイルの選び方
オランゴ島に行く際、日帰りもしくは、宿泊のどちらにすべきか悩みます。
夜間のオランゴ島は星が綺麗に見え、ロマンチックです。
観光客向きのバーやクラブがあるわけではないので、基本的にナイトライフはお酒を飲むくらいしかやることはありません。
しかし、その田舎街らしさが魅力となり、宿泊する1つの理由となります。
日帰りでもオランゴ島は十分に楽しめるので、楽しみ方によって日帰り、また宿泊のどちらかを決めてみてください。
持ち物・服装・お金の準備
オランゴ島に行く際の持ち物は、泳ぐのであれば水着とタオルが必要です。
しかし、そうでなければ手ぶらでも十分に楽しめます。
オランゴ島にはATMが限られているので、基本的にはフィリピンペソを現金で持っていきましょう!
予算としては、日帰りであれば、2,000ペソほどあれば十分に1日楽しめます。
オランゴ島まとめ
セブ島からわずか15分で訪れることができるオランゴ島は、観光開発が進むセブとはまったく違う、のんびりとした時間が流れる離島です。
大自然に囲まれたこの島では、バードサンクチュアリでの野鳥観察や、静かな村でのサイクリング、マングローブエリアでの癒し体験など、派手さはなくとも心が豊かになる旅が楽しめます。
日帰りでも十分満喫できますが、もし時間が許すなら一泊して、星空の下で静かな夜を過ごすのもおすすめ。
観光名所をめぐるだけの旅に少し疲れたら、オランゴ島で「なにもしない贅沢」を味わってみてはいかがでしょうか。
自然と人との距離が近い場所で、自分らしい時間を見つけてください。